グループA | グループB | グループC | グループD |
グループA | インテル | バルセロナ | レバークーゼン | ニューカッスル | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
インテル | ○ 4-1 |
1 | 0 | 0 | 4 | 1 | 3 | |||
バルセロナ | ○ 2-1 |
1 | 0 | 0 | 2 | 1 | 3 | |||
レバークーゼン | ● 1-2 |
0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 0 | |||
ニューカッスル | ● 1-4 |
0 | 0 | 1 | 1 | 4 | 0 |
レバークーゼン | 1−2 | バルセロナ |
ベルバトフ 39' |
サヴィオラ 48' オーフェルマルス 88' |
ニューカッスル | 1−4 | インテル |
ソラーノ 72' |
モルフェオ 2' アルメイダ 35' クレスポ 45' レコバ 81' |
この試合は序盤に大きく動く。開始早々のインテルの攻撃。右サイドをザネッティが突破しクロス、先にゴール前に走りこんでいたクレスポがスルー気味に流すと裏を詰めていたソラーノがゴールに叩き込み、あっという間の先制。さらに4分過ぎ、インテルゴール前でマテラッツィとベラミーが手を出し合い、しかしベラミーだけが一発退場。ニューカッスルは窮地に立たされた。このプレーでニューカッスルのホームは異様な雰囲気に包まれ、結局マテラッツィも15分に交代することに。さらに25分、ニューカッスルFKのチャンスという場面、シアラーがマークにつくカンナバーロを振りほどきざま後頭部へエルボーを見舞う。この時はお咎めなしだったが、後のビデオ裁定でシアラーは2試合出場停止となってしまった。 32分、ニューカッスルに25m程度の位置でFKのチャンス。ここでソラーノがゴール右上を狙ったが、GKトルドがブロック。その3分後、インテルはCKの流れからアルメイダがミドルシュート、GKの上をぶち抜き追加点を挙げた。さらに前半のロスタイム、インテルは手薄になっていた右サイドをオカンが突破、クロスにクレスポがニアであわせてゴールを奪い、3点差として後半へ折り返した。 ニューカッスルは何度かチャンスを作りながらもものにできなかったが、72分にようやく1点を返す。ロベールが中盤で粘りボールをキープするとゴール前に走りこんだソラーノへスルー、このボールが通るとソラーノがゴールへ流し込んだ。その後もやや押し気味のニューカッスルに対しインテルは80分、クレスポに代えてレコバを投入する。その直後、右サイドのPエリアにわずか入ったところでボールを得たレコバは、切り返し1発でDFをかわしそのままシュート。見事なカーブを描いてファーサイドのネットを揺らした。 この失点でスタジアムも意気消沈、ゲームはインテルの圧勝で終了した。 |
グループB | アーセナル | アヤックス | ヴァレンシア | ローマ | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
アーセナル | ○ 3-1 |
1 | 0 | 0 | 3 | 1 | 3 | |||
アヤックス | △ 1-1 |
0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | |||
ヴァレンシア | △ 1-1 |
0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | |||
ローマ | ● 1-3 |
0 | 0 | 1 | 1 | 3 | 0 |
ローマ | 1−3 | アーセナル |
カッサーノ 4' | アンリ 6' 70' 75' |
ゲームは早い時間帯に動く。4分、ローマのトッティがDFラインの間を抜けてPエリアに突入、怪我のシーマンに代わりゴールを守るアーセナルGK、シャーバンが飛び出てボールを弾くとすかさずカッサーノが詰める。しかしDFが壁を作りゴールを守った。その直後、カッサーノがトッティとのワンツーで抜け出しシュート、ボールは左ポストに当たりはしたが回転がついておりゴールの中へ。ホームのローマが先制。しかしわずか2分後、ジルベルト・シルバが中盤右サイドから左サイドのアンリへパスを通すと最初のトラップでPエリアに飛び込んだアンリがきっちりゴールを決め振り出しに戻した。 アーセナルは22分、再びジルベルト・シルバがドリブルから右サイドのリュンベルグへパス。リュンベルグの折り返しにそのまま走りこんだジルベルト・シルバがあわせに行ったが、GKがクリアした。28分、ローマは決定的なチャンスを迎える。右DFパヌッチからの縦パスで一気にアーセナル陣地深く入り込んだカフーがそのままセンタリング、ボールは見事ゴール前のトッティへ。トッティは胸でトラップしたボールをボレーで蹴り込んだ。だが、ゴールのカバーに走りこんだシガンがクリアー、ファインプレーを見せた。 後半、ローマが押し気味にゲームを進めていたが70分にアンリの速さが炸裂。ローマのPエリアでアンリはハイボールをヘディングで競り合った後、落ちたボールにいち早く詰めてシュート、ネットを揺らしアーセナルが逆転。勢いに乗ったアーセナルは75分、ゴールから25m弱、左45度の位置でFKのチャンスを得る。このFKをピレスが蹴る振りをしてスルー、続いて走りこんだアンリが蹴り込んだボールは壁の上を抜けてゴールニアサイドに突き刺さりハットトリックを決めた。 ローマの攻撃からは徐々に勢いが無くなり、最後はアーセナルに時間を稼がれてジエンド。ホームで勝ち点0に終ってしまった。 |
ヴァレンシア | 1−1 | アヤックス |
アングロ 92' | イブラヒモヴィッチ 88' |
グループC | Bドルトムント | ACミラン | Lモスクワ | レアル | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
