各グループへのショートカット | |||
グループA | グループB | グループC | グループD |
グループE | グループF | グループG | グループH |
ゲーム詳細 |
グループB: シャルケ vs リヨン グループD: パナシナイコス vs バルセロナ グループE: ローマ vs バイエルン |
グループA | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
トッテナム・ホットスパーFC | 3 | 1 | 1 | 15 | 8 | 10 |
FCインテル・ミラノ | 3 | 1 | 1 | 12 | 8 | 10 |
FCトゥベンテ | 1 | 2 | 2 | 6 | 8 | 5 |
ベルダー・ブレーメン | 0 | 2 | 3 | 3 | 12 | 2 |
インテル | 1−0 | トゥベンテ |
カンビアッソ 55 |
トッテナム | 3−0 | ブレーメン |
カブール 6 モドリッチ 45+1 クラウチ 79 |
グループB | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
FCシャルケ04 | 3 | 1 | 1 | 8 | 2 | 10 |
オリンピック・リヨン | 3 | 0 | 2 | 9 | 8 | 9 |
SLベンフィカ | 2 | 0 | 3 | 6 | 10 | 6 |
ハポエル・テルアビブFC | 1 | 1 | 3 | 5 | 8 | 4 |
シャルケ | 3−0 | リヨン |
ファルファン 13 フンテラール 20、89 |
テルアビブ | 3−0 | ベンフィカ |
ザハビ 24、90+2 ドグラス 74 |
グループC | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
マンチェスター・ユナイテッドFC | 4 | 1 | 0 | 6 | 0 | 13 |
バレンシアCF | 3 | 1 | 1 | 14 | 3 | 10 |
レンジャーズFC | 1 | 2 | 2 | 2 | 5 | 5 |
ブルサスポル | 0 | 0 | 5 | 1 | 15 | 0 |
レンジャーズ | 0−1 | マンチェスターU |
ルーニー 87(PK) |
バレンシア | 6−1 | ブルサスポル |
マタ 17(PK) ソルダード 21、55 アドゥリス 30 ホアキン 37 ドミンゲス 78 | バタジャ 69 |
グループD | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
FCバルセロナ | 3 | 2 | 0 | 12 | 3 | 11 |
FCコペンハーゲン | 2 | 1 | 2 | 4 | 4 | 7 |
FCルビン・カザン | 1 | 3 | 1 | 2 | 2 | 6 |
パナシナイコスFC | 0 | 2 | 3 | 1 | 10 | 2 |
ルビン | 1−0 | コペンハーゲン |
ノボア 45+2(PK) |
パナシナイコス | 0−3 | バルセロナ |
ペドロ 27、69 メッシ 62 |
グループE | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
FCバイエルン・ミュンヘン | 4 | 0 | 1 | 13 | 6 | 12 |
ASローマ | 3 | 0 | 2 | 9 | 10 | 9 |
FCバーゼル1893 | 2 | 0 | 3 | 8 | 8 | 6 |
CFR 1907クルージュ | 1 | 0 | 4 | 5 | 11 | 3 |
ローマ | 2−3 | バイエルン |
ボリエッロ 49 デ・ロッシ 81 トッティ 84(PK) | ゴメス 33、39 |
バーゼル | 0−4 | クルージュ |
アルメラレス 15 |
グループF | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
