〜 第1節(Round1) 〜



各グループへのショートカット
グループA   グループB   グループC   グループD
グループE   グループF   グループG   グループH


ゲーム詳細
グループA: マンチェスターU vs レバークーゼン
グループB: ガラタサライ vs レアル・マドリッド





グループA 得点 失点 勝点
シャフタール・ドネツク 1 0 0 2 0 3
マンチェスター・ユナイテッド 1 0 0 4 2 3
レバークーゼン 0 0 1 2 4 0
レアル・ソシエダ 0 0 1 0 2 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

マンチェスターU 4−2   レバークーゼン
ルーニー 22、70
ファン・ペルシ 59
バレンシア 79
ロルフェス 54
トブラク 88

レアル・ソシエダ 0−2   シャフタール
アレックス 65、87




グループB 得点 失点 勝点
レアル・マドリッド 1 0 0 6 1 3
コペンハーゲン 0 1 0 1 1 1
ユベントス 0 1 0 1 1 1
ガラタサライ 0 0 1 1 6 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

ガラタサライ 1−6   レアル・マドリッド
ウムト 84 イスコ 33
ベンゼマ 54、81
Cロナウド 63、66、90+1

コペンハーゲン 1−2   ユベントス
ヨルゲンセン 14 クアリアレッラ 54




グループC 得点 失点 勝点
パリ・サンジェルマン 1 0 0 4 1 3
ベンフィカ 1 0 0 2 0 3
オリンピアコス 0 0 1 1 4 0
アンデルレヒト 0 0 1 0 2 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

ベンフィカ 2−0   アンデルレヒト
ジュリチッチ 4
ルイゾン 30

  オリンピアコス 0−0   PSG
バイス 25 カバーニ 19
チアゴ・モッタ 68、73
マルキーニョス 86




グループD 得点 失点 勝点
バイエルン・ミュンヘン 1 0 0 3 0 3
マンチェスター・シティー 1 0 0 3 0 3
プルゼニュ 0 0 1 0 3 0
CSKAモスクワ 0 0 1 0 3 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

バイエルン 3−0   CSKA      
アラバ 4
マンジュキッチ 41
ロッベン 68

   プルゼニュ 0−3   マンチェスターC
ジェコ 48
Yトゥーレ 53
アグエロ 58




グループE 得点 失点 勝点
バーゼル 1 0 0 2 1 3
シャルケ 1 0 0 3 0 3
チェルシー 0 0 1 1 2 0
ステアウア・ブカレスト 0 0 1 0 3 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

シャルケ 3−0   ステアウア   
内田 67
ボアテング 78
ドラクスラー 85

チェルシー 1−2   バーゼル
オスカール 45 サラフ 71
シュトレラー 81




グループF 得点 失点 勝点
アーセナル 1 0 0 2 1 3
ナポリ 1 0 0 2 1 3
ボルシア・ドルトムント 0 0 1 1 2 0
マルセイユ 0 0 1 1 2 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

マルセイユ 1−2   アーセナル
アユー 90+3(PK) ウォルコット 65
ラムジー 83

ナポリ 2−1   ドルトムント
イグアイン 29
インシーニェ 67
スニガ 87(OWN)




グループG 得点 失点 勝点
アトレティコ・マドリッド 1 0 0 3 1 3
ポルト 1 0 0 1 0 3
ゼニト 0 0 1 1 3 0
ウィーン 0 0 1 0 1 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

      ウィーン 0−1   ポルト
ルイス・ゴンザレス 55

アトレティコ 3−1   ゼニト    
ミランダ 40
アルダ 64
バプチストン 80
フッキ 58




グループH 得点 失点 勝点
ACミラン 1 0 0 2 0 3
バルセロナ 1 0 0 4 0 3
アヤックス 0 0 1 0 4 0
セルティック 0 0 1 0 2 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

ACミラン 2−0   セルティック   
イサギレ 82(OWN)
ムンタリ 86

バルセロナ 4−0   アヤックス   
メッシ 22、55、75
ピケ 69





〜 ゲーム詳細 〜



グループA

マンチェスターU 4−2   レバークーゼン
ルーニー 22、70
ファン・ペルシ 59
バレンシア 79
ロルフェス 54
トブラク 88

 マンチェスターUの初戦の相手は、グループで最も警戒が必要なレバークーゼン。香川が今シーズン初めてスタメンに名を連ね、左MFに入る。移籍してきたフェライニも中盤で先発。トップはファン・ペルシとルーニーのセット。
 気温9度、時折雨のフルな彼のゲームとなった。

前半

 ゲームはマンチェスターUペース。香川は左サイドから中央、時折最終ライン手前まで下がってボールに触りテンポを作る。
 そんな中で22分、左サイドでボールを受けたファン・ペルシが散々粘ってボールを下げたところ、再びキャリックが前へと放り込み、これを香川が頭でつないで左のエブラに通す。エブラがゴール前に上げたボールをルーニーが右足ボレーで押し込むと、ヴァレンシアがオフサイドポジションでキーパーを邪魔していたようにも見えたがゴールと見なされ、マンチェスターUが先制した。
 その後も流れは変わらず進み、前半終了直前、右からのクロスボールをファーサイドの香川が胸で落としてシュートに持ち込んだが、DFに当たってわずかに右に外れ、1-0で前半終了。
 香川は何度か身体を当てられボールを失う場面が目についた。

