〜 第1節(Round1) 〜

グループA リヴァプール デポルティボ オリンピアコス モナコ 得点 失点 勝点
リヴァプール    
 
 
 
〇 2-0
 
1 0 0 2 0 3
デポルティボ・
ラ・コルーニャ
 
 
  △ 0-0
 
 
 
0 1 0 0 0 1
オリンピアコス  
 
 
△ 0-0
   
 
0 1 0 0 0 1
モナコ  
● 0-2
 
 
 
 
  0 0 1 0 2 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


リヴァプール 2−0 モナコ
シセ 22'
バロシュ 84'

 前半22分、リヴァプールは中盤で得たFKをルイス・ガルシアとジェラードがワンツーでつなぎ、最後はオフサイドラインをくぐり抜けたシセにボールが通る。シセが思いっきり蹴りこんだボールはゴールネットを揺らし、リヴァプールが先制。
 ロスタイム、中盤からジェラードが前線のルイス・ガルシアへワンバウンドの鮮やかなパスを通す。ルイス・ガルシアは頭でゴールを狙ったが、惜しくもわずか左に外れた。

 後半の59分リヴァプールは左サイドでボールをつなぐと、キューウェルからシセに絶妙のスルーが通る。シセはフリーでシュートを放ったが、GKローマに止められてしまった。さらに勢いの出てきたリヴァプールは77分、GKからのロングボールがトップのLガルシアまで通るチャンス。 だが、やや左サイドよりの角度の無い位置だったため、シュートはGKにブロックされた。
 Lガルシアは80分にも絶好のチャンスを迎える。後方から放り込まれたボールをファーサイドのフィナンが頭で落とし、Lガルシアはゴール正面でフリーに。ここで余裕がありすぎたのか、右足で打てる最初のバウンドを見送り左足でのシュートを選択。しかし強烈なシュートもゴール右に外してしまう。
 決定的なチャンスを逃したリヴァプール。だが3分後にようやく追加点が入る。またもや後方からのロングボールに今度はバロシュが反応。モナコのスキラッチを振り切り、GKローマもボール2タッチで揺さぶってからシュート。見事ゴールを決めた。ゲームはリヴァプールが制した。


デポルティボ 0−0 オリンピアコス




グループB レバークーゼン ローマ Dキエフ Rマドリッド 得点 失点 勝点
バイヤー・ 
レバークーゼン
   
 
 
 
〇 3-0
 
1 0 0 3 0 3
ローマ  
 
   
 
 
 
0 0 0 0 0 0
ディナモ・
  キエフ
 
 
 
 
   
 
0 0 0 0 0 0
レアル・
 マドリッド
 
● 0-3
 
 
 
 
  0 0 1 0 3 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


レバークーゼン 3−0 レアル・マドリッド
クルジノベク 39'
フランサ 50'
ベルバトフ 55'

 


ローマ 0−1 
−試合中止−
Dキエフ
ガブランチッチ 29'

 ローマはフラストレーションが溜まる展開。ホームなのに、なかなかフィニッシュまできれいにつながらない。
 対するディナモは12分、右サイドを上がったクレベルが鋭いクロスをゴール前に蹴りこむと、ベルパコフスキスが頭から飛び込む。だが、惜しくもミートせず。26分にはクレベルが左からドリブルでPエリアに切り込みシュート、ボールはわずかにゴール左に外れる。
 29分、ディナモはゴール正面25Mの絶好の位置でFKを得る。ガブランチッチが蹴りこんだボールは鮮やかな弧を描いてクロスバーの下をたたき、そのままゴールイン。ディナモ・キエフが先制する。
 ディナモペースは変わらない。36分、右からのクロスボールを受けたリンコンは、最初のトラップでディフェンスの裏をとりGKと1対1になる。だが、ローマGK、ペリッツォーリがすばやく詰めて、見事シュートを防いだ。41分にもレコが鋭いミドルシュートを放ったが、ペリッツォーリが横っ飛びではじき出す。
 どうもローマはペースがつかめないまま前半終了。だがその瞬間、ローマのメクセスがプレーに関係なくキッキングしてしまう。フリスク主審はこれを見逃さずレッドカード。騒然とする場内。あきらかな反則にも関わらず抗議するローマの選手たち。不穏な空気の中でハーフタイムを迎えようとしていたが、審判団がピッチを去ろうとしたところ、スタンドから投げ込まれたものがフリスク主審の頭に当たり、出血してしまう。
 この一件で、ハーフタイム終了から40分間中断が継続した後、試合は打ち切られてしまった。  



