各グループへのショートカット | |||
グループA | グループB | グループC | グループD |
グループE | グループF | グループG | グループH |
グループA | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
ポルト | 2 | 2 | 1 | 6 | 7 | 8 |
マルセイユ | 2 | 1 | 2 | 6 | 5 | 7 |
リヴァプール | 2 | 1 | 2 | 14 | 5 | 7 |
ベジクタシュ | 2 | 0 | 3 | 4 | 13 | 6 |
ベジクタシュ | 2−1 | マルセイユ |
テジョ 77 ボボ 88 | タイウォ 65 |
リヴァプール | 4−1 | ポルト |
フェルナンド・トーレス 19、78 ジェラード 84(PK) クラウチ 87 | リサンドロ 33 |
グループB | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
チェルシー | 3 | 2 | 0 | 9 | 2 | 11 |
ローゼンボリ | 2 | 1 | 2 | 5 | 7 | 7 |
シャルケ | 1 | 2 | 2 | 2 | 3 | 5 |
ヴァレンシア | 1 | 1 | 3 | 2 | 6 | 4 |
ローゼンボリ | 0−4 | チェルシー |
ドログバ 8、20 アレックス 40 J・コール 73 |
ヴァレンシア | 0−0 | シャルケ |
グループC | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
レアル・マドリッド | 2 | 2 | 1 | 10 | 8 | 8 |
オリンピアコス | 2 | 2 | 1 | 8 | 7 | 8 |
ブレーメン | 2 | 0 | 3 | 8 | 10 | 6 |
ラツィオ | 1 | 2 | 2 | 7 | 8 | 5 |
ブレーメン | 3−2 | レアル・マドリッド |
ローゼンベルク 5 サノゴ 40 ハント 58 |
ロビーニョ 14 ファン・ニステルローイ 71 |
ラツィオ | 1−2 | オリンピアコス |
パンデフ 30 |
ガジェッティ 35 コバチェヴィッチ 64 |
グループD | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
ACミラン | 3 | 1 | 1 | 11 | 5 | 10 |
セルティック | 3 | 0 | 2 | 5 | 5 | 9 |
シャフタール | 2 | 0 | 3 | 5 | 9 | 6 |
ベンフィカ | 1 | 1 | 3 | 3 | 5 | 4 |
ベンフィカ | 1−1 | ACミラン |
ペレイラ 20 | ピルロ 15 |
セルティック | 2−1 | シャフタール |
ヤロシク 15 ドナーティ 90+2 | ブランドン 4 |
グループE | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
バルセロナ | 3 | 2 | 0 | 9 | 2 | 11 |
レンジャーズ | 2 | 1 | 2 | 7 | 6 | 7 |
リヨン | 2 | 1 | 2 | 8 | 10 | 7 |
シュツットガルト | 1 | 0 | 4 | 6 | 12 | 3 |
シュツットガルト | 3−2 | レンジャーズ |
カカウ 45+2 パルド 62 マリカ 62 |
アダム 27 ファーガソン 70 |
リヨン | 2−2 | バルセロナ |
ジュニーニョ 7、80(PK) |
イエニスタ 3 メッシ 58(PK) |
グループF | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
マンチェスター・ユナイテッド | 5 | 0 | 0 | 12 | 3 | 15 |
ローマ | 3 | 1 | 1 | 10 | 5 | 10 |
スポルティング | 1 | 1 | 3 | 6 | 8 | 4 |
ディナモ・キエフ | 0 | 0 | 5 | 4 | 16 | 0 |
ディナモ・キエフ | 1−4 | ローマ |
バングラ 63 |
パヌッチ 4 ジュリ 32 ブチニッチ 36、78 |
マンチェスターUTD | 2−1 | スポルティング |
テベス 61 C・ロナウド 90+2 | アベル 21 |
