〜 第1節(Round1) 〜

グループA アーセナル PSV オセール ドルトムント 得点 失点 勝点
アーセナル    
 
 
 
○ 2-0
 
1 0 0 2 0 3
PSV・
アイントホーフェン
 
 
   
△ 0-0
 
 
0 1 0 0 0 1
オセール  
 
△ 0-0
 
   
 
0 1 0 0 0 1
ボルシア・
ドルトムント
 
● 0-2
 
 
 
 
  0 0 1 0 2 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


アーセナル 2−0 ドルトムント
ベルカンプ 62'
リュングベリ 77'

 プレミアチャンピオンとブンデスリーガチャンピオンの一戦。前半はGKやDFの頑張りもあり両チーム無得点で終了。後半開始早々アーセナルはスルーパスに飛び出したアンリが左足でボールをゴール右隅に沈める。しかしこれは惜しくもオフサイドでノーゴール。55分、リュンベルグがPエリアラインぎりぎりで倒されアーセナルはFKを得る。アンリはゴール右上を狙ったが、大きく枠を外してしまった。
 だが、ついに均衡が破れる。アーセナルのヴィルトールが右サイドからジルベルト・シルバとのワンツーで中央に切り込み、そのボールをゴール前で待つベルカンプへパス。ベルカンプが受ける前にリュンベルグが横切ったことで、マークについていたメッツェルダーがつられてしまう。すかさず振り向いたベルカンプがシュート、メッツェルダーがわずかに足に当てたが、ボールはゴールに吸い込まれていった。
 その後もアーセナルがドルトムントを攻めつづける。そして77分に電光石火のカウンターが炸裂!GKシーマンのがドルトムントのCKのボールをキャッチし右サイドのヴィルトールへパス。ヴィルトールは右サイドを駆け上がりながら2列目のアンリへパス。アンリはワンタッチでスルーパスを送り、素早く飛び出したリュンベルグがGKをもかわして無人のゴールにボールを流し込んだ。ドルトムントは80分過ぎに4本連続のCKを得たがチャンスにつなげられず。85分にはエヴァニウソンがミドルシュート、ゴール左下隅を捉えていたがシーマンが反応ししっかりとキャッチ。そしてそのままアーセナルの完勝でタイムアップを迎えた。


オセール 0−0 PSV




グループB ヴァレンシア バーゼル リヴァプール Sモスクワ 得点 失点 勝点
ヴァレンシア    
 
○ 2-0
 
 
 
1 0 0 2 0 3
FCバーゼル  
 
   
 
○ 2-0
 
1 0 0 2 0 3
リヴァプール  
● 0-2
 
 
   
 
0 0 1 0 2 0
スパルタク・
モスクワ
 
 
 
● 0-2
 
 
  0 0 1 0 2 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ヴァレンシア 2−0 リヴァプール
アイマール 20'
バラハ 38'



バーセル 2−0 Sモスクワ
Hakan Yakin 50'
Rossi 55'

 



グループC Rマドリッド AEKアテネ ゲンク ローマ 得点 失点 勝点
レアル・
マドリッド
   
 
 
 
 
○ 3-0
1 0 0 3 0 3
AEKアテネ  
 
   
△ 0-0
 
 
0 1 0 0 0 1
ゲンク  
 
△ 0-0
 
   
 
0 1 0 0 0 1
ローマ ● 0-3
 
 
 
 
 
  0 0 1 0 3 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ローマ 0−3 レアル
グティ 41' 74'
ラウール 56'

ローマはバティステュータ、トッティ、リマ、そしてカペッロ監督が出場停止。フォーメーションは意表をついた4バックで臨んできた。開始早々ローマはモンテッラがPエリアで抜け出しそうになるが、イエロがクリア。続く6分にはCKのこぼれ球をパヌッチがヘッド、しかしボールはわずかにゴール左へ外れてしまう。
ローマの攻めをしのいだレアルは41分、中央をフィーゴがドリブルであがり左サイドのグティへパス。グティは中に切り込みながらシュート、見事ゴール右隅に流し込んで先制し前半を折り返す。
後半もローマペースで始まったが、56分にラウールがグティに絶妙なボールを落としグティはそのままPエリアへ。グティ自身はローマDFに止められたが、こぼれたボールをラウールが叩き込んでリードを2点とした。さらに74分、グティが個人技で中央を崩し、そのままシュートをゴール右隅に押し込んで0−3。
ローマも75分、デルベッキオがトンマージから受けたボールを胸でコントロールしてそのまま右足でシュート。しかしゴール左ポストに阻まれた。その後も得点を挙げることができず、結局新フォーメーションも機能しきれないままローマはホームで大敗を喫した。


