ベンフィカ | 0−0 | バルセロナ |
バルセロナ | 2−0 | ベンフィカ |
ロナウジーニョ 19' エトー 89' |
ベンフィカ | 0−2 | バルセロナ |
アーセナル | 2−0 | ユベントス |
セスク 40' アンリ 69' |
雨の中のゲーム。ユーベはネドヴェドが累積警告のため、デル・ピエロは怪我のために不在。 前半16分のアーセナル、右サイドのスローインを受けたピレスがPエリア内にヒールパスを送ると、走りこんだセスクが拾ってそのままシュート。だがこれは左に大きく外れる。その2分後には、レジェスがドリブルでPエリア直前まで持ち込むと、DFカンナバーロがたまらずファール。絶好の位置でFK得たが、早いリスタートでアンリが狙ったループシュートは枠を捉えることができなかった。 試合が動いたのは前半40分。ボールを持ち込むヴィエラにピレスがスライディング、ボールを奪うと、アーセナルは一気にカウンターへ。最後にパスを受けたセスクがシュートをゴール左隅に流し込み、先制。アーセナルはその直後にも、レジェスのロングパスが前線のアンリに通りビッグチャンス。しかし左からアンリが放ったシュートは惜しくもゴール前を横切ってしまった。 後半もアーセナルペースでゲームは展開。60分には左をドリブルで上がったレジェスが中央のセスクへボールを通すと、セスクはさらに右のアンリへ展開。アンリがワントラップで軽くディフェンスをかわし、左足でシュートを狙ったが、ここはGKブッフォンがパンチングでゴールを死守した。 67分、GKからのボールを左のレジェスが簡単にヘッドでトアンリへつなぎ、さらに右サイドを駆け上がってきたフレブに通る。フレブのシュートは、しかしまたしてもブッフォンに止められた。 その2分後、自陣でFKのチャンスを得たアーセナル。不意を突き、ピレスが早いリスタートから前をうかがうセスクにパスを送る。ユーベのディフェンスが構える間もなく、パスをつないだアーセナルは最後にアンリが無人のゴールにボールを蹴りこみ、大きな追加点が入った。 この失点により、ユーベの闘志が空回りしだす。ヴィエラがイエローをもらい次節出場停止となると、87分にはカモラネージ、89分にはゼビナが2枚目のイエローを受け、続けざまに退場。第1戦はユーベ完敗となった。 |
ユベントス | 0−0 | アーセナル |
アーセナル | 2−0 | ユベントス |
インテル | 2−1 | ヴィジャレアル |
アドリアーノ 7' マルティンス 54' | フォルラン 1' |
開始早々ヴィジャレアルに得点が生まれる。リケルメのパスを受けてホセ・マリが放ったシュートはGKに弾かれたが、フォルランが詰めていた。 しかしインテルも早々に反撃。直後にPエリア内でパスを受けたアドリアーノがループシュートを狙ったが、ゴール直前にDFハビ・ベンタがクリア。だが7分、アドリアーノはPエリア内で右のスタンコヴィッチからパスを受けると、反転してシュートをゴールに叩き込み、早い時間にイーブンに戻した。 その後は一進一退の展開となったが、後半54分、スタンコヴィッチの右からのセンタリングに途中出場のマルティンスが反応、オフサイドすれすれのきわどいプレーだったが、ボールをゴールにねじ込んで、インテルがリードを奪った。 63分、ビジャレアルにゴール正面やや左、30mほどの位置でFKのチャンス。リケルメがゴール左上を狙って蹴りこんだボールは、惜しくもクロスバーを叩いた。このプレーで流れがビジャレアルに傾きかけたが、インテルは守備を固めてビジャレアルの勢いを断ち切り、そのまま逃げ切ってホームゲームをものにした。 |
ヴィジャレアル | 1−0 | インテル |
アルアバレナ 58' |
インテル | 2−2 アウェーゴール差でヴィジャレアル勝利 | ヴィジャレアル |
リヨン | 0−0 | ACミラン |
ACミラン | 3−1 | リヨン |
インザーギ 25' 88' シェフチェンコ 90'+3' | ディアッラ 31' |
リヨンは、前節出場できなかったジュニーニョが復帰。ホームのミランはシェフチェンコとインザーギのツートップ。 前半25分、リヨンのフレッジのバックパスがなんとシェフチェンコに渡ってしまう。そのまま左に展開、シードルフが狙い済ましたクロスを上げると、これをインザーギが頭で決めて、ミランが1点先行した。 だがリヨンもその6分後、左サイドで得たFKからチャンスを作る。ジュニーニョがゴール前に蹴りこんだボールに反応したのは、なんとリヨンの選手3人。密集しすぎてボールははじき出されてしまったが、ディアッラが頭で押し込んでリヨン同点。アウェーゴールにより、ミランを一歩リードした。 その後もリヨンペース。40分には左サイドを上がったジュニーニョの折り返しがあわやゴールというところ、GKヂダがクロスバーの上へ押しやりピンチを逃れた。続くCKでもフレッヂにフリーでヘディングシュートを許したが、ボールはポストを直撃し辛うじて救われた。 後半に入っても攻勢を続けるアウェーのリヨン。75分、ミランは右CKのチャンスにカカがヘッドで狙ったが、ぎりぎりのところでヴィルトールがクリア、ピンチを救う。それぞれ選手交代を行なうがリヨンの守りの前にミランはチャンスを作れず、タイムアップが迫った88分、ゲームが動いた。 ミランの後方からのロングパスが、裏で待っていたシェフチェンコの元へ通った。シェフチェンコが放ったシュートは左ポストの内側を叩き、そのままライン上を転がり右のポストに当たってピッチサイドに戻されてしまったが、ここに詰めていたのがインザーギ。ミランが勝ち越しゴールを上げ、準決勝進出を確信していたリヨンの選手はがっくりと肩を落とした。 ロスタイムには、リヨンDF・クレルウの集中を欠いたGKへのバックパスをシェフチェンコが奪い、チーム3点目。ミランが準決勝進出を決め、リヨンが3年連続ベスト8敗退となってしまった。 |
リヨン | 1−3 | ACミラン |