〜 第3節(Round3) 〜

グループA バイエルン リヨン アンデルレヒト セルティック 得点 失点 勝点
バイエルン・
 ミュンヘン
   
△ 1-1
 
△ 1-1
○ 2-1
 
1 2 0 4 3 5
リヨン △ 1-1
 
  ○ 1-0
 
 
● 0-2
1 1 1 2 3 4
アンデルレヒト △ 1-1
 
 
● 0-1
  ○ 1-0
 
1 1 1 2 2 4
セルティック  
● 1-2
○ 2-0
 
 
● 0-1
  1 0 2 3 3 3
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


アンデルレヒト 1−0 セルティック
ディンダン 72'



リヨン 1−1 バイエルン
リュインドゥラ 88' マカーイ 25'




グループB インテル Dキエフ Lモスクワ アーセナル 得点 失点 勝点
インテル   ○ 2-1
 
 
● 0-3
 
○ 3-0
2 0 1 5 4 6
ディナモ・
 キエフ
 
● 1-2
  ○ 2-0
 
○ 2-1
 
2 0 1 5 3 6
ロコモティフ・
 モスクワ
○ 3-0
 
 
● 0-2
  △ 0-0
 
1 1 1 3 2 4
アーセナル ● 0-3
 
 
● 1-2
 
△ 0-0
  0 1 2 1 5 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


Dキエフ 2−1 アーセナル
シャツキク 27'
ベルケヴィッチ 64'
アンリ 80'

 ここまで1分け1敗、しかも無得点と結果が出ていないアーセナルは、雨のアウェーゲームとなった。
 前半8分のディナモの攻撃。中盤右サイドからベルケヴィッチが絶妙なパスを前線へ送る。このボールにシャツキクが反応、後ろから来たディフェンダーを鋭い切り返しで振り切りシュート。しかしGKレーマンのファインセーブでゴールならず。27分には、グセフが放ったのシュートが前にいたシャツキクに当たってしまう。しかしそのボールがシャツキクの前方に。浮き球をそのままダイレクトシュート、コントロールされたボールがゴールネットを揺らし、ディナモが先制。
 29分、アーセナルにチャンス。左サイドをアンリが駆け上がると、ディナモのDF二人の間を強引に突破。Pエリアに切れ込んでシュートを放つが、足元がすべりシュートの威力はなかった。32分、ディナモのギョアネが左サイドから思い切ったミドルを放つが、レーマンがクリアー。39分に訪れたアーセナルのやや遠目のFKでは、ゴール前にピレスが放り込んだボールをエドゥが頭でたたきつけたが、GKショフコフスキーにキャッチされた。

 後半63分、アーセナル守備陣にミスが出る。ディナモが縦にボールを蹴りこんだところ、GKレーマンはPエリアを飛び出しパス気味にボールをクリアする。しかしこのボールをディナモがカット。一度はレーマンが体でボールを防いだもののクリアするには至らず、こぼれたボールをベルケヴィッチが無人のゴールに蹴りこみ、スコアを2-0とした。
 アーセナルがボールをキープする時間が続くが、なかなか決定的なフィニッシュに至らない。71分、左サイドを上がったアンリから、一人経由しゴール前に走りこんできたヴィルトールへ。ヴィルトールはそのままシュートを放ったが、GKのクリアでこれもゴールならず。
 80分、アーセナルはディナモ陣地深いところでのスローイン。こぼれ玉をピレスがシュートではなくゴール正面のアンリへパス。ぴたりとトラップを決めたアンリは落ち着き払って正面のゴールへボールを流し込み、ようやくアーセナルは今シーズンの初ゴールをあげた。
 点差は1点。ロスタイム、トゥレが長いパスを前線へ放り込みカヌーが反応、Pエリアでシュートを放ったが、これもGKに弾かれてしまった。さらにアーセナルの猛攻は続く。93分にはGKショフコフスキーがこぼしたボールをトゥレが詰めたが、クロスバーに跳ね返されてしまった。そして試合は終了、アーセナルには厳しい敗戦となった。


Lモスクワ 3−0 インテル
ロスコフ 2'
アシュヴェティア 50'
ホフロフ 57'

 