ゲンク 0−0 AEK





グループD アヤックス インテル ローゼンボリ リヨン 得点 失点 勝点
アヤックス    
 
 
 
○ 2-1
 
1 0 0 2 1 3
インテル  
 
   
△ 2-2
 
 
0 1 0 2 2 1
ローゼンボリ  
 
△ 2-2
 
   
 
0 1 0 2 2 1
リヨン  
● 1-2
 
 
 
 
  0 0 1 1 2 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


アヤックス 2−1 リヨン
イブラヒモヴィッチ 11' 34' ソニー・アンデルソン 84'



ローゼンボリ 2−2 インテル
カラダス 52' 65' クレスポ 33' 79'




グループE Dキエフ ユーベ フェイエノールト ニューカッスル 得点 失点 勝点
ディナモ・
キエフ
   
 
 
 
○ 2-0
 
1 0 0 2 0 3
ユベントス  
 
   
△ 1-1
 
 
0 1 0 1 1 1
フェイエノールト  
 
△ 1-1
 
   
 
0 1 0 1 1 1
ニューカッスル  
● 0-2
 
 
 
 
  1 0 0 0 2 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


フェイエノールト 1−1 ユベントス
ファン・ホーイドンク 75'
カモラネージ 32'

フェイエノールトはボスフェルトが身内の不幸で不在。ユーベはトレセゲが故障により不在である。最初のチャンスは前半3分のユーベのCK。ディ・バイオが頭でゴール右下隅を狙ったがGKにクリアされた。21分にもCKからフェッラーラがヘディングシュート。ゴール上を狙ったがGKがワンハンドでクリア。フェイエノールトのチャンスは30分。ソンが右サイドからセンターリング、このボールにブッフェルがゴール正面フリーでシュート。しかしGKと近すぎて止められてしまった。
32分、またもやユーベにCKからチャンスが訪れ、ついに点が入る。こぼれ球を拾ったカモラネージがミドルのループシュートを放ち、これが見事ゴールに吸い込まれた。前半はこのまま終了。
後半52分、ユーベはカウンターからディ・バイオが抜け出し独走。シュート直前にギャンが追いついたためか、わずかにゴール右にシュートは外れてしまった。そして75分、フェイエノールトはゴール正面20Mの位置でFKを得る。ファン・ホーイドンクのキックに対しユーベ選手の動きが速いと3度やり直し。そしてその3度目にゴール右隅に見事決めて、フェイエノールトが同点に追いついた。結局試合は1対1のドローとなった。


Dキエフ 2−0 ニューカッスル
シャツキク 17'
カツケヴィッチ 62'




グループF オリンピアコス マンチェ ハイファ レバークーゼン 得点 失点 勝点
オリンピアコス    
 
 
 
○ 6-2
 
1 0 0 6 2 3
マンチェスター・
ユナイテッド
 
 
  ○ 5-2
 
 
 
1 0 0 5 2 3
マッカビ・
ハイファ
 
 
 
● 2-5
   
 
0 0 1 2 5 0
バイヤー・
レバークーゼン
 
● 2-6
 
 
 
 
  0 0 1 2 6 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


マンチェ 5−2 ハイファ
ギグス 10'
スールシャール 35'
ヴェロン 46'
ファン・ニステルローイ 54'
フォルラン 89'(P)
カタン 8'
コーヘン 85'

キーンやスコールズを欠くマンチェ。先制点もMハイファに奪われる。8分、絶妙なパスに反応したカタンがDFラインを抜け出すと、GKバルテスの股間を破るシュートを決める。しかしマンチェもすかさず追いつく。10分、右サイドのPネヴィルが上げたセンタリングにギグスが頭で流し込んだ。
Mハイファは細かいミスが目立つものの、アウェーであるオールド・トラフォードのゲームでも積極的なプレスでマンチェに挑む。しかし次第にマンチェのボールキープが勝りだす。しばらく0-0の均衡が続いたものの35分、ファン・ニステルローイのスルーに反応したスールシャールがGKの飛び出しをかわすようにゴール左隅にボールを流し込み、逆転。その後もさらに点差を広げようとヴェロンやファン・ニステルローイがシュートを放つがゴールにはならず前半終了。
Mハイファのボールで開始された後半早々、マンチェはボールを奪うと右サイドのベッカムへ。そのまま深くえぐりクロスを上げると、ボールはスールシャールを経由して後ろから走りこんできたヴェロンに渡る。ヴェロンはそのまま強烈なシュートを放ち、GKはボールを足に当てたもののゴールを割られてしまった。Mハイファはろくにボールをキープできなくなってしまったが、51分には何とかボールをつなぎバディールがミドルシュート、惜しくも左に外れる。マンチェの54分、中盤左からヴェロンがゴール前にロングフィード。ここにうまく飛び込んだファン・ニステルローイがワントラップからシュートを浮かして押し込みさらに点差を広げる。
85分、Mハイファはブラーリアが中盤から前線へ鋭いスルーを送る。これをファーディナンドがクリアしきれず、ボールを拾ったコーヘンがマンチェゴールを奪い1点を返した。マンチェもベッカムが倒されたことで得たPKをフォルランが決めて(マンチェでの初ゴール!)、再び3点差。その後マンチェDF陣のバランスが崩れMハイファにチャンスが2度ほど訪れたが物にできず、試合は終了した。


