グループA | リヨン | バイエルン | セルティック | アンデルレヒト | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
リヨン | △ 1-1 ○ 2-1 |
○ 3-2 ● 0-2 |
○ 1-0 ● 0-1 |
3 | 1 | 2 | 7 | 7 | 10 | |
バイエルン・ ミュンヘン |
● 1-2 △ 1-1 |
○ 2-1 △ 0-0 |
○ 1-0 △ 1-1 |
2 | 3 | 1 | 6 | 5 | 9 | |
セルティック | ○ 2-0 ● 2-3 |
△ 0-0 ● 1-2 |
○ 3-1 ● 0-1 |
2 | 1 | 3 | 8 | 7 | 7 | |
アンデルレヒト | ○ 1-0 ● 0-1 |
△ 1-1 ● 0-1 |
○ 1-0 ● 1-3 |
2 | 1 | 3 | 4 | 6 | 7 |
バイエルン | 1−0 | アンデルレヒト |
マカーイ 42'(P) |
決勝トーナメントに進出するためには、バイエルンは勝ちが必要。アンデルレヒトは引き分け以上という条件。バイエルンはCKから何度かチャンスを作るが、得点には至らず。34分にはやはりセットプレーからチャンス。左のハーグリーヴスから絶妙なボールがゴール前に放り込まれたが、バイエルンの選手は誰も触ることができず流れてしまう。 40分、バイエルンは右のサリハミジッチがゴール前にクロスを放り込んだところで、Pエリア内のピサロが押し倒される。これを主審が見逃さずPK、マカーイがきっちりと決めてバイエルンが待望のリードを奪った。アンデルレヒトはシュート1本で前半を終える。 後半、1点を追いかけるアンデルレヒトがディンダンのスピードをいかしたカウンター攻撃でバイエルンゴールを狙うが、なかなかシュートまで持ち込めない。78分のバイエルン、右サイドに開いたマカーイのセンタリングにサニョールがニアに走りこんでゴールを狙ったが、GKにブロックされた。それにしても、この日の副審はオフサイドの誤審が多く、バイエルンはホームなのに何度も攻撃を止められてしまう。 ロスタイム、アンデルレヒトのイアチュチョウクが思い切ったミドルシュートを放つ。ゴール左下に飛んだ強烈なボールは、しかしカーンがスーパーセーブでゴールを守る。そしてホイッスル。前半の1点を守りきったバイエルンが、決勝トーナメント進出を決めた。 |
リヨン | 3−2 | セルティック |
エウベル 6' ジュニーニョ 52' 86' |
ハートソン 24' サットン 75' |
グループB | アーセナル | Lモスクワ | インテル | Dキエフ | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
アーセナル | ○ 2-0 △ 0-0 |
● 0-3 ○ 5-1 |
○ 1-0 ● 1-2 |
3 | 1 | 2 | 9 | 6 | 10 | |
ロコモティフ・ モスクワ |
△ 0-0 ● 0-2 |
○ 3-0 △ 1-1 |
○ 3-2 ● 0-2 |
2 | 2 | 2 | 7 | 7 | 8 | |
インテル | ● 1-5 ○ 3-0 |
△ 1-1 ● 0-3 |
○ 2-1 △ 1-1 |
2 | 2 | 2 | 8 | 11 | 8 | |
ディナモ・ キエフ |
○ 2-1 ● 0-1 |
○ 2-0 ● 2-3 |
△ 1-1 ● 1-2 |
2 | 1 | 3 | 8 | 8 | 7 |
アーセナル | 2−0 | Lモスクワ |
ピレス 12' リュングベリ 66' |
4チームとも決勝トーナメントのチャンスがあるグループB。その中にあってこのゲームに関しては、引き分けで2位以上が確定のLモスクワと、引き分けでは危ういアーセナルの一戦ということになった。そのアーセナルが12分に先制。右サイドでアンリがボールをキープ、Lモスクワのディフェンスの足が止まった瞬間、中央のピレスへパスを出す。ピレスはワンタッチでディフェンスラインをすり抜けると、そのままシュートをゴールネットに突き刺した。 その後もアーセナルペースでゲームが続く。28分、中盤でボールを奪ったリュングベリがそのまま前線へロングボールを放り込む。落下点に走りこんだベルカンプは、後ろに回りこんでいたアンリへバックヘッド。ボールを受けたアンリは切り返しひとつでシュート。しかし惜しくもゴール右に外れた。 ロコモティフは43分、レクセトが2枚目のイエローで退場してしまった。