各グループへのショートカット | |||
グループA | グループB | グループC | グループD |
グループE | グループF | グループG | グループH |
ゲーム詳細 |
グループA: インテル vs ブレーメン グループF: チェルシー vs マルセイユ グループG: オセール vs Rマドリッド グループH: パルチザン vs アーセナル |
グループA | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
インテル | 1 | 1 | 0 | 6 | 2 | 4 |
トッテナム | 1 | 1 | 0 | 6 | 3 | 4 |
トゥベンテ | 0 | 1 | 1 | 3 | 6 | 1 |
ブレーメン | 0 | 1 | 1 | 2 | 6 | 1 |
トッテナム | 4−1 | トゥベンテ |
ファン・デル・ファールト 47 パブリュチェンコ 50(PK)、64(PK) ベイル 85 |
シャドリ 56 |
インテル | 4−0 | ブレーメン |
エトー 21、27、81 スナイデル 34 |
グループB | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
リヨン | 2 | 0 | 0 | 4 | 1 | 6 |
シャルケ | 1 | 0 | 1 | 2 | 1 | 3 |
ベンフィカ | 1 | 0 | 1 | 2 | 2 | 3 |
ハポエル・テルアビブ | 0 | 0 | 2 | 1 | 5 | 0 |
テルアビブ | 4−1 | リヨン |
エニュアマ 89(PK) |
バストス 7(PK)、36 ピアニッチ 90+4 |
シャルケ | 2−0 | ベンフィカ |
ファルファン 73 フンテラール 85 |
グループC | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
マンチェスター・ユナイテッド | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 4 |
レンジャーズ | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 4 |
バレンシア | 1 | 0 | 1 | 4 | 1 | 3 |
ブルサスポル | 0 | 0 | 2 | 0 | 5 | 0 |
バレンシア | 0−1 | マンチェスターU |
エルナンデス 85 |
レンジャーズ | 1−0 | ブルサスポル |
ネイスミス 18 |
グループD | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
コペンハーゲン | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | 6 |
バルセロナ | 1 | 1 | 0 | 6 | 2 | 4 |
ルビン・カザン | 0 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 |
パナシナイコス | 0 | 0 | 2 | 1 | 7 | 0 |
ルビン | 1−1 | バルセロナ |
ノボア 30(PK) |
ビジャ 60(PK) |
パナシナイコス | 0−2 | コペンハーゲン |
ヌンドイエ 28 ヴィンゴー 37 |
グループE | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
バイエルン・ミュンヘン | 2 | 0 | 0 | 4 | 1 | 6 |
ローマ | 1 | 0 | 1 | 2 | 3 | 3 |
クルージュ | 1 | 0 | 1 | 3 | 3 | 3 |
バーゼル | 0 | 0 | 2 | 2 | 4 | 0 |
バーゼル | 1−2 | バイエルン |
フライ 18 |
シュバインシュタイガー 56(PK)、86 |
ローマ | 2−1 | クルージュ |
メクセス 69 ボリエッロ 71 | ラダ 78 |
グループF | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
チェルシー | 2 | 0 | 0 | 6 | 1 | 6 |
スパルタク・モスクワ | 2 | 0 | 0 | 4 | 0 | 6 |