グループG | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
インテル | 4 | 0 | 1 | 11 | 4 | 12 |
フェネルバフチェ | 2 | 2 | 1 | 5 | 5 | 8 |
PSV | 2 | 1 | 2 | 3 | 5 | 7 |
CSKAモスクワ | 0 | 1 | 4 | 6 | 11 | 1 |
CSKAモスクワ | 0−1 | PSV |
ファルファン 39 |
インテル | 3−0 | フェネルバフチェ |
クルス 55 イブラヒモヴィッチ 66 ヒメネス 90+2 |
グループH | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
セビージャ | 4 | 0 | 1 | 11 | 7 | 12 |
アーセナル | 3 | 1 | 1 | 12 | 3 | 10 |
スラヴィア・プラハ | 1 | 2 | 2 | 5 | 13 | 5 |
ステアウア | 0 | 1 | 4 | 3 | 8 | 1 |
セビージャ | 3−1 | アーセナル |
ケイタ 24 ルイス・ファビアーノ 34 カヌーテ 89(PK) | エドゥアルド 11 |
ステアウア | 1−1 | スラヴィア・プラハ |
バデア 12 | シェンケジーク 78 |
リヴァプール | 4−1 | ポルト |
フェルナンド・トーレス 19、78 ジェラード 84(PK) クラウチ 87 | リサンドロ・ロペス 33 |
前節の大勝で盛り返したいリヴァプール。この試合、FWはカイトでもクラウチでもなくフェルナンド・トーレスをボロニンと先発させてきた。 ポルトはこのあと国内リーグのベンフィカとの大一番を控えているためか、中盤の選手を落としてきた。 序盤、リヴァプールはベナユン、トーレスとシュートを放つ。ポルトもカレスマがゴールを狙うが、いずれも得点には至らず。 11分のリヴァプール。後方のボロニンからパスを受けたベナユンが中央をドリブル、Pエリア手前で右のトーレスへノールックパス。トーレスはドリブルでPエリア内に持ち込むと、そこからアウトサイドキックでゴール前にボールを上げ、最後はボロニンが頭で狙うが、GKにキャッチされた。 19分のリヴァプール右CK。ゴール前に放り込まれたボールをマークが甘くなっていたトーレスが頭で合わせ、リヴァプールが先制。 ポルトは33分、左から上げたセンタリングをリサンドロ・ロペスが頭で押し込み、同点に追いついた。 そのわずか1分後、最終ラインでボールを回していたポルトはDFステパノフのパスミスからピンチを迎える。インターセプトしたベナユンがすかさずトップのトーレスへつないだが、トーレスが簡単に捌かずにGKをかわそうとした結果、横からチェックを受けてチャンスを逸した。 逆にその直後、今度はリヴァプールがミスを犯す。ジェラードのバックパスがカレスマに渡ってしまい、カレスマは一気にPエリアへ。しかしここはDFが素早く寄せて、ボール奪取。 そこからリヴァプールは自陣で回していたところ、ヒーピアがプレッシャーを受けてパスミス。ボールを拾ったマリアーノからルイス・ゴンザレス、そしてリサンドロ・ロペスにループパスが通り1対1に。間髪入れず放ったシュートは、たが、わずかにポストの外だった。 やや雑な内容になってきたところで前半終了。 60分過ぎ、リヴァプールはキューウェル、クラウチと続けて投入。 75分あたりからリヴァプールの猛攻が続き、ポルトが耐える展開。 そして77分、自陣左サイドでボールを拾ったキューウェルがドリブルで前線まで持ち込み、最終ラインに張っていたトーレスへラストパス。トーレスはうまく体を入れ替えてステパノフをかわすと、落ち着いてボールをゴールに蹴り込んで、大事な勝ち越し点を手にいれた。 同点のままなら悪くなかったポルトだが、ビハインドとなって攻めてきた。しかし82分、リヴァプールのセットプレーでステパノフがハンド、PKを与えてしまった。これをジェラードがきっちり決めて、3-1。 これで、やや試合が決した雰囲気となってしまったポルト。終了直前にCKからクラウチにだめ押しとなる4点目を頭で決められ、完敗。 リヴァプールは決勝トーナメント進出の望みを最終節につないだ。 |
リヨン | 2−2 | バルセロナ |
ジュニーニョ 7、80(PK) |
イエニスタ 3 メッシ 58(PK) |