チェルシーFC | 5 | 0 | 0 | 14 | 3 | 15 |
オリンピック・マルセイユ | 3 | 0 | 2 | 11 | 3 | 9 |
FCスパルタク・モスクワ | 2 | 0 | 3 | 5 | 9 | 6 |
MSKジリナ | 0 | 0 | 5 | 2 | 17 | 0 |
スパルタク・モスクワ | 4−1 | マルセイユ |
ヴァルビュエナ 18 レミ 54 ブランドン 68 |
チェルシー | 2−1 | ジリナ |
スターリッジ 51 マルダ 86 | ベロ 19 |
グループG | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
レアル・マドリーCF | 4 | 1 | 0 | 11 | 2 | 13 |
ACミラン | 2 | 2 | 1 | 7 | 5 | 8 |
AFCアヤックス | 1 | 1 | 3 | 4 | 10 | 4 |
AJオセール | 1 | 0 | 4 | 3 | 8 | 3 |
アヤックス | 0−4 | レアル・マドリッド |
ベンゼマ 36 アルベロア 44 Cロナウド 70、81(PK) |
オセール | 0−2 | ACミラン |
イブラヒモヴィッチ 64 ロナウジーニョ 90+1 |
グループH | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
FCシャフタール・ドネツク | 4 | 0 | 1 | 10 | 6 | 12 |
アーセナルFC | 3 | 0 | 2 | 15 | 6 | 9 |
SCブラガ | 3 | 0 | 2 | 5 | 9 | 9 |
FKパルチザン | 0 | 0 | 5 | 1 | 10 | 0 |
ブラガ | 2−0 | アーセナル |
マテウス 83、90+3 |
パルチザン | 0−3 | シャフタール |
ステパネンコ 52 ジャジソン 59 エドゥアルド 68 |
シャルケ | 3−0 | リヨン |
ファルファン 13 フンテラール 20、89 |
グループ首位のリヨンは引き分けでも自力で勝ち抜けが決まるゲーム。怪我から復帰のリサンドロ・ロペスがスタメン。CBのクリスは故障で欠場している。 一方のシャルケは勝ち点3を手にしてグループ2位の座をキープしたいところ。内田がこの日も右SBで名を連ねた。 試合は立ち上がりからホームのシャルケがリヨンゴールへと襲い掛かる。チームとして連動し、立て続けにチャンスを作り出す。しばらく調子を落としていた頃とは見違えるようなシャルケの好調ぶり。リヨンは耐える時間が続く。 9分にはリヨンがシャルケゴール前に攻め込んだところでシャルケがボールを奪い、カウンター。中盤でボールを受けたファルファンが簡単にラウールに渡し、ラウールはこれをヒールパスで応答、縦に抜けるファルファンへワンツーで返す。3対3の状況となり、クロスがフリーのフラドへ通ってシュートまで持ち込んだが、GKヨリスがガッチリとキャッチした。 13分にはじっくりと攻め込んだシャルケ。リヨン陣内でボールをつないで何度か攻め込んだあと、クロスボールのこぼれ球に反応したラウールがPエリア内へ仕掛ける。DFを1枚かわし、2人目でカットされたものの、こぼれたボールをファルファンがゴール左にきっちり流し込んで、勢いそのままにシャルケが先制点を挙げた。 17分にリヨンにチャンス。左からのクロスが跳ね返されたところを拾って再びシャルケゴール前にボールを入れると、これがPエリア右のリサンドロへつながる。リサンドロはフェイントでDFをひとりかわして右足を振り抜いたが、GKノイヤーに正面でセーブされた。 リヨンも調子が悪くないのだが、シャルケのリズムは変わらない。攻守の切り替えが早く、リヨンにペースを渡さない。 20分に中盤でリヨンからボールを奪うと、左サイドをクルーゲがドリブルで持ち込みPエリア手前で中央へと折り返す。このボールを走り込んだフンテラールが押し込んで、シャルケのリードが早くも2点に広がった。 