各グループへのショートカット | |||
グループA | グループB | グループC | グループD |
グループE | グループF | グループG | グループH |
グループA | ユーベ | バイエルン | Cブルージュ | ラピド | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
ユベントス | |
○ 2-1 |
○ 3-0 |
2 | 0 | 0 | 5 | 1 | 6 | |
バイエルン・ ミュンヘン |
|
○ 1-0 |
○ 1-0 |
2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 6 | |
クラブ・ ブルージュ |
● 1-2 |
● 0-1 |
|
0 | 0 | 2 | 1 | 3 | 0 | |
ラピド・ ウィーン |
● 0-3 |
● 0-1 |
|
0 | 0 | 2 | 0 | 4 | 0 |
バイエルン | 1−0 | Cブルージュ |
デミチェリス 32' |
ユベントス | 3−0 | ラピド |
トレセゲ 27' ムトゥ 82' イブラヒモヴィッチ 85' |
ユーベは序盤、良い形を作りながらも得点には至らなかったが、27分にイブラヒモヴィッチからのふわりと浮かしたスルーパスにザンブロッタが左サイドを抜け出すと、折り返したボールをトレセゲが押し込みゴールを奪う。その後も優位に試合を進めるユーベは、60分過ぎからデル・ピエロとムトゥを続けて投入。そのムトゥ、82分に自陣からドリブルでカウンターを仕掛けると、そのままシュートまで決めてしまい追加点を挙げた。さらにその3分後、イブラヒモヴィッチがクロスボールをボレーでゴールに叩き込み、3点目。 ラピドはFWラバレーが鋭いシュートを放つなどしたが、最後までGKブッフォンを崩すことはできなかった。ユーベは2連勝。 |
グループB | アーセナル | トゥーン | アヤックス | スパルタ | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
アーセナル | ○ 2-1 |
○ 2-1 |
|
2 | 0 | 0 | 4 | 2 | 6 | |
FCトゥーン | ● 1-2 |
|
○ 1-0 |
1 | 0 | 1 | 2 | 2 | 3 | |
アヤックス | ● 1-2 |
|
△ 1-1 |
0 | 1 | 1 | 2 | 3 | 1 | |
スパルタ・ プラハ |
|
● 0-1 |
△ 1-1 |
0 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 |
アヤックス | 1−2 | アーセナル |
ローセンベリ 71' |
リュングベリ 2' ピレス 69'(PK) |
ホームのアヤックスはスナイデルが故障で不在、アーセナルはアンリを故障、レーマンとファン・ペルシを出場停止で欠く。 先制点はいきなりアウェーのアーセナルに入る。2分、フラミニが中盤で出足よくボールを奪うと、レジェス、リュングベリとボールがつながる。リュングベリは落ち着いてGKの動きを見切り、チップシュートをゴールに転がしこんだ。 アヤックスは27分、ブハリが鋭いシュートを放ち、GKアルムニアが前にこぼしたところをハリステアスが詰めに行ったが、先にGKにセーブされた。この直後、アーセナルのロングキックをアヤックスDF・ヴェルメーレンがクリアミス。これを奪ったリュングベリがドリブルでPエリアに飛び込んだところを、追いかけてきたヴェルメーレンが後ろから引っ掛けてリュングベリを倒したかに見えたが、ノーホイッスルだった。前半終了間際、アヤックスはインターセプトからカウンター。ピーナールとブハリが持ち込んだが追いついたピレスがブハリの突進を止めると、パスを受けたピーナールが放ったシュートもクロスバーを大きく越えてしまった。 後半に入って51分、アヤックスFW・バベルが右サイドから強烈なシュートを放つが、GKがクリア。54分、アーセナル陣内右サイドで、トゥレとハリステアスがボールを追って激突。