〜 第2節(Round2) 〜


各グループへのショートカット
グループA   グループB   グループC   グループD
グループE   グループF   グループG   グループH

【ゲーム詳細へ】



グループA 得点 失点 勝点
マルセイユ 2 0 0 3 0 6
ポルト 1 1 0 2 1 4
リヴァプール 0 1 1 1 2 1
ベジクタシュ 0 0 2 0 3 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

リヴァプール 0−1 マルセイユ
バルブエナ 77

ベジクタシュ 0−1 ポルト
カレスマ 90+2




グループB 得点 失点 勝点
チェルシー 1 1 0 3 2 4
ヴァレンシア 1 0 1 2 2 3
シャルケ 1 0 1 2 1 3
ローゼンボリ 0 1 1 1 3 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

ヴァレンシア 1−2 チェルシー
ピジャ 9 モレッティ 21(OWN)
ドログバ 71

ローゼンボリ 0−2 シャルケ
ジョーンズ 62
クラニィ 89




グループC 得点 失点 勝点
オリンピアコス 1 1 0 3 2 4
レアル・マドリッド 1 1 0 4 3 4
ラツィオ 0 2 0 3 3 2
ブレーメン 0 0 2 2 5 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

ラツィオ 2−2 レアル・マドリッド
パンデフ 32、75 ファン・ニステルローイ 8、61

ブレーメン 1−3 オリンピアコス
ウーゴ・アルメイダ 32 ストルティディス 73
パツァゾグル 82
コバチェヴィッチ 87




グループD 得点 失点 勝点
シャフタール 2 0 0 3 0 6
セルティック 1 0 1 2 3 3
ACミラン 1 0 1 3 3 3
ベンフィカ 0 0 2 1 3 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

セルティック 2−1 ACミラン
マクマナス 61
マクドナルド 89
カカ 68(PK)

⇒ 試合内容へ


ベンフィカ 0−1 シャフタール
シャドソン 42




グループE 得点 失点 勝点
バルセロナ 2 0 0 5 0 6
レンジャーズ 2 0 0 5 1 6
シュツットガルト 0 0 2 1 4 0
リヨン 0 0 2 0 6 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

リヨン 0−3 レンジャーズ
マッカロフ 23
クサン 48
ビーズレー 53

シュツットガルト 0−2 バルセロナ
プジョル 53
メッシ 67

⇒ 試合内容へ





グループF 得点 失点 勝点
マンチェスター・ユナイテッド 2 0 0 2 0 6
ローマ 1 0 1 2 1 3
スポルティング 1 0 1 2 2 3
ディナモ・キエフ 0 0 2 1 4 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

マンチェスターUTD 1−0 ローマ
ルーニー 70

ディナモ・キエフ 1−2 スポルティング
バスチュク 28 トネル 14
ポウガ 38




グループG 得点 失点 勝点
フェネルバフチェ 1 1 0 3 2 4
インテル 1 0 1 2 2 3
PSV 1 0 1 3 3 3
CSKAモスクワ 0 1 1 3 4 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

CSKAモスクワ 2−2 フェネルバフチェ
クラシッチ 50
バグネル・ラブ 53(PK)
アレックス 9
デイビッド 85

インテル 2−0 PSV
イブラヒモヴィッチ 15(PK)、31




グループH 得点 失点 勝点
アーセナル 2 0 0 4 0 6
セビージャ 1 0 1 4 5 3
スラヴィア・プラハ 1 0 1 4 5 3
ステアウア 0 0 2 1 3 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

ステアウア 0−1 アーセナル
ファン・ペルシ 76

セビージャ 4−2 スラヴィア・プラハ
カヌーテ 8
ルイス・ファビアーノ 27
エスキュデ 58
コネ 68
プディル 19
カリボダ 90+ 2





〜 Details Of Game 〜


グループD
セルティック 2−1 ACミラン
マクマナス 62
マクドナルド 89
カカ 68(PK)

