〜 第4節(Round4) 〜

グループA アーセナル ドルトムント オセール PSV 得点 失点 勝点
アーセナル   ○ 2-0
 
● 1-2
○ 1-0
 
○ 4-0
3 0 1 8 2 9
ボルシア・
ドルトムント
 
● 0-2
  ○ 2-1
 
△ 1-1
○ 3-1
2 1 1 6 5 7
オセール ● 0-1
○ 2-1
 
● 1-2
  △ 0-0
 
1 1 2 3 4 4
PSV・
アイントホーフェン
● 0-4
 
● 1-3
△ 1-1
 
△ 0-0
  0 2 2 2 8 2
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


アーセナル 1−2 オセール
カヌー 53' カポ 8'
ファディガ 27'

 雨の中のゲーム。開始早々4分にGKシーマンがファディガのスルーパスに反応したがハンブル。このボールをラシュールが狙ったがゴールを大きく外してしまった。しかし8分、オセールのカポが強烈なミドルシュートを放ち、見事ゴール左隅に突き刺さった。その後、アーセナルはアンリとカヌーの早い攻撃で何度かチャンスを作るが、オセールは27分にブームソンの上がりから最後はファディガがゴール前に転がり出たボールをうまく押し込み、点差を広げた。
 後半に入って8分たったところでアーセナルはようやく1点を返す。右サイドのローレンから縦のパスを受けたアンリがそのまま抜け出すと中央へセンタリング。ここにきっちりと走りこんできたカヌーが丁寧にあわせるという、アーセナル得意の流れるようなパスワークからの得点で、反撃ののろしを上げた。
 すっかり中盤をアーセナルに支配されたオセールはファールが目立つようになる。ところが58分、アーセナルDFのアシュレイ・コールがクリアしたいところをなんと空振り、ボールを奪ったオセールは3人で一気にゴールを狙うが、アーセナルもシーマンを中心によくしのぎこの場は防いだ。72分、アーセナルは7ヶ月ぶりの復帰となるピレスを投入、大きな拍手で迎えられた。だが、厳しいチェックを見せるオセールの前にアーセナルのチャンスも数少なくなりそのままタイムエンド。アーセナルはホームで星を落としてしまった。オセールは大きな勝ち点3を得た。


ドルトムント 1−1 PSV
コレル 10' ブルヒンク 47'




グループB ヴァレンシア リヴァプール バーゼル Sモスクワ 得点 失点 勝点
ヴァレンシア   ○ 2-0
 
○ 6-2
△ 2-2
 
○ 3-0
3 1 0 13 4 10
リヴァプール  
● 0-2
  △ 1-1
 
○ 5-0
○ 3-1
2 1 1 9 4 7
FCバーゼル △ 2-2
● 2-6
 
△ 1-1
  ○ 2-0
 
1 2 1 7 9 5
スパルタク・
モスクワ
● 0-3
 
● 1-3
● 0-5
 
● 0-2
  0 0 4 1 13 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


Sモスクワ 1−3 リヴァプール
Danishevski 23' オーウェン 19' 70' 91'



バーゼル 2−2 ヴァレンシア
Ergic 32' 90' バラハ 36'
トーレス 72'

 ヴァレンシアはアイマールを怪我で欠く。バーセルはホームということもあり積極的なゲーム展開。そして32分、右サイドのヤキンからボールを受けたEgricがPエリアライン付近から シュートをゴール右隅に決め、先制した。
 しかしヴァレンシアはすぐに同点のチャンス。ミスタがゴール数メートルというところからシュートを放ったが、ヤキンはこれをヘッドでクリアした。だが36分、バラハが思いっきりよく30Mオーバーのシュート。GKはボールに触ったもののその手を弾きゴール、1-1とする。前半はその後一進一退の展開となる。ハーフタイム直前にバーセルのEspositoがシュートを放ったが、GKカニサレスの攻守に阻まれた。
 後半はなかなかチャンスが訪れず。バラハの豪快なシュートはGK・Zuberbuhlerのセーブに止められた。72分、トーレスがオフサイドラインを突破、De los Santosからのロブボールを胸で落としてシュート、ゴールに押し込み逆転に成功する。この得点でヴァレンシアは2次リーグ進出を手にしたかに見えた。しかし、ヤキンに対するファールでアヤラが2枚目のイエローにより退場してしまう。ここで得た右45度30mほどのFKに、Egricがうまく飛び込み再びゴール。ヴァレンシアは土壇場で追いつかれてしまい、勝利を帳消しされてしまった。  