両者とも頭から出血し、ハリステアスは交代となってしまった。 64分、アーセナルは速攻からピレスのスルーパスにリュングベリがアヤックスゴール前へ飛び込んだが、先にGKにキャッチされた。続く67分にもカウンターでチャンスを迎える。絶妙なスルーに抜け出したレジェスが、Pエリアで誘うようなドリブルでGKフォンクのチャージを受けPKをゲット。これをピレスがきっちり決めて、点差を2に広げた。 その2分後、アヤックスは前線での早いプレッシャーでボールを奪うと、パスをつないで後方からMFガラセクがミドルシュート。ゴール右にきわどく飛んだボールにGKが反応、横っ飛びでタッチしポストに跳ね返されたが、こぼれ球をローセンベリが押し込んで1点を返した。 試合はこのままの結果で終了、アーセナルがアウェーで勝ち点3を挙げた。 |
FCトゥーン | 1−0 | スパルタ |
ホジツ 89' |
グループC | バルセロナ | ウディネーゼ | パナシナイコス | ブレーメン | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
バルセロナ | ○ 4-1 |
|
○ 2-0 |
2 | 0 | 0 | 6 | 1 | 6 | |
ウディネーゼ | ● 1-4 |
○ 3-0 |
|
1 | 0 | 1 | 4 | 4 | 3 | |
パナシナイコス | |
● 0-3 |
○ 2-1 |
1 | 0 | 1 | 2 | 4 | 3 | |
ブレーメン | ● 0-2 |
|
● 1-2 |
0 | 0 | 2 | 1 | 4 | 0 |
パナシナイコス | 2−1 | ブレーメン |
ゴンサレス 5'(PK) マンツィオス 8' | クローゼ 41' |
初戦を無得点で落している両チームの対決。立ち上がりから積極的に攻めるホームのパナシナイコス。4分、左サイドを上がったトルゲーレがDFナウドに倒され、いきなりPKを得る。これをゴンザレスがゴールほぼ正面に叩き込み、先制点を挙げた。 さらにその3分後、トルゲーレがドリブルで中央を持ち込むと、PエリアでDFシュルツのスライディングにあったが、こぼれたボールをマンツィオスがブレーメンゴールに押し込み、あっという間にパナシナイコスが2点を奪った。 しばらくショックからか精彩を欠いたブレーメンだが、徐々に攻撃が形作れるようになる。そして41分、ミクーからスルーパスを受けたクローゼがGKの上からシュートを決めて、1点を返して前半を終えた。 後半に入って59分、ゴンサレスが左サイドを切り込みシュートまで持ち込んだが、ボールは左ポストの外を叩いた。ゴンサレスは23分、ブレーメンゴール前のルーズボールをボレーで合わせたが、今度はクロスバーに弾き返されてしまう。一方のブレーメンはなかなかチャンスを作れない。ロスタイムにはGKラインケが不用意なプレー。左サイドに開いて受けたボールをゴール前に中途半端なパスを出し、見逃さず詰めたゴンサレスにシュートを撃たれるが、あわてて戻ったラインケが自らクリアしミスを救った。だが、試合はこのまま終了。ブレーメンは2連敗となった。 |
バルセロナ | 4−1 | ウディネーゼ |
ロナウジーニョ 13' 32' 90'(PK) デコ 41' | フェリペ 24' |
ホームのバルサは18歳でアルゼンチン代表のメッシが、エトー、ロナウジーニョと共にFWとしてスタメンに名を連ねた。ウディネーゼは前節ハットトリックを決めたヤクインタが、クラブとの契約問題のもつれから大事な一戦でベンチから外れている。 立ち上がりはバルサのボールキープが勝る。だが、最初のチャンスはウディネーゼ。7分、バルサが自陣で連携ミスからボールを奪われミドルシュートを撃たれたが、GK正面。その1分後に、今度はバルサにチャンス。メッシがウディネーゼ陣内右サイドでムンタリからボールを奪うと、ドリブルでオボドをかわしてゴール正面まで持ち込みシュートを放つ。しかし、これもGKに止められた。 メッシは11分、自陣からドリブルを受け、一気にカウンター。