ローマ | 0−2 | マンチェスターUTD |
Cロナウド 39 ルーニー 66 |
マンチェスターUTD | 1−0 | ローマ |
テベス 70 |
ローマ | 0−3 | マンチェスターUTD |
シャルケ | 0−1 | バルセロナ |
クルキッチ 12 |
バルセロナは国内でのタイトル獲得はほぼ消え、UCLが唯一の望み。ロナウジーニョ、メッシ、デコは不在。シャルケはラキティッチとジョーンズが外れ、不十分な顔ぶれとなった。 そういったことも影響してか、両チームとも慎重な立ち上がり。 7分、バルサはシャビのスルーにイニエスタが反応、シャルケのPエリア内でボールを受けたが、シャルケGK・ノイヤーが素早く詰めて、シュートを阻止。 12分、イニエスタからのスルーパスが左のアンリに通ってダイレクトシュート。GKが弾いたボールに再びアンリが反応、ゴール前に折り返すと、走りこんできたクルキッチがこれを押し込んで、アゥエーのバルサが早い時間に先制した。 この後、点が入ったことで攻守の切り替えが早くなるが、両チームとも大きなチャンスはなく前半終了。 後半はやや引き気味になったバルサに対し、シャルケが再三チャンスを作る。 50分、シャルケのパンダーが強烈なグラウンダーのミドルシュートを放ち、GKが大きく前に弾いたが、詰めるシャルケの選手は無くバルサは事なきを得た。 70分にはエルンストのシュート性のボールにアザモアがゴール前で合わせようとしたが、ミートできずにボールはそのままわずかにゴールを外れる。 1分後にはボルドンのスルーパスがDFラインの裏に抜けたアルチントップに通りシュートまで持ち込んだが、ゴール前を横切って右に切れてしまった。 77分にはゴール前でラルセンのヘッド、80分にはパンダーのFKにゴール前で合わせようとしたベスターマンがヘッドを外し、バルサのDFアビダルに手をつかまれていたとしてアピールするも覆らず。ロスタイムには、右からの折り返しに頭で合わせたボルドンのシュートが、惜しくもクロスバーのわずか上を越える。 だが結局、バルサのじらす展開にいらだつシャルケは終盤にイエローを連続でもらうなど、自滅する形でゲーム終了。ホームゲームを落としてしまった。 |
バルセロナ | 1−0 | シャルケ |
ヤヤ・トゥーレ 43 |
シャルケ | 0−2 | バルセロナ |
フェネルバフチェ | 2−1 | チェルシー |
カズム・カズム 65 デイビッド 81 | デイビッド 13(OWN) |
チェルシー | 2−0 | フェネルバフチェ |
バラック 4 ランパード 87 |
フェネルバフチェ | 2−3 | チェルシー |
アーセナル | 1−1 | リヴァプール |
アデバイヨル 23 | カイト 26 |
この日と2ndレグの対戦の間に、週末には国内リーグでも顔を合わせるため、3連戦となるこのカード。ホームのアーセナルはプレミアでも優勝のチャンスがあり、一方のリヴァプールはUCLの1本に絞られていることで、この3連戦への両チームの姿勢も変わってきそうだ。 試合はアーセナルのゲームらしく、目を離せぬ展開。20分、アーセナルのフラミニがセンターサークル付近からリヴァプールDFライン裏を狙いロングボールを放り込むと、飛び出したファンペルシがPスポットの位置で後ろから越えてきたボールに直接合わせたが、シュートはクロスバーの上。 その1分後にアーセナルのビッグチャンス。右に開いたアデバイヨルのワンタッチパスをセスクがさらに中央のファンペルシにつなぐ。20M弱の距離からゴール右隅を狙ったファンペルシのグラウンダーのシュートは、だがGKレイナがダイビングではじき出してゴールならず。 チャンスが潰えたかに見えたが、続く右CKのチャンスにアデバイヨルがヘッドを決めて、良い流れでアーセナルが先制した。 しかしそれもつかの間、3分後の26分にリヴァプールは左に開いたバベルから攻め込むと、一度カットされたボールをジェラードが拾って、力強いドリブルで縦に突破、2人をかわしてPエリア内でゴール前へボールを折り返す。ここにカイトが滑り込んでゴールに押し込み、リヴァプールが早くも同点に追いついた。 見応えのある攻防が続いたが、この後は追加点なく前半終了。 後半、アーセナルはファンペルシに替えてウォルコットを左サイドに投入。 47分、リヴァプールが右サイドのFK。ファーサイドに飛んだボールを折り返し、カイトのシュートまでつなげたが、GKアルムニアの素早い反応に防がれてしまった。 65分、アーセナルは左サイドのウォルコットとアデバイヨルのパスワークからウォルコットが抜け出し、Pエリア内左サイドからゴール前へボールを折り返す。これにエブエが合わせたがタイミングが合わず、勢いの無いボールはリヴァプールDFにクリアされた。 70分にはアーセナルに決定的チャンス。左サイドをアデバイヨルが突破、深い位置からゴール前に浮かしたボールは真正面に入っていたベントナーの頭に合う手前でGKレイナが手でクリア。だが、こぼれたボールに対し後方にいたファブレガスが足を伸ばしてシュート、止めようとしたGKレイナの手をすり抜けてそのままゴールかと思われたが、ゴール前に残っていたベントナーがよけきれずにシュートを止めてしまい、このチャンスを活かすことができなかった。 この後は両チームとも決定的チャンスに至ることは無く、試合終了。リヴァプールがアウェーゴールをあげての同点と、ホームゲームの2ndレグを好条件で迎えることとなった。 |