セルティックの第2戦の相手は、昨年の決勝トーナメントで敗れた相手、ACミラン。強敵だが、前節敗れて勝ち点0のセルティックとしては、強さを誇るホームゲームで、できれば勝ち点3、少なくとも1を上げたいところ。しかしフェネホールが足を痛めて不在、俊輔も第1戦で左膝を痛めた影響で、ベンチスタートとなってしまった。
 一方のACミランは第1節で勝利したものの、国内リーグはいたって不振。GKヂダが怪我から戻ってきたが、マルディーニらを欠いている。
 かなり激しく雨の降る中、キックオフの笛がなった。

 立ち上がりはホームのセルティックが積極的に攻め、3分にはコールドウェルがファーストシュートを放つ。15分過ぎまで、セルティックの早いチェックと悪コンディションにより、ミランはペースをつかめない。だが、セルティックも効果的な攻撃はできず。
 19分、ミランはカカがドリブルで持ち込みPエリアのわずか外からシュートを放ったが、GKボルツがキャッチ。これがミランのファーストシュート。
 30分を過ぎるとセルティックの守りにもスペースができて、ミランが時々セルティックゴールに迫るようになる。両チームとも激しい雨にミスが目立ち、中盤でボールを奪い合う動きの早い展開ながら、ほとんどチャンスを作ることなく前半を終了。

 後半序盤、インザーギがPエリア内で数回ボールを手にするなどしたがゴールを脅かすには至らず、前半同様両チームともほとんどノーチャンスでゲームが進む。ところが、62分にセルティックが左サイドで得たスローインから、ゲームが動くことになる。
 ネイラーが放り込んだロングスローをミランのネスタがクリアミス。セルティックがこれまでなかなか得られなかったCKのチャンスが、あっさりと転がり込んできた。ゴール前に送り込まれた早いボールに、GKヂダが飛び出したものの目測を誤って触れず。ファーサイドにいたマクマナスがボールを体で押し込んで、セルティックが欲しかった先制点を奪った。
 この失点で、ミランは攻勢に出る。失点から3分後にゴール正面30Mほどの位置で得たFK、ピルロが蹴りこんだボールはわずかに壁に当たってコースを変え、GKボルツの逆を突く形となったが、辛うじて左手で触り、ボールはクロスバーの上を越えてピンチを逃れた。
 その後もミランの猛攻をセルティックが凌ぐ展開が続いていたが、ついに67分、アンブロジーニをネイラーが倒したプレーがPKとされてしまい、カカに動転にされてしまった。
 今度はセルティックが反撃。失点の2分後、ミランゴールを攻め立てると、ミドルシュートをGKヂダが前に弾く。だがそのボールを詰めることができず、チャンスを逸す。さらに攻撃を強めようと選手交代を準備していた75分過ぎに、、DFのドゥンベが怪我をしてしまい、DFのカードを切らざるを得なくなってしまった。一方のミランはこのタイミングでインザーギに変えてジラルディーノを投入。これによって、再びミランに流れが傾いた。
 84分、セルティックは残りの2枚のカードを切る。1枚はFWキレン、そしてもう1枚は、俊輔だ。残り時間は少なく、ミランも時間を稼ぐプレーが目に付くようになり、このまま引き分けで終わりそうな流れを、俊輔のワンプレーが打開する。
 89分、右CKを得たセルティック。CKのボール自体はクリアされてしまったが、このボールを再びつないで右に開いた俊輔の下へ。俊輔はドリブルで中へ絞りつつ、縦に抜けると見せたまたぎフェイントでヤンクロフスキの体勢を崩すと、ゴール前にパス。さらに後ろにボールを下げて、コールドウェルがゴール左隅にミドルシュートを放つ。このボールはヂダが好反応を見せたものの、弾いたところを詰めていたのはセルティックのマクドナルド。試合終了直前にセルティックが勝ち越しに成功した。
 このとき、セルティックサポーターがピッチに乱入しGKヂダと交錯。ヂダはやや大げさに倒れ、そのまま交代。後味の悪い形で、試合もそのまま終了。とりあえず、セルティックは待望の勝ち点3を得ることができた。  



