〜 第2節(Round2) 〜

グループA オリンピアコス リヴァプール モナコ デポルティボ 得点 失点 勝点
オリンピアコス   〇 1-0
 
 
 
 
△ 0-0
1 1 0 1 0 4
リヴァプール  
● 0-1
  〇 2-0
 
 
 
1 0 1 2 1 3
モナコ  
 
 
● 0-2
  〇 2-0
 
1 0 1 2 2 3
デポルティボ・
ラ・コルーニャ
△ 0-0
 
 
 
 
● 0-2
  0 1 1 0 2 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


オリンピアコス 1−0 リヴァプール
ストルティディス 17'

 ホームのオリンピアコスペースのゲーム。5分、オッカスがPエリア右サイドでひとつ切り返してからシュートを放つ。だが、リヴァプールGK・デュデクが辛うじて触ったボールは右のポストに弾かれ、ゴールならず。
 17分、右サイド後方からのFKをストルティディスがヘディングで競い勝ち、オリンピアコスに1点が入った。
 25分、中盤のボール回しから最後はリヴァウドが強烈なミドルを放つが、わずかに右に外れる。36分、GKディで区のクリアミスをゲオルガトスがダイレクトでクロスを上げる。ここにジオバンニが飛び込んできたが、リヴァプールDFのハンドすれすれのクリアの前にチャンスを逃した。
 リヴァプールは64分、キューウェルにスルーパスが通ったかに見えたが、オフサイド。75分にはオリンピアコスに右サイドからのCKのチャンス。このボールをオッカスがヘディングシュート、だが惜しくもクロスバーに阻まれた。
 87分、オリンピアコスは右サイドでゲオルギアディスがオフサイドをかいくぐりひとり抜け出したが、シュートは枠を外してしまった。試合はこのままオリンピアコスが1点を守り、リヴァプールを下した。


モナコ 2−0 デポルティボ
カロン 5'
サヴィオラ 10'




グループB Dキエフ レバークーゼン Rマドリッド ローマ 得点 失点 勝点
ディナモ・
  キエフ
  〇 4-2
 
 
 
 
〇 3-0
2 0 0 7 2 6
バイヤー・ 
レバークーゼン
 
● 2-4
  〇 3-0
 
 
 
1 0 1 5 4 3
レアル・
 マドリッド
 
 
 
● 0-3
  〇 4-2
 
1 0 1 4 5 3
ローマ ● 0-3
 
 
 
 
● 2-4
  0 0 2 2 7 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


Dキエフ 4−2 レバークーゼン
リンコン 30' 69'
チェルナト 74' 90'+3'
ボロニン 59'
ノボトニー 68'

 


レアル・マドリッド 4−2 ローマ
ラウール 39' 72'
フィーゴ 53'(PK)
ロベルト・カルロス 79'
デロッシ 3'
カッサーノ 21'

 



グループC バイエルン ユベントス Mテルアビブ アヤックス 得点 失点 勝点
バイエルン・
ミュンヘン
   
 
 
〇 1-0
〇 4-0
 
2 0 0 5 0 6
ユベントス  
 
  〇 1-0
 
 
〇 1-0
2 0 0 2 0 6
マッカビ・ 
テルアビブ
● 0-1
 
 
● 0-1
   
 
0 0 2 0 2 0
アヤックス  
● 0-4
● 0-1
 
 
 
  0 0 2 0 5 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


バイエルン 4−0 アヤックス
マカーイ 28' 44' 51'(PK)
ゼ・ロベルト 55'

