〜 第4節(Round4) 〜


各グループへのショートカット
グループA   グループB   グループC   グループD
グループE   グループF   グループG   グループH

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グループA 得点 失点 勝点
チェルシー 2 1 1 6 3 7
ローマ 2 0 2 7 5 6
ボルドー 2 0 2 4 8 6
クルージュ 1 1 2 3 4 4
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

クルージュ 1−2 ボルドー
ダニ 9 グルキュフ 6
ウェンデウ 38

ローマ 3−1 チェルシー
パヌッチ 34
ヴチニッチ 48、58
テリー 75




グループB 得点 失点 勝点
インテル 2 2 0 7 4 8
アノルソシス 1 2 1 6 5 5
パナシナイコス 1 1 2 6 7 4
ブレーメン 0 3 1 3 6 3
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

アノルソシス 3−3 インテル
バルドン 13
パナギ 45+1
フルソス 50
バロテッリ 13
マテラッツィ 44
フリオ・クルス 80

ブレーメン 0−3 パナシナイコス
マンジオス 58
カラグニス 70
パサネン(OWN) 83




グループC 得点 失点 勝点
バルセロナ 3 1 0 11 3 10
スポルティング 3 0 1 5 3 9
シャフタール 1 0 3 3 5 3
バーゼル 0 1 3 2 10 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

スポルティング 1−0 シャフタール
デルレイ 73

バルセロナ 1−1 バーゼル
メッシ 62 デルディヨク 82




グループD 得点 失点 勝点
アトレティコ 2 2 0 7 3 8
リヴァプール 2 2 0 7 4 8
マルセイユ 1 0 3 5 6 3
PSV 1 0 3 3 9 3
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

リヴァプール 1−1 アトレティコ
ジェラード 90+5 マキシ・ロドリゲス 37

マルセイユ 3−0 PSV
コネ 30
ニアング 63、71




グループE 得点 失点 勝点
マンチェスターUTD 2 2 0 7 1 8
ビジャレアル 2 2 0 9 5 8
セルティック 0 2 2 1 5 2
オールボー 0 2 2 5 11 2
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

オールボー 2−2 ビジャレアル
クルト 54
デュエ 81
ロッシ 41
フランコ 75

セルティック 1−1 マンチェスターUTD
マクドナルド 13 ギグス 84




グループF 得点 失点 勝点
リヨン 2 2 0 10 6 8
バイエルン 2 2 0 6 2 8
フィオレンティーナ 0 3 1 3 6 3
ステアウア 0 1 3 3 8 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

フィオレンティーナ 1−1 バイエルン
ムトゥ 11 ボロウスキ 78

リヨン 2−0 ステアウア
ジュニーニョ 44
レベイレール 89




グループG 得点 失点 勝点
アーセナル 2 2 0 10 3 8
ポルト 2 0 2 5 7 6
ディナモ・キエフ 1 2 1 3 3 5
フェネルバフチェ 0 2 2 3 8 2
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

アーセナル 0−0 フェネルバフチェ

ディナモ・キエフ 1−2 ポルト
ミレフスキ 21 ロランド 69
ルイス・ゴンザレス 90+2




グループH 得点 失点 勝点
ユベントス 3 1 0 7 3 10
レアル・マドリッド 2 0 2 5 5 6
ゼニト 1 1 2 4 4 4
バテボリソフ 0 2 2 3 7 2
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

バテボリソフ 0−2 ゼニト
ポグレブニャク 34
ダニー 90+4

レアル・マドリッド 0−2 ユベントス
デル・ピエロ 17、67



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〜 Details Of Game 〜


グループH
レアル・マドリッド 0−2 ユベントス
デル・ピエロ 17、67



 ユーベは勝ち点3を手にすれば、グループリーグ突破が早くも決まる一戦。トレセゲ、ザネッティ、ブッフォンらが引き続き不在だが、3節にホームでレアルを下してから、ここまで4連勝中とチームは好調。
 一方のレアルはラウール、ファン・ニステルローイ、グティらがスタメンに揃ったが、スタメン予定のロッベンが直前のウォーミングアップ中に負傷、メンバーから外れるアクシデント。

 ゲーム序盤は、ホームのレアルペース。10分過ぎにはユーベゴール前での攻防で、エインセと競ったユーベMF・チアゴの手にボールが当たったが、笛を吹いてもらえなかった。
 レアルの攻撃をしのぎ、ユーベも徐々にペースをつかむと、17分、中盤でパスを受けたデル・ピエロがそのままプレッシャーを受けずにゴール正面まで持ち込む。そして、20m強のシュートをゴール左に流し込み、アウェイのユーベがレアルから先制点を奪った。
 24分に、レアルのビッグチャンス。CKを一度はクリアされたものの、再びつないでスナイデルが左からセンタリング。一番裏からゴール前に入り込んだセルヒオ・ラモスが右足インサイドのボレーで合わせたが、ボールはクロスバーを超えてしまった。
 43分、レアルはグティがコンパクトなラインを裏手に取り、中盤の底から一気に前線のドレンテにスルーパスを通す。一瞬抜け出したドレンテにユーベDF・メルベリがクロスを蹴る直前にどうにか追いつきこれをブロック、ピンチを救った。
 前半ロスタイムには左のドレンテが放り込んだボールにディアッラがゴール正面フリーでヘディングシュートを放ったが、枠を外した。
 前半はレアルがシュート9本で無得点に対し、ユーベは2本のシュートで1点をリードして終了。
 それにしても今日の主審はカードをよく出し、前半だけで2枚ずつ、計4枚。

 後半も立ち上がりから1点ビハインドのレアルが攻め込み、ユーベが耐える展開。一方で、5分過ぎにはファン・ニステルローイにイエローが出され、やはり主審のカード連発も試合を左右しそうな気配が漂う。
 そんな中でユーベは65分、レアルゴールの正面やや左、28mの絶好の位置でFKを獲得。キッカーは、もちろんデル・ピエロ。
 レアルGK・カシージャスにとっては前節の苦い失点同様のシーンが影響してか、細かく壁の位置を修正させたが、結果的にはニアサイドが1枚分甘くなってしまう。このスペースを狙いすましたデル・ピエロのシュートは、カシージャスを釘付けにしたままゴール左下に飛び込んで、またもやFKを成功させた。

 その後も、ユーベの安定した守りの前にレアルは苦戦。逆に残り時間少ないところで、ユーベはGKのキックから交代で入ったFWヤクインタを経由し、レアルゴール前のデル・ピエロにあっさりとパスが通る。Pスポット上でワントラップ、すかさず左足を振り抜いたが、ゴールのわずか右にそれた。そのデル・ピエロがロスタイムに交代でベンチに下がる際、宿敵であるレアルサポーターからも大きな拍手が送られた。
 結局、17本シュートを放って枠内は3本、得点無く終わったレアルに対し、6本のシュートで枠内3本、ゴール2つと、少ないチャンスでユーベが勝利。4節で決勝ラウンド進出を決めた。