〜 UEFAスーパーカップ 〜

'02/08/30
モナコ





レアル・マドリッド  3−1    フェイエノールト
パウーエ 14'(OWN)
ロベルト・カルロス 21'
グティ 60'
ファン・ホーイドンク 56'

前半

レアルにとっては今季初の公式試合。片やフェイエノールトは既に国内リーグのほかUCL予選を戦っており、つい3日前に本戦進出を決めたばかり。レアルのモリエンテスが、ロナウドの移籍問題がらみでベンチ入りしていないものの、両チームともベストの布陣で戦いに望んだ。
先制点は思わぬ形でレアルに転がり込んだ。フェイエゴール付近でレアルはボールを回し、最後は左サイドに抜けたロベルト・カルロスへ。ロベルト・カルロスがグラウンダーの高速クロスをゴール前に放り込むと、守っていたパウーエが足に当ててしまいきれいなオウンゴールが決まってしまった。
さらに21分、今度はロベルト・カルロスがボールを預けて自らゴール前に切り込むと、グティからヒールでボールを受けてそのまま右足でシュート。これがゴール右上にきれいに決まり、2点リードとした。フェイエノールトもゴールを狙うが、決定的なシーンは無いまま前半を終了。

後半

折り返し早々フェイエノールトはより積極的に攻めの姿勢を見せ始めた。そして55分、ボスフェルトがゴール正面20mのところでファールを取ると、ファン・ホーイドンクが鮮やかなFKをゴール左に流し込み、1点を返した。
だがその4分後、レアルは右からのフィーゴのクロスをグティがファーサイドでヘディングシュート、再び点差を広げた。73分、マケレレのミスをついて小野がシュートを放ったが、GKにはじかれてしまった。結局その後はどちらにも大きなチャンスはないまま試合終了。レアルがスーパーカップを手にした。