グループC バイエルン ユベントス アヤックス Mテルアビブ 得点 失点 勝点
バイエルン・
ミュンヘン
   
 
 
 
 
〇 1-0
1 0 0 1 0 3
ユベントス  
 
   
〇 1-0
 
 
1 0 0 1 0 3
アヤックス  
 
● 0-1
 
   
 
0 0 1 0 1 0
マッカビ・ 
テルアビブ
● 0-1
 
 
 
 
 
  0 0 1 0 1 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


アヤックス 0−1 ユベントス
ネドヴェド 42'



Mテルアビブ 0−1 バイエルン
マカーイ 64'(PK)





グループD フェネルバフチェ マンチェスター リヨン Sプラハ 得点 失点 勝点
フェネルバフチェ    
 
 
 
〇 1-0
 
1 0 0 1 0 3
マンチェスター・
 ユナイテッド
 
 
   
△ 2-2
 
 
0 1 0 2 2 1
リヨン  
 
△ 2-2
 
   
 
0 1 0 2 2 1
スパルタ・
 プラハ
 
● 0-1
 
 
 
 
  0 0 1 0 1 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


フェネルバフチェ 1−0 Sプラハ
ファン・ホーイドンク 16'



リヨン 2−2 マンチェスターUTD
クリス 35'
フロー 45'
ファン・ニステルローイ 56' 61'




グループE パナシナイコス アーセナル ローゼンボリ PSV 得点 失点 勝点
パナシナイコス    
 
〇 2-1
 
 
 
1 0 0 2 1 3
アーセナル  
 
   
 
〇 1-0
 
1 0 0 1 0 3
ローゼンボリ  
● 1-2
 
 
   
 
0 0 1 1 2 0
PSV・      
アイントホーフェン
 
 
 
● 0-1
 
 
  0 0 1 0 1 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


パナシナイコス 2−1 ローゼンボリ
ゴンザレス 43' 79' フローデ・ヨンセン 90'



アーセナル 1−0 PSV
アレックス 41'(Own)

 立ち上がりはPSVが守備的だったこともあり、どっちつかずの展開。ようやく13分、アーセナルがビッグチャンスを作る。中盤でゴールに背を向けてボールを受けたアンリが反転、左サイドからゴール前に切り込んできたレジェスへ絶妙なパスが通る。レジェスが放ったシュートはディフェンスのスライディングでゴール左に外れ、続くCKからの流れでドリブルからアンリが放ったシュートも、低く鋭かったがゴールのわずか左だった。
 徐々にアーセナルに勢いが出だし、ペースをつかむ。39分にはアンリが強烈なミドルシュート、GK・ズーテビールが弾いたところをピレスが頭で押し込み先制ゴールかと思われたが、わずかのところでオフサイドの判定。だがその2分後、左サイドでCKのルーズポールを拾ったアンリがそのままゴールに向かってドリブル。縦への緩急からオーイエルのスライディングをまたいでかわし、ゴール前にパス。ニアサイドにいたヴィエラが放ったシュートをPSVのアレックスがクリアしきれず、オウンゴールという形でようやく均衡が破れた。
 その直後にもインターセプトから左サイドをレジェスが突破。ヴィエラ、ピレス、ベルカンプがゴール前に詰めていたが、折り返しのパスはディフェンスにカットされた。

