〜 第2節(Round2) 〜

グループA レアル アンデルレヒト ローマ Lモスクワ 得点 失点 勝点
レアル  
  ・マドリッド
     
○ 2-1
○ 4-0
 
2 0 0 6 1 6
アンデルレヒト     △ 0-0
 
 
△ 1-1
0 2 0 1 1 2
ローマ ● 1-2   
△ 0-0
    0 1 1 1 2 1
ロコモティフ
   ・モスクワ
 
● 0-4
△ 1-1      0 1 1 1 5 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


アンデルレヒト 0−0 ローマ



レアル・マドリード 4−0 Lモスクワ
ムニティス 39'
フィーゴ 64'(P)
ロベルト・カルロス 81'
サヴィオ 87'

 レアルがロコモティフに快勝し、勝ち点を6に伸ばした。
 立ち上がりのスローなペース展開の後、超守備的なロコモティフに対しレアルは徐々に牙をむき始める。33分には左サイドからサヴィオがピンポイントクロス、これをラウールが叩きつけるようにヘディングしたが、GKのファインセーブに阻まれてしまった。しかし39分、右サイド一番端からラウールが上げたクロスをムニティスが押し込み、レアルが先制する。

 後半、ロコモティフも反撃を試みるが、64分にラウールのスルーに反応したムニティスがPエリアで倒されPKをゲット、これをフィーゴが決めてレアルがリードを広げた。
 試合終了10分前には、ロベルト・カルロスが得意のプレーで左サイドから中央に切れ込み、強烈な低いシュートをゴールすみに叩き込んだ。
 さらに左サイドのフィーゴの突破からセラーデスがシュート、GKがはじいたところをサヴィオが押し込み4点目。結果として、レアルが枠に飛ばしたシュートは16本にも上り、19本のコーナーキックを奪った。しかし4点では物足りないとも言える内容だった。




グループB ボアヴィスタ Bドルトムント リヴァプール Dキエフ 得点 失点 勝点
ボアヴィスタ      
△ 1-1
○ 3-1
 
1 1 0 4 2 4
ボルシア    
 ・ドルトムント
    △ 0-0
 
 
△ 2-2
0 2 0 2 2 2
リヴァプール △ 1-1
 
 
△ 0-0
    0 2 0 1 1 2
ディナモ   
   ・キエフ
 
● 1-3
△ 2-2
 
    0 1 1 3 5 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ドルトムント 0−0 リヴァプール



ボアヴィスタ 3−1 Dキエフ
サンチェス 4'
シルヴァ 11'
デュダ 30'
Ghioane 5'

 



グループC パナシナイコス マジョルカ アーセナル シャルケ 得点 失点 勝点
パナシナイコス   ○ 2-0
 
   
○ 2-0
2 0 0 4 0 6
マジョルカ  
● 0-2
  ○ 1-0
 
  1 0 1 1 2 3
アーセナル    
● 0-1
  ○ 3-2
 
1 0 1 3 3 3
シャルケ ● 0-2
 
   
● 2-3
  0 0 2 2 5 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


アーセナル 3−2 シャルケ
リュンベルグ 33'
アンリ 36' 47'(P)
ファン・ホーグダレム 43'
ムペンザ 59'

 アーセナルはアンリの2得点の活躍などでシャルケに勝利、稲本もUCLとしては日本人初、チャンピオンズカップ時代も含めると奥寺に続く2人目となる途中出場を果たした。
 序盤はシャルケにゴールチャンスが訪れるものの、ムペンザの続けざまのシュート3本のミスなどもあり得点できず。アガリもアーセナルDFの中央を突破しPエリア内でシュート、しかしGK・シーマンにセーブされた。30分を過ぎると、アーセナルが反撃を開始。33分、リュンベルグが20Mのシュートを決めて先制すると、3分後には左サイドを破ったファン・ブロンクホルストの折り返しをアンリが決めて、あっという間に2点のリードを奪った。
 シャルケも前半終了間際にメラーの右サイドからのクロスにファン・ホーグダレムがファーサイドであわせてようやく得点、点差を縮めて前半を終了した。

