グループA | グループB | グループC | グループD |
グループA | バルセロナ | インテル | ニューカッスル | レバークーゼン | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
バルセロナ | ○ 3-0 △ 0-0 |
○ 3-1 |
○ 2-0 ○ 2-1 |
4 | 1 | 0 | 10 | 2 | 13 | |
インテル | △ 0-0 ● 0-3 |
△ 2-2 ○ 4-1 |
○ 3-2 |
2 | 2 | 1 | 9 | 8 | 8 | |
ニューカッスル | ● 1-3 |
● 1-4 △ 2-2 |
○ 3-1 ○ 3-1 |
2 | 1 | 2 | 10 | 11 | 7 | |
レバークーゼン | ● 1-2 ● 0-2 |
● 2-3 |
● 1-3 ● 1-3 |
0 | 0 | 5 | 5 | 13 | 0 |
インテル | 2−2 | ニューカッスル |
ヴィエリ 47' コルドバ 61' | シアラー 42' 49' |
アウェーながら大量のニューカッスルサポーターが乗り込んできており、スタジアムはすごい盛り上がり。 開始早々インテルにチャンス。エムレがディフェンダーにプレッシャーをかけヴィエリと共にボールを奪うと、すかさずシュート。だが、立ち足が滑ってボールは大きく逸れてしまった。 5分にはニューカッスルにチャンス。ロングスローのクリアボールをソラーノが20Mの位置からダイレクトボレー。強烈なシュートはクロスバーを叩き、弾かれたボールがGKのトルドの手に当たって跳ね返ったが、ゴールマウスを外れた。 7分のインテル。パス回しから左サイドのココがゴール前にクロスを送る。ヴィエリが走りこんでいたが、GKギブンが先に触りクリアー。 その後も何度かお互いシュートを放つが、得点は前半終了間際だった。ニューカッスルのベラミーが右サイドで粘り、クロス。このボールを一番後ろから入り込んできたシアラーが押し込み、アウェーのニューカッスルがリードして後半へ折り返した。 後半すぐ、ボールが落ち着かないうちににゲームが動く。右に開いたインテルのセルジオ・コンセイソンからセンタリングが放り込まれると、ディフェンダー2枚にはさまれながらもヘディングシュート。GKは一歩も動けず、ボールはゴール左に決まって同点。 だが、それもつかの間だった。左のロベールがゴール前に長いボールを放り込んだところ、GKトゥドールがハンブル。こぼれたボールがシアラーの正面に転がり、ニューカッスルが再びリードを奪った。 58分、インテルのセットプレーからポストの位置にいたヴィエリがボールを受けるとそのまま反転しシュート。ゴール右下を捉えていたが、GKギブンが左手で見事弾き出した。61分、インテルは左45度の位置でFKのチャンスを得る。エムレが左足で蹴り込んだボールは見事なカーブを描き、ファーサイドのコルドバの元へ。コルドバは頭一つ伸び上がり強烈なヘディングシュート、ゴール左に叩き込んで同点に追いついた。 63分、ニューカッスルのベラミーがPエリア内でトルドに倒されたかに見えたが、シュミレーションを取られイエローカード。その後両チームとも攻めあったが得点できずにゲームは終了、両チームは最終節に決勝トーナメント進出を賭けることとなった。 |
バルセロナ | 2−0 | レバークーゼン |
サヴィオラ 17' Fデ・ブール 49' |
グループB | アヤックス | アーセナル | ヴァレンシア | ローマ | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
アヤックス | △ 0-0 △ 1-1 |
△ 1-1 △ 1-1 |
○ 2-1 |
1 | 4 | 0 | 5 | 4 | 7 | |
アーセナル | △ 1-1 △ 0-0 |
△ 0-0 |
△ 1-1 ○ 3-1 |
1 | 4 | 0 | 5 | 3 | 7 | |
ヴァレンシア | △ 1-1 △ 1-1 |
△ 0-0 |
● 0-3 ○ 1-0 |
1 | 3 | 1 | 3 | 5 | 6 | |
ローマ | ● 1-2 |
● 1-3 △ 1-1 |
● 0-1 ○ 3-0 |
1 | 1 | 3 | 6 | 7 | 4 |
アーセナル | 1−1 | ローマ |
ヴィエラ 12' | カッサーノ 45' |
アヤックス | 1−1 | ヴァレンシア |
パサネン 57' | キリ・ゴンザレス 28'(P) |
