〜 第1節(Round1) 〜


各グループへのショートカット
グループA   グループB   グループC   グループD
グループE   グループF   グループG   グループH

グループA ユーベ バイエルン Cブルージュ ラピド 得点 失点 勝点
ユベントス    
 
 
○ 2-1
 
 
1 0 0 2 1 3
バイエルン・
  ミュンヘン
 
 
   
 
 
○ 1-0
1 0 0 1 0 3
クラブ・
 ブルージュ
● 1-2
 
 
 
   
 
0 0 1 1 2 0
ラピド・
 ウィーン
 
 
● 0-1
 
 
 
  0 0 1 0 1 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


Cブルージュ 1−2 ユベントス
ヤル・マトンド 85' ネドヴェド 66'
トレセゲ 75'



ラピド 0−1 バイエルン
ゲレーロ 60'




グループB アーセナル アヤックス スパルタ トゥーン 得点 失点 勝点
アーセナル    
 
 
 
○ 2-1
 
1 0 0 2 1 3
アヤックス  
 
   
△ 1-1
 
 
0 1 0 1 1 1
スパルタ・
  プラハ
 
 
△ 1-1
 
   
 
0 1 0 1 1 1
FCトゥーン  
● 1-2
 
 
 
 
  0 0 1 1 2 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


アーセナル 2−1 FCトゥーン
ジルベルト 51'
ベルカンプ 90'+2'
フェレイラ 53'

 アーセナルは、GKレーマンが昨シーズンのサスペンドを引きずり2試合の出場停止のため、アルムニアがスタメン。アンリはフランス代表戦の故障で不在だ。

 前半はアーセナルペースで展開。トゥーンのGKがイマイチなこともあり、それなりにチャンスもあったが、ゴールにはいたらず。そんな中の前半終了直前、ファン・ペルシが危険なプレーで1発退場。アーセナルは1人欠いて後半を迎えることになってしまった。

 後半に入って51分、アーセナルの右CK。ファーサイドに放り込まれたボールにジルベルト・シウバが飛び込みヘッド、このシュートが決まってアーセナルが先制した。だが直後の53分、アーセナルゴール前に放り込まれたボールがクリアされたところ、ボールを拾ったフェレイラが山なりのボールを蹴りこむと、これがゴール右上に飛び込んで同点となった。

 アーセナルは人数の劣勢を感じさせず攻め立てるが、トゥーンの必死の守りの前にゴールを決めることができない。疲れからか、徐々に動きも重たくなり、終盤になってベルカンプら3枚のカードを切ってきた。
 刻一刻と時間が過ぎ、アーセナルは打開できないままにロスタイム。ここで、後方からロングボールが放り込まれると、ベルカンプがDFと競い合い、倒れこみながらもボールをものにしてそのままシュート。ボールはゴール内に転がり込み、値千金の勝ち越しゴールが決まった。
 タイムアップを促すサポーターのブーイングの中、1分後には試合終了。アーセナルが苦しみながら初戦を勝利で飾った。


スパルタ 1−1 アヤックス
マトゥショヴィッチ 66' スネイデル 90'+1'

 



グループC ウディネーゼ バルセロナ ブレーメン パナシナイコス 得点 失点 勝点
ウディネーゼ    
 
 
 
○ 3-0
 
1 0 0 3 0 3
バルセロナ  
 
   
○ 2-0
 
 
1 0 0 2 0 3
ブレーメン  
 
● 0-2
 
   
 
0 0 1 0 2 0
パナシナイコス  
● 0-3
 
 
 
 
  0 0 1 0 3 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ブレーメン 0−2 バルセロナ
デコ 13'
ロナウジーニョ 76'(PK)



ウディネーゼ 3−0 パナシナイコス
ヤクインタ 28' 73' 76'





グループD ベンフィカ マンチェ ビジャレアル リール 得点 失点 勝点
ベンフィカ    
 
 
 
○ 1-0
 
1 0 0 1 0 3
マンチェスター・
 ユナイテッド
 
 
   
△ 0-0
 
 
0 1 0 0 0 1
ビジャレアル  
 
△ 0-0
 
   
 
0 1 0 0 0 1
リール  
● 0-1
 
 
 
 
  0 0 1 0 1 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ベンフィカ 1−0 リール
ミッコリ 90'+2'



ビジャレアル 0−0 マンチェスターUTD




グループE ACミラン PSV シャルケ フェネルバフチェ 得点 失点 勝点
ACミラン    
 
 
 