 後半、アーセナルは無理をしないゲーム展開。それでも75分、PSVにビッグチャンスが訪れる。左サイドからのセンタリングに、フェネゴールがファーサイドでフリーとなりボールを受ける。胸で落としてから放ったシュートは、強烈ではあったが大きくゴール左に外してしまった。その後もアーセナルはPSVに得点を許さず、ホームの初戦を勝利で飾った。



グループF バルセロナ ACミラン シャフタール セルティック 得点 失点 勝点
バルセロナ    
 
 
 
 
〇 3-1
1 0 0 3 1 3
ACミラン  
 
   
〇 1-0
 
 
1 0 0 1 0 3
シャフタール・
 ドネツク
 
 
● 0-1
 
   
 
0 0 1 0 1 0
セルティック ● 1-3
 
 
 
 
 
  0 0 1 1 3 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


シャフタール 0−1 ACミラン
セードルフ 84'



セルティック 1−3 バルセロナ
サットン 59' デコ 20'
ジュリ 78'
ラーション 82'






グループG ヴァレンシア インテル アンデルレヒト ブレーメン 得点 失点 勝点
ヴァレンシア    
 
〇 2-0
 
 
 
1 0 0 2 0 3
インテル  
 
   
 
〇 2-0
 
1 0 0 2 0 3
アンデルレヒト  
● 0-2
 
 
   
 
0 0 1 0 2 0
ブレーメン  
 
 
● 0-2
 
 
  0 0 1 0 2 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ヴァレンシア 2−0 アンデルレヒト
ヴィセンテ 16'
バラハ 45'



インテル 2−0 ブレーメン
アドリアーノ 34'(PK) 89'




グループH チェルシー ポルト CSKA PSG 得点 失点 勝点
チェルシー    
 
 
 
 
〇 3-0
1 0 0 3 0 3
ポルト  
 
  △ 0-0
 
 
 
0 1 0 0 0 1
CSKA
モスクワ
 
 
 
△ 0-0
   
 
0 1 0 0 0 1
パリ・       
サンジェルマン
● 0-3
 
 
 
 
 
  0 0 1 0 3 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


PSG 0−3 チェルシー
テリー 29'
ドログバ 45'+1' 76'

 開始7分、チェルシーのグジョンセンがヘディングの競い合いから頭部を負傷、ケジュマンと早々の交代となった。一緒に競ったPSGのピエール・ファンファンは、頭に包帯を巻いてピッチに戻った。
 26分、チェルシーはセットプレーからPSGゴール前にボールを放り込む。ドログバが頭で合わせたが、これはGK正面。なんとかここまで守ってきたPSGだが29分、チェルシーの左からのCKで、ファーサイドに飛んだボールにGKが飛び出したが触ることができず、テリーにヘディングシュートを決められてしまった。
 PSGは32分に得たCKの流れからエムバミがゴール右上を狙いミドルを放ったが、GKツェホに弾き出された。ロスタイム、チェルシーはインターセプトからケジュマンが抜け出しGKと1対1。このピンチにGKレティジがすばやく飛び出しシュートをブロック。だが、ドログバが詰めており難なくゴールを決めて後半へ。

 後半に入っても、PSGはチェルシーの安定した守りの前になかなかチャンスを作れない。65分を過ぎるとチェルシーがPSGゴール前に攻め込む機会が増えてくる。
 71分、PSGはゴール正面のPエリアわずか外でFKのチャンス。しかしリュボヤのキックは大きくクロスバーを超える。逆にその5分後、同じような位置でチェルシーもFKを得る。キッカーのドログバが蹴りこんだボールはジャンプしない壁の上から楽々とゴール右に放り込まれ、3点差。その後点差が動くことは無く、PSGはホームで完敗を喫した。


ポルト 0−0 CSKA