DFを1人かわしさらに突進、ヴィチカルの後ろからのチャージを受けてようやく停止。ゴール真正面25Mほどの絶好の位置でFKを得た。ここでロナウジーニョが鮮やかに壁の上からゴール右にボールを沈め、GKは釘付け。バルサが良い時間帯に先制した。 リスタート直後、ウディネーゼのゼノーニが強烈なミドルを放ち、GKバルデスを脅かす。ウディネーゼは高い位置からプレッシャーをかけるようになった。一方のバルサは18分にファン・ボメルのループ、19分には右SBベレッチのオーバーラップから最後はメッシがシュートを放つ。 24分、ウディネーゼは左CKのチャンス。ゴール正面に蹴りこまれたボールに、バルサのベレッチがクリアする手前へフェリペが飛び込みシュート、セットプレーからウディネーゼが同点に追いついた。 27分のバルサの攻撃。右サイドでボールを拾ったメッシがロナウジーニョとのワンツーでゴール正面まで入り込み、左のエトーへパス。エトーがインサイドで放ったシュートはGKサンクティスが弾いて速度を落し、さらにラインを割る直前にヴィヂカルがかき出すようにクリアー、ピンチを救う。しかし32分、メッシが左DFフェリペからボールを奪うと、これを拾ったエトーが右サイドをえぐって折り返す。このボールを、余裕を持って上がってきたロナウジーニョが丁寧にゴール右サイドに流し込み、再びバルサが勝ち越した。 39分、今度はデコがゴール正面やや左、20M強の位置でファールを受け、バルサにFKのチャンス。ロナウジーニョのフェイントを入れた後、デコが壁の上から近いサイドにボールを蹴りこみ、点差を2に広げた。 後半開始わずか4分、ウディネーゼに追い討ちをかけるように、ベレッチの突破をファールで止めたヴィヂカルが2枚目のイエローを受け、10人で戦う羽目になってしまった。その後は前半に比べてややこう着状態に。終了直前の89分、ロナウジーニョがPエリア内で倒されPKを得ると、自らこれを決めてハットトリック。バルサがウディネーゼに快勝し、2連勝とした。 |
グループD | マンチェ | ベンフィカ | ビジャレアル | リール | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
マンチェスター・ ユナイテッド |
○ 2-1 |
△ 0-0 |
|
1 | 1 | 0 | 2 | 1 | 4 | |
ベンフィカ | ● 1-2 |
|
○ 1-0 |
1 | 0 | 1 | 2 | 2 | 3 | |
ビジャレアル | △ 0-0 |
|
△ 0-0 |
0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | |
リール | |
● 0-1 |
△ 0-0 |
0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 1 |
マンチェスターUTD | 2−1 | ベンフィカ |
ギグス 39' ファン・ニステルローイ 85' | シモン 59' |
ルーニーが前節の審判侮辱による退場で2試合の出場停止、けが人も相次いでおり国内リーグでも調子の出ないマンチェは、ここのところ4-3-3からこの日は従来の4-4-2気味のフォーメーションで臨む。 8分、ベンフィカのヌーノ・ゴメスのスルーをマンチェDF・オシェアがトラップミス、スルーされたボールを背後で受けたミッコリがそのまま右サイドからシュートを放つが、角度がなかったためボールはゴール前を通り過ぎてしまった。続くベティスの左からのCK、ニアサイドにいたルイゾンが頭で押し込もうとしたが、GKファン・デル・サールにクリアされた。 14分にマンチェにチャンス。右サイドを上がったバーズリーのクロスを、ゴール正面のファン・ニステルローイが後ろ向きになりながら右足でトラップ、そのまま反転してボレーシュートを放つ。鮮やかなプレーだったが、シュートは惜しくもクロスバーに嫌われてしまった。 先制したのはマンチェ。39分に得た右45度からのFKで、ギグスが蹴りこんだボールが壁に当たってそのままゴール左に飛び込んだ。 マンチェはパスではなくドリブルを選択するCロナウドのプレーが、チームの動きを悪くする。