 最初のチャンスはバイエルン。9分、ゴール前でバウンドするボールをアヤックスDF、グリゲラが頭でバックパス。これにピサロが追いすがったことでボールはGKを抜けて転々とゴール方向へ。しかし、わずかなところでゴール左に外れていった。
 14分にはアヤックスにチャンス。右を突破したソンクがゴール前に早いクロスを放り込む。ゴール前に走りこんできたファン・デル・ファールトが押し込みに行ったが、タイミングが合わずボールは流れてしまった。その3分後、バイエルンはサリハミジッチがワンツーから抜け出したが、GKロボントがすばやく詰めたためシュートを外してしまった。
 28分、バイエルンに得点が入る。後方からハーグリーブスがトップのマカーイに絶妙なパスを通す。マカーイはすばらしいボールコントロールから浮き球をボレーシュート。強烈なボールはGKロボントが伸ばした手を弾き、アヤックスゴールに突き刺さった。
 ビューティフルゴールから6分後、バイエルンは左やや後方で得たセットプレーからのボールにピサロが鋭いヘディングシュートを放ったが、ロボントが横っ飛びでこれをはじき出した。だが前半終了間際 今度は右サイドで得たFKをニアサイドのマカーイがバックヘッド、ボールは見事ゴール左に放り込まれ、 点差を2として前半を終了した。

 後半開始早々の47分、バイエルンのクフォーが中盤からGKカーンへ長いバックパスを戻したところを狙われたが、カーンが思いっきりの良い飛び出しでクリアしピンチを防ぐ。51分、左からのクロスをPエリアで受けたピサロが切り替えしから持ち込もうとしたところ、GKロボントが押し倒してしまいPK。これをマカーイがきっちり左隅に流し込んで、ハットトリックを決めた。
 55分にバイエルンは鮮やかな攻撃が決まる。まず、自陣深いところでクフォーがボールをインターセプト、そのままピサロとのパス交換からやや右よりの前線までボールを運ぶ。逆サイドを守っていたオボダイが後方から追いすがるが、それをかわすように左に開いていたマカーイへパス。そして、完全に左右へ振られたアヤックスDF陣のぽっかり開いた中央を上がってきたゼ・ロベルトに、マカーイはダイレクトで折り返す。GKと1対1になったゼ・ロベルトは、GKの逆を突くシュートできっちりゴールを決めた。
 アヤックスは67分、右サイドのスルーにアレックスが突破。切り替えしからニアサイドにシュートを蹴りこんだが、GKカーンのすばやい反応でシュートをクリアされてしまった。83分にはスナイデルがボール半分右外に外れる惜しいミドルシュートを放ち、85分には右からの浮き球のスルーにソンクが足を伸ばして反応するが、シュートは大きく外れてしまった。アヤックスはチャンスをものにすることができず、バイエルンに完敗した。  


ユベントス 1−0 Mテルアビブ
カモラネージ 37'





グループD マンチェスター リヨン フェネルバフチェ Sプラハ 得点 失点 勝点
マンチェスター・
 ユナイテッド
   
△ 2-2
〇 6-2
 
 
 
1 1 0 8 4 4
リヨン △ 2-2
 
   
 
 
〇 2-1
1 1 0 4 3 4
フェネルバフチェ  
● 2-6
 
 
  〇 1-0
 
1 0 1 3 6 3
スパルタ・
 プラハ
 
 
● 1-2
 
 
● 0-1
  0 0 2 1 3 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


マンチェスターUTD 6−2 フェネルバフチェ
ギグス 7'
ルーニー 17' 28' 54'
ファン・ニステルローイ 78'
ベリオン 81'
マルシオ・ノブレ 46'
サンリ 59'

 このゲームがヨーロッパカップ戦デビューとなるルーニーの大活躍で、マンチェの完勝となった。
 まずマンチェの得点ラッシュの口火を切ったのはギグス。7分、ギグスのドリブルから左サイドのクレベルソンにパス。ボールを受けたクレベルソンはフェネルバフチェDFのスライディングをあっさりかわして左サイド深く持ち込むと、ゴール前でDFの背後を取ったギグスへきっちりクロスを上げる。ギグスのヘディングシュートはゴール右隅に飛び込み、マンチェが先制した。
 その10分後、ファン・ニステルローイの丁寧なスルーを受けたルーニーがダイレクトにシュートを蹴りこんで、1ゴール目。さらに28分、ゴール正面でギグスからパスを受けたルーニーはひとつシュートフェイントをはさんでからミドルシュート。見事ゴール左に決まって2ゴール目とする。マンチェの3点リードで前半は終了。

