バイエルン・ミュンヘン | 2−3 | リバプール |
サリハミジッチ 57’ ヤンカー 82’ |
リーセ 23’ ヘスキー 45’ オーウェン 46’ |
バイエルンはエッフェンベルグ、ショル、パウロ・セルジオを怪我により欠いてのゲーム。開始3分に右サイドを突破したオーウェンの折り返しから、ヘスキーがファーストシュートを放つというシーンがあったものの、序盤は両チーム決め手に欠き中盤での潰し合いとなる。そんな中、23分にジェラードの絶妙なパスに反応したオーウェンが再び右サイドを突破、折り返したボールにリーセが合わせ、リバプールが先制した。 31分、ヘスキーのスルーに再びオーウェンが反応し中央を突破、カーンと1対1に。カーンはむやみに飛び込まずに待ち構え、オーウェンが上を狙って浮かしたシュートにしっかり反応しゴールを守った。しかし前半終了間際バイエルンは再び失点してしまう。ヘスキーがボールを持ち前を向くと、コバチとリンケ、両DFの間を素早いドリブルで突破、最後は飛び出してきたカーンをかわすようにボールをゴールへ流し込んだ。 2点目を絶好の時間で挙げたリバプールだったが、3点目も後半開始瞬間という時間帯の得点だった。開始わずか12秒、DFティアムを超える縦へのロングパスにオーウェンが反応、きっちりゴールすみにシュートを流し込んだ。 ここからバイエルンがようやくシュートまでの形を作るようになる。57分に得た左からのCK、ゴール前に飛び込んできたボールをサリハミジッチがヘッド、このシュートが決まってようやくバイエルンが1点を返す。 65分以降、両チームとも選手の入れ替えを実施、その交代で入ったヤンカーが仕事をする。82分、右サイドからやはり交代で入ったサンタクルスがセンタリング、エウベルがワンタッチでさらにボールを浮かすと、ゴール前のヤンカーがDF・バベルに体を預けながらヘディングシュート、1点差となる追加点を挙げた。 83分、右サイド・Nコバチのセンタリングにリザラスが合わせるがGK・ヴェスターフェルトがキャッチ。1分後にもリザラスが左サイド突破を図り、Pエリアでビシュチャンに倒されたかに見えたが、リザラスのファール。リバプールもカウンター。左からのマーフィーのクロスにゴール前でファウラーがヘッド、しかし力なくカーンの正面。逆にリバプールのクリアミスボールに反応したエウベルが果敢にボールを目指し、ヴェスターフェルトと激突する場面も。 バイエルンの攻勢が続いたためか、ようやくリバプールは時間を稼ぐプレーを見せ始める。なんとしても追いつきたいバイエルンはロスタイムからカーンがゴール前に上がるパワープレー。だが、試合はこのままリバプールが1点差を守りきり、スーパーカップを制した。UCLチャンピオンはまたしても敗れてしまった。 |
バイエルン・ミュンヘン |
リバプール |
GK カーン DF Rコバチ ティアム リンケ MF サニョール スフォルツァ (⇔Nコバチ 65’) ハーグリーブス リザラス FW ピサロ (⇔ヤンカー 65’) エウベル サリハミジッチ (⇔サンタクルス 71’) |
GK ヴェスターフェルト DF カラガー アンショズ ヒューピア バベル MF リーセ (⇔マーフィー 69’) ハマン ジェラード (⇔ビシュチャン 65’) マカリスター FW ヘスキー オーウェン (⇔ファウラー 83’) |