 前半の勢いをそのままに、後半早々アーセナルは再び差を広げる。47分、ヴィエラがPエリアへドリブルで入り込むと、飛び込んできたGK・レックを軽くかわしてファールを誘いPKをゲット。アンリがきっちりゴールを決めた。
 しかしシャルケも58分、右のハイトからのクロスにムペンザがうまく飛び込み、ヘディングでゴールを奪った。直後の60分、アーセナルは決定的チャンス。25M弱のFKに思いっきりファン・ブロンクホルストが蹴りこんだシュートはレックが辛うじてブロック、そのボールがヴィルトールの正面に転がりすかさずシュート。だがレックは倒れながらも手を伸ばしてボールをかき出し、さらにつめていたキーオンもゴールを決めることができなかった。73分にシャルケのアサモアが放ったシュートはアーセナルゴールのクロスバーを叩いた。
 そして、ついに76分、稲本が2人目の交代枠としてピレスに代わって登場!右サイド中盤に入ると、たびたびボールに絡んだ。その後もアーセナルの動きはよく、1点を守りきり勝利した。



パナシナイコス 2−0 マジョルカ
ブラオヴィッチ 25'
Konstantinou 28'





グループD ナント PSV ガラタサライ ラツィオ 得点 失点 勝点
ナント   ○ 4-1
 
   
○ 3-1
2 0 0 7 2 6
PSV         
 ・アイントホーフェン
 
● 1-4
  ○ 3-1
 
  1 0 1 4 5 3
ガラタサライ    
● 1-3
  ○ 1-0
 
1 0 1 2 3 3
ラツィオ ● 1-3
 
   
● 0-1
  0 0 2 1 4 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ラツィオ 1−3 ナント
フェルナンド・コウト 7' ファブリ 3'
アルマン 63'
ジアニ 86'

 ラツィオはホームでナントに敗れ、調子の上がらないチーム事情を再び露呈する格好となった。
 開始早々にナントはコーナーキックを得ると、浮き足立っているラツィオDFを尻目にファーポストのファブリが押し込みあっさりと先制。しかしラツィオもフィオーレのFKをフェルナンド・コウトが頭で押し込み同店に追いつく。
 ナントの2点目となるアルマンのゴールまでは、ラツィオは悪くとも引き分けで終わるものと思われた。それほどまでにラツィオが押し込む展開が続いていたのだが、ナントの堅い守りの前に勝ち越しできずにいた。63分、カウンター主体のナントに勝ち越し点を奪われると、どうにか追いつこうとするラツィオ。しかし次の得点もナントのものだった。カンの左からのクロスにジアニが合わせようとしたが失敗、しかし再びボールがジアニの元に来て、今度のチャンスはきっちりとものにした。
 これでナントは2連勝。対するラツィオは2連敗で早くも1次リーグ突破が苦しくなってきた。


PSV 3−1 ガラタサライ
ブルッヒンク 38'
ファバー 53'
ケズマン 94'
ウミト 68'




グループE ユーベ FCポルト セルティック ローゼンボリ 得点 失点 勝点
ユベントス     ○ 3-2
 
  1 0 0 3 2 3
FCポルト        
○ 2-1
1 0 0 2 1 3
セルティック  
● 2-3
      0 0 1 2 3 0
ローゼンボリ   ● 1-2
 
    0 0 1 1 2 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ユベントス 3−2 セルティック
トレセゲ 43' 55'
アモルーゾ 88'(P)
ペトロフ 67'
ラーション 85'(P)

 最後の最後に得たPKで、ユーベは辛くもホームの勝ち点3を手にした。
 ダーヴィッツがドーピングによる4ヶ月の出場停止を終えてピッチに登場。ネドヴェドは出場停止、ザンブロッタが太ももを痛め、トゥドールが鼻を骨折して不在。試合はホームのユーベがコントロールするものの、セルティックも善戦。27分、デル・ピエロが25MほどのFKを直接狙ったが、わずかにゴール左。
 31分、セルティックはゴール前に放り込まれたボールをサットンがヘッド、これはブッフォンがなんとかかきだした。42分にユーベはカウンター。サラスが中盤でボールを持つと一気に右サイドを駆け上がり、DFを一人交わしてゴール前に折り返すと、待っていたトレセゲが落ち着いてゴールを決めた。

 後半にもトレセゲは追加点を上げる。デル・ピエロの折り返しにゴールから離れた位置でヘディング、このボールにGKは届かなかった。しかしセルティックもFKが壁に当たるラッキーなシュートが決まって反撃を開始。さらにダーヴィッツが74分、手を使って倒したとしてこの日2枚目のイエロー、復帰緒戦でいきなり退場となってしまう。80分、ラーションのスルーに反応したペトロフがGKをかわそうとしたがブッフォンがブロック。再三ユーベゴールに攻め立てたセルティックは85分、Pエリアぎりぎりのきわどいところでファールを貰いPKを得た。これをきっちり決めて、ついに追いつく。
 ユーベにとって、もはや同点が精一杯かと思われた試合終了間際、アモルーゾがPエリアで倒れ、ファール性は無かったもののPKを逆に得た。アモルーゾが自身でしっかりと決め再び勝ち越し。セルティックは残り少ない時間で怒涛の攻撃を展開、あわやゴールというシーンも。それを受けてユーベもカウンターを見せるなど最後にものすごい攻防となったが、結果はこのままユーベが勝利した。