 前半シュート0と消極的だったフェネルバフチェは後半攻めの姿勢を見せ、いきなり得点を決める。46分、左からのCKがゴール前でルーズになったところ、ノブレのシュートがゴールネットを揺らしフェネルバフチェが1点を返す。
 しかし54分、マンチェはゴール正面20Mという絶好の位置でFKを得ると、ルーニーがあっさりと壁の隙間からゴール左にシュートを放り込み、ハットトリックを達成した。
 だが粘るフェネルバフチェはその5分後、再びCKからルーズボールを立て続けにシュートした結果、サンリのシュートがマンチェゴールを揺らしてまたもや点差を縮める。  フェネルバフチェはさらに76分、マンチェゴールを攻め立て、最後はアレックスが強烈なシュートを放ったがGKキャロルがブロック、弾かれたボールをマンチェDFが何とかクリアしピンチを逃れた。
 ルーニーと2トップを組みながらここまで不発だったファン・ニステルローイだが78分、後半にギグスと代わって右サイドに入ったフレッチャーから長いボールが入る。ファン・ニステルローイは胸でトラップ、さらに詰め寄ったDF2人を落ち着いてさばくと、ゴール左にシュートを蹴りこみ再び得点差を広げた。
 さらにその3分後、マンチェ最終ラインからのロングボールがルーニーの頭を経て前線に張っていたぺリオンに通る。ぺリオンは右寄りの角度からシュート、飛び出してきたGKの股を抜いてきっちりゴールを決め、ついに4点差。
 この点差を受け、マンチェはファン・ニステルローイとハインツェを下げ、温存策に。何とか点差を詰めたいフェネルバフチェは86分、右からのセンタリングにゴール前に入り込んでいたウミトが右のインサイドで丁寧にボレーを放ったが、惜しくもポストに弾かれてしまった。試合はこのままマンチェスターUTDが勝利を収めた。


Sプラハ 1−2 リヨン
ユン 7' エシアン 25'
ヴィルトール 58'




グループE アーセナル PSV パナシナイコス ローゼンボリ 得点 失点 勝点
アーセナル   〇 1-0
 
 
 
 
△ 1-1
1 1 0 2 1 4
PSV・      
アイントホーフェン
 
● 0-1
  〇 1-0
 
 
 
1 0 1 1 1 3
パナシナイコス  
 
 
● 0-1
  〇 2-1
 
1 0 1 2 2 3
ローゼンボリ △ 1-1
 
 
 
 
● 1-2
  0 1 1 2 3 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


PSV 1−0 パナシナイコス
フェネゴール 80'



ローゼンボリ 1−1 アーセナル
ストランド 52' リュングベリ 6'




グループF バルセロナ ACミラン セルティック シャフタール 得点 失点 勝点
バルセロナ    
 
 
〇 3-1
〇 3-0
 
2 0 0 6 1 6
ACミラン  
 
  〇 3-1
 
 
〇 1-0
2 0 0 4 1 6
セルティック ● 1-3
 
 
● 1-3
   
 
0 0 2 2 6 0
シャフタール・
 ドネツク
 
● 0-3
● 0-1
 
 
 
  0 0 2 0 4 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


バルセロナ 3−0 シャフタール
デコ 15'
ロナウジーニョ 64'(PK)
エトー 89'

 最初の得点は前半15分、ロナウジーニョからのパスを受けたデコがゴール正面やや右から対角の左隅にシュートを流し込み、バルサが先制する。
 後半に入って52分にシャフタールのチャンス。マニチェがドリブルで右サイドを上がり、クロス。ゴール前にはマツザレムが上がってきたが、ボールにうまく合わずチャンスを逃した。その2分後にはバルサが逆襲。トップにいたジュリにボールが転がり出ると、強引にボールを持ち込みシュート。GKラシュツブカが体を張って止めるところを、ジュリは2度3度と蹴りこんでいったが、シャフタールは何とか守りきった。
 しかし63分、ロナウジーニョがハーフライン付近からドリブルで抜け出しGKと1対1に。ロナウジーニョはループを狙ったが、GKラシュツブカが手でブロック。ルーズボールを追って両者がもつれ、GKがボールをクリアしたかに見えたが、実際にはロナウジーニョに手をかけておりPKに。このチャンスをロナウジーニョ自身がきっちりと決めて、バルサが点差を広げた。
 バルサの一方的な展開は続く。77分、ラーションがエトーとのワンツーから抜け出したが、ここもGKが良く守り、ピンチをしのぐ。82分にシャフタールのチャンス。ショートCKからマツザレムが左足でシュートを放ったが、バルサGKバルデスが何とか弾き出したことでゴールにならなかった。
 試合も終了間際の89分、バルサはゴール正面で見事なパスワークを見せる。まずボールを持ったエトーが右のラーションにはたくと、ラーションはダイレクトで左のイニエスタにボールを通す。イニエスタはフェイントでDFバルカウアンを翻弄した後、右でフリーとなっていたエトーへラストパス。エトーは難なくシュートを決めて、3点差。ロスタイムの93分にはまたもやバルサが3人でチャンスを作ったが、イニエスタのパスを受けてラーションが放ったシュートは、惜しくもゴール左に外れてしまった。ゲームはバルサの勝利で終了した。


