〜 第2節(Round2) 〜

グループA レアル Sモスクワ Bレバークーゼン Sリスボン 得点 失点 勝点
レアル    
  ・マドリッド
  ○ 1-0
 
   
△ 2-2
1 1 0 3 2 4
スパルタク  
   ・モスクワ
 
● 0-1
  ○ 2-0
 
  1 0 1 2 1 3
バイヤー    
・レバークーゼン
   
● 0-2
  ○ 3-2
 
1 0 1 3 4 3
スポルティング
   ・リスボン
△ 2-2
 
   
● 2-3
  0 1 1 4 5 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


Bレバークーゼン 3−2 Sリスボン
ラメロウ 65'
ブラドリツ 73'
ノイヴィル 77'
アンドレ・クルス 12'
サ・ピント 79'(Pen)

 激しい雨の中のゲーム。先制したのはリスボン。だが、前半の内にチームの要であるジョアン・ピントを2枚目のイエローで失ってしまう。レバークーゼンは後半に3点を奪い、逆に反撃をPKによる1点でとどめて勝ちを手にした。


レアルM 1−0 Sモスクワ
エルゲラ 51'

 何度が危うい場面があったレアルだが、エルゲラのゴールでなんとかホームの勝利を決めた。



グループB ラツィオ アーセナル Sプラハ Sドネツク 得点 失点 勝点
ラツィオ     ○ 3-0
 
 
○ 3-0
2 0 0 6 0 6
アーセナル      
○ 1-0
○ 3-2
 
2 0 0 4 2 6
スパルタ   
   ・プラハ
 
● 0-3
● 0-1
 
    0 0 2 0 4 0
シャクタール
  ・ドネツク
● 0-3
 
 
● 2-3
    0 0 2 2 6 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


アーセナル 3−2 Sドネツク
ヴィルトール 49'
キーオン 85' 90'
バクハーレブ 26'
ヴォロビィ 29'

 バクハーレブのFKが壁に当りながらも直接決まり、ドネツクが先制。そしてその3分後にも追加点を挙げ、あっという間に2点差とする。しかし前半終了間際、ドネツクのキャプテン・ポポブが退場となってしまい、ここからアーセナルペース。前半ロスタイムにはPKを与えてしまい、一度は止めたものの押し込まれてしまう。後半もアーセナルの勢いは衰えず、ついに85分、CKからキーオンが押し込みアーセナルが同点に追いつくと、ロスタイムにもキーオンが押し込んで勝ち越しを決めた。


ラツィオ 3−0 Sプラハ
Sインザーギ 35' 70'
シメオネ 58'

 まずはインザーギのシュートで先制したラツィオは、後半の58分にFKをシメオネがヘッドであわせて2点差とする。さらにインザーギはもう1点を追加し、3-0でスパルタプラハに完勝した。



グループC ヴァレンシア リヨン オリンピアコス ヘーレンフェーン 得点 失点 勝点
ヴァレンシア     ○ 2-1
 
 
○ 1-0
2 0 0 3 1 6
リヨン      
● 1-2
○ 3-1
 
1 0 1 4 3 3
オリンピアコス  
● 1-2
○ 2-1
 
    1 0 1 3 3 3
ヘーレンフェーン ● 0-1
 
 
● 1-3
    0 0 2 1 4 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ヘーレンフェーン 0−1 ヴァレンシア
キリ・ゴンザレス 38'

 序盤から猛攻を仕掛けるフェーレンヘーンだが、オフサイドによる幻のゴールなど、あと一歩のところで得点を決めれない。しだいにペースをつかみはじめたバレンシアは38分、中央を丁寧なパス回しでメンディエタがするする上がると、倒されながらもキリ・ゴンザレスにラストパス。彼はこれを左足のアウトにかけて強烈にゴールへ叩き込んだ。結局これが決勝点となり、ヘーレンフェーンはホーム緒戦を勝利で飾る事はできなかった。


オリンピアコス 2−1 リヨン
オフォリクアエ 19'
ジオバンニ 34'
フォエ 88'


 ホームのオリンピアコスは前半19分、オフォリクアエのダイレクトボレーで先制すると、34分には字0番にがクロスを押し込んで2点目を決める。終了間際にリヨンのフォエが1点を返したがそこまで。