ホームのサポーターの大声援を受けるアヤックス。そのアヤックスは13分、カウンターからファン・デル・ファールトがシュートしようとしたところで倒され、ゴール正面やや左、20M強の距離でFKのチャンス。ここでキブが壁の左から巻くようなシュートを狙ったが、曲がりきらずにゴール左に外れた。 対するヴァレンシアは15分、スルーパスに反応したカリュウが抜け出しGKロボントと1対1に。だが、ロボントが素早く詰めてシュートを見事クリアーした。27分、ヴァレンシアは左CKのチャンスで、Pエリア内にいたルフェテがアヤックスのガラセクに引っ張り倒され、PKを得る。これをキリ・ゴンザレスが叩き込んでアウェーのヴァレンシアが先制した。 前半のロスタイム、アヤックスはカウンター。ヴァレンシアDFの裏を狙ったイブラヒモヴィッチにロングバスが通る。このピンチにGKカニサレスが素早く詰め、シュートをスライディングでクリアー、ゴールを守った。 後半52分のアヤックスの攻撃。ファン・デル・ファーとがゴール前でボールをキープしそのままシュートを放ったが、僅かにクロスバーの上。57分、アヤックスは左からのショートコーナーをつなぐ。そしてゴール前にきれいなクロスが送り込まれると、パサネンがフリーでヘッド。同点弾を叩き込み、スタジアムは大歓声に包まれた。 68分、ヴァレンシアのバラハがドリブルでPエリアに持ち込み、シュート。強烈なボールだったが、GKが椀ハンドでクリアーした。 74分にアヤックスがカウンター。ファン・デル・メイデが右サイドを上がり早いクロス、手前を走っていたファン・デル・ファールトがスルーし、裏を走っていたマクスウェルがシュートを放ったが、大きく外してしまった。80分、アヤックスのピーナールがPエリアにボールを送ろうとしたところで、ペジェグリーノがハンドを犯す。だがペナルティアーク内であったため、PKにはならず。キブが蹴り込んだFKも、カニサレスが横っ飛びでクリアーした。89分にも、Pエリアに走りこんだトラベルシがヴァレンシアのカルボーニに体を合わせられ倒れPKをもらおうとしたが、ノーホイッスル。そしてゲームは終了。アーセナルvsローマも引き分けとなり、グループBは4チームで最終節にトーナメント進出を賭ける事となった。 |
グループC | ACミラン | レアル | Bドルトムント | Lモスクワ | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
ACミラン | ○ 1-0 ● 1-3 |
○ 1-0 |
○ 1-0 ○ 1-0 |
4 | 0 | 1 | 5 | 3 | 12 | |
レアル ・マドリッド |
○ 3-1 ● 0-1 |
○ 2-1 △ 1-1 |
△ 2-2 |
2 | 2 | 1 | 8 | 6 | 8 | |
ボルシア ・ドルトムント |
● 0-1 |
△ 1-1 ● 1-2 |
○ 3-0 ○ 2-1 |
2 | 1 | 2 | 7 | 5 | 7 | |
ロコモティフ ・モスクワ |
● 0-1 ● 0-1 |
△ 2-2 |
● 1-2 ● 0-3 |
0 | 1 | 4 | 3 | 9 | 1 |
レアル | 3−1 | ACミラン |
ラウール 12' 57' グティ 86' | リヴァウド 81' |
2次リーグ突破のためにどうしても勝利が欲しいレアルが、自分たちのペースでゲームを展開する。12分、左サイドのロベルト・カルロスからゴール正面のロナウドへボールが入る。ロナウドはワンタッチでディフェンスの裏にボールを送ると、回り込んでいたラウールが至近距離から強引にシュート。GKアビアーティの壁をぶち破って、自身UCLでの40ゴール目をあげた。23分、最後列からのロングパスにロナウドが反応、アビアーティと1対1に。ロナウドはバウンドをするようなシュートを撃ったが、アビアーティが横っ飛びでクリアした。 ボールを心地よく回すレアルに対して、ミランはチャンスを作れないまま前半を終了。 後半もレアルの流れは止まらない。51分、左サイド中盤から逆サイド前線に位置したフィーゴへピンポイントロングパスを通すと、フィーゴはエンドライン近くまで上がってセンタリング。このボールにラウールが飛び込んだが、辛うじて直前でコスタクルタがクリアした。57分には、今度は右サイドのフィーゴから逆サイドに張ったジダンへ大きなサイドチェンジ。ジダンはそのボールをダイレクトでヒールパス、裏を走っていたロベルト・カルロスにボールが渡る。ロベルト・カルロスから簡単にゴール前のラウールへボールが入ると、シュートフェイント一発でディフェンダーをかわしたラウールはそのまま右足でシュート、きっちりゴールに沈めた。 