グループC Rマドリッド ローマ AEKアテネ ゲンク 得点 失点 勝点
レアル・
マドリッド
   
○ 3-0
△ 2-2
△ 3-3
○ 6-0
 
2 2 0 14 5 8
ローマ ● 0-3
 
   
△ 0-0
△ 0-0
○ 1-0
1 2 1 1 3 5
AEKアテネ △ 3-3
△ 2-2
△ 0-0
 
   
△ 0-0
0 4 0 5 5 4
ゲンク  
● 0-6
● 0-1
△ 0-0
△ 0-0
 
  0 2 2 0 7 2
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


レアル 2−2 AEK
マクマナマン 24' 43' カツォラニス 74'
センテノ 86'

 国内リーグに続き、UCLにもようやくレアルのロナウドが初登場。そのホームのレアルがゲームを支配する。23分、レアルはカンビアッソののポストプレーからロベルト・カルロスが走りこんでミドルシュート。ボールはゴール右下隅を捉えていたがGKが反応した。しかしその1分後には再びカンビアッソが左にひらいてクロス。ゴール前に走りこんでいたマクマナマンにピタリとボールが入り、マクマナマンがきっちりとコースを狙いレアルが先制した。
 レアルの構成は続く。ロベルト・カルロスがハーフライン付近からロングスロー、あっさりとDFの裏にボールが通ると、グティがGKと1対1に。グティはループシュートを狙ったが、クロスバーをわずかに越えてしまう。43分、AEKはDFがクリアミス、グティが突っかけた後ロナウドがキープ、そして走りこんできたグティにボールを渡すとグティがこの日2点目を決めて、前半を終了。
 後半途中でレアルはジダンを下げる。AEKも3枚のカードを使い切る。するとゲームは徐々にAEKにチャンスが訪れるようになる。70分、AEKはインターセプトからボールをつなぎ最後はイヴィッチが抜け出し独走したが、シュートはGK正面だった。73分、またもやインターセプトからイヴィッチがドリブルで持ち込むとカツォラニスにスルー、カツォラニスはシュートを狙うもカシージャスがブロック。このボールを再び拾ったイヴィッチがヒールパス、後ろから走りこんだセンテノがダイレクトであわせたが再びカシージャスが反応しレアルのピンチを救う。だが続くCK、カツォラニスがフリーで叩きつけるヘディングシュートを決めてAEKがようやく1点をもぎ取った。
 さらに86分、ロナウドのミスパスを奪いAEKが再び速攻、イヴィッチがPエリア深く入り込んでからマイナスのパス、詰めていたセンテノが難なくゴールを決めて同点に追いついた。レアルは88分、ショートコーナーからやや下がり目にフリーでいたセラーデスにボールが渡りシュート。GKの頭上を狙ったボールは、しかしヒオティスにティップで逃げられた。試合はこのままドローで終わり、勝ち点1ずつを分け合った。アウェーでレアルに引き分けたAEKの選手たちは勝利にも等しい喜びようだった。


ローマ 0−0 ゲンク





グループD リヨン インテル アヤックス ローゼンボリ 得点 失点 勝点
リヨン   △ 3-3
○ 2-1
 
● 1-2
○ 5-0
 
2 1 1 11 6 7
インテル ● 1-2
△ 3-3
  ○ 1-0
 
 
△ 2-2
1 2 1 7 7 5
アヤックス ○ 2-1
 
 
● 0-1
  △ 1-1
△ 0-0
1 1 1 3 3 5
ローゼンボリ  
● 0-5
△ 2-2
 
△ 0-0
△ 1-1
  0 3 1 3 8 3
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


リヨン 3−3 インテル
ソニー・アンデルソン 21' 75'
カリエール 44'
カサッパ 31'(OWN)
クレスポ 56' 66'



アヤックス 1−1 ローゼンボリ
イブラヒモヴィッチ 41' Enerly 85'(P)




グループE ユーベ Dキエフ フェイエノールト ニューカッスル 得点 失点 勝点
ユベントス   ○ 5-0
 
 
△ 1-1
○ 2-0
● 0-1
2 1 1 8 2 7
ディナモ・
キエフ
 
● 0-5
  ○ 2-0
△ 0-0
○ 2-0
 
2 1 1 4 5 7
フェイエノールト △ 1-1
 
△ 0-0
● 0-2
   
○ 1-0
1 2 1 2 3 5
ニューカッスル ○ 1-0
● 0-2
 
● 0-2
● 0-1
 
  1 0 3 1 5 3
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


Dキエフ 2−0 フェイエノールト
ハツケヴィッチ 16'
ベルケヴィッチ 47'



ニューカッスル 1−0 ユベントス
グリフィン 62'




