〜 第3節(Round3) 〜



各グループへのショートカット
グループA   グループB   グループC   グループD
グループE   グループF   グループG   グループH


ゲーム詳細
グループB: リバプール vs Rマドリッド
グループD: ガラタサライ vs ドルトムント
グループE: ローマ vs バイエルン





グループA 得点 失点 勝点
アトレティコ・マドリード 2 0 1 8 3 6
オリンピアコス 2 0 1 4 4 6
ユベントス 1 0 2 2 2 3
マルメ 1 0 2 2 7 3
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

アトレティコ 5−0   マルメ    
コケ 48
マンジュキッチ 61
グリーズマン 63
ゴディン 87
チェルチ 90+3

オリンピアコス 1−0   ユベントス
カサミ 36




グループB 得点 失点 勝点
レアル・マドリード 3 0 0 10 2 9
ルドゴレツ 1 0 2 3 4 3
リバプール 1 0 2 2 5 3
FCバーゼル 1 0 2 2 6 3
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

ルドゴレツ 1−0   バーゼル  
Y・ミネフ 90+2

リバプール 0−3   レアル・マドリード
Cロナウド 23
ベンゼマ 30、41




グループC 得点 失点 勝点
レバークーゼン 2 0 1 5 2 6
モナコ 1 2 0 1 0 5
ゼニト 1 1 1 2 2 4
ベンフィカ 0 1 2 1 5 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

レバークーゼン 2−0   ゼニト
ドナーティ 58
パパドプーロス 63

モナコ 0−0   ベンフィカ




グループD 得点 失点 勝点
ボルシア・ドルトムント 3 0 0 9 0 9
アーセナル 2 0 1 6 4 6
アンデルレヒト 0 1 2 2 6 1
ガラタサライ 0 1 2 2 9 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

 アンデルレヒト 1−2   アーセナル
ナハル 71 ギブス 89
ポドルスキ 90+1

   ガラタサライ 0−4   ドルトムント
オーバメヤン 6、18
ロイス 41
ラモス 83




グループE 得点 失点 勝点
バイエルン・ミュンヘン 3 0 0 9 1 9
ローマ 1 1 1 7 9 4
マンチェスター・シティー 0 2 1 3 4 2
CSKAモスクワ 0 1 2 3 8 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

     CSKA 2−2   マンチェスターC
ドゥンビア 65
ナチョ 86(PK)
アグエロ 29
ミルナー 38

     ローマ 1−7   バイエルン
ジェルビーニョ 66 ロッベン 9、30
レバンドフスキ 25
ミュラー 36(PK)
リベリ 78
シャキリ 80




グループF 得点 失点 勝点
パリ・サンジェルマン 2 1 0 5 3 7
バルセロナ 2 0 1 6 4 6
アヤックス 0 2 1 3 5 2
アポエル 0 1 2 1 3 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

アポエル 0−1   PSG
カバーニ 87

バルセロナ 3−1   アヤックス
ネイマール 7
メッシ 24
サンドロ 90+4
エル・ガジ 88




グループG 得点 失点 勝点
チェルシー 2 1 0 8 1 7
シャルケ 1 2 0 6 5 5
マリボル 0 2 1 2 8 2
スポルティング 0 1 2 4 6 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

シャルケ 4−3   スポルディング
オバシ 34
フンテラール 51
ヘーベテス 60
シュポ=モティング 90+3(PK) 
ナニ 16
アドリエン 64(PK)、78

チェルシー 6−0   マリボル     
レミ 13
ドログバ 23(PK)
テリー 31
ビレル 54(OWN)
アザール 77(PK)、90




グループH 得点 失点 勝点
FCポルト 2 1 0 10 3 7
シャフタール・ドネツク 1 2 0 9 2 5
BATEボリソフ 1 0 2 2 14 3
アスレティック・ビルバオ 0 1 2 2 4 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

