〜 第1節(Round1) 〜


各グループへのショートカット
グループA   グループB   グループC   グループD
グループE   グループF   グループG   グループH

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グループA 得点 失点 勝点
マルセイユ 1 0 0 2 0 3
リヴァプール 0 1 0 1 1 1
ポルト 0 1 0 1 1 1
ベジクタシュ 0 0 1 0 2 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

マルセイユ 2−0 ベジクタシュ
ロドリゲス 76
シセ 90+1

ポルト 1−1 リヴァプール
ルイス・ゴンザレス 8(PK) カイト 17




グループB 得点 失点 勝点
ヴァレンシア 1 0 0 1 0 3
ローゼンボリ 0 1 0 1 1 1
チェルシー 0 1 0 1 1 1
シャルケ 0 0 1 0 1 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

チェルシー 1−1 ローゼンボリ
シェフチェンコ 63 コッピネン 24

シャルケ 0−1 ヴァレンシア
ビジャ 63




グループC 得点 失点 勝点
レアル・マドリッド 1 0 0 2 1 3
ラツィオ 0 1 0 1 1 1
オリンピアコス 0 1 0 1 1 1
ブレーメン 0 0 1 1 2 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

レアル・マドリッド 2−1 ブレーメン
ラウール 16
ファン・ニステルローイ 74
サノゴ 17

オリンピアコス 1−1 ラツィオ
ガジェッティ 55 ザウリ 77




グループD 得点 失点 勝点
シャフタール 1 0 0 2 0 3
ACミラン 1 0 0 2 1 3
ベンフィカ 0 0 1 1 2 0
セルティック 0 0 1 0 2 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

ACミラン 2−1 ベンフィカ
ピルロ 9
インザーギ 24
ヌーノ・ゴメス 90+2

シャフタール 2−0 セルティック
ブランドン 6
ルカレッリ 8

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グループE 得点 失点 勝点
バルセロナ 1 0 0 3 0 3
レンジャーズ 1 0 0 2 1 3
シュツットガルト 0 0 1 1 2 0
リヨン 0 0 1 0 3 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

レンジャーズ 2−1 シュツットガルト
アダム 62
ダルシェビユ 75(PK)
ゴメス 56

バルセロナ 3−0 リヨン
クレルク 21(OWN)
メッシ 82
アンリ 90+1

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グループF 得点 失点 勝点
ローマ 1 0 0 2 0 3
マンチェスター・ユナイテッド 1 0 0 1 0 3
ディナモ・キエフ 0 0 1 0 2 0
スポルティング 0 0 1 0 1 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

ローマ 2−0 ディナモ・キエフ
ペッロッタ 9
トッティ 70

スポルティング 0−1 マンチェスターUTD
Cロナウド 62




グループG 得点 失点 勝点
PSV 1 0 0 2 1 3
フェネルバフチェ 1 0 0 1 0 3
CSKAモスクワ 0 0 1 1 2 0
インテル 0 0 1 0 1 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

PSV 2−1 CSKAモスクワ
ラゾヴィッチ 59
ペレス 80
バグネル・ラブ 89

フェネルバフチェ 1−0 インテル
デイビッド 43




グループH 得点 失点 勝点
アーセナル 1 0 0 3 0 3
スラヴィア・プラハ 1 0 0 2 1 3
ステアウア 0 0 1 1 2 0
セビージャ 0 0 1 0 3 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点

アーセナル 3−0 セビージャ
ファブレガス 27
ファン・ペルシ 59
エドゥアルド 90+2

スラヴィア・プラハ 2−1 ステアウア
シェンケジーク 13
ベレード 63
ゴイアン 33





〜 Details Of Game 〜


グループD
シャフタール 2−0 セルティック
ブランドン 6
ルカレッリ 8

 セルティックの初戦はアウェーでシャフタールとの対戦。ヨーロッパリーグでのアウェーを苦手とするセルティック、この試合でもちぐはぐな試合運びをしてしまう。
 前半5分、セルティックは自陣右サイドでのスローインから、相手選手が3人残っており安全な状況でないにもかかわらず、いきなり最終ラインにバックパス。これをCBのキャプテン、マクマナスが中途半端にトラップ、あっさりとボールを奪われてしまう。最後はブランドンがきっちりシュートを決めて、ホームのシャフタールが先制した。
 さらに畳み掛けるシャフタール。1分後に、ルカレッリがわずかにバーを超える惜しいループシュートを放つと、続くプレーでそのルカレッリが左からのクロスに戻りながらの難しいヘディングシュートをゴールに流し込み、あっという間に2点を奪ってしまった。

