グループA | セルティック | アンデルレヒト | リヨン | バイエルン | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
セルティック | ○ 3-1 ● 0-1 |
○ 2-0 |
△ 0-0 ● 1-2 |
2 | 1 | 2 | 6 | 4 | 7 | |
アンデルレヒト | ○ 1-0 ● 1-3 |
○ 1-0 ● 0-1 |
△ 1-1 |
2 | 1 | 2 | 4 | 5 | 7 | |
リヨン | ● 0-2 |
○ 1-0 ● 0-1 |
△ 1-1 ○ 2-1 |
2 | 1 | 2 | 4 | 5 | 7 | |
バイエルン・ ミュンヘン |
○ 2-1 △ 0-0 |
△ 1-1 |
● 1-2 △ 1-1 |
1 | 3 | 1 | 5 | 5 | 6 |
アンデルレヒト | 1−0 | リヨン |
ティヒネン 71’ |
セルティック | 0−0 | バイエルン |
混戦のグループA。ゲーム前の時点で3位のバイエルンはこのゲームで勝ち点を得られないと、グループリーグ突破が危うくなってしまう。ホームのセルティックは、サポーターの大きな声援を受け、この一戦に望む。 13分、セルティックはゴール正面25Mほどの位置でFKのチャンス。ラーションはゴール右下すみを直接狙ったが、GKカーンがすばやく反応しボールをはじき出した。17分には右サイドでセルティックがインターセプト、そこからパスを受けたラーションが巧みなドリブルでゴール正面まで入り込みシュート。ボールはカーンの正面だったが、勢いを感じさせる。 25分、バイエルンのバラックがループ気味のミドルシュート。セルティックのGK・ヘドマンが反応、ティップでゴールを守った。 37分から立て続けにセルティックのチャンス。ゴール前に何度かボールが放り込まれたが、カーンの前に得点をあげることができない。39分にはハートソンがCKのボールに頭で合わせたが、ゴールマウス内で守っていたハーグリーヴスにクリアされてしまった。 41分、バイエルンはマカーイのスルーにサンタクルスが反応。GKヘドマンもすばやく詰めてクロスプレートなる。しかしボールはどちらも押さえられずルーズに。詰めてくるバイエルンの選手がおらず、セルティックは事なきを得た。どちらかというとセルティックペースで前半が終了。 後半もセルティックの攻撃が続く。64分にはPエリアにボールを追ったサットンとラーションが続けて倒されたが、ノーファール。66分、ハートソンが体を張ったドリブルで強引にシュートまで持ち込んだが、バイエルンのディフェンスの前にクリアされてしまった。その後ゲームはこう着状態。結局バイエルンが失点を許さず、スコアレスドローとなった。決勝トーナメント進出は、最終節の結果に託されることとなった。 |
グループB | Lモスクワ | アーセナル | インテル | Dキエフ | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
ロコモティフ・ モスクワ |
△ 0-0 |
○ 3-0 △ 1-1 |
○ 3-2 ● 0-2 |
2 | 2 | 1 | 7 | 5 | 8 | |
アーセナル | △ 0-0 |
● 0-3 ○ 5-1 |
○ 1-0 ● 1-2 |
2 | 1 | 2 | 7 | 6 | 7 | |
インテル | △ 1-1 ● 0-3 |
● 1-5 ○ 3-0 |
○ 2-1 |
2 | 1 | 2 | 7 | 10 | 7 | |
ディナモ・ キエフ |
○ 2-0 ● 2-3 |
○ 2-1 ● 0-1 |
● 1-2 |
2 | 0 | 3 | 7 | 7 | 6 |
インテル | 1−5 | アーセナル |
ヴィエリ 33' |
アンリ 25' 85' リュングベリ 49' エドゥ 88' ピレス 89' |