ACミラン 3−1 セルティック
シェフチェンコ 8'
インザーギ 89'
ピルロ 90'+1'
バルガ 74'






グループG インテル ブレーメン ヴァレンシア アンデルレヒト 得点 失点 勝点
インテル   〇 2-0
 
 
 
 
〇 3-1
2 0 0 5 1 6
ブレーメン  
● 0-2
  〇 2-1
 
 
 
1 0 1 2 3 3
ヴァレンシア  
 
 
● 1-2
  〇 2-0
 
1 0 1 3 2 3
アンデルレヒト ● 1-3
 
 
 
 
● 0-2
  0 0 2 1 5 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ブレーメン 2−1 ヴァレンシア
クローゼ 60'
チャリステアス 84'
ビセンテ 2'



アンデルレヒト 1−3 インテル
バセッジョ 90'+4' マルティンス 9'
アドリアーノ 51'
スタンコヴィッチ 55'




グループH チェルシー CSKA ポルト PSG 得点 失点 勝点
チェルシー    
 
〇 3-1
 
 
〇 3-0
2 0 0 6 1 6
CSKA
モスクワ
 
 
   
△ 0-0
〇 2-0
 
1 1 0 2 0 4
ポルト  
● 1-3
△ 0-0
 
   
 
0 1 1 1 3 1
パリ・       
サンジェルマン
● 0-3
 
 
● 0-2
 
 
  0 0 2 0 5 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


CSKA 2−0 PSG
セマク 64'
ラブ 77'(PK)



チェルシー 3−1 ポルト
スメルティン 7'
ドログバ 50'
テリー 70'
マッカーシー 68'


 開始7分にチェルシーが先制。左サイドに流れたボールをダフがちょんと浮かしたスルーパス。これを受けたグジョンセンがつま先で引っ掛けるようにしてマイナス気味のクロスを折り返す。このボールをスメルティンがゴール前で直接蹴りこんだ。前半はその後チェルシーが何度かゴール前まで攻め込むが、ポルトは何とかしのいだ。一方、ポルトにめぼしいチャンスは無いままハーフタイムに。

 50分、チェルシーは右サイド少し後方からFKのチャンス。ここでランパードがボールをセットし終えた瞬間、意表をついてダフがゴールに向かうカーブをかけたクロスを蹴りこむ。このボールにドログバが体を反転させながらも、見事バックヘッドでゴールネットを揺らした。
 2点のビハインドとなったポルト。64分にはPエリア内右サイドでボールを得たマッカーシーが粘ってシュートまで持ち込んだが、GKのファインセーブに阻まれてしまった。しかしその4分後、アルベルトのミドルシュートをDFテリーが頭で軽く触ってしまったため、チェルシーのGKチェフはボールを正面に弾いてしまう。そこにすかさず走りこんだマッカーシーがゴールゲット、1点差とした。
 だが2分後の70分、チェルシーは再び右サイドからのセットプレーに、低いクロスをテリーがダイビングヘッドでニアサイドにボールを押し込み、ポルトを突き放す。さらに73分には左サイドのFKにドログバがヘッドでゴールを奪ったかに見えたが、その前にファールがあり得点ならず。得点は決まらなかったものの、チェルシーのその後の守りも非常に安定しており、結果的にはポルトの完敗で試合は終了した。