ボルシア ・ドルトムント |
○ 2-1 |
1 | 0 | 0 | 2 | 1 | 3 | |||
ACミラン | ○ 1-0 |
1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | |||
ロコモティフ ・モスクワ |
● 1-2 |
0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 0 | |||
レアル ・マドリッド |
● 0-1 |
0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 |
ACミラン | 1−0 | レアル |
シェフチェンコ 40' |
注目の一戦は立ち上がり早々ミランのシードルフがPエリアに突入しシュート、鋭いボールをレアルGK・カシージャスが横っ飛びではじき出すという目の覚めるようなプレーで幕を開けた。レアルは11分、25m程の位置でFKのチャンス。ロベルト・カルロスがゴール右を直接狙ったが、枠の外だった。18分、ミランのガットゥーゾが右サイドからゴール前のシェフチェンコへセンタリング、シェフチェンコはゴールに背を向けた状態でトラップをすると、体を反転させてそのままシュート。見事なボールさばきだったがシュートは左に外れてしまった。 26分のモリエンテス、29分のジダンとシュートを放つが、GK・ヂダに防がれてしまう。34分にはロベルト・カルロスが左サイド中盤から中央のジダンへパス。ジダンはトップのラウールにボールを当ててワンツーで抜け出すと、さらに前にいたモリエンテスへ。モリエンテスは左サイドを上がってきたロベルト・カルロスに展開すると、ロベルト・カルロスはそのまま再びモリエンテスへ。残念ながらモリエンテスはシュートに至らなかったが、ここまでダイレクトパスがきれいに通るところがさすがレアル。だが、先制点はミランだった。40分、ルイコスタが自陣深いところから前線のシェフチェンコに鮮やかなスルーパスを通す。このボールを受けたシェフチェンコは、前に出てきたカシージャスの脇を抜くシュートを決めた。 後半に入って51分、ルイ・コスタが左サイドからミドルシュート。ドライブのかかった良いシュートだったが、カシージャスがティップで逃れた。60分、中央をドリブルで上がるリヴァウドからのボールを受けたシードルフがカシージャスをかわすループシュート。無人のゴールに向かうボールを、しかし後ろから追いついたカンビアッソがクリアー。結局はオフサイドであったがミランにとってビッグチャンスだった。64分にもシードルフからのスルーにシェフチェンコが反応し抜け出したかに見えたがオフサイドだった。71分、右サイド深いところからリヴァウドが前線へ素晴らしいパス、追いついたシェフチェンコがワントラップで抜け出そうとしたがやや大きくカシージャスにキャッチされてしまった。さらに77分、CKからの展開でガットゥーゾがスルー、カラーゼが反応しシュートを放つがGKの正面。 79分、レアル久しぶりのシュートをジダンが放つがヂダがキャッチ。左からのCKにジダンがヘッド、さらにラウールが詰めてボールがゴール内に転がったが、GKヂダが飛び出ていたためオフサイドになってしまった。ミランはその後も攻めの姿勢を貫きタイプアップ、レアルを1-0で下した。 |
Lモスクワ | 1−2 | Bドルトムント |
イグナシュヴィッチ 31' |
フリングス 33' コレル 43' |
グループD | マンチェ | ユーベ | デポルティボ | バーセル | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
マンチェスター ・ユナイテッド |
○ 3-1 |
1 | 0 | 0 | 3 | 1 | 3 | |||
ユベントス | △ 2-2 |
0 | 1 | 0 | 2 | 2 | 1 | |||
デポルティボ ・ラコルーニャ |
△ 2-2 |
0 | 1 | 0 | 2 | 2 | 1 | |||
FCバーセル | ● 1-3 |
0 | 0 | 1 | 1 | 3 | 0 |
デポルティボ | 2−2 | ユベントス |
トリスタン 9' マカーイ 11' |
ビリンデッリ 38' ネドヴェド 57' |
まず7分、デポルティボはショートコーナー。スカローニが右サイドのPエリアわずか外から思い切ってゴール右を狙うもGKブッフォンがセーブ。その2分後、今度はしっかりしたビルドアップで左サイドからカプデビジャがクロス、お手本どおりゴール前に走りこんだトリスタンがヘッドでゴールを決めて、デポルティボが先制した。 さらに11分、またもや左サイドのカプデビジャから今度は低く早いクロスが供給されると、ニアサイドに入り込んだマカーイが右足で合わせ、電光石火の得点によりゲーム序盤で2点差としてしまった。 ユーベは24分、左サイドをビリンデッリが抜け出てセンタリング、ディ・バイオがダイレクトでシュートしたがGKファンミに防がれてしまった。しかし徐々にユーベのキープ率が上がってくると38分、左サイドからビリンデッリが中央に切れ込んでいくとそのまま思い切ってシュート、強烈なボールは軽く内に曲がりながらゴール右上まさにバーとポストのつなぎ目の内側にぶち当たり、ゴールネットを揺らした。 後半に入ると中盤での厳しいチェックの応酬となる。そんな中57分、ユーベはFKからの流れでネドヴェドがゴール正面20mのところからシュート、これがゴール右に決まり同点に追いついた。79分、デポルティボは右サイドのヴィクトールからエリア内のルケへパスが通る。ルケはDFを背負っていたが思い切った反転であっという間に振り切ることに成功。しかしブッフォンが抜け目無く詰めておりシュートには至らず。その後も両チーム激しいプレーで削りあい相手のチャンスを潰し、そのまま2-2のドローで終了した。 |
FCバーセル | 1−3 | マンチェスターUTD |
ヒメネス 1' |
ファン・ニステルローイ 62' 63' スールシャール 68' |