 19分にはシャフタールがセルティックDFラインを崩し、ブランドンがこの日2点目を決めたかと思われたが、惜しくもオフサイド。前半も終盤の40分には、右サイドからの折り返しをファーサイドで待っていたフェルナンジーニョがダイレクトボレーでゴールを狙ったが、ここはGKボルツが素晴らしい反応で弾き返し、ピンチを救った。
 セルティックは途中で俊輔が右から左に移動するなどのポジション変更を行い、いくらかバランスは取り戻したが、チャンスを作るには至らずに前半終了。

 後半に入って坦々と20分が経過したところで、セルティックが最初に切ったカードは、俊輔OUTだった。この日の俊輔は鋭いパスをいくつかは見せたもののミスも目立ち、仕方ない選択。セルティックはその後も交代のカードを切っていったが、流れを変えることはできずに初戦を完敗してしまった。



バルセロナ 3−0 リヨン
クレルク 21(OWN)
メッシ 82
アンリ 90+1

 第1節注目の1戦。リヨンは今シーズン、監督に加えメンバーが大幅に入れ替わっている上、GKクペとDFクリスが怪我で不在。一方のバルサはFWエトーがやはり怪我により不在だが、新加入のFWアンリがいるために、戦力には影響ないといえる。リヨンはアウェーだからとて初めから守りに入ることはなかったが、試合はバルサの一方的な展開となる。
 開始から7分、バルサの左DFアビダルがオーバーラップ。そのままの勢いでゴール前にセンタリングを放り込むと、アンリがうまく抜け出して合わせようとしたが、わずかに足が届かず得点に至らず。12分には中盤でボールを奪ったバルサのデコが、左サイドを上がるアビダルに対してスルーパスを送る。追いついたアビダルがそのままデコにリターン、デコはPエリア手前でワントラップからすばやくシュートまで持ち込んだが、ここはGKが反応しはじき出した。
 そして21分、前半切れ味のある動きが特に目立ったメッシが均衡を崩す。左CKを得たバルサはショートコーナーからメッシがボールを手にすると、絶妙なボールさばきでリヨンの2人を抜き去りPエリア内に入り込み、ゴール前にボールを送る。このボールがリヨンDFクレルクの足に当たりそのままゴールとなってしまった。
 30分にようやくリヨンにチャンスが訪れたが、バルサゴール前に放り込まれたループパスをゴブがフリーで受けたものの、胸トラップが大きく跳ねてしまいDFザンブロッタにクリアされた。35分にはゴール正面25mほどの位置でジュニーニョがFKを得たが、浮かしてしまいものにできず。
 37分、バルサ陣内でメッシがボールを奪い、バルサのカウンター。左に開いたロナウジーニョがドリブルでためを作り、やや右に開いたメッシに絶妙なループパス。ゴール正面でボールを受けたメッシ、横から飛び込んできたDFを落ち着いて切り返した上でシュートを放ったが、ゴールイン直前にDFクレルクがスライディングによりクリアー。パス、シュート、クリアといずれもハイレベルなシーンだった。そしてここからはバルサの一方的な時間となるが、リヨンも耐えて前半終了。

 後半も前半終了間際同様バルサがボールを支配する展開で進んだが、どうにかリヨンも62分、DFに代えてFWバロシュを投入することで持ち直す。バルサのアンリはまだ周りとの連携がフィットしていない感じで浮いていたが、バルサの最初の交代はなんとロナウジーニョ。66分にイニエスタとの入れ替えで下がってしまった。
 試合は淡々と進んだが、終盤になって大きく動く。82分、バルサは左サイドからリヨンを崩す。ヤヤ・トゥーレとデコ、イニエスタでパスをつなぎPエリア内ゴール正面まで持ち込んだところで、マイナスのパス。後ろから走りこんできたメッシが落ち着いてコースに流し込み、バルサに追加点が入った。
 そしてロスタイム。リヨンDFのミスを付いて途中投入のジオバンニがPエリア内までボールを持ち込みシュート。一度はGKベルクートルが弾き返したものの、ボールは詰めていたアンリのもとへ。アンリがごっつぁんゴールを決め、3-0でバルサが快勝した。