30分、フラードのスルーでファルファンが中央を抜け出しシャルケにまたもやチャンスが訪れたが、ファルファンがキーパーと交錯して倒れたプレーがシミュレーションと判断され、逆にイエローカードが出されてしまった。 この直後、ラウールがリヨンゴール右を狙って中距離のループシュートを放ったが、ここはヨリスがファインプレーで弾き出して難を逃れた。 前半も終盤に差し掛かると、さすがに試合は落ち着いてきた。 ハーフタイム直前にシャルケの最終ラインでメッツェルダーが不用意な横パスをカットされ、そこからリヨンに持ち込まれて、最後はリサンドロがPエリア内で倒されたかに見えたがノーホイッスル。 後半、リヨンはシソッコに代えてFWゴミスを投入して開始。 この時点で同じグループのベンフィカが前半を0-1で負けているという情報が入っているためか、このままのスコアでも両チーム決勝トーナメント進出が決まるとあって、引き続きまったりとした流れでゲームが進む。 そんな中、リヨンは58分にグルキュフが足を痛めてしまい、下がってしまう。 前半のハイペースはすっかり鳴りを潜め、見どころのないまま終盤へ。 89分、リヨンの攻撃を中盤でカットしたシャルケは、パスをつないで右の内田に展開。内田はハーフライン付近でボールを受けると、2つドリブルを挟んで早めにファーサイドのフンテラールを狙ってクロスボールを放り込む。弧を描いてリヨンDFライン3枚とキーパーとの間を鮮やかにボールが抜けてフンテラールへと渡ると、フンテラールはカバーに来たレベイレールに対し2、3フェイントを挟んで放ったシュートがゴールに飛び込む。内田のアシストから、3点目がシャルケに入った。 ロスタイムの92分、リヨンはPエリア内に張るゴミスにボールが放り込まれると、DFを背負いながらもトラップでうまく振り返ってシュート。しかしキーパーにクリアされてしまった。 そしてゲーム終了。 結局ベンフィカがハポエルに敗れたため、現時点で1位となったシャルケと、勝ち点3差ながら当該チーム同士の得失点差でベンフィカを上まっているリヨン、両チームの勝ち抜けが決定した。 |
パナシナイコス | 0−3 | バルセロナ |
ペドロ 27、69 メッシ 62 |
第4節終了時点で、まだ勝ち抜けのチームが決まっていないグループD。 この第5節、既にもう一方のゲームでルビンがコペンハーゲンを下していたため、バルセロナは勝てば勝ち抜け、パナシナイコスは勝たなければ敗退が決まるゲームとなった。 パナシナイコスは、カラグニスが出場停止。バルセロナは国内リーグの大一番であるクラシコを控えて、ブスケッツとアビダルをベンチに温存してスタート。 パナシナイコスはバルセロナにボールを持たせ、受けに回る。バルセロナは珍しくミスが目につき、なかなかフィニッシュに至らない。 20分、パナシナイコスはDFラインの裏をうかがっていたシセにボールが通り、チャンスを迎える。中央やや右の角度からPエリアに持ち込んだシセは、その勢いのままシュートを放ったが、ここはGKバルデスがワンハンドブロックのファインセーブでゴールを守った。 26分、バルセロナのアドリアーノが左サイドからミドルシュートを狙ったが、キーパーがワンハンドでCKに逃れる。だがこのCKのクリアボールをバルセロナがつなぎ、後方ダニエウ・アウベスとの縦のワンツーでPエリア右サイドに踏み込んだペドロが逆サイドにきっちりボールを流し込んで、あっさりとバルセロナが先制した。 43分、メッシが倒されてバルセロナはゴール正面20M強のところでFKのチャンスを得たが、メッシのシュートは壁に当たる。こぼれ球を再びバルセロナが拾い、パスを受けたメッシが強引にドリブルでPエリア内まで持ち込むが、4人目を抜こうとしたところでボールを奪われてしまう。続けざまに、今度は左サイドでビジャが出した縦パスにPエリア内のペドロが反応、ゴールライン際からシュートを狙うもキーパーがブロック。こぼれ球をビジャが左45度の位置からシュートしたが、これもキーパーがパンチングで逃れた。 バルセロナが74%と圧倒的にボールを支配する中、前半終了。 後半もバルセロナがゲームを支配。 