〜 第6節(Round6) 〜

グループA レアル ローマ Lモスクワ アンデルレヒト 得点 失点 勝点
レアル  
  ・マドリッド
  △ 1-1
○ 2-1
○ 4-0
● 0-2
○ 4-1
○ 2-0
4 1 1 13 5 13
ローマ ● 1-2
△ 1-1
  ○ 2-1
○ 1-0
△ 1-1
△ 0-0
2 3 1 6 5 9
ロコモティフ
   ・モスクワ
○ 2-0
● 0-4
● 0-1
● 1-2
  △ 1-1
○ 5-1
2 1 3 9 9 7
アンデルレヒト ● 0-2
● 1-4
△ 0-0
△ 1-1
● 1-5
△ 1-1
  0 3 3 4 13 3
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


Lモスクワ 2−0 レアル・マドリード
Buznikin 30'
Cherevtchenko 50'



ローマ 1−1 アンデルレヒト
デルベッキオ 52' Mornar 11'




グループB リヴァプール ボアヴィスタ Bドルトムント Dキエフ 得点 失点 勝点
リヴァプール   △ 1-1
△ 1-1
○ 2-0
△ 0-0
○ 1-0
○ 2-1
3 3 0 7 3 12
ボアヴィスタ △ 1-1
△ 1-1
  ○ 2-1
● 1-2
○ 3-1
● 0-1
2 2 2 8 7 8
ボルシア    
 ・ドルトムント
△ 0-0
● 0-2
○ 2-1
● 1-2
  ○ 1-0
△ 2-2
2 2 2 6 7 8
ディナモ   
   ・キエフ
● 1-2
● 0-1
○ 1-0
● 1-3
△ 2-2
● 0-1
  1 1 4 5 9 4
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


Dキエフ 1−0 ボアヴィスタ
メラシチェンコ 49'

 


リヴァプール 2−0 ドルトムント
スミチェル 15'
ライト 82'

 この最終節に1次リーグ突破の2チームが決まるという混戦になったグループB。大事な試合は雨のゲームとなった。
 まずはホームのリヴァプールが立ち上がりはペースを握る。そして15分、自陣からのロングフィードをヘスキーが頭で落とすと、スミチェルがダイレクトにシュート。これがゴール右隅に突き刺さって先制点を挙げた。アウェーながらも勝たなくてはならないドルトムントはその後ゲームを支配するようになり、30分過ぎからリヴァプールゴールに何度か襲い掛かるが、決め手に欠き1点差のまま前半を終了。
 後半は再びリヴァプールが積極的な展開を見せる。両チーム早い展開で攻め合うが、次の点が遠い。リヴァプールは70分にジェラードがゴール前にボールを流し込んだが、ゴール正面に入り込んだオーエンはディフェンスに潰されてシュートできず、ボールはそのまま逆サイドに流れてしまった。ドルトムントは背の高いコラーにあわせようとゴール前に放り込むが、リヴァプールのDFがしっかりと守っていた。そして82分、リヴァプールは右サイドで得たFKをベルガーが蹴りこむと、ライトがまったくのフリーからGK正面でヘッド、ドルトムントゴールを再び揺らした。
 必死に反撃するドルトムント。83分には分厚い攻撃からリッケンの放ったシュートはクロスバーを叩く。対するリヴァプールは厚い守りと時間を稼ぐパス回しで勝利を引き寄せようとする。またカウンターからロスタイムにリーセが強烈なシュートを放つ場面も。
 そして試合は終了、リヴァプールはグループトップで2次リーグ進出を決めた。ドルトムントはUEFAカップへ回ることとなった。



グループC パナシナイコス アーセナル マジョルカ シャルケ 得点 失点 勝点
パナシナイコス   ○ 1-0
● 1-2
○ 2-0
● 0-1
○ 2-0
○ 2-0
4 0 2 8 3 12
アーセナル ○ 2-1
● 0-1
  ○ 3-1
● 0-1
○ 3-2
● 1-3
3 0 3 9 9 9
マジョルカ ○ 1-0
● 0-2
○ 1-0
● 1-3
  ● 0-4
○ 1-0
3 0 3 4 9 9
シャルケ ● 0-2
● 0-2
○ 3-1
● 2-3
● 0-1
○ 4-0
  2 0 4 9 9 6
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


マジョルカ 1−0 パナシナイコス
ビアジーニ 57'



シャルケ 3−1 アーセナル
ムルダー 2'
フェルマント 60'
メラー 64'
ヴィルトール 71'





グループD ナント ガラタサライ PSV ラツィオ 得点 失点 勝点
ナント   ● 0-1
△ 0-0
○ 4-1
△ 0-0
○ 1-0
○ 3-1
3 2 1 8 3 11
ガラタサライ △ 0-0
○ 1-0
  ○ 2-0
● 1-3
○ 1-0
● 0-1
3 1 2 5 4 10
PSV         
 ・アイントホーフェン
△ 0-0
● 1-4
○ 3-1
● 0-2
  ○ 1-0
● 1-2
2 1 3 6 9 7
ラツィオ ● 1-3
● 0-1
○ 1-0
● 0-1
○ 2-1
● 0-1
  2 0 4 4 7 6
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ガラタサライ 2−0 PSV
セルゲン 26'
アリフ 50'



ナント 1−0 ラツィオ
アンドレ 72'