オリンピック・マルセイユ | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 |
MSKジリナ | 0 | 0 | 2 | 1 | 7 | 0 |
スパルタク・モスクワ | 3−0 | MSKジリナ |
アリ 34、61 イブソン 89 |
チェルシー | 2−0 | マルセイユ |
テリー 7 アネルカ 28(PK) |
グループG | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
レアル・マドリッド | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | 6 |
ACミラン | 1 | 1 | 0 | 3 | 1 | 4 |
アヤックス | 0 | 1 | 1 | 1 | 3 | 1 |
オセール | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 |
オセール | 0−1 | レアル・マドリッド |
ディ・マリア 81 |
アヤックス | 1−1 | ACミラン |
エル・ハムダウィ 23 | イブラヒモヴィッチ 37 |
グループH | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
アーセナル | 2 | 0 | 0 | 9 | 1 | 6 |
シャフタール・ドネツク | 2 | 0 | 0 | 4 | 0 | 6 |
パルチザン | 0 | 0 | 2 | 1 | 4 | 0 |
ブラガ | 0 | 0 | 2 | 0 | 9 | 0 |
パルチザン | 1−3 | アーセナル |
クレオ 33(PK) |
アルシャービン 15 シャマフ 71 スキラチ 82 |
ブラガ | 0−3 | シャフタール |
ルイス・アドリアーノ 56、72 Dコスタ 90+2(PK) |
インテル | 4−0 | ブレーメン |
エトー 21、27、81 スナイデル 34 |
全チーム勝ち点1ずつのグループA。 第1戦を引き分けで終わったインテルが迎える第2戦はホームゲーム。対するブレーメンも第1戦はホームで引き分けてしまい、なおかつ国内リーグも調子が上がらず監督解任の噂も聞こえている状態。 インテルはサムエル、サネッティ、Dミリートを怪我で欠きパンデフもベンチ外、ブレーメンではピサロ、フリンクス、フリッツが不在。 インテルの2列目として18歳のブラジル代表・コウチーニョが左、22歳のビアビアニーが右のスタメンに名を連ねた。CFはエトー。 開始2分、攻め込まれていたブレーメンは自陣深い位置から前に残っていたウーゴ・アウメイダの前方にロングボールを蹴り込む。ここでインテルGKジュリオ・セーザルが判断を誤り大きく飛び出すと、アウメイダにジャンピングループシュートを打たれてしまう。あわやというところだったが、DFルシオがゴール前でボールに追いついてミスを救った。 続く4分にはインテルゴール正面からやや右、20m程の位置でブレーメンにFKのチャンス。アウメイダはゴール右下を狙ったが、ここはGKジュリオ・セーザルがよく反応しブロックする。 インテルは7分にビッグチャンス。スナイデルが出した右へのスルーパスに快速ビアビアニーがDFを追い抜き、Pエリア内で直接クロスボールを蹴り込む。ここでファーサードのコウチーニョがフリーの状態からヘディングシュートを狙ったが、なんとゴール左に外してしまった。 9分にも左のコウチーニョがエトーとのパス交換でゴール正面に入り込み、そこから右前方に走り込むスナイデルへ絶妙なパスを通す。決定的なシーンだったが、スナイデルがPエリア内で直接狙わず前へとワントラップした結果、キーパーに詰められてシュートを防がれてしまった。 この2度のピンチでブレーメンは不安定なプレーが出るようになったが、19分にはドリブルとワンツーから右サイド深い位置に上がったボロウスキがクロス、ゴール正面に走り込んでいたウーゴ・アウメイダが左足で合わせたがジャストミートせず、ボールは流れてしまった。 21分、ブレーメンが後方でボールを回していたところ、MFイェンセンからインテルのカンビアッソがボールカットに成功、そのボールを拾ったエトーがそのままPエリアに突入、放ったシュートはGKの足に当たったもののゴールへと転がり込み、インテルが先制した。 