リヴァプール | 4−2 | アーセナル |
ヒーピア 30 フェルナンド・トーレス 69 ジェラード 85(PK) バベル 90+2 |
ディアビ 13 アデバイヨル 84 |
第1戦に続き、週末のプレミアリーグでも顔を合わせた両チーム。プレミアでは両チームとも大分メンバーを入れ替えて臨み、結果は第1戦と同じく1対1だった。 そして、今度はリヴァプールホームとなる今日の第2戦。疲れもあってか精度を欠くものの、序盤から互いに攻め合う。 リヴァプールは最近好調の 4-2-3-1 ではなく、従来の4-4-2に戻したが、いまいち機能せず。 一方のアーセナルはオフサイドになるシーンが目立ったが、12分、右サイドを起点にパスを回しチャンスを作る。アデバイヨルの突進が一度は阻まれたものの、クリアボールを再びアーセナルが拾うとディアビがゴール前で右に流れながらのシュートを放つ。強烈なボールがゴールに突き刺さり、アウェイのアーセナルが先制した。 20分過ぎ、ディアビが中盤左サイドでリヴァプールのカイトからボールを奪うと、そのままドリブル。追いすがるカイトを、一度止まってからくるりと回るフェイントで置き去りにして、更にゴールに迫ってから左のクリシへ展開。クリシは直接センタリング、ニアに走り込んだアデバイヨルに渡る寸前、GKがパンチでクリアした。 30分、リヴァプールが右CKのチャンス。アーセナルのマンツーマンのDFに対し、リヴァプールは全員がニアに走り込む中、ヒーピア一人が一旦後ろに引く。ジェラードが放り込んだ山なりのボールがゴール正面にできたスペースに落ちてきたところを、ヒーピアがマークを外して再び走り込んでヘッド。鋭いボールがゴール右上隅に決まって、リヴァプールが同点に追いついた。 これで俄然勢いが出てきたリヴァプール。アーセナルは要の一人のフラミニが足首の故障で交代となってしまった。 後半に入って開始早々ジェラードのカットからリヴァプールの攻撃。トーレスが左から上げたクロスはクリアされたが、再びゴール前にボールを戻すとクラウチがシュート。しかしGKにキャッチされた。 52分にはトーレスがスピードに乗った巧みなドリブルで右サイドを深くえぐりチャンスを作るが、ゴールには至らず。 だがリヴァプールの方がボール回しが軽快になってきた。 69分、リヴァプールはロングボールをクラウチが頭でつなぎ、Pエリア内のトーレスへ。トーレスはトラップから反転、素早く右足を振り抜き、アーセナルゴールにボールを叩き込んでリヴァプールがリードを奪った。 アーセナルはたまらずファンペルシとウォルコットを投入。直後の72分にビッグチャンス。左のフレブからのクロスが絶妙なラインを通ってゴール前のアデバイヨルに渡り、GKと1対1に。しかし右足のシュートはミートせず、チャンスを逃した。 リヴァプールは残り15分でクラウチに代えてバベルをピッチに送る。左に寄っていたジェラードが中央に戻り、このところ機能していた4-2-3-1へ。旗色が悪いアーセナルだったが、またしてもウォルコットが魅せてくれた。 83分、リヴァプールが右サイドスローインからクロスを上げ、つないだボールをゴール真正面のジェラードがボレーを狙い空振りしたところを、ウォルコットが奪取。そこからスピードに乗ったドリブルで4人を次々とかわし、一気に60m近くピッチを縦断! Pエリアまで持ち込み4対2という圧倒的な状況を作り出した時点で、既に結果は見えていた。折り返したボールをアデバイヨルがきっちり決めて、同点。そして、アウェーゴール数でアーセナルがリードを奪った。 劇的な得点、そして勝ち越し。残り時間も10分を切っているとあって、アーセナルに勝利が傾きかけたかと思われた。 しかしまさにその直後、リヴァプールのバベルの左からの突破に、トゥレがファール。PKを与えてしまう。このPKをジェラードがきっちり決めてあっという間にリヴァプールがリードを奪い返し、アーセナルサポーターはわずかばかりの至福の時から絶望へと突き落とされた。 時間のないアーセナルはロングボールで組み立てる。だがアーセナルのセットプレーの際に前線に放り込まれたボールを、リヴァプールが大きく蹴り出して前線に残っていたバベルに渡ると、FKのキッカーとして自陣に残っていたセスクをバベルが振り切って、ゴール。このロスタイムの追加点で、試合は決した。 残り10分程で状況をひっくり返したホームのリヴァプールがベスト4進出を決め、アーセナルが姿を消すこととなった。 |
アーセナル | 3−5 | リヴァプール |