なんとしても勝ち点3が欲しいアーセナルは、ベルカンプがアウェーということもあり帯同しなかった。ほかに、ヴィエラ、ローレン、ヴィルトール、ジルベルト・シルバを怪我で欠く。FWはアンリとカヌーのコンビ。対するヴィエリとマルティンスの2トップで望んだホームのインテルは、積極的な立ち上がり。ボールは小気味良く動くものの、両チームともディフェンスが踏ん張りチャンスを作らせない展開。しかし25分、ゲームが動く。 アーセナルは左に開いたアシュレイ・コールが内にいたピレスにボールを渡し、Pエリアへ走りこむ。ボールはピレスからさらに中央にいたアンリへ渡ると、アンリはPエリア内のアシュレイ・コールとワンツーパス。マイナス気味に戻ったボールをアンリがインサイドで丁寧にゴール左にシュートを決め、アーセナルが先制した。 しかしインテルは33分、アーセナルDFのパーラーからボールを奪いカウンター。左に開いたヴィエリが思い切ってシュートを放つと、ボールがキャンベルの足に当たってGKレーマンの伸ばした手を越えるループシュートとなり、同点に追いついた。 後半に入って4分、アンリの個人技でアーセナルが追加点。左サイドからPエリアへするするとドリブル、インテルはマテラッツィとコルドバがついたが、緩急のある切り替えしでマークをはずすと、コルドバの股下からゴール前のリュングベリへパスを通す。リュングベリも落ち着いてトラップからシュート、ゴールネットを揺らした。 52分、カヌーのスルーパスにアンリが反応コルドバと1対1に。しかしここはパスを選択、右サイドを走るピレスにボールを出そうとしたが、コルドバにクリアされた。66分にもアンリはコルドバを緩急をつけた縦へのドリブルで一蹴、ゴール前に折り返したが、詰めていたリュングベリもボールに触れずサイドに流れてしまった。71分にも左サイドを上がったアンリがマテラッツィをスピードで置き去りにし、シュート。だがここはGKトルドに防がれてしまった。 同じようなパターンでインテルDFを翻弄しながらも、なかなかシュートが決まらなかったアンリ。しかし85分のアーセナルのカウンター、アンリがハーフライン付近から一気にドリブルでPエリアやや左サイドまで上がると、併走するサネッティをストップアンドゴーのドリブルで抜き去るとシュート、見事ボールはゴール左に突き刺さった。 全力疾走したアンリは疲れてしまったのか、ピッチの右サイドでサボり気味。そんなアンリのところへゴールの3分後、大きなサイドチェンジからボールが通る。アンリはゴール前に走りこむリュングベリにスルー。しかしボールに追いつけずにそのまま左へ流れる。ここに詰めてきたのはアーセナルのエドゥ。シュートをゴールに叩き込み、決定的な4点目がアーセナルに入った。 アンリはここで交代。代わって入ったアリアディエールがその直後右サイドをうまく突破。Pエリア内に入ってからピレスにマイナスのパス。ピレスはサネッティにボールを触られながらもうまくキープ、そのままゴールを決めてついに4点差。アーセナルがインテルに完勝し、順位も2位に上げて最終節に望むことになった。 |
Lモスクワ | 3−2 | Dキエフ |
ブズニキン 28' イグナシュヴィッチ 45'(P) パークス 89' |
ベルケヴィッチ 37' シャツキク 65' |
グループC | モナコ | デポルティボ | PSV | AEKアテネ | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
モナコ | ○ 8-3 ● 0-1 |
△ 1-1 ○ 2-1 |
○ 4-0 |
3 | 1 | 1 | 15 | 6 | 10 | |
デポルティボ・ ラ・コルーニャ |
○ 1-0 ● 3-8 |
○ 2-0 |
○ 3-0 △ 1-1 |
3 | 1 | 1 | 10 | 9 | 10 | |
PSV アイントホーフェン |
● 1-2 △ 1-1 |
● 0-2 |
○ 2-0 ○ 1-0 |
2 | 1 | 2 | 5 | 5 | 7 | |
AEKアテネ | ● 0-4 |
△ 1-1 ● 0-3 |
● 0-1 ● 0-2 |
0 | 1 | 4 | 1 | 11 | 1 |
デポルティボ | 3−0 | AEK |
エクトル 22' ヴァレロン 51' ルケ 71' |
モナコ | 1−1 | PSV |
モリエンテス 34' | フェネゴール 84' |
グループD | ユーべ | Rソシエダ | ガラタサライ | オリンピアコス | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