さらにエトーはその6分後、DFルッシオがボールを持っているときにいったん下がってブレーメンDFプレードルを引っ張り上げると、すかさず振り向いてその裏を取り、ルッシオからもピンポイントでボールが放り込まれる。エトーは背後からの浮き球を右足インステップの見事なトラップでPエリア内、右45度の向きに転がすと、そのまま右のインサイドでコースを突いてズドン。見事なプレーで追加点を挙げた。 29分のインテル。またもやカンビアッソがイェンセンからのボールを奪うと、中央のスタンコビッチへパス。スタンコビッチから右前方のエトーへと渡ったボールは再び返され、スタンコビッチがPアーク内から直接シュート。しかしここはGKヴィーゼがジャンプ一番、ワンハンドでタッチしバーの上へと押しだした。 30分には右からのクロスをPエリア内で受けたエトーだが、ここはトラップが大きくボールを失う。 31分、ブレーメンもウーゴ・アウメイダがPエリア内でボールを頭で落としてチャンスを演出。ここにアルナウトビッチが走り込み右前のボロウスキへのパスを選択したが、ボールはつながらなかった。 34分、インテルは最後方のルッシオから前線のエトー、いったん中盤スタンコビッチへ戻してまたエトーと、縦のグラウンダーのパスが続き、ブレーメンの守備陣がエトーに集中したところで、エトーから中央スナイデルへのスルーパスが入る。あっさりDFの裏を取ると、スナイデルは右方向に流れながらシュートをゴール左方向に放り込んで、前半のうちに点差を3に広げた。 後半、ブレーメンはMFボロウスキを下げてDFパサネンを投入。一方のインテルはGKを今シーズン初出場のカステラッツィに代えてスタート。 52分、ブレーメンは右CKからいったんクリアされたボールを再びPエリア内に持ち込むと、後半からMFに上がったウェズレイがシュートを狙ったが、GKカステラッツィが横っ飛びでこれをクリアしゴールを許さない。 その一分後にはインテルの攻撃。後方のボール回しから左サイドでキブがコウチーニョへスルーを通す。コウチーニョはPエリア内で対峙したDFメルテザッカーをフェイントでかわしざまシュートに持ち込んだが、GKに防がれた。 62分、インテルはルッシオが左足を痛め、代わりにSBサントンをピッチへ送り、CBはキブが入った。 直後、インテルは中盤のスナイデルがゴール前に放り込んだボールにビアビアニーが快足を飛ばしてDF2枚の間から抜き出ようとした瞬間、倒されてPアーク内でFKをゲット。倒したプレードルにはレッドではなくイエローカード。キッカーは3人が笑顔で構えながらスナイデルが打っていったが、枠を外した。 78分、ブレーメンはウーゴ・アウメイダをあきらめて交代。余裕のあるインテルは80分、19歳のオビを入れてスタンコビッチを下げた。 その1分後、そのオビが自陣でボールをインターセプトし左のスナイデルにつなぐと、スナイデルは左足でアウトから絶妙なスルーを送り、エトーが抜け出す。たまらず飛び出したGKのスライディングをかわしたエトーは、無人のゴールにボールを沈めてハットトリック達成。 このまま試合は終了。インテルが快勝で勝ち点を4に伸ばした。 |
チェルシー | 2−0 | マルセイユ |
テリー 7 アネルカ 28(PK) |
初戦を勝っているチェルシーのホームゲーム。怪我のランパード、ベナユン、カルーのほか、ドログバが出場停止で不在。代わりに19歳の日系3世、フランスU-19代表でもあるカクタがFWの一角を務める。 マルセイユはホームで迎えた第1戦を落としての強豪との第2戦。熱狂的なサポーターが、アウェーとは思えない位の応援でもり立てる。 7分、チェルシーは右CKのチャンスに、ニアサイドに走り込んだテリーがカクタからのボールを左足でコースを変えると、ゴール手前の狭いところにボールが飛び込んで先制、マルセイユサポーターを黙らせる。 15分のチェルシーの攻撃。中盤のジルコフからボールを受けたカクタが右前方に絶妙なスルーパスを通し、アネルカが抜け出す。そのままマルセイユのPエリアまで持ち込み右足を振り抜いたが、DFの寄せでコースが限定されGKマンダンダに止められてしまった。 27分、マルセイユDFエムビアの少し軽率な飛び込みがハンドを呼び込んでしまい、チェルシーにPKのチャンス。これをマルセイユサポーターのブーイングの中、アネルカがゆっくりとした助走からGKを見切ってコロコロPKを決め、リードを2点に広げた。 その後、イーブンな展開となるもののチャンスまでには至らず、前半終了。 反撃したいマルセイユは後半早々に得た3本のFKはゴールに結び付かなかったものの、いいペースでゲームを進める。