○ 3-1
 
1 0 0 3 1 3
PSV  
 
  ○ 1-0
 
 
 
1 0 0 1 0 3
シャルケ04  
 
 
● 0-1
   
 
0 0 1 0 1 0
フェネルバフチェ  
● 1-3
 
 
 
 
  0 0 1 1 3 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ACミラン 3−1 フェネルバフチェ
カカ 18' 87'
シェフチェンコ 89'
アレックス 63'(PK)

 先制点は18分のミラン。ピルロのヒールパスをゴール正面で受けたカカが、DFを抜ききらないうちにミドルシュートを放ち、ボールをゴール右隅に放り込んだ。
 対するフェネルバフチェは28分、ミランゴール前の攻防から、左後方にこぼれたボールをウミト・オザトがアーリークロス。FWトゥンジャイが頭から飛び込んだがわずかに合わず、ボールは流れてしまった。37分にはアレックスの縦のボールをトゥンジャイがポスト、再びボールを受けたアレックスがシュートを放ったが、DFにあたってゴールを逸れた。

 後半になるとミランペースに。56分、後方カフーからのパスをゴール正面で受けたシェフチェンコがDFを背負った状態から反転し、トーキックでシュート。だがGKヴォルカンがすばらしい反応でボールをはじき出した。
 62分、フェネルバフチェはインターセプトから左のアネルカに展開。カフーをかわしたアネルカがPエリアに突入すると、ガットゥーゾが不用意にタックルしてしまい、 PK。これをアレックスがヂダの逆にきっちり決めて、アウェーのフェネルバフチェが同点に追いついた。

 83分にミランのカラーゼが25Mほどの強烈なミドルを放ったが、GKが両手ではじき出す。87分、ミランはアンブロジーニが自陣でボールを奪うと、センターライン付近で左サイドを併走していたカカへボールを渡す。カカはここからドリブル、右サイドに流れながらDFを2枚かわし、ぐいぐいとPエリア内まで持ち込んでシュート。GKの股下からゴールに突き刺し、スーパープレーでミランが勝ち越した。
 興奮冷めやらぬ2分後、フェネルバフチェMFセルチュクのミスからボールを奪われると、ゴール前で余裕を持ったカカが絶妙なパスを左サイドを上がってきたセルジーニョに通す。セルジーニョはそのまま深くえぐってシュート、GKが弾いたところを詰めていたシェフチェンコが難なく押し込み、ミランに3点目が入った。
 途中苦しんだものの、ミランがホームできっちり勝利を挙げた。


PSV 1−0 シャルケ
フェネゴール 33'




グループF リヨン ローゼンボリ オリンピアコス レアル 得点 失点 勝点
リヨン    
 
 
 
○ 3-0
 
1 0 0 3 0 3
ローゼンボリ  
 
  ○ 3-1
 
 
 
1 0 0 3 1 3
オリンピアコス  
 
 
● 1-3
   
 
0 0 1 1 3 0
レアル・
 マドリッド
 
● 0-3
 
 
 
 
  0 0 1 0 3 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


リヨン 3−0 レアル
カリュウ 21'
ジュニーニョ 26'
ヴィルトール 31'

 レアルは昨シーズンのサスペンドによってロナウドが出場停止。ジダンは代表戦で故障、メンバーから外れた。
 ホームのリヨンが優位かと思われたが、立ち上がりはレアルが新加入ロビーニョの積極的なドリブルから、好位置でのFKを立て続けにゲット。だが、ゴールにはいたらず。その後はお互い相手の持ち味を消すことで、互角の展開となる。
 19分、左サイドでマルダが倒され、リヨンにセットプレーのチャンス。だが、壁となっていたサルガドが最初のキックでハンドを犯し、5mほどゴールに近い位置から仕切りなおし。ゴール正面に張ったカリュウの頭をめがけ、ジュニーニョから縦に落ちるボールが放り込まれると、軽く触ってコースが変わったボールはGKカシージャスのブロックをかいくぐり、見事レアルゴールに突き刺さった。

 23分、レアルのFKがリヨンDFにクリアされたが、このボールを拾ったロベルト・カルロスがミドルシュート。ゴール前に残っていたジュリオ・バティスタが軽くコースを変えたボールは惜しくも右ポストに弾かれ、さらにラウールが詰めようとしたがGKに阻まれてしまった。25分のリヨン、ゴール正面やや右、40M弱の距離からジュニーニョが蹴りこんだFKが、ワンバウンドで鮮やかにゴール左に飛び込み、リヨン2点目が決まった。