グループD レンジャーズ Sグラーツ ガラタサライ モナコ 得点 失点 勝点
グラスゴー  
・レンジャーズ
  ○ 5-0
 
   
○ 1-0
2 0 0 6 0 6
シュトルム  
  ・グラーツ
 
● 0-5
  ○ 3-0
 
  1 0 1 3 5 3
ガラタサライ    
● 0-3
  ○ 3-2
 
1 0 1 3 5 3
モナコ ● 0-1
 
   
● 2-3
  0 0 2 2 4 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


モナコ 0−1 レンジャーズ
ファン・ブロンクホルスト 8'

 モナコはガジャルド、ダボらを出場停止で、レオナールらを怪我で欠く苦しい布陣。そんなモナコを相手に前半早々のレンジャーズ、ブロンクホルストが左足のアウトにかけたミドルシュートを放ち、スライスがかったボールがゴール左隅に吸い込まれて先制する。いきなり追いかける立場になってしまったモナコは、ここからレンジャーズゴールに攻め込む機会が増え出す。しかしゴールに結びつかず、モナコの選手には苛々がつのりだす。後半だけで両チームで6枚のイエローが出た。結局最後までその状態が続き、モナコはホームで負けて痛い連敗を喫した。


Sグラーツ 3−0 ガラタサライ
ユアン 32'
ショップ 64' 81'

 シュトルムグラーツがホームで自分達のゲームをし、ガラタサライに完勝。だがこの試合はカードが乱れ飛び、ガラタサライは前節のハジに続き、今回はスアトを70分に退場させてしまった。



グループE ユーベ デポルティボ ハンブルガーSV パナシナイコス 得点 失点 勝点
ユベントス      
△ 4-4
○ 2-1
 
1 1 0 6 5 4
デポルティボ     ○ 2-1
 
 
△ 1-1
1 1 0 3 2 4
ハンブルガーSV △ 4-4
 
 
● 1-2
    0 1 1 5 6 1
パナシナイコス  
● 1-2
△ 1-1
 
    0 1 1 2 3 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ユベントス 2−1 パナシナイコス
タッキナルディ 35'
トレセゲ 83'
ゴウマス 45'

 それほど多くない観客の中、ゲームはゆっくりと始まった。ジダン、ダーヴィッツをケアするように中盤を厚くするパナシナイコス。だが、ユーベゴールを脅かす事もままならない。そんな中先制点を決めたのはタッキナルディ。パナシナイコスのクリアボールを30Mほどの距離からダイレクトシュート、ドライブかかったボールはバーを叩いたものの、パナシナイコスGKに当ってゴールラインを割った。対するパナシナイコスは前半終了間際に得たFKのチャンスに、最初は壁に弾かれてしまったが、そのボールをゴウマスがやはり30M程の距離を直接叩き込んで同点に追いついた。
 後半出だしから攻勢のユーベ。ジダンがインザーギ、タッキナルディにパスを繰り出しチャンスを作る。そして60分過ぎにトレセゲを投入。そのトレセゲがCKにヘッドで勝ち越しを決めた。終盤、パナシナイコスは猛攻を見せたがチャンスらしいチャンスを作れずに終わった。


デポルティボ 2−1 ハンブルガーSV
パンディアニ 44'
Scaloni 94'
バルバレス 53'

 最後の最後に得点を決めたのは、10分ほど前に交替で入ってきたScaloniだった。前半終了間際に距離のあるFKから先制したもののドナトからバックヒールパスを受けたScaloniは、それまで散々デポルティボが苦労してきたゴールをきっちりと決めた。



グループF バイエルンM PSG ローゼンボリ ヘルシンボリ 得点 失点 勝点
バイエルン  
 ・ミュンヘン
    ○ 3-1
 
 
○ 3-1
2 0 0 6 2 6
パリ       
・サンジェルマン
     
● 1-3
○ 4-1
 
1 0 1 5 4 3
ローゼンボリ  
● 1-3
○ 3-1
 
    1 0 1 4 4 3
ヘルシンボリ ● 1-3
 
 
● 1-4
    0 0 2 2 7 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


バイエルンM 3−1 ローゼンボリ
ヤンカー 73'
エウベル 77'
リンケ 80'
ソレンセン 38'