だが、トップのジニャク、左のブランドンが冴えず、なかなかチェルシーゴールを脅かすことができない。 62分に得たマルセイユの左CK、ファーサイドに放り込んだボールがこぼれたところにルイス・ゴンザレスが直接狙ったが、シュートはDFに当たって跳ね返された。 チェルシーもアネルカ、マルダ、そしてカクタと交代したラミレスの3人が時折マルセイユの守備陣に脅威を与える。 そして67分、マルセイユゴール正面30m程の位置でFKを得る。これをアレックスが右足の強烈なシュートで狙ったが、ややアウトサイドにかかったシュートは壁の内側から曲がって右ポストを叩き、弾かれたボールをつないでアネルカが頭でゴールに押し込んだが、オフサイドだった。 75分のチェルシー。左からパスをつないで攻め込むと、Aコールから中のラミレス、さらに中央をあがってきたエッシェンへとボールが渡ってゴール正面でシュート。しかしエッシェンのシュートは左のポストに当たってしまう。88分には左をあがったAコールのクロスに74分からゴール正面に入ったところにスターリッジが飛び込んだが、枠を外す。 その直後、チェルシーは第1節に続いて17歳のイングランドU-19代表マクイクランがピッチに。 90分、再び中央をあがったエッシェンが左のAコールからパスを受けてシュートを狙ったが、またもや左ポストをかすめて枠の外へ。 試合はこのまま終了。チェルシーがホームの強さを発揮し、勝ち点を6に伸ばした。 |
オセール | 0−1 | レアル・マドリッド |
ディ・マリア 81 |
マドリッドはエジル、ディ・マリアがベンチスタート。前線をイグアイン、ベンゼマ、Cロナウドが務める。 立ち上がりは激しい主導権争い。4分、オセールはエンダンガの自陣からの縦パス1本でカウンター。オリエチュがDFラインの裏に抜け出たところにGKカシージャスがPエリアを飛びだし先にカットに行く。するとオリエチュに当たって跳ね返ったボールがレアルゴール方向に転がっていったが、これにオリエチュは追いつくことができず、ゴールラインを割った。 オセールは6分にも左サイドをドリブルで駆け上がったランジルがそのまま絶妙なクロスを放り込みチャンスを作ったが、ニアに詰めたオリエチュは合わすことができなかった。 8分、マドリッドは中盤マルセロからの早いグラウンダーのパスをCロナウドがうまいトラップで反転、ドリブルでゴール正面まで持ち込みシュートを放ったが、GKに正面でブロックされた。 14分にマドリッドが得た右CK。ケディラが頭で合わせたボールをイグアインが拾ってすかさず押し込もうとしたが、ライン上で守るオセールDFがブロックしゴールを守る。 25分、中盤右サイドでオセールのFK。アウトスイングでゴール前に放り込まれたボールをエンダンガが頭でファーサイドに押し込もうとしたが、枠の外へ。 35分にLディアッラ、36分マルセロと、立て続けにオセールゴールに迫るマドリッド。しかし攻め疲れからか、その後は逆にオセールに押し込まれるようになったところで、前半終了。 後半、オセールは立ち上がりこそ圧力をかけて攻め込んだものの、すぐに自陣ゴール前で守備を固めてカウンター戦術をとる。 シュートに手こずるマドリッド、ついに58分、モウリーニョはベンゼマを諦めエジルを投入。 62分にオセールのカウンター。ペドレッティの自陣からマドリッドゴール前への縦パス1本に後半から出場のイェレンが反応、DFを背負いながらもPエリア手前からシュートを狙ったが、ボールは左に外れた。 マドリッドもイグアイン、Cロナウドのシュートと続き、69分には直接FKでもCロナウドがゴールを狙ったが、得点ならず。 マドリッドは74分、Lディアラに代えてディ・マリアをピッチに送り、攻撃を厚くする。 ホームの後押しを受けるオセールは79分、途中出場のトラオーレが左から絶妙なセンタリングを放り込むと、DFのぺぺがニアサイドで頭によるクリアを狙ったところ、ボールはあわやオウンゴールとなる右ポストを叩いた。 そして残り10分を切った81分、ようやく均衡が崩れる。マドリッドの攻撃で、エジルが右から上げたゴール前へのクロスがファーサイドに流れて、ディ・マリアの元へ。ディ・マリアは胸でトラップすると、ワンバウンドしたボールを叩きつけるようにボレーシュート。これがゴール右に決まって、マドリッドが1点をリードした。 このゴールが決勝点となり、オセールが粘ったものの1失点を許した結果、アウェーのマドリッドが2勝目を手にした。 |
パルチザン | 1−3 | アーセナル |