オリンピアコス 6−2 レバークーゼン
クライネ 27'(OWN)
ジャンナコプーロス 38'
ジョルジェヴィッチ 44' 64'(P) 73'
ゼッターベルグ 87'
シュナイダー 22' 78'(P)


乱打戦となったゲーム。まずは27分、レバークーゼンのシュナイダーが右サイドを駆け上がりクロス、このボールをGKがキャッチミスしゴールとなる。さらに25分、レバークーゼンはバシュトゥルクがゴール前へドリブルで入り込みシュート、しかしこれはDFに弾かれた。27分にオリンピアコスにラッキーな得点が入る。CKのボールがゴール前に入ったところ、DFクライネの背中に当たってそのままゴールを割った。
さらに38分、オリンピアコスが左から上げたクロスがファーサイドにいたジャンナコプーロスにこぼれ、そのままゴールし逆転する。続けて前半終了間際には右サイドからのニアへのクロスに飛び込んだジョルジェヴィッチが見事なボレーでゴールを奪い、2点差として前半を折り返す。
後半64分、ゴール前のスルーパスに走りこんだジョルジェヴィッチが倒されオリンピアコスにPKが与えられる。これはジョルジェヴィッチが自身できっちり決めた。さらに彼は73分、20M以上をドリブルで持ち込みPエリアに入ってそのままシュート、ゴール右隅にゴールを決めてハットトリックを達成する。
その5分後にPKからレバークーゼンに得点を許したが、87分にはゼッターベルグがゴール正面20MのFKを直接ゴール右下隅に決めて駄目押し。大差で昨年のファイナリスとを下した。




グループG デポルティボ ミラン バイエルン ランス 得点 失点 勝点
デポルティボ・
ラコルーニャ
   
 
 
○ 3-2
 
 
1 0 0 3 2 3
ACミラン  
 
   
 
○ 2-1
 
1 0 0 2 1 3
バイエルン・
ミュンヘン
● 2-3
 
 
 
   
 
0 0 1 2 3 0
ランス  
 
 
● 1-2
 
 
  0 0 1 1 2 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


バイエルン 2−3 デポルティボ
サリハミジッチ 57'
エウベル64'
マッカイ 12' 46' 77'



ミラン 2−1 ランス
インザーギ 57' 61' Moreira 75'




グループH ガラタサライ バルサ ブルージュ Lモスクワ 得点 失点 勝点
ガラタサライ    
 
 
 
○ 2-0
 
1 0 0 2 0 3
バルセロナ  
 
  ○ 3-2
 
 
 
1 0 0 3 2 3
クラブ・
ブルージュ
 
 
 
● 2-3
   
 
0 0 1 2 3 0
ロコモティブ・
モスクワ
● 0-2
 
 
 
 
 
  0 0 1 0 2 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


バルサ 3−2 ブルージュ
ルイス・エンリケ 5'
メンディエタ 40'
サヴィオラ 44'
Simons 22'(P)
Englebert 85'



Lモスクワ 0−2 ガラタサライ
サール 72'
アリフ 81'


両チームとも序盤から攻めあいゴールを狙うが得点に至らず。前半終了間際にガラタサライのエルギュンが放ったシュートはゴール右のポストの内側を叩き、そのままゴール前を横切ってしまった。後半、Lモスクワは途中出場のピメノフを中心にガラタサライゴールを襲ったが、先制したのはガラタサライだった。72分、左からハカン・ウンサルが上げたクロスを2分前に入ったばかりのサールが頭で押し込みゴールネットを揺らした。さらに81分にはアリフがスルーパスに反応、うまくゴール右隅にシュートを決めて、2点差でアウェーゲームをものにした。