シュツットガルト 0−2 バルセロナ
プジョル 53
メッシ 67

 ホームのシュツットガルトは、ドイツ代表MFヒッツルスペルガーがつま先骨折で不在。一方のバルサはヤヤ・トゥーレが太ももの怪我で10月一杯は厳しい状況。DFザンブロッタも負傷により不在。だが、プジョルが怪我から復帰しベンチ入りを果たす。
 試合開始から4分、バルサは久しぶりの実戦となるロナウジーニョから、シュツットガルトの左DF裏を狙った絶妙なパスがメッシに通る。メッシはドリブルで溜めを作り、後方から走りこんできたデコへパス。デコは強烈なダイレクトシュートを放ったが、惜しくも左ポストを叩いてゴールには至らなかった。
 しかしそのバルサ、6分にならないうちにDFマルケスが早くも故障してしまい、プジョルがピッチへ。

 シュツットガルトのファーストチャンスは9分、FWゴメスがPエリア左に侵入したところでミドルを狙う。しかし、ボールはゴール左外へ。
 この後は、両チーム攻守の切り替えが速い展開となる。
 18分過ぎ、ゴール正面で左後方のアンリからパスを受けたメッシはワントラップでPエリア左に抜け出し、そのままシュート。だが、GKがブロック。
 その2分後には、右サイドでメッシがロナウジーニョとワンツー、一瞬のスピードであっさり抜け出してシュートまで持ち込んだが、またしてもGKシェーファーに阻止された。

 シュツットガルトは左のボカの絶妙なクロスと、FWゴメスの積極的なシュートによって、バルサのゴールを狙う。そして32分にビッグチャンス。左後方のボカから早いクロスがゴール前に放り込まれると、ゴメスがヘディングを一閃。タイミングはドンピシャだったがGKバルデスがパンチング、クロスバーに跳ね返される。このボールにもゴメスは飛びつきプジョルの上からヘディングをたたきつけたが、バルデスもすかさず体を起こして今度は横っ飛び、難しいバウンドの弾を片手で枠の外に押し出し、ゴールを守った。

 シュツットガルトは前半ロスタイム、スルーパスに反応して抜け出したゴメスが右からシュート、GKバルデスがここも反応し片手でブロック。こぼれたボールにファルネルド飛込み、無人のボールへ押し込もうと足を伸ばしたが、ボールはミートせずにGKへのパストなってしまった。
 ポゼッションは圧倒的にバルサだが、シュートの数ではシュツットガルトが上回った状態で、前半を終了。


 後半はバルサボールで始まるも、パスミスからボールを奪われると、ファルネルドがスルーにあわせてあわやといういきなりのピンチを迎えたが、GKがすばやく飛び出しクリア、事なきを得た。シュツットガルトの攻勢が目立っていたが、先制したのはバルサだった。52分を少し回ったところ、右のCKにファーサイドでフリーとなったロナウジーニョがヘディングシュート。このボールをDFがブラインドになったが、GKがハンブルしてしまう。これを見逃さなかったプジョルが、ボールをゴールに押し込んだ。

 前半も目立ったシュツットガルト左DFのボカが、後半も半ばまでは良い動きをキープ。55分にはハーフライン付近から一気にトップのゴメスへ素晴らしいパスを通したが、惜しくもオフサイドの判定。
 対するバルサは64分にプジョルが故障。またもや計算外の交代で、シウビーニョがピッチに。

 67分のバルサ、メッシの縦パスに反応したアンリがPエリア右サイドに侵入、粘り強いドリブルでDFを置き去ると、狙い済ましてゴール前に折り返す。このボールが再びメッシに通り、シュート。バルサが2点目をもぎ取った。

 そのバルサは72分にもビッグチャンス。左サイドをオーバーラップしたシウビーニョがロナウジーニョのスルーパスをダイレクトで折り返すと、Pエリア内でボールを拾ったアンリがさらに背後に走りこんできたデコへヒールパス。ボールを受けたデコはDFを避けてドリブルが右方向に流れるも、再びヒールでゴール正面へボールを戻す。最後にボールを受けたのは、メッシ。ゴールからわずか5.5mの距離のゴールエリア上から左足を振り抜いたが、シュツットガルトのDFタスシが足を伸ばし、辛うじてクリアに成功した。
 その後は両チームともややペースダウン。ロスタイムに入り、バルサのカウンターのロングボールに途中出場した17歳のボージャンが追いつき、GKと1対1の局面を迎えたが、GKシェーファーが意地を見せ、シュートに反応しボールを弾き、ゴールを割らせず。

そしてスコアはそのままで試合終了、バルサが2連勝を飾った。