クレオ 33(PK) |
アルシャービン 15 シャマフ 71 スキラチ 82 |
初戦、ホームで6点を取って圧勝したアーセナルがアウェーのベオグラードに乗り込んでの一戦。セスク、ファン・ペルシ、ベントナー、ウォルコットは怪我で不在。GKはアルムニアがひじを痛めてしまい、ファビアンスキが務める。ほかに、ギブス、ジュルーがDFラインに入り、いくらか主力を温存する形でゲームに臨む。 一方、前節アウェーで0-1と敗れたパルチザン。国内リーグでは昨シーズンから39戦無敗を続けている。ホームで勝ち点を得たいところ。 立ち上がり、パルチザンは前から積極的にディフェンス。6分にはゲーム最初のシュートを放つ。 さらに8分、自陣からのスルーパスにFWクレオが飛び出し、ドリブルでPエリアに突入。だが、追いついたアーセナルDF・スキラチにドリブルを止められ、チャンスを逃す。 10分には、アーセナルのスキラチとGKアルムニアの連係ミスでボールがこぼれたところをFWボヤが詰めに行ったが、アルムニアが何とか拾いなおして事なきを得た。 押され気味のアーセナルだったが、15分にあっさりと先制する。中盤でボールを持ったアルシャービンが重心の低いドリブルで持ち込み、Pエリア手前で並走するウィルシェアへパス。ウィルシェアはPエリア内に強引に元込んだ後、背後にできたスペースに軽くボールを戻すと、走り込んだアルシャービンが右足を振りき、ボールをゴールネットに突き刺した。 24分、アーセナルはパルチザンDFからボールを奪ったウィルシェアからPエリア内のアルシャービンへとパスが通ったが、GKストイコビッチが素早く詰めてシュートをブロック。 26分にもアルシャービンがゴールに向かうドリブルから、右から左に流れるロシツキにパス。Pエリア内で拾ったロシツキがシュートを狙ったが、GKストイコビッチが横っ飛びでしっかりとストップ、追加点を許さない。 28分にはパルチザンDFラインの裏にこぼれたボールに反応したアルシャービンが、Pエリア内右サイドから飛び出すGKをかわすループシュートを放ったが、ここはDFが間に合ってクリアした。 32分、アーセナル陣内にパルチザンが攻め込むと、流れの中で左から上げたクロスをDFデニウソンがハンド。PKをクレオがきっちり決めて、パルチザンが同点に追いついた。 56分、アーセナルはアルシャービンからのスルーでゴール正面に抜け出したシャマフが、マークに着いたヨバノビッチに倒されてPKをゲット。ヨバノビッチは一発退場となってしまった。 しかし、アルシャービンのPKをGKストイコビッチがブロック、チームのピンチを救う。 10人となったパルチザンだがその後もアーセナルに大きなチャンスを与えず、70分にPエリア左からアルシャービンが放ったシュートはDFに当たってコースを変えたものの、GKストイコビッチが素晴らしい反応でしっかりと守った。 だが、この直後ついに失点する。右のロシツキからのクロスにシャマフが打点の高いヘッド、キーパーがタッチしたボールはクロスバーに跳ね返されたが、これを再びシャマフが頭で押し込み、ようやくアーセナルが勝ち越しに成功した。 アーセナルは72分にまたもやアルシャービンとシャマフのコンビでチャンスを作る。アルシャービンがポストに入ったシャマフへショートパス。これがうまくDFラインをすり抜け、振り向いたシャマフが10mほどの位置から右足を振りぬく。しかしここはDFがスライディングでシュートコースをふさいだ。 この後、アーセナルはやや余裕を持ったボール回しでゲームを進める。そして82分に得た左CKのチャンスに、ジュルーの背後で飛んだスキラッチがしっかり頭で合わせて3点目。 ほぼ試合が決まったところで、84分にギブスが自陣Pエリア左端角でパルチザンの選手を倒してしまい、パルチザンにこの日2つ目のPKが与えられる。 キッカーは再びクレオだったが、今度はGKファビアンスキがしっかりとブロック。スコアは動かない。 この後、アーセナルが後方で回すボールを追いかける体力も失ったパルチザン。しかしサポーターは見捨てずに、熱のこもった応援を続ける。 するとロスタイムにチャンスが生まれる。なんとかアーセナルゴール前にボールを持ち込むと、キープしたイリッチがタイミングを見計らってイリエフへスルーパスを通す。ボールを受けたイリエフはサーニャのプレッシャーを受けながらもゴール正面でシュート。だが、GKファビアンスキが両手で弾きCKへと逃れた。 その後間もなく試合終了のホイッスルが響き、アーセナルが開幕2連勝を決めた。 |