 さらに31分、右サイドをレベイエールがオーバーラップしマイナス気味に折り返すと、ニアサイドに走りこんだヴィルトールがボレーシュート、流れるような攻撃でリヨンに3点目が入った。42分にはジュニーニョがドリブルでPエリアに入り込んだところでサルガドに倒され、PK。しかしジュニーニョのキックはコースが甘く、GKカシージャスが4失点目を防いだ。
 後半もレアルの攻撃をしのいだリヨンが、初戦を快勝で終えた。


オリンピアコス 1−3 ローゼンボリ
コレア 19'(OWN) スキエルルブレド 42'
マブロゲネディス 48'(OWN)
ストルフロル 90'+4'





グループG リヴァプール チェルシー ベティス アンデルレヒト 得点 失点 勝点
リヴァプール    
 
 
○ 2-1
 
 
1 0 0 2 1 3
チェルシー  
 
   
 
○ 1-0
 
1 0 0 1 0 3
ベティス ● 1-2
 
 
 
   
 
0 0 1 1 2 0
アンデルレヒト  
 
 
● 0-1
 
 
  0 0 1 0 1 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ベティス 1−2 リヴァプール
アルス 51' ボンゴーユ 2'
ガルシア 14'

 ディフェンディングチャンピオン、リヴァプールを迎え撃つベティス。リヴァプールは主力を温存しこの試合に臨む。ホイッスルからわずか2分、最後尾キャラガーからのロングボールを受けたボンゴーユが、トラップからループシュートをゴール右に決め、リヴァプールが先制した。
 さらに14分、ゼンデンが左サイドを縦に抜けてゴール前に折り返すと、ぴたりと併せたルイス・ガルシアのゴールが決まり、早くも2点のリードを奪った。

 後半に入って51分、ベティスはダニのスルーパスに抜け出したアルスがGKの股下を抜くゴールを決め、点差を縮める。しかし反撃もここまで。リヴァプールが勝利を奪った。


チェルシー 1−0 アンデルレヒト
ランパード 19'




グループH レンジャーズ インテル ポルト アルトメディア 得点 失点 勝点
レンジャーズ    
 
○ 3-2
 
 
 
1 0 0 3 2 3
インテル  
 
   
 
 
○ 1-0
1 0 0 1 0 3
ポルト  
● 2-3
 
 
   
 
0 0 1 2 3 0
アルトメディア  
 
● 0-1
 
 
 
  0 0 1 0 1 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


アルトメディア 0−1 インテル
クルス 17'



レンジャーズ 3−2 ポルト
ロベンクランズ 35'
プルソ 59'
キルギアコス 85'
ペペ 47' 71'


 アウェーのポルトがやや押し気味に進める展開。サイドバックのオーバーラップからの攻撃などを見せるが、決め手に欠く。逆に35分、ポルトゴール前へのロングボールをDFリカルド・コスタが競い合った結果クリアに失敗、後方に流れたボールに走りこんできたロベンクランズがボレーで合わせ、レンジャーズが先制点を奪った。

 後半に入ってすぐ、ポルトは右CKを得る。ゴールニアサイドに蹴りこまれたボールをぺぺが頭で流し込み、あっさりと同点に追いついた。
 勢いに乗るポルトは53分、ピッチ中央でスルーパスに反応したショコタが、MFアランとかぶりながらも抜け出しシュート。しかしこれはGKヴァッターラウスにクリアされた。59分、レンジャーズのFKでポルトゴール前に放り込まれたボールがルーズとなり、最後はGKバイアがキャッチに行ったところにレンジャーズFWプルソが競り勝ってゴール。プルソが手でバイアのキャッチを妨害していたが、審判の見落としによってレンジャーズがリードを奪った。

 後半6本目のCKを71分に得たポルト。ニアサイドに蹴りこまれたボールがゴール前まで流れると、ぺぺがお腹でこれを押し込み再びゲームが振り出しに戻った。
 しかし77分、相手との接触プレーでショコタが右ひざを痛めてしまう。この時点ですでに3枚の交代枠を使い切っていたポルトは、残り時間を10人で戦うことになってしまった。そして85分、レンジャーズはバリー・ファーガソンが後方からゴール前に放り込んだボールに、キルギアゴスがバックヘッド。これが見事ゴールに吸い込まれ、レンジャーズが3度目のリードを奪った。
 一人少ないポルトも、ルイス・ゴンザレスがシュートを放つなど反撃を試みるが、力及ばず。疑惑の得点があったものの、ホームのレンジャーズが初戦の勝利を挙げた。