グループF マンチェ レバークーゼン ハイファ オリンピアコス 得点 失点 勝点
マンチェスター・
ユナイテッド
   
○ 2-1
○ 5-2
 
○ 4-0
○ 3-2
4 0 0 14 5 12
バイヤー・
レバークーゼン
● 1-2
 
  ○ 2-1
○ 2-0
 
● 2-6
2 0 2 7 9 6
マッカビ・
ハイファ
 
● 2-5
● 0-2
● 1-2
  ○ 3-0
 
1 0 3 6 9 3
オリンピアコス ● 2-3
● 0-4
○ 6-2
 
 
● 0-3
  1 0 3 8 12 3
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


レバークーゼン 2−1 ハイファ
バビッチ 45'
ファン 67'
Pralija 53'



オリンピアコス 2−3 マンチェ
Choutos 70'
ジョルジェヴィッチ 74'
ブラン 21'
ヴェロン 59'
スコールズ 84'






グループG ミラン デポルティボ ランス バイエルン 得点 失点 勝点
ACミラン    
○ 4-0
○ 2-1
 
○ 2-1
○ 2-1
4 0 0 10 3 12
デポルティボ・
ラコルーニャ
● 0-4
 
  ○ 3-1
● 1-3
 
○ 3-2
2 0 2 7 10 6
ランス  
● 1-2
○ 3-1
● 1-3
  △ 1-1
 
1 1 2 6 7 4
バイエルン・
ミュンヘン
● 1-2
● 1-2
● 2-3
 
 
△ 1-1
  0 1 3 5 8 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ミラン 2−1 バイエルン
セルジーニョ 11'
インザーギ 64'
タルナト 23'

 3節終了までで引き分けによる勝ち点1のみのバイエルンは、アウェーであっても勝ち点3が欲しいところ。しかし先制はミラン。10分、GKからのボールを縦につなぎ最後はセルジーニョが左足アウトサイドでゴール左隅に流し込んだ。バイエルンは15分、ボールをうまくインターセプトしエウベルへ。エウベルはドリブルで持ち込みミドルシュート。このボールをミランGK・ヂダが一度ハンブル、バラックが詰めに来ていたがヂダはワンハンドパンチで何とかクリアし難を逃れた。23分、バイエルンは今度はミランのFKのチャンスをしのいでからのカウンター。右サイドから大きく左にサイドチェンジ、そのボールを受けたタルナトがダイレクトで中央のエウベルへ。エウベルはボールをキープ後再び左サイドへ戻し、タルナトはこれを左足でダイレクトシュート。ややアウトにかかったボールは狭いニアサイドを破ってゴールネットを揺らし、同点に追いついた。
 後半入ってすぐバイエルンにアクシデント。なんてことは無いクリアボールを蹴ったカーンが右膝を痛めてしまい、ヴェッセルスとの交代となった。そして64分、ルイ・コスタのスルーに反応したインザーギがDFロベルト・コヴァチを押し倒して追いつき、飛び出てきたヴェッセルスをかわすようにボールを流し込んで勝ち越しを決めた。
 68分、バイエルンのスローインのボールがPエリア内のピサロの前にこぼれ、そのままシュート。惜しくもヂダの正面、ヂダはボールを前にこぼしたがミランDFが素早くフォローし得点に至らず。70分にもまたもやスローインからチャンス。タルナトのロングスローがバラックの頭を経由しクフォーのもとへ。しかしクフォーのボレーは大きくクロスを超えてしまった。まだまだバイエルンの猛攻は続く。中盤からトップのエウベルめがけて放り込まれたボールをエウベルが素晴らしいヘディングシュート。ボールはヂダの頭上を捉えたがクロスバーに跳ね返され、詰めていたサンタ・クルスも近すぎてリバウンドボールをうまく処理できずに決定的なチャンスを逸し、そのまま試合終了。バイエルンはついにがけっぷちとなってしまった。


ランス 3−1 デポルティボ
Coulibaly 61'
Moreira 79'
トメル 84'
マッカーイ 15'




グループH バルサ ブルージュ ガラタサライ Lモスクワ 得点 失点 勝点
バルセロナ   ○ 3-2
 
 
○ 2-0
○ 1-0
○ 3-1
4 0 0 9 3 12
クラブ・
ブルージュ
 
● 2-3
  ○ 3-1
△ 0-0
△ 0-0
 
1 2 1 5 4 5
ガラタサライ ● 0-2
 
△ 0-0
● 1-3
   
○ 2-0
1 1 2 3 5 4
ロコモティブ・
モスクワ
● 1-3
● 0-1
 
△ 0-0
● 0-2
 
  0 1 3 1 6 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ブルージュ 3−1 ガラタサライ
Martens 45'
Verheyen 72'
Saternes 91'
Fピント 56'



バルサ 1−0 Lモスクワ
Fデ・ブール 76'