そのため、後半も一方的なアーセナルペース。66分、アーセナルはヴィエラがボールカットからベルカンプにパス、ベルカンプはトラップの後ワンタッチでポストに入ったアンリへボールを通す。アンリはさらにディフェンスを背負った状態で走りこんできたリュングベリに見事なボールを落とすと、飛び出してきたGKをかわすようにボールをゴールへ流し込み、2点目。 84分、アンリが高い位置にいたディフェンスラインを抜け出しGKと1対1になったが、後ろから追ってきたディフェンスにボールを奪われチャンスを逃す。残りの時間はボール回しに終始したアーセナル、2点差をつけて無事決勝トーナメント進出を決めた。Lモスクワも、もう1試合が引き分けで終了したためグループ2位を確定、決勝トーナメントに臨むこととなった。 |
Dキエフ | 1−1 | インテル |
ジオゴ 85' | アダーニ 68' |
グループC | モナコ | デポルティボ | PSV | AEKアテネ | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
モナコ | ○ 8-3 ● 0-1 |
△ 1-1 ○ 2-1 |
○ 4-0 △ 0-0 |
3 | 2 | 1 | 15 | 6 | 11 | |
デポルティボ・ ラ・コルーニャ |
○ 1-0 ● 3-8 |
○ 2-0 ● 2-3 |
○ 3-0 △ 1-1 |
3 | 1 | 2 | 12 | 12 | 10 | |
PSV アイントホーフェン |
● 1-2 △ 1-1 |
○ 3-2 ● 0-2 |
○ 2-0 ○ 1-0 |
3 | 1 | 2 | 8 | 7 | 10 | |
AEKアテネ | △ 0-0 ● 0-4 |
△ 1-1 ● 0-3 |
● 0-1 ● 0-2 |
0 | 2 | 4 | 1 | 11 | 2 |
AEK | 0−0 | モナコ |
PSV | 3−2 | デポルティボ |
デ・ヨング 14' 90'+4' ロッベン 48' |
ルケ 59' パンディアーニ 83' |
グループD | ユーべ | Rソシエダ | ガラタサライ | オリンピアコス | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
ユベントス | ○ 4-2 △ 0-0 |
○ 2-1 ● 0-2 |
○ 7-0 ○ 2-1 |
4 | 1 | 1 | 15 | 6 | 13 | |
レアル・ ソシエダ |
△ 0-0 ● 2-4 |
△ 1-1 ○ 2-1 |
○ 1-0 △ 2-2 |
2 | 3 | 1 | 8 | 8 | 9 | |
ガラタサライ | ○ 2-0 ● 1-2 |
● 1-2 △ 1-1 |
○ 1-0 ● 0-3 |
2 | 1 | 3 | 6 | 8 | 7 | |
オリンピアコス | ● 1-2 ● 0-7 |
△ 2-2 ● 0-1 |
○ 3-0 ● 0-1 |
1 | 1 | 4 | 6 | 13 | 4 |
ユーべ | 7−0 | オリンピアコス |
トレセゲ 14' 25' ミッコリ 19' マレスカ 28' ディ・バイオ 62' デル・ピエロ 67' サラジェッタ 79' |
ユーベは国内リーグ2連敗中、UCLでも前節ガラタサライに敗れるなど、ここの所調子が悪い。しかし勝利で1位勝ち抜けを決めたいところ。 しかし立ち上がりはオリンピアコスペース。10分、ジョルジェヴィッチがカスティージョとのワンツーで抜け出してシュート。しかし利き足と逆の右足のシュートは、GKキメンティに止められてしまった。 14分、ユベントスは左サイドでマレスカがモンテーロとワンツー、モンテーロの見事なスルーをマレスカはダイレクトでゴール前に折り返すと、ゴール正面に入り込んできたトレセゲがあっけなくゴール。ユベントスのヨーロッパカップ戦通算600ゴール目で、ユーベが先制。 さらに5分後、Pエリア内でミッコリがDFを少しかわしてすかさずシュート、これがゴール右に決まって2点目。25分にはマレスカのスルーにミッコリが反応、オリンピアコスDFラインの裏を取ると、さらに中央のトレセゲへパス。トレセゲはダイレクトでシュートを叩き込み、自身この日2点目を奪う。これがUCLの3000ゴール目となった。 オリンピアコスのDFライン裏を狙うユーベの猛攻は続く。3分後にも中盤のトゥドールからのロングボールにミッコリが抜け出すと、そのまま持ち込みシュート。