          BATE 0−7   シャフタール
テイシェイラ 11
Lアドリアーノ 28(PK)、36、
       40、44、82(PK)
ドグラス・コスタ 35

ポルト 2−1   アスレティック
エレーラ 45
カレスマ 75
ギジェルモ 58





〜 ゲーム詳細 〜



グループB

リバプール 0−3   レアル・マドリード
Cロナウド 23
ベンゼマ 30、41

 無難に連勝しグループトップの昨シーズンチャンピオン、マドリッド。国内リーグも合わせた7連勝で32得点と、驚異の攻撃力を発揮。週末にはクラシコが控える。
 ベイルが怪我で不在。Cロナウドとベンゼマの2トップに、イスコ、モドリッチ、クロース、ハメス・ロドリゲスが中盤を務める。
 対するリバプールはバロテッリをトップに、コウチーニョとスターリングが両翼、トップ下はジェラードが入った。

 立ち上がりから両チーム積極的に仕掛け、激しく攻守が入れ代わる展開。一息入れることの無いまま15分が経過。そこからいくらかペースダウンするが、23分にマドリッドが仕掛ける。
 リバプール陣内でボールを回し、中央のCロナウドへ。Cロナウドは短いパス交換で様子見してから、右のHロドリゲスへパスして縦へ走る。ハメス・ロドリゲスは右足のトラップからすかさず左足でDFラインの裏へ浮き球のパスを送ると、抜け出したCロナウドがダイレクトシュート。アウェーのマドリッドが個の力で先制点を奪った。

 30分にはCKの流れからリバプールゴール前でパスを回すと、左サイドのクロースがPエリア内ファーサードへボールを放り込み、ベンゼマがヘッド。ふわりと浮いたボールがそのままゴールに収まって、マドリッドに追加点が入った。

 さらに41分のCKでもこぼれたボールをベンゼマが押し込み、なんと3点差がついてしまった。
 リバプールは前半ロスタイム、コウチーニョのミドルシュートが左ポストをたたく惜しいシーンがあったが、得点ならず後半へ。

 後半、リバプールはバロテッリを下げてララーナ投入。さらに残り25分を切ったところで2枚の交代カードを使って打開を図るも試合は動かず、結局0-3で試合は終了した。




 
 
 
 

グループD

   ガラタサライ 0−4   ドルトムント
オーバメヤン 6、18
ロイス 41
ラモス 83

 国内リーグで2勝5敗1分けと不調から抜け出せないドルトムントがトルコに乗り込んだゲーム。
 サポーターの大声援を味方につけるガラタサライに対し、いきなり6分にドルトムントが先制する。自陣の守りから素早く攻撃へ移り、スルーパスで左サイドを飛び出したロイスがクロスを上げると、逆サイドから詰めていたオーバメヤンがきっちりとボールをゴールに押し込んだ。

 その後、両チームとも慎重な展開が続いたが、18分、ドルトムントが右SBピシュチェクのオーバーラップからチャンスを作ると、折り返されたボールがゴール前でマークのずれたオーバメヤンに渡って2点目をゲット。効率よく得点を重ねる。

 ドルトムントは30分にもビッグチャンス。ガラタサライゴール前で厚い攻撃を見せると、Pエリア内左サイドのムヒタリアンからの折り返しを逆サイドのオーバメヤンがボレーで合わせたが、ボールは右ポストに弾き返されてしまいハットトリックならず。
 それでも40分、ロイスが意表を突くミドルシュートをゴール左上に決めて、前半の内に点差をつけてしまった。
 ガラタサライは中盤より前で思うようにボールを持てないまま、ハーフタイムとなってしまった。

 後半、得点差を考えると強引なところも必要とされるガラタサライだが、何の策も見せず、それほど良い状態でないドルトムントの受け身もあってか淡々と試合が進む。
 ドルトムントは78分、香川が足をつってピッチを外れ、ラモスと交代。すると83分、ファーストシュートをゴールに突き刺し、点差を4に広げた。