後半

 後半に入って51分、マンチェスターUがDFファーディナンドの中途半端なクリアから初めてレバークーゼンにシュートを許すが、キーパーのデ・ヘアががっちりキャッチ。
 その1分後に今度はレバークーゼンに大きなミスが出る。最終ラインにボールが回ったところへルーニーが長い距離を詰めてプレッシャーをかけに行くと、DFが足を滑らせボールを失ってしまう。ルーニーはさらにフェイントでキーパーをも縦にかわし、ゴール前にボールを折り返したが、フリーのファン・ペルシに合わすことができず、絶好の機会を逃してしまう。
 すると54分、レバークーゼンはロルフェスのミドルシュートがキャリックに当たってゴールイン、同点に追いついた。

 チャンスの後の失点で嫌な空気が漂うところ、わずか5分後にファン・ペルシが鮮やかなゴールで吹き飛ばす。右サイドからヴァレンシアが縦に仕掛けてから柔らかいボールを折り返したところを、利き足でない右足のボレーで叩き込んだ。

 69分のレバークーゼン。Pエリア内のボールをキースリンクが粘り、こぼれ出たところへベンダーが走り込んでシュートを放ったが、デ・ヘアがしっかりとキャッチ、ゴールを守る。
 デ・ヘアはこのボールを相手陣内深く蹴り込むと、レバークーゼンのDFが連携ミス。こぼれたボールを拾ったルーニーがキーパーとの1対1をしっかり決めて、自身200ゴールの記録とともに勝利も決定づけた。

 直後に病み上がりでもあり、何度かピンチに絡んでいた香川が下がってヤング投入。
 78分、レバークーゼンが2枚同時にカードを切った直後にマンチェスターUのカウンター。左サイドをヤングが持ち込み中央のルーニーへパス、ルーニーは軽く溜めてから右サイドを上がってきたヴァレンシアに合わせるようにPエリアへとボールを送る。フリーのヴァレンシアはそのままキーパーの足元からシュートを決めて、点差を3に広げた。
 88分にCKからデ・ヘアのミスもあって1点返されたものの、マンチェスターUがホーム初戦で勝ち点3を手にした。




 
 
 
 

グループB

ガラタサライ 1−6   レアル・マドリッド
ウムト 84 イスコ 33
ベンゼマ 54、81
Cロナウド 63、66、90+1

 昨シーズンベスト8と同じ顔合わせ。この時はそれぞれホームで勝利し、得失点差でマドリッドが勝ち上がった。
 今節ホームのガラタサライはドログバとスナイデルが揃って先発。
 マドリッドはベンゼマ、Cロナウド、ディ・マリア、モドリッチに混ざって、新加入イスコが先発を果たした。同じく新戦力であるベイルはベンチスタート。そしてカシージャスが8ヶ月ぶりにスタメンを果たしたのだが、開始早々のガラタサライの何でもないセンタリングを、全くプレッシャーがかかっていないところでセルヒオ・ラモスが走り込んでキャッチ体制に入っていたカシージャスと接触、10分ほどしたところで左脇腹の治療を受けるも、すぐに自らピッチの外へ出て、ディエゴ・ロペスと交代となった。

前半

 立ち上がりから、かなり激しいチェックを仕掛けたガラタサライ。17分に得た右サイドでのFKの際にはフェリぺ・メロがマドリッドの選手を手で押し倒してからゴール前に入り込んだが、ディエゴ・ロペスがしっかりセーブした。
 30分になろうという時間帯にもガラタサライがゴールに迫る。スルーパスに抜け出たスナイデルが左サイドから折り返したボールは、ブラクの手前でセルヒオ・ラモスがクリア。
 続くCKでフェリぺ・メロが放ったヘディングシュートには、ディエゴ・ロペスが横っ飛びで跳ね返す。
 ピンチをしのいだマドリッドは33分、逆に中盤からのロングボールに反応したイスコがDFを背後で抑えてしっかりとトラップ、そのまま右足でゴール左ポスト内側にシュートを流し込み、先制に成功する。 そこからマドリッドに勢いが出てきたものの、前半はこのまま終了。

後半

 前半終了間際にペペのファールを受けたドログバは、後半ピッチに戻らず交代。
 47分のマドリッド。モドリッチが後方からゴール前に放り込んだボールをディ・マリアがトラップ、DFのチェックを受けながらもシュート。跳ね返ったボールを拾ったCロナウドもシュートを畳み掛けたが、いずれもキーパーが弾き返した。
 すると直後には、ブラクがペペのマークを外して左からのクロスをゴール正面でヘッド。だが、惜しくも枠を外してしまった。
 このあとややマドリッドが守り時間が増えるが、54分にガラタサライの中盤でのミスからボールを奪うと前線ベンゼマへとつなぎ、キーパーと1対1になったベンゼマは迷うことなくシュートを決めて、勝利を引き寄せる。

 63分、マドリッドがガラタサライゴールへ攻め込む。右を抜けたディ・マリアがふわりと折り返したボールがワンバウンドしたところ、ファーポスト前でイスコが頭で中へと戻す。これをゴール真正面のCロナウドが蹴り込んで、追加点を挙げた。この直後、イスコに代わってベイルが投入された。

 66分、マドリッドは右サイドでFKを得る。これをベイルが左足でゴール前に蹴り込むと、セルヒオ・ラモスがヘッド。ここはキーパーがブロックしたが、Cロナウドが跳ね返りを直接押し込んで、ほぼ試合は決した。

 81分には左からCロナウドが折り返したボールにベンゼマが合わせて2点目をゲット。
 84分にガラタサライがウムトのゴールで一矢報いるが、ロスタイムにロナウドが切れのあるドリブルで3人かわしてシュートを叩き込み、ハットトリック達成。
 1-6の大差でマドリッドが初戦を飾った。