74分には左サイドの攻撃。ロベルト・カルロス、ジダン、グティ、と流れるようにワンタッチパスがつながり、再びDFの裏に走り抜けていたロベルト・カルロスへ。そのままGKと1対1、強烈なシュートを打ち込むかと思いきや、ちょんと浮かしてゴールを狙う。だが、GKアビアーティがブロックした。 81分、ミランが一矢報いる。左サイドを抜けたマルディーニからクロスが入ると、ファーサイドにフリーでいたリヴァウドが頭で押し込み、1点差とする。 だが85分、レアルはミランゴール前でボールを回すと、ジダンがラウールとのワンツーで左サイドからPエリアへ入り込みゴール前へボールを送る。GKが弾いたところ、グティが押し込んで再び点差を広げた。レアルは勝利を挙げ、最終節に決勝トーナメント進出を賭ける。 |
Bドルトムント | 3−0 | Lモスクワ |
フリンクス39' コレル 58' アモローゾ 66' |
グループD | マンチェ | ユーベ | デポルティボ | バーセル | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
マンチェスター ・ユナイテッド |
○ 2-1 ○ 3-0 |
○ 2-0 |
△ 1-1 ○ 3-1 |
4 | 1 | 0 | 11 | 3 | 13 | |
ユベントス | ● 0-3 ● 1-2 |
○ 3-2 △ 2-2 |
○ 4-0 |
2 | 1 | 2 | 10 | 9 | 7 | |
デポルティボ ・ラコルーニャ |
● 0-2 |
△ 2-2 ● 2-3 |
○ 1-0 ● 0-1 |
1 | 1 | 3 | 5 | 8 | 4 | |
FCバーセル | ● 1-3 △ 1-1 |
● 0-4 |
○ 1-0 ● 0-1 |
1 | 1 | 3 | 3 | 9 | 4 |
マンチェスターUTD | 1−1 | FCバーセル |
Gネヴィル 53' | ヒメネス 14' |
ユベントス | 3−2 | デポルティボ |
フェラーラ 12' トレセゲ 63' トゥドール 93' |
トリスタン 34' マカーイ 52' |
スピードのある攻撃で攻守が入れ替わる展開。11分、ユーベのディバイオが左サイドPエリアに入ったところで鋭いシュートを放ったが、デポルティボGK・ファンミが横っ飛びでクリアーした。続くCK。1本目をクリアされての2本目、ファーサイドのフェラーラがフリーで余っており、強烈なヘディングシュートでデポルティボゴールを揺さぶった。 15分にも2連続でCKを得たユーベ。先のときと同じようにファーサイドのフェラーラが頭で狙ったが、今度はマークがついており、ボールはゴールを外した。 27分、デポルティボはトリスタンからのスルーにマカーイがオフサイドぎりぎりで飛び出しGKと1対1に。マカーイはかなり余裕があったが、ゴール左を狙おうとしたシュートはがっちりとGKブッフォンに止められてしまった。33分にもデポルティボは速攻。4対3の形勢を作ると、右のマカーイからクロスが送られトリスタンがフィニッシュ、同点に追いついた。 後半に入り52分、デポルティボはゆっくりした攻めからトップに張るマカーイにボールが入る。そのままポストプレーとして走りこんできたドゥーシェルにボールを渡すかのように見えた瞬間、マカーイは反転しシュート。ボールはゴール左上に突き刺さり、デポルティボが逆転した。 62分のユーベの攻撃。ダーヴィッツが中央をドリブルで持ち込みミドルシュート。ボールはディフェンスに当たったが、こぼれたところがトレセゲの足元。シュートを叩き込んでユーベが同点に追いついた。さらに67分、中盤のタッキナルディからディフェンダーの裏を狙うループパスにトレセゲが反応、後ろからくるボールにダイレクトボレーで狙ったが、惜しくも右ポストに弾かれてしまった。 残り10分というあたりから、両チームとも積極的にゴールを狙っていくがなかなか結果に結びつかない。ついにロスタイムの3分に突入、この間にも入れ替わり立ち代り攻撃を繰り返す両チーム。もう残りも数十秒というところ、ユーベのサラジェッタが放り込んだセンタリングをデポルティボDFがクリア、だがその浮き球を77分に途中交代で入ったトゥドールがダイレクトボレー、ゴール正面20M弱のところから放ったシュートは豪快にネットを揺さぶり、土壇場でユーベが勝ち越し点を挙げた。 この1点でユーベは決勝トーナメントに大きく近づいた。時節バーゼル戦に大量失点さえしなければ、通過できる。逆にデポルティボにはチャンスがなくなってしまった。 |