グループC デポルティボ モナコ PSV AEKアテネ 得点 失点 勝点
デポルティボ・
ラ・コルーニャ
  ○ 1-0
 
○ 2-0
 
 
△ 1-1
2 1 0 4 1 7
モナコ  
● 0-1
   
○ 2-1
○ 4-0
 
2 0 1 6 2 6
PSV      
アイントホーフェン
 
● 0-2
● 1-2
 
   
○ 1-0 
1 0 2 2 4 3
AEKアテネ △ 1-1
 
 
● 0-4
● 0-1
 
  0 1 2 1 6 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


AEK 0−1 PSV
ルシウス 37'



デポルティボ 1−0 モナコ
トリスタン 83'





グループD ユーべ Rソシエダ ガラタサライ オリンピアコス 得点 失点 勝点
ユベントス   ○ 4-2
 
○ 2-1
 
 
○ 2-1
3 0 0 8 4 9
レアル・
ソシエダ
 
● 2-4
   
○ 2-1
○ 1-0
 
2 0 1 5 5 6
ガラタサライ  
● 1-2
● 1-2
 
  ○ 1-0
 
1 0 2 3 4 3
オリンピアコス ● 1-2
 
 
● 0-1
 
● 0-1
  0 0 3 1 4 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ガラタサライ 1−0 オリンピアコス
ハシュポラトリ 9'



ユーべ 4−2 レアル・ソシエダ
トレセゲ 3' 63'
ディ・バイオ 7' 45'+1'
トゥドール 67'(OWN)
デ・ペドロ 80'

 グループDで2連勝チーム同士の対決となった。ソシエダはニハトとデ・ペドロをベンチからスタートさせた。
 ゲームは開始早々動く。3分、ユベントスのトレセゲがオフサイド気味ながらもスルーパスに飛び出すと、詰め寄ったキーパーをもかわして無尽のゴールへボールを流し込み、あっさりと先制する。さらに7分、中盤のネドヴェドから左サイドでボールを受けたディ・バイオ、ディフェンダーを一人振り切ってシュート。ボールはゴール右のネットを揺らし、リードを2点と広げる。
 ユーベは後半終了間際のロスタイムにも、左サイドを深くえぐったザンブロッタからのクロスをゴール正面のディ・バイオが頭で押し込み、前半だけで3点を奪い後半へ折り返した。

 後半、ソシエダもミドルシュートを放ちはするが、なかなかゴールを奪うには至らない。62分、ソシエダのCKでユーベがクリアに手間取り、ユーベゴール前でボールがルーズな状態が続く。ソシエダの時間帯かと思われたそのとき、ユーベがディ・バイオ、トレセゲ、ネドヴェドの3人でカウンター。ネドヴェドからのパスは右に開いたトレセゲへ通り、トレセゲは落ち着き払ってボールをゴールに蹴りこんだ。
 4-0というスコアに、ソシエダは足を痛めたイ・チョンスに代えてデ・ペドロをようやく投入。その直後、トゥドールがクロスボールのクリアを誤りオウンゴール、ソシエダが幸運な1点を返す。68分にはデ・ペドロの右からのクロスにフリーのコヴァチェヴィッチが頭で合わせたが、シュートを外してしまう。1分後にもゴール正面でボールを受けたコヴァチェヴィッチが、今度は足でシュートを放ったが、GKブッフォンに防がれてしまいチャンスをつぶした。
 ソシエダは74分にコヴァチェヴィッチに代えてニハトを投入。そのニハトは80分、ゴール正面Pエリアわずか外でファールをもらい、ソシエダにFKのチャンスが訪れる。キッカーのデ・ペドロが左足で蹴りこんだボールはゴール左に突き刺さり、点差を2点まで詰めた。
 しかしこの後はユーベもきっちり守りチャンスを与えない。91分、ユーベのダーヴィッツがソシエダゴール前でボールを奪い右へ展開。ボールを受けたザンブロッタが強烈なシュートを放ったが、GKヴェスターフェルトにブロックされた。ソシエダも93分、ユーベディフェンダーの裏にこぼれたボールをニハトがすばやく詰めて強烈なシュートを放ったが、GKブッフォンが右手のティップでファインセーブ。そして試合終了のホイッスルがなった。



グループE シュツットガルト マンチェ レンジャーズ パナシナイコス 得点 失点 勝点
シュツットガルト   ○ 2-1
 
 
● 1-2
○ 2-0
 
2 0 1 5 3 6
マンチェスター・
  UTD
 
● 1-2
   
○ 1-0
○ 5-0
 
2 0 1 7 2 6
レンジャーズ ○ 2-1
 
● 0-1
 
   
△ 1-1
1 1 1 3 3 4
パナシナイコス  
● 0-2
 
● 0-5
△ 1-1
 
  0 1 2 1 8 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


シュツットガルト 2−0 パナシナイコス
サビチュ 13'
ソルド 25'