 ゲームはバイエルンペース。8分、15分、25分と続けてチャンスを迎えるが、得点に結びつかない。そうこうしている内にローゼンボリが見事なカウンターから先制し、前半を終える。
 だが、バイエルンは73分から得点ラッシュ。まずサリハミジッチからのクロスをサンタクルスとパス交換したヤンカーは、正面から豪快にゴールを奪うと、その後サンタクルスとかわって入ってきたエウベルがすぐさま結果を出す。バイエルンGK・カーンからのボールは直接エウベルへ渡り、3タッチ目にはボールはローゼンボリのゴールへ収まっていた。その3分後にもショルからのCKをリンケがヘッドで決めてローゼンボリを突き放した。


パリSG 4−1 ヘルシンボリ
アネルカ 25'
ロベルト 63'
クリスチャン 81'
カルクリ 90'
ヨハンセン 45'


 前半は1-1と互角に戦ったヘルシンボリだが、前節ローゼンボリに負けを喫したPSGが猛反撃を見せ、結果的には4-1の圧勝を決めた。




グループG マンチェ PSV アンデルレヒト Dキエフ 得点 失点 勝点
マンチェスター
 ・ユナイテッド
    ○ 5-1
 
 
△ 0-0
1 1 0 5 1 4
PSV      
● 0-1
○ 2-1
 
1 0 1 2 2 3
アンデルレヒト  
● 1-5
○ 1-0
 
    1 0 1 2 5 3
ディナモ  
   ・キエフ
△ 0-0
 
 
● 1-2
    0 1 1 1 2 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


アンデルレヒト 1−0 PSV
デーデン 80'

 タイムアップまで10分程のところで決勝点を決めたのは、デーデンの放ったフリーキックだった。ゲームを支配していたのは長身ストライカーを抱えるアンデルレヒト。その要、ヤン・コラーを狙い、ハイボールを放り込んでくる。そしてこの繰り返しの結果、アンデルレヒトはPエリアの脇でファールを誘い出した。このチャンスにVanderhaegheがバックヒールでデーデンへ流し、そのままシュート。ボールはジャストミートしなかったが、ゴール前に壁を作っていたPSVの選手に当ってコースが変わり、ゴール角に吸い込まれていった。
 どんな形であれ、前節マンチェに大敗を喫したアンデルレヒトにとっては救われる勝利となった。


ディナモ・キエフ 0−0 マンチェスターUTD

 マンチェは怪我でGKバルデスを欠きながらもスコアレスドローで逃げ切った。



グループH ミラン バルサ ベジクタシュ リーズ 得点 失点 勝点
ACミラン     ○ 4-1
 
 
● 0-1
1 0 1 4 2 3
バルセロナ      
● 0-3
○ 4-0
 
1 0 1 4 3 3
ベジクタシュ  
● 1-4
○ 3-0
 
    1 0 1 4 4 3
リーズ ○ 1-0
 
 
● 0-4
    1 0 1 1 4 3
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


リーズ 1−0 ACミラン
ボウヤー 89'

 激しい雨の中の試合。リーズが攻撃的に出る展開。前半20分にリーズが決定的なチャンス。右サイドからボウヤーのクロスにバッケが飛び込みヘディングシュート、しかしコスタクルタが体を寄せた分ボールは上に外れていった。後半に入ってもリーズが押し気味。だが、雨で重たいグラウンドにボールも思うように回らない。シェフチェンコのスピードもこのコンディションでは半減している。しかしこのコンディションが勝敗の決め手となった。しっかり引いて守るミランDFに苦しんでいたリーズ、もはや残り時間もわずかというところでボウヤーが思い切ってミドルシュートを放つ。これはダイレクトにGKチダへと渡ったが、チダはハンブル、そのままボールがゴールを割ってしまったのだ。彼にとってはなんとも不運であったが、結局この1点で試合が決まった。


ベジクタシュ 3−0 バルセロナ
ドゥルサン 38' 75'
ノウマ 87'


 バルサはこの試合プティを使ってきたが、ディフェンスがうまく機能しない。最初は右からのクロスへドゥルサンに詰められて失点。2点目もベジクタシュに3対2の形を作られてしまい、余ったドゥルサンがきっちりとゴール。試合終了間際にも、プティのノウマに対するマークが甘くなり3点目を失ってしまい、バルサが完敗した。