展開は遅くなり、中央でボールを奪われることで流れが途切れてしまう。一方のベンフィカは後半58分、ミッコリがゴール正面やや左で倒されFKを得ると、シモンがゴール左上にボールを流し込んで同点に追いついた。 反撃するマンチェは63分、ベンフィカのPエリア内でクリアボールを拾ったCロナウドが右サイドからシュートを放つが、GKが触ったボールはゴールポストに弾かれた。71分には右サイドを上がったバーズリーがクロス、このボールをベンフィカDFがどうにか触ってコースを変えたため、ファーサイドを詰めていたスコールズにはわずかに合わなかった。 85分、右CKを得たマンチェ。ニアサイドに走りこんだファーディナンドが頭で流すと、そのボールをファン・ニステルローイがインサイドで押し込み、勝ち越し。マンチェはホームで苦しみながらも勝ち点3を手にした。 |
リール | 0−0 | ビジャレアル |
グループE | ACミラン | フェネルバフチェ | PSV | シャルケ | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
ACミラン | ○ 3-1 |
|
△ 2-2 |
1 | 1 | 0 | 5 | 3 | 4 | |
フェネルバフチェ | ● 1-3 |
○ 3-0 |
|
1 | 0 | 1 | 4 | 3 | 3 | |
PSV | |
● 0-3 |
○ 1-0 |
1 | 0 | 1 | 1 | 3 | 3 | |
シャルケ04 | △ 2-2 |
|
● 0-1 |
0 | 1 | 1 | 2 | 3 | 1 |
シャルケ | 2−2 | ACミラン |
ラーセン 3' アルティントップ 70' |
シードルフ 1' シェフチェンコ 59' |
フェネルバフチェ | 3−0 | PSV |
アレックス 40'(PK) 68' アッピアー 90'+2' |
グループF | リヨン | ローゼンボリ | レアル | オリンピアコス | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
リヨン | ○ 1-0 |
○ 3-0 |
|
2 | 0 | 0 | 4 | 0 | 6 | |
ローゼンボリ | ● 0-1 |
|
○ 3-1 |
1 | 0 | 1 | 3 | 2 | 3 | |
レアル・ マドリッド |
● 0-3 |
|
○ 2-1 |
1 | 0 | 1 | 2 | 4 | 3 | |
オリンピアコス | |
● 1-3 |
● 1-2 |
0 | 0 | 2 | 2 | 5 | 0 |
レアル | 2−1 | オリンピアコス |
ラウール 9' ソルダード86' | カフェス 48' |
ローゼンボリ | 0−1 | リヨン |
クリス 45'+1' |
グループG | リヴァプール | チェルシー | ベティス | アンデルレヒト | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
リヴァプール | △ 0-0 |
○ 2-1 |
|
1 | 1 | 0 | 2 | 1 | 4 | |
チェルシー | △ 0-0 |
|
○ 1-0 |
1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 4 | |
ベティス | ● 1-2 |
|
○ 1-0 |
1 | 0 | 1 | 2 | 2 | 3 | |
アンデルレヒト | |
● 0-1 |
● 0-1 |
0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 |
アンデルレヒト | 0−1 | ベティス |
オリベイラ 69' |