これはGKエレフテロプーロスにブロックされたが、こぼれたボールに走りこんできたマレスカがダイレクトボレー。これがオリンピアコスのコストゥラスに当たってコースを変え、ゴールネットを揺らした。開始30分でユーベは4点差をつけてしまった。 39分、ユーベは右サイドでマレスカがスルーパス。オーバーラップしたビリンデッリが反応し、そのままセンタリング。きれいに弧を描いたボールはファーサイドに上がってきたサラジェッタの頭にぴたりと合ったが、シュートは惜しくもゴール左。 後半開始2分、ミッコリが左サイドを深くえぐると、フェイントからゴール前に早いボールを蹴りこむ。そこにユーベは2人が飛び込み、裏のトレセゲが頭で合わせる。しかしこのシュートはGK正面、惜しくもゴールならず。54分には、右サイドのサラジェッタがクロス、ゴール正面のトレセゲが足を伸ばしたがわずかに届かず。 57分にオリンピアコスのチャンス。右のCKからボールをつなぎ、最後はゴール手前でジオヴァンニがヒールでつなぐ。だが、ゴールライン上にいたモンテーロがクリアーした。 直後のプレー。ユーベのコンテが前線に蹴りこんだボールをオリンピアコス守備陣が処理を躊躇、裏を取ったミッコリが抜け出す。ミッコリはGKをもかわして左サイドからシュート。ボールは右ポストを直撃、跳ね返ったボールはゴールライン上を転がってさらに左ポストに当たり、ラインを割ることなくピッチのほうへ転がり出てしまった。ここにトレセゲが詰めていたが、シュートをゴール右に外してしまう。トレセゲはこの後GKと激突してディ・バイオと交代となってしまった。 しかしオリンピアコスはサンドバッグ状態。投入されたディ・バイオは62分、左のミッコリからの折り返しをゴールに叩き込み、チーム5点目。66分、すばらしい働きをしたミッコリに代えてデル・ピエロが入る。そのわずか1分後、デル・ピエロは左サイドを抜け出したディ・バイオからのパスをワントラップからシュート、見事ゴールを決めた。 そして、記録尽くめのこの試合の締めくくりは79分。ユーベの左CKのチャンスに、サラジェッタが高い打点のヘディングシュートをオリンピアコスゴールに叩き込み、UCL記録の7得点差をつけた。 89分、オリンピアコスはニニアディスが鋭いシュートを放つ。カスティージョがGKのこぼれ球に詰めてボールをゴールに流し込んだが、オフサイドの判定。結局試合は大差でユーベが勝利、1位の座を守った。 |
レアル・ソシエダ | 1−1 | ガラタサライ |
デ・パウラ 51' | ハカン・シュクール 26' |
グループE | マンチェ | シュツットガルト | パナシナイコス | レンジャーズ | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
マンチェスター・ UTD |
○ 2-0 ● 1-2 |
○ 5-0 ○ 1-0 |
○ 3-0 ○ 1-0 |
5 | 0 | 1 | 13 | 2 | 15 | |
シュツットガルト | ○ 2-1 ● 0-2 |
○ 2-0 ○ 3-1 |
○ 1-0 ● 1-2 |
4 | 0 | 2 | 9 | 6 | 12 | |
パナシナイコス | ● 0-1 ● 0-5 |
● 1-3 ● 0-2 |
△ 1-1 ○ 3-1 |
1 | 1 | 4 | 5 | 13 | 4 | |
レンジャーズ | ● 0-1 ● 0-3 |
○ 2-1 ● 0-1 |
● 1-3 △ 1-1 |
1 | 1 | 4 | 3 | 10 | 4 |
マンチェスター・UTD | 2−0 | シュツットガルト |
ファン・ニステルローイ 45'+2' ギグス 58' |
レンジャーズ | 1−3 | パナシナイコス |
モルス |
ジュタウタス 32' バシナス 62' コンスタンティノウ 80' |
グループF | Rマドリッド | ポルト | マルセイユ | パルチザン | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
レアル・ マドリッド |
△ 1-1 ○ 3-1 |
○ 4-2 ○ 2-1 |
○ 1-0 △ 0-0 |
4 | 2 | 0 | 11 | 5 | 14 | |
ポルト | ● 1-3 △ 1-1 |
○ 1-0 ○ 3-2 |
○ 2-1 △ 1-1 |
3 | 2 | 1 | 9 | 8 | 11 | |
マルセイユ | ● 1-2 ● 2-4 |
● 2-3 ● 0-1 |
○ 3-0 △ 1-1 |