ユベントス | ○ 4-2 △ 0-0 |
○ 2-1 ● 0-2 |
○ 2-1 |
3 | 1 | 1 | 8 | 6 | 10 | |
レアル・ ソシエダ |
△ 0-0 ● 2-4 |
○ 2-1 |
○ 1-0 △ 2-2 |
2 | 2 | 1 | 7 | 7 | 8 | |
ガラタサライ | ○ 2-0 ● 1-2 |
● 1-2 |
○ 1-0 ● 0-3 |
2 | 0 | 3 | 5 | 7 | 6 | |
オリンピアコス | ● 1-2 |
△ 2-2 ● 0-1 |
○ 3-0 ● 0-1 |
1 | 1 | 3 | 6 | 6 | 4 |
オリンピアコス | 2−2 | レアル・ソシエダ |
ストルティディス 59' カスティージョ 71' |
カビロンド 31' シュレール 74' |
ガラタサライ | 2−0 | ユーべ |
ハカン・シュクール 47' 94' |
グループE | シュツットガルト | マンチェ | レンジャーズ | パナシナイコス | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
シュツットガルト | ○ 2-1 |
○ 1-0 ● 1-2 |
○ 2-0 ○ 3-1 |
4 | 0 | 1 | 9 | 4 | 12 | |
マンチェスター・ UTD |
● 1-2 |
○ 3-0 ○ 1-0 |
○ 5-0 ○ 1-0 |
4 | 0 | 1 | 11 | 2 | 12 | |
レンジャーズ | ○ 2-1 ● 0-1 |
● 0-1 ● 0-3 |
△ 1-1 |
1 | 1 | 3 | 3 | 7 | 4 | |
パナシナイコス | ● 1-3 ● 0-2 |
● 0-1 ● 0-5 |
△ 1-1 |
0 | 1 | 4 | 2 | 12 | 1 |
シュツットガルト | 1−0 | レンジャーズ |
ヴェンツェル 45'+2' |
パナシナイコス | 0−1 | マンチェスター・UTD |
フォルラン 85' |
グループF | Rマドリッド | ポルト | マルセイユ | パルチザン | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
レアル・ マドリッド |
○ 3-1 |
○ 4-2 ○ 2-1 |
○ 1-0 △ 0-0 |
4 | 1 | 0 | 10 | 4 | 13 | |
ポルト | ● 1-3 |
○ 1-0 ○ 3-2 |
○ 2-1 △ 1-1 |
3 | 1 | 1 | 8 | 7 | 10 | |
マルセイユ | ● 1-2 ● 2-4 |
● 2-3 ● 0-1 |
○ 3-0 |
1 | 0 | 4 | 8 | 10 | 3 | |
パルチザン | △ 0-0 ● 0-1 |
△ 1-1 ● 1-2 |
● 0-3 |
0 | 2 | 3 | 2 | 7 | 2 |
ポルト | 2−1 | パルチザン |
マッカーシー 25' 50' | デリバシッチ 92' |
マルセイユ | 1−2 | Rマドリッド |
ホッサム 63' |
ベッカム 35' ロナウド 73' |
グループG | チェルシー | ベジクタシュ | Sプラハ | ラツィオ | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
チェルシー | ● 0-2 |
△ 0-0 ○ 1-0 |
○ 2-1 ○ 4-0 |
3 | 1 | 1 | 7 | 3 | 10 | |
ベジクタシュ | ○ 2-0 |
○ 1-0 ● 1-2 |
● 0-2 △ 1-1 |
2 | 1 | 2 | 5 | 5 | 7 | |
スパルタ・ プラハ |
● 0-1 △ 0-0 |
○ 2-1 ● 0-1 |
△ 2-2 |
1 | 2 | 2 | 4 | 5 | 5 | |
ラツィオ | ● 0-4 ● 1-2 |
△ 1-1 ○ 2-0 |
△ 2-2 |
1 | 2 | 2 | 6 | 9 | 5 |
チェルシー | 0−0 | Sプラハ |