ローゼンボリ 1−2 FCポルト
Rushfeldt 92' Pena 10'
Deco 60'




グループF バルセロナ Bレバークーゼン リヨン フェネルバフチェ 得点 失点 勝点
バルセロナ        
○ 3-0
1 0 0 3 0 3
バイヤー     
・レバークーゼン
     
○ 1-0
  1 0 0 1 0 3
リヨン   ● 0-1
 
    0 0 1 0 1 0
フェネルバフチェ ● 0-3
 
      0 0 1 0 3 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


フェネルバフチェ 0−3 バルセロナ
クライファート 25'
アンデション 28'
サヴィオラ 66'



リヨン 0−1 レバークーゼン
キルステン 75'






グループG マンチェ オリンピアコス デポルティボ リール 得点 失点 勝点
マンチェスター
 ・ユナイテッド
      ○ 1-0
 
1 0 0 1 0 3
オリンピアコス      
△ 2-2
  0 1 0 2 2 1
デポルティボ  
・ラ・コルーニャ
  △ 2-2
 
    0 1 0 2 2 1
リール  
● 0-1
      0 0 1 0 1 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


マンチェスターUTD 1−0 リール
ベッカム 89'

 マンチェはベロンとファン・ニステルローイを先発させるが、予備選でパルマを下したリールの「あの」守りの前に攻めあぐねる展開。21分、中盤できれいにボールをつなぎ、最後はゴール前に入り込んだギグスがゴール右隅を狙ったが、シュートは枠をそれた。24分にはスコールズの放ったシュートがリールDFに当たりコースを変えたが、逆を取られる格好となったGKがなんとか足で防いだ。
 リールは32分にマンチェゴールから20M強の位置でFK。ここでブルーノ・シェイルが壁の真中を通すシュートをみせ、バルテスはキャッチしそこなったが大事に至らず。

 後半もマンチェの攻撃は怖さが無い。逆にリールは再三マンチェゴール前まで入り込むが、こちらも決定力不足。なんとか打開を図りたいマンチェ、72分にヴェロンが30M近いシュートを放つもGKがパンチング。残り15分となって両チームとも選手を入れ替え。80分、リールのバカリが右サイドからGKの上を狙ったようなクロス気味のシュートを放ち、バルデスがかろうじてパンチング、そこにブトアールがつめてシュート、だがGK正面だった。直後にマンチェにチャンス。ベッカムが中盤で必死にボールを奪い奪取、その流れから右サイドに出たベッカムがゴール前にクロスを挙げるとファン・ニステルローイがバックヘッド、そこに走りこんだスールシャールがダイレクトでシュート。しかしボールはゴール前を横切ってしまう。
 にわかに試合は勢いづいたが、リールの必死の守りの前にスコアレスドローで終了するかと思われた試合終了間際、ついに均衡は崩れた。ファン・ニステルローイがリールゴール前で粘り折り返すと、ベッカムが走りこみシュート。決してきれいではないシュートだが、ゴール左隅にボールは転がり込んだ。ロスタイムにリールが左サイドからエケールが鋭いセンターリングを上げ、そこにブトアルが飛び込んできたが、わずかに届かず同点のチャンスを逃した。



デポルティボ 2−2 オリンピアコス
セルヒオ・ゴンザレス 22'
バレロン 94'
ジャンナコプーロス 80'
オフォリクワエ 83'




グループH フェイエノールト Sモスクワ Bミュンヘン Sプラハ 得点 失点 勝点
フェイエノールト    
△ 2-2
    0 1 0 2 2 1
スパルタク 
 ・モスクワ
△ 2-2
 
      0 1 0 2 2 1
バイエルン  
 ・ミュンヘン
      △ 0-0
 
0 1 0 0 0 1
スパルタ 
 ・プラハ
     
△ 0-0
  0 1 0 0 0 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


バイエルンM 0−0 Sプラハ



Sモスクワ 2−2 フェイエノールト
ロブソン 62'
Beschastnykh 69'
ボスフェルト 12'
トマソン 59'