 前節マンチェを破ったシュツットガルトはさらに勝ち点を加えグループリーグ突破に近づきたいところ。対するパナシナイコスは現在勝ち点1、アウェーとはいえ少しでも差を詰めておきたい。
 まず11分、シュツットガルトにセットプレーのチャンス。放り込んだボールは一度は弾かれたものの、こぼれたボールをヘルトが思いっきりよくシュート。パナシナイコスのGK・ニコポリディスは横っ飛びでなんとかクリアーした。続く13分、シュツットガルトは左サイドからラーンがうまくクロスを放り込むと、走りこんできたサビチュがヘディングシュートをたたきつけ、先制ゴールを決めた。
 まったくのシュツットガルトペースで、パナシナイコスはほとんど攻めることができない。25分にシュツットガルトに右CKを与えてしまうと、ニアサイドに放り込まれたボールをソルドに頭で押し込まれ、点差を2と広げられてしまった。後半は少し盛り返したパナシナイコスだが、シュツットガルトが危なげなく2点差を守って勝利した。


レンジャーズ 0−1 マンチェスター・UTD
Fネヴィル 5'

 スコットランド1位対イングランド1位の対決、非常な熱気に包まれたレンジャーズホームでのゲーム。開始5分のマンチェ、オーバーラップしてきたFネヴィルが中央をドリブルで持ち込みシュート。レンジャーズディフェンダーも寄せていたものの、厳しいところから放ったシュートは見事ゴール左に決まり、マンチェが先制した。
 レンジャーズは時々マンチェゴール前に攻め込むが、マンチェの必死の守りの前にチャンスを作れない。28分の左CKのチャンスでも、ことごとくシュートをはじき出され、最後にこぼれ出たボールをヴァノーリがフリーでシュートしたが、枠を捉えることができなかった。
 44分、マンチェスターの右CKのチャンス。ギグスのキックに後方から走りこんできたシルベストルがヘッド、ボールは枠を捉えていたが、DFアルテタがボールを蹴りだしゴールを守った。

 後半に入り、ゲームはヒートアップ。まず53分、Pエリア内右サイドから、マンチェのファン・ニステルローイがシュートを放つが、ボールはゴール前を横切ってしまった。55分にはロイ・キーンが強烈なシュート、しかしGK正面。
 レンジャーズがその1分後から反撃。まず、左CKのチャンスにゴール正面のムーアが頭で合わせたが、ゴール内にいたディフェンダーがブロック。57分にはモルスのスルーパスにロベンクランズが抜け出し決定的チャンスとなったが、ファーディナンドの後ろからのディフェンスにボールを奪われてしまう。続く右からのCK、ロベンクランズがうまくゴール前に入り込みヘディングシュート、だが、GKハワードががっちりキャッチした。
 81分、レンジャーズの大きなサイドチェンジから、左に開いたロベンクランズがドリブルで一気にディフェンダー3人を置き去りにしてそのままシュート。だが、ボールはわずかにゴール右にそれてしまった。44分、ネルリンガーが惜しいシュートを放ったが、これもハワードがきっちりとセーブ。
 ロスタイム、レンジャーズ守備陣のミスからスコールズがボールを奪いPエリアへ入り込んだところで倒される。完全にPKとなるファールだったがノーホイッスル。直後に試合は終了。結局前半立ち上がりの1点が勝敗を決めた。



グループF Rマドリッド ポルト マルセイユ パルチザン 得点 失点 勝点
レアル・
マドリッド
   
○ 3-1
○ 4-2
 
○ 1-0
 
3 0 0 8 3 9
ポルト ● 1-3
 
   
○ 3-2
 
△ 1-1
1 1 1 5 6 4
マルセイユ  
● 2-4
● 2-3
 
  ○ 3-0
 
1 0 2 7 7 3
パルチザン  
● 0-1
△ 1-1
 
 
● 0-3
  0 1 2 1 5 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


マルセイユ 2−3 ポルト
ドログバ 24'
マルレ 84'
マニシェ 31'
デルレイ 35'
アレニチェフ 81'