チェルシーはヴェロン、プティが怪我で欠場。ホームのチェルシーが攻勢。2分、センターサークル付近からゴール前へのロングパスを、クレスポがヒールでトラップ、ディフェンスに囲まれながらも巧みなフェイントで抜け出しかけたが、GKにボールを奪われた。 27分には左からダフが上げたクロスをクレスポがヘディングシュート。惜しくもボールはクロスバーをたたくが、Sプラハのルーズボールの処理をムトゥがチェック、こぼれたボールを再びクレスポがゴールに蹴りこむ。しかし、こちらはオフサイドの判定だった。前半はチェルシーがボールを支配するも、Sプラハが良く守った。 後半に入ると、Sプラハの守りがますます冴える。48分のチェルシーの攻撃。左サイドを上がったムトゥがゴール前に折り返したボールに、ダフが絡んだ後、クレスポがヒールでゴールを狙ったが、ボールは右にそれた。78分にランパードがPエリアに入り込んできた際は、Sプラハのディフェンスがきっちりとケアしチャンスをつぶした。 チェルシーは82分にビッグチャンス。左サイドからのFKでボールがゴールファーサイドに放り込まれたところ、テリーが頭で合わせる。折り返されたボールをガラスが頭で押し込もうとしたが、ボールは左ポストに阻まれてしまった。 さらに90分に決定的なシーン。中盤でボールを持ったグジョンセンからムトゥに絶妙なスルーが通る。ムトゥはGKと1対1。だが、シュートをゴール左にはずしてしまった。試合はこのままスコアレスドロー。だが、チェルシーが勝ち点1を得て、結果的にはベスト16進出を決めることになった。Sプラハは最終節のラツィオ戦に望みを託す。 |
ラツィオ | 1−1 | ベジクタシュ |
ムッツィ 56' | パンク 45'+2' |
グループH | ACミラン | アヤックス | セルタ | ブルージュ | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
ACミラン | ○ 1-0 ○ 1-0 |
△ 0-0 |
● 0-1 ○ 1-0 |
3 | 1 | 1 | 3 | 1 | 10 | |
アヤックス | ● 0-1 ● 0-1 |
○ 1-0 ● 2-3 |
○ 2-0 |
2 | 0 | 3 | 5 | 5 | 6 | |
セルタ | △ 0-0 |
○ 3-2 ● 0-1 |
△ 1-1 △ 1-1 |
1 | 3 | 1 | 5 | 5 | 6 | |
クラブ・ ブルージュ |
● 0-1 ○ 1-0 |
● 0-2 |
△ 1-1 △ 1-1 |
1 | 2 | 2 | 3 | 5 | 5 |
アヤックス | 0−1 | ACミラン |
シェフチェンコ 52' |
アヤックスはファン・デル・ファールトが出場停止、トラベルシやピーナール、ソンクらは怪我で出場できず。ミランはネスタが出場停止だが、DFにマルディーニが帰ってきた。 前半はアヤックスがしっかり守る展開。4分、ミランのインザーギがゴール正面フリーでシュートを放ったが、ボールを浮かせてしまった。34分、左からのセンタリングにゴール前のインザーギがヘッドで後ろへ流し、さらに後ろにいたシェフチェンコがヘディングシュートでゴールを決めたかに見えたが、その前にインザーギのファールがあり得点には至らなかった。 後半もシェフチェンコとインザーギ、2人のFWをマークされているミランは攻めあぐねていた。しかし52分、右サイドを上がったカフーからのクロスに、シェフチェンコがDFヤクブの裏へうまく回り込んでボールを受けると、ワントラップシュートをゴールに叩き込み、ついに均衡を破った。 直後の53分にもカフーが右サイドをオーバーラップ、今度は内に切れ込み鋭いステップでPエリアに突入するが、MFオボダイが足首の負傷と引き換えにドリブルを止めた。 アヤックスの攻撃は61分、左サイドをマクスウェルが上がり、強烈なミドルシュート。しかしボールはGKヂダの正面だった。 68分、ミランは自陣深いところにいたピルロから最前線のインザーギにパスが通る。だが、DFハイティンガがうまく守り、ピンチをしのいだ。 その後もミランはきっちりと守りきり、勝ち点3をゲット。その結果ベスト16進出が確定した。 |
セルタ | 1−1 | ブルージュ |
モストボイ 74' | ランゲ 92' |