1 | 1 | 4 | 9 | 11 | 4 | |
パルチザン | △ 0-0 ● 0-1 |
△ 1-1 ● 1-2 |
△ 1-1 ● 0-3 |
0 | 3 | 3 | 3 | 8 | 3 |
パルチザン | 1−1 | マルセイユ |
デリバシッチ 80' | ホッサム 61' |
Rマドリッド | 1−1 | ポルト |
ソラーリ 9' | デルレイ 35'(P) |
グループG | チェルシー | Sプラハ | ベジクタシュ | ラツィオ | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
チェルシー | △ 0-0 ○ 1-0 |
● 0-2 ○ 2-0 |
○ 2-1 ○ 4-0 |
4 | 1 | 1 | 9 | 3 | 13 | |
スパルタ・ プラハ |
● 0-1 △ 0-0 |
○ 2-1 ● 0-1 |
○ 1-0 △ 2-2 |
2 | 2 | 2 | 5 | 5 | 8 | |
ベジクタシュ | ● 0-2 ○ 2-0 |
○ 1-0 ● 1-2 |
● 0-2 △ 1-1 |
2 | 1 | 3 | 5 | 7 | 7 | |
ラツィオ | ● 0-4 ● 1-2 |
△ 2-2 ● 0-1 |
△ 1-1 ○ 2-0 |
1 | 2 | 3 | 6 | 10 | 5 |
Sプラハ | 1−0 | ラツィオ |
キンクル 90'+3' |
うっすらと霜が張る寒さの中でのゲーム。ラツィオとSプラハはともに勝ち点5の下位。ここで勝ち点3を得て、何とか決勝トーナメント進出にこぎつけたいところ。 23分のラツィオ、ゴッタルディがSプラハのオフサイドラインを抜けて独走しかけたが、シュートを打つ前にディフェンスに追いつかれクリアされてしまった。Sプラハは29分にカウンター。 中央を走るゼレンカから右のポボルスキーにパスが通り、そのままシュート。だが、GKペルツィに足でクリアされた。 後半すぐの48分、Sプラハはポボルスキーが中盤から前線に走るゼレンカに絶妙なパス。ゼレンカは最初のタッチできれいに切り返してディフェンダーをかわすと、そのままシュート。しかしボールはゴール右。 ラツィオは69分に決定的なチャンス。CKからの流れの中で、アルベルティーニがルーズボールを思い切ってミドルシュート、強烈なシュートだったが、右のポストに弾き返されてしまった。Sプラハにも77分にチャンス。ラドスラフ・コヴァチが放ったミドルシュートがグルスチェヴィッチの背中に当たってループ気味のボールに。ユーベGK・ペルッツィはなすすべなく見送ったが、きわどいところでクロスバーに阻まれてしまった。 ロスタイム、Sプラハはゴールキックからのボールを早く前線につないで4対2のチャンス。だが、審判はスタンコヴィッチのファールを流さず、プレーが止められてしまう。だが、25Mほどの距離からのFKをポボルスキーがゴール前に放り込むと、飛び出してきたペルッツィより前でキンクルがヘディング、ボールはクロスバーの下をたたき、劇的な勝ち越しゴール。そして、ホイッスル。 値千金の得点で、もう一方のゲームでベジクタシュが敗れたため、Sプラハがベスト16を決めた。 |
ベジクタシュ | 0−2 | チェルシー |
ハッセルバインク 77' ブリッジ 85' |
グループH | ACミラン | セルタ | ブルージュ | アヤックス | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
ACミラン | ● 1-2 △ 0-0 |
● 0-1 ○ 1-0 |
○ 1-0 ○ 1-0 |
3 | 1 | 2 | 4 | 3 | 10 | |
セルタ | △ 0-0 ○ 2-1 |
△ 1-1 △ 1-1 |
○ 3-2 ● 0-1 |
2 | 3 | 1 | 7 | 6 | 9 | |
クラブ・ ブルージュ |
● 0-1 ○ 1-0 |
△ 1-1 △ 1-1 |
○ 2-1 ● 0-2 |
2 | 2 | 2 | 5 | 6 | 8 | |
アヤックス | ● 0-1 ● 0-1 |
○ 1-0 ● 2-3 |
○ 2-0 ● 1-2 |
2 | 0 | 4 | 6 | 7 | 6 |
ブルージュ | 2−1 | アヤックス |
ランゲ 27' セテルネス 84' | ソンク 42'(P) |
ACミラン | 1−2 | セルタ |
カカ 40' |
ヘスリ 42' ホセ・イグナシオ 71' |