 ホームのマルセイユがやや押し気味にゲームが進む。24分、マルセイユの縦へのロングパスにマルレとドログバが反応。マルレがボールを落とし、そのボールを拾ったドログバがボールをゴールに押し込み、マルセイユが先制。
 ポルトも31分、マニシェが右サイドから放ったシュートがゴール左に突き刺さり同点とすると、その4分後にはデルレイがマルセイユのミスから生まれたカウンター気味のパスに反応。ディフェンダー一人を切り返しでかわし、ゴールにシュートを流し込んで逆転に成功する。
 後半に入り残り10分を切ったところで、ポルトが追加点。デコが右サイドをドリブルで深くえぐり、ゴール前へマイナス気味のパス。走りこんできた途中出場のアレニチェフが、このボールをゴール左隅に決めた。
 マルセイユもその3分後、セットプレーのチャンスからゴール前に放り込まれたボールをマルレがダイビング、肩に当たったボールはネットを揺らし、点差を1点に縮める。だが反撃もここまで。攻めが単調になったマルセイユはホームで3失点し、ポルトに敗れた。


Rマドリッド 1−0 パルチザン
ラウール 38'






グループG チェルシー Sプラハ ラツィオ ベジクタシュ 得点 失点 勝点
チェルシー    
○ 1-0
○ 2-1
 
● 0-2
 
2 0 1 3 3 6
スパルタ・
プラハ
● 0-1
 
   
△ 2-2
○ 2-1
 
1 1 1 4 4 4
ラツィオ  
● 1-2
△ 2-2
 
   
○ 2-0
1 1 1 5 4 4
ベジクタシュ  
○ 2-0
 
● 1-2
● 0-2
 
  1 0 2 3 4 3
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


Sプラハ 2−1 ベジクタシュ
ゼレンカ 58'
ポボルスキ 84'
パンク 60'(P)



チェルシー 2−1 ラツィオ
ランパード 57'
ムトゥ 65'
Sインザーギ 38'

 ゲームは圧倒的なホームのチェルシーペース。12分、中盤のヴェロンからトップに張っていたムトゥへぴたりとパスが通る。ムトゥはディフェンスに来たミハイロヴィッチを体でブロック、反転しざまにシュートを放ったが、ボールはゴール左に切れた。その後もボールを支配し続けるチェルシーだが、ゴールには至らない。
 38分、ラツィオはこの試合最初のCKのチャンス。ボールは流れ、右サイド後方のオッドから再びゴール前ファーサイドへクロスボールが放り込まれる。ここにいたスタンコヴィッチが頭で落とすと、Sインザーギがボールを頭でゴールに押し込み、ラツィオが少ないチャンスをものにした。
 ロスタイム、チェルシーはランパードがミドルシュートを放ったが、惜しくもゴールポストをたたいた。

 後半に入って57分、ようやくチェルシーが同点に追いつく。カウンター気味の攻撃から左に開いたグジョンセンがややマイナス気味にパス。これを後方から走りこんだランパードが、やわらかいシュートでゴール左上に決めた。
 65分、交代直後のチェルシー、グロンキアが右からゴール前のムトゥにパスを通す。ムトゥはすかさずシュート、これはスタムに止められたが、弾かれたボールをすかさず追って再びシュート。ボールはゴールネットを揺らし、チェルシーが逆転に成功した。
 75分、ラツィオはオッドの右からのクロスにコラーディがヘディングシュートを放ったが、GKクディチーニがファインセーブ。残り時間がほとんどなくなってくると、チェルシーは露骨な時間稼ぎを見せる。特にグロンキアとコールが露骨に挑発、両チームの選手はエキサイト、しかしなんともしらけた形でロスタイムを終えた。



グループH アヤックス ブルージュ ACミラン セルタ 得点 失点 勝点
アヤックス   ○ 2-0
 
 
● 0-1
○ 1-0
 
2 0 1 3 1 6
クラブ・
ブルージュ
 
● 0-2
   
○ 1-0
△ 1-1
 
1 1 1 2 3 4
ACミラン ○ 1-0
 
● 0-1
 
   
△ 0-0
1 1 1 1 1 4
セルタ  
● 0-1
 
△ 1-1
△ 0-0
 
  0 2 1 1 2 2
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


アヤックス 1−0 セルタ
イブラヒモヴィッチ 53'



ACミラン 0−1 ブルージュ
メンドーサ 33'