 結局ガラタサライは枠内シュートわずか1本で完封負けを喫した。




 
 
 
 

グループE

     ローマ 1−7   バイエルン
ジェルビーニョ 66 ロッベン 9、30
レバンドフスキ 25
ミュラー 36(PK)
リベリ 78
シャキリ 80

 1勝1分けのローマホームに2連勝のバイエルンを迎えた一戦は、思いもよらない一方的な内容となった。
 立ち上がりは両チームとも積極的に主導権を取ろうとするが、9分にバイエルンのロッベンが右サイドからワンツーを挟んでPエリア内に侵入、ローマは3人の選手がPエリア内で対峙したが、ロッベンは軽く左に切り返してコースを作ると素早くシュート。これがゴール左隅に決まり、早くもバイエルンが先制する。

 直後にローマに2度チャンスが訪れたが、いずれもキーパー・ノイアーの好セーブで得点には至らず。バイエルンも早めのシュートでローマゴールを脅かしつづける。
 しばらく均衡を保ったが、23分にまたもやバイエルンがゲームを動かす。中盤でのインターセプトから攻撃に転じるバイエルンに対し、ローマはしっかり4バックがラインを引いて受けて立つ。この時バイエルンは中央にミュラーが1枚だけ。
 左サイドでボールを受けたゲッツェがDFラインへ突っかけ、DFラインの裏をうかがい斜め左へ動いたミュラーへスルーパスを送る。ミュラーはこれをそのままヒールで元いたPアークへ落とすと、フリーとなったゲッツェがゴール左隅にダイレクトシュート。キーパーは1歩も動けず、たった2人の連携でローマの守備ラインを難無く破ってしまった。

 これで気落ちしたのかローマは足が止まり、失点からわずか2分後、攻め込まれたところでセカンドボールをシャビ・アロンソに拾われる。左のベルナトがスルーパスを受けてクロス、ゴール正面で何の苦もなくレバンドフスキが頭で合わせ、3点目が入った。
 さらに30分、レバンドフスキが長めのスルーパスを通すと、Aコールの背後を取ったロッベンが右から走り込み、ゴールニアサイドにボールを押し込む。
 続けて35分、左サイドをえぐったアラバに対し、滑りこんだマノラスの手にボールがあたり、PKの判定。ミュラーが決めて、前半だけでまさかの0-5という大差がついてしまった。

 後半、ローマはロッベンを止めれないAコールと、ほぼ何もできなかったトッティを代えて臨む。
 バイエルンペースは変わらずだが、54分、ロングボールにジェルビーニョが抜け出しローマにビッグチャンス。しかし体を寄せられながら放ったシュートは、右ポストを叩いてゴールならず。
 跳ね返ったボールを再びローマが拾うと、いったん中盤に戻してから、バイエルンゴール前に走り込んだフロレンツィへパスが入る。ノイアーと1対1の勝負は、しっかりとシュートを弾き返したノイアーに軍配が上がった。
 60分に左45度の位置で得たFKから3度目のチャンスを迎えたローマ。ピャニッチからの絶妙なボールに、飛び出したジェルビーニョが右足で合わせたが、これもノイアーのビッグセーブに止められてしまい、為す術が無い。
 だが65分、ようやくローマが報われる。中盤でバイエルンからボールを奪って速攻、左のナインゴランが上げたクロスをゴール正面のジェルビーニョが頭で押し込み、遠かった1点が入った。

 77分のバイエルン。自陣右サイドでボールを奪い、トライアングルを作りながらシンプルなパスをつないでローマ陣内へボールを運ぶと、ロッベンから斜めに走り込んだリベリに長いスルーパスが入る。追いついたリベリは軽く浮かせたシュートでキーパーをかわし、途中出場ながらすぐに結果を出した。
 さらに80分、直前に入ったシャキリがラフィーニャのミドルシュートのこぼれ球を拾ってゴールに叩き込み、大量7得点。バイエルンは前線の全選手が得点を挙げ、3連勝を飾った。