初戦から4試合無失点のバルサ。この試合で2点差以内の敗戦までならば、グループリーグ突破が決まる。アンリは帯同せず、ロナウジーニョはベンチスタート。グジョンセン、若いクルキッチが先発。 対するホーム・リヨンは開幕から2連敗したものの、その後2連勝で調子を上げてきている。この試合を勝たないと、シュツットガルトの結果によってリーグ敗退の可能性がある。しかし攻撃のキーマンであるFWベンゼマが故障で不在。 立ち上がり早々、試合が動く。バルサがボールを回し様子をうかがっていたのもつかの間、自陣でボールを奪うと一瞬の後には速攻へ。メッシがドリブルから右のクルキッチへ展開、クルキッチはリヨンの最終ラインの裏を狙いすましてダイレクトで折り返す。ボールは「お願いします」と言わんばかりの丁寧さをもってファーサイドのイニエスタへとつながり、シュート。見事な攻撃から、わずか3分でバルサが先制した。 いきなり追う立場となったリヨンは精神的に追い込まれるかと思いきや、失点からわずか3分後に同点に追いつく。 6分、リヨンはハーフラインから5M程入ったところ得たFKで、もちろんキッカーはジュニーニョ。ジュニーニョが直接狙うのではなくゴール前に放り込んだボールは、敵味方誰も触ることなくワンバウンド、なんとそのままゴールに入ってしまった。 13分のリヨンのチャンス。バルサDF・ザンブロッタのミスをつき、ファビオ・サントスがボールをダッシュ。そのままPエリアに入ったところですかさずシュート。しかしボールはGK正面。 その2分後にはグジョンセンのポストプレーからバルサにチャンス。トップに入ったグジョンセンに右のメッシからのボールが入ると、グジョンセンはきっちり収めてから後方のトゥーレにボールを戻す。トゥーレの放ったダイレクトシュートは強烈なミドルだったが、GKが横っ飛びのファインプレーを見せ、片手で弾いてコーナーに逃れた。 28分にリヨンのビッグチャンス。ジュニーニョがピッチ中央をドリブル。Pエリア直前でDFに囲まれボールを失うも、ボールはゴール側にこぼれ出て、反応したゴブが抜け出しGKと1対1に。しかしゴブのシュートの瞬間、すばやく詰めたGKバルデスがブロック。ルーズボールをジュニーニョが拾い、GK不在のゴールに向かってシュートしたが、カバーしていたDFアビダルの好プレーでクリアされた。 30分、リヨンはゴール正面25M程の位置でFKのチャンスを得たが、ジュニーニョのシュートはわずか左上に外れた。この時間帯はリヨンペース。 そして44分、バルサのライカールト監督が熱くなり過ぎ、退席させられてしまった。試合は1対1で後半へ。 後半も序盤から攻防の応酬。バルサはだがボールがつながらなくなってきた。 バルサにとって少し嫌な流れだったが、57分にクルキッチのプレーからチャンスをつかむ。右サイドでボールを受けたクルキッチ、リヨンの選手3人に囲まれながらも中央に寄せて、そこから後ろから追い抜いてPエリアに飛び込んできたメッシにスルーを送る。そのメッシがPエリアで倒された結果、PKをゲット。これをメッシが落ち着いて決め、バルサが勝ち越した。しかしこの直後、ファールなどでバルサに続けてイエローが3枚出る。 66分のバルサの攻撃。左から絶妙なドリブルでイニエスタがPエリア内に持ち込み、そこからゴール前へ鋭いパスを出す。後ろから走り込んだグジョンセンがダイレクトでシュートしたが、ここはGKがブロックしピンチをしのいだ。 70分を回ったところで、バルサはロナウジーニョがイン、グジョンセンがアウト。条件的に余裕のバルサはやや攻撃の迫力に欠け、守りも荒さが目立つ。対して、少なくとも引き分けにしたいリヨンは前掛かりに。すると78分、途中出場のケイタが右サイドからPエリア内に攻め込み、ゴール前に送ったパスは跳ね返されたものの再びケイタが拾うと、レベイエールとの素早いワンツーで縦に抜ける。たまらずバルサのアビダルが足をかけてしまい、リヨンがPKを奪い返した。 そしてジュニーニョがこれを真ん中に決めて、同点。 85分、急がないバルサだが、左のロナウジーニョから右のメッシへの大きな展開からチャンスを迎える。メッシがPエリアに入ったところでボールに追いつきエンドライン手前に持ち込むと、詰めてきたDFファビオ・グロッソに対し軽くトラップ、すかさずグロッソが奪おうと足を出す瞬間、さらに早い切り返してかわす巧みなフェイントで鮮やかに抜き去る。そのままメッシは深い位置からマイナスにパスを出したが、惜しくもクルキッチにはつながらなかった。 最後まで緊迫した展開が続いたが、ついにタイムアップ。バルサはベスト16入りを決め、リヨンも最終節に望みを託すこととなった。 |