すると62分、ダニエウ・アウベスのインターセプトから右サイドでパスをしばらくつないでから、ゴール正面のイニエスタに回す。イニエスタは少し溜めを作ってから縦にボールを出したところへ、左サイドをあがったアドリアーノがフリーで走り込むと、ゴール前に入りこんだメッシへパス。メッシが難なくボールをゴールに押し込んで、バルセロナが追加点を挙げた。 続いて69分、今度は中盤でボールを受けたダニエウ・アウベスがPエリア左のスペースに長いボールを放り込むと、走り込んだイニエスタがトラップしたあとマイナス気味にパス。これを2列目のペドロがゴールに叩き込み、3点目が決まった。 この後ピッチに乱入者が現れるなどして試合はやや集中が欠けた感じとなり、そのままのスコアで終了。バルセロナがベスト16進出を決めた。 |
ローマ | 2−3 | バイエルン |
ボリエッロ 49 デ・ロッシ 81 トッティ 84(PK) | ゴメス 33、39 |
ローマは勝てばグループリーグ突破の可能性もあるゲーム。トッティはベンチからのスタート。アドリアーノもベンチに入った。 対するバイエルンは既に勝ち上がりを決めている。相変わらず怪我人が多い上に、シュバインシュタイガーが出場停止。そんな中、リベリがようやく怪我から戻ってきた。国内リーグで精彩を欠いているチームだが、ひとり気を吐くゴメスがワントップを務める。キーパーはクラフトが入り、ブットはベンチに温存してスタート。 序盤はバイエルンがボールを支配する展開。 23分にローマのグレコがCKから弾かれたボールに走り込み、直接鋭いミドルシュートを放ったが、クラフトの好反応でゴールならず。 このあとローマに流れが傾きかけたが、33分にゴールをあげたのはバイエルンだった。ローマ陣内でボールを回して隙を伺うバイエルンは、右サイドでボールを持ったクロースが縦にパスを送ると、Pエリア内のリベリがこのボールを外回りに反転しざまに意表を突いてゴール前へとダイレクトに折り返す。これをゴメスが倒れながらも右足を振り抜くと、ボールは左ポストにあたってゴールに転がり込んだ。 さらに39分、ローマが自陣ゴール前で犯したパスミスをバイエルンのミュラー見逃さず、直接Pエリア内にパスを送ると、ゴメスがゴール右にシュートを決めて早くも2点を奪取。 前半はこのままローマが2点のビハインドで終了。 後半、うってかわってローマが逆襲を開始。49分、右サイドをメネーズが個人技とスピードで突破すると、ゴール前に折り返したボールに走り込んだボリエッロがトラップの際に倒れながらも、そのまま足を振り抜いてゴール。良い時間に1点を返した。 61分にもビッグチャンスを迎えたローマ。右サイドをえぐったメネーズがゴールマウスの真ん前に折り返したボールを途中出場のシンプリシオが押し込もうとしたが、GKクラフトが横っ跳びのパンチングでこれを阻止。さらに、弾かれて落ちてくるボールをブリーギがPスポット付近でボレーで合わせたが、これもクラフトが体に当てて阻止するスーパーセーブでゴールを死守する。 67分にはブチニッチの縦パスに反応したシンプリシオがPエリア内でシュートを放ったが、キーパーがキャッチ。 押され気味のバイエルンは73分にミュラーに代えてコンテントを投入し、守備の立て直しを図る。77分にはリベリをアルティントップと交代させてしまった。 逆にローマは75分、トッティを投入し勝負に出る。 そして81分、ブチニッチの丁寧なスルーパスに左サイドをあがったリーセが反応、Pエリアに持ち込みゴール前にパスを通すと、走り込んだデ・ロッシが押し込み、ついにローマが同点に追いついた。 さらにその2分後、今度はトッティがDFラインの裏へボールを放り込むと、走り込んだボリエッロをクラフトが倒してしまい、ローマがPKをゲット。これをトッティがクラフトに触られたもののゴールに叩き込んで、とうとう逆転に成功した。 このままロスタイムの3分が経過し、ローマがバイエルンに逆転勝利。グループEのもう一方のカードでバーゼルが勝ってローマに勝ち点3差でつけているため、最終節でバイエルンに続いて勝ち上がるチームが決することとなった。 |