UCL連敗記録を更新中のアンデルレヒトのホームゲーム。開始早々の2分にFWイレストロヴィッチが右サイドへのロングボールに反応、そのまま角度の浅いところからドライブのかかったボレーシュートでゴールを狙ったが、惜しくもクロスバーに阻まれた。しかし、この後はアンデルレヒトがゴールポストに救われることになる。 直後にアンデルレヒトGK・プロトがトラップミス、すかさずオリベイラがつけこんでGKをかわし角度のないところからゴールを狙ったが、ポストに弾かれてしまった。20分に訪れたベティスの右CKのチャンスでは、ホアキンのヘッドをGKが弾いたボールがクロスバーを直撃。さらにベティスは、前半終了間際に得た30mほどのホアキンのFKも、後半63分の25mほどのオリベイラのFKも、なんと右ポストを直撃、ゴールに徹底的に嫌われる。 だがこの不運もようやく69分、シンプルなパスをつないで最後はホアキンのスルーを受けたオリベイラが、シュートをゴール右に流し込んだ。そして、これが決勝点となった。 |
リヴァプール | 0−0 | チェルシー |
昨シーズン準決勝でまみえた両者が激突。ディフェンディングチャンピオンのリヴァプールが、プレミア覇者のチェルシーをホームに迎えた。前半は互角の展開でチャンスは少なく、唯一、33分にチェルシーがカウンターからロッベンがDFヒーピアをかわして強烈なシュートを放ったが、GKにクリアされてしまった。 後半に入るとリヴァプールにチャンスが訪れる。50分、ルイス・ガルシアがゴール前への突破を図ったが、飛び出してきたGKツェフにボールをクリアされてしまった。その5分後には、左CKのチャンスにキャラガーが放ったヘディングシュートを、チェルシーのDFガラスが手に当ててしまったが、ノーホイッスルだった。 結局、ゲームはスコアレスドローで終了した。 |
グループH | インテル | アルトメディア | レンジャーズ | ポルト | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
インテル | ○ 1-0 |
○ 1-0 |
|
2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 6 | |
アルトメディア | ● 0-1 |
|
○ 3-2 |
1 | 0 | 1 | 3 | 3 | 3 | |
レンジャーズ | ● 0-1 |
|
○ 3-2 |
1 | 0 | 1 | 3 | 3 | 3 | |
ポルト | |
● 2-3 |
● 2-3 |
0 | 0 | 2 | 4 | 6 | 0 |
インテル | 1−0 | レンジャーズ |
ピサロ 49' |
ポルト | 2−3 | アルトメディア |
ルチョ・ゴンザレス 32' ヂエゴ 39' |
ペトラシュ 45'+1' コザック 54' ボルベーリ 74' |
ホームのポルトは序盤は慎重にゲームを進めると、15分過ぎからアルトメディアゴールに襲い掛かるようになる。そして32分、左のカレスマからのセンタリングにルチョ・ゴンザレスが頭で合わせ、先制。さらに39分、スローインのボールを受けた知恵語がドリブルでするするとゴール正面まで入り込むと、シュートをゴール左に蹴りこんで 2-0 とした。 ポルトはさらに攻撃を続けたが、逆に前半ロスタイム、アルトメディアのペトラシュがポルトPエリアにボールを持ち込むと、DFをかわしてゴール左隅にシュートを決め、点差を縮めて後半へ折り返した。 前半圧倒的にボールを支配したポルトが、後半も主導権を握る。だが54分、ポルトのCKをアルトメディアがクリアすると、そのまま一気にカウンターへ。自陣右サイドに開いたFW晴れなールカら、一気にポルトディフェンス陣の間を通すスルーパスが前に上がったコザックに通ると、コザックはGKバイアをかわしてシュートを決め、アルトメディアが同点に追いついた。 追いつかれたポルトは、59分にマッカーシーとイブソンが強引にボールを持ち込んだが、最後はGKに阻まれてしまった。アルトメディアは74分に再びカウンターでポルト陣内へ攻め入ると、ファールを受けて左サイドからのFKを得る。コザックからのボールはニアサイドの選手の頭を超えて、ゴール真正面に入り込んだボルベーリの足にぴたりと合い、ついにポルトは逆転されてしまった。 その後のポルトの反撃を凌いだアルトメディアが、UCL初勝利を決めた。 |