桜美林大学 経営政策学部 阪上裕子研究室


2000年度阪上ゼミ
 「当事者から学ぶ障害者福祉」

2001年3月7日更新

 このゼミナールは、桜美林大学経営政策学部ビジネスマネージメント学科の2000年度専攻科目「自主研究」(通年4単位)として開講されたものです。

 ゼミは、16名の3年生(当初は4年生3名、3年生17名)、担当者の阪上裕子(当学部教授)、および実験的授業運営の研究プロジェクトとして加わった出光直樹(大学教育研究所研究員)によって構成されました。

 このゼミでは、テーマに掲げてあるように、障害を持った当事者(その家族を含む)から学ぶことを目的とし、その手段として、インターネットを活用しました。具体的には、多くの障害を持った当事者やその家族の方が、自らの障害や生活等を記しているホームページを開設している事に着目し、それを素材にゼミの勉強を始め、電子メールによるコンタクトを経て、直接お会いしてお話を伺い、交流する事が出来ました。

 参加したメンバーの多くは、1年次に必修の情報処理科目を履修したものの、普段はパソコンやインターネットはほとんど利用していませんでした。始めは手探りではじめた活動も、ホームページの探索から始まって、開設されている方々とのメールのやり取りを通じて、スキルを向上させる事が出来ました。そして、それぞれに障害をお持ちの皆様との交流を通じて、座学では得難い学びをする事が出来ました。

 ゼミの活動を通じてお世話になった皆様に、厚く御礼申し上げます。