グループE ユーベ FCポルト セルティック ローゼンボリ 得点 失点 勝点
ユベントス   ○ 3-1
△ 0-0
○ 3-2
● 3-4
○ 1-0
△ 1-1
3 2 1 11 8 11
FCポルト △ 0-0
● 1-3
  ○ 3-0
● 0-1
○ 1-0
○ 2-1
3 1 2 7 5 10
セルティック ○ 4-3
● 2-3
○ 1-0
● 0-3
  ○ 1-0
● 0-2
3 0 3 8 11 9
ローゼンボリ △ 1-1
● 0-1
● 1-2
● 0-1
○ 2-0
● 0-1
  1 1 4 4 6 4
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


セルティック 4−3 ユベントス
デル・ピエロ 19'
トレセゲ 51' 77'
ヴァルハーレン 24'
サットン 45' 64'
ラーション 57'(P)

 すでに2次リーグ進出が決定しているユーベ以外の3チーム全てに、まだ1次突破のチャンスが残されている。セルティックはユーベに勝つことが絶対条件。さらにもう1試合の結果を待つことになる。12分、セルティックはモラフチクがミドルを放つもユーベGK・カリーニがセーブ。19分にはデル・ピエロがゴール正面で得た20M強のFKを、直接ゴール左上に見事に叩き込みユベントスがリードする。
 セルティックは21分、オフサイドぎりぎりからモラフチクが抜け出すも、シュートをキーパーに当ててしまった。しかしその3分後、右サイドで粘ったモラフチクからクロスが上がると守備から上がっていたヴァルハーレンが頭で押し込み同点に追いつく。27分、今度は左からモラフチクがクロス、ファーサイドでラーションがヘディングしたが、ボールはサイドネットへ。
 セルティックがシュートを打ちつづけて迎えた前半終了直前、右からのCKを得たセルティックはサットンがヘッドを決め、逆転して後半へ折り返した。

 後半開始3分、後半から入ったトレセゲはアモルーゾからスルーを受け、ボールをゴールへ滑り込ませたがオフサイド。しかしその2分後には早くも結果を出す。やはりアモルーゾからやや左サイドでボールを受けたトレセゲは、ワントラップの後豪快に振りぬき、シュートをゴール右隅に決めた。55分、セルティックはCKの際にフェッラーラのファールを誘い、PKを得る。これをラーションがきっちり決めて再び勝ち越す。
 59分のセルティックのCKでもユーベはユリアーノがエリア内でハンド、だがノーファール。しかし押せ押せのセルティック、63分にモラフチクが左サイドからのFKをゴール前に放り込むとバルデがヘッドで流し、そのボールをサットンがダイレクトボレー。強烈なシュートにGKは一歩も反応できなかった。
 直後にはユーベDFのバックパスにラーションが素早く反応、GK・カリーニはどうにかシュートを体に当ててゴールを守った。そして77分、トレセゲがネドベドとのワンツーの後、DFに詰められながらのシュートを決めて点差を縮める。ロスタイムにはFKから最後はユリアーノが頭で押し込んだかに見えたがオフサイド。そしてこれ以上両チーム点数が入ることは無くゲーム終了。
 もう一方の試合でポルトが勝利を挙げたため、セルティックはUEFAカップに回ることとなった。  



FCポルト 1−0 ローゼンボリ
ペナ 37'




グループF バルセロナ Bレバークーゼン リヨン フェネルバフチェ 得点 失点 勝点
バルセロナ   ○ 2-1
● 1-2
○ 2-0
○ 3-2
○ 1-0
○ 3-0
5 0 1 12 5 15
バイヤー     
・レバークーゼン
○ 2-1
● 1-2
  ● 2-4
○ 1-0
○ 2-1
○ 2-1
4 0 2 10 9 12
リヨン ● 2-3
● 0-2
● 0-1
○ 4-2
  ○ 3-1
○ 1-0
3 0 3 10 9 9
フェネルバフチェ ● 0-3
● 0-1
● 1-2
● 1-2
● 0-1
● 1-3
  0 0 6 3 12 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


バルセロナ 1−0 フェネルバフチェ
リヴァウド 92'



レバークーゼン 2−4 リヨン
セベスセン 45'
ベルバトフ 52'
カリエール 32' 38'
ネー 64'
ゴブ 81'






グループG デポルティボ マンチェ リール オリンピアコス 得点 失点 勝点
デポルティボ  
・ラ・コルーニャ
  ○ 2-1
○ 3-2
△ 1-1
△ 1-1
△ 2-2
△ 1-1
2 4 0 10 8 10
マンチェスター
 ・ユナイテッド
● 2-3
● 1-2
  ○ 1-0
△ 1-1
○ 3-0
○ 2-0
3 1 2 10 6 10
リール △ 1-1
△ 1-1
△ 1-1
● 0-1
  ○ 3-1
● 1-2
1 3 2 7 7 6
オリンピアコス △ 1-1
△ 2-2
● 0-2
● 0-3
○ 2-1
● 1-3
  1 2 3 6 12 5
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


リール 1−1 マンチェスターUTD
シェイル 65' スールシャール 6'

 マンチェはすでに2次リーグ進出を決めており、メンバーを落として試合にのぞむ。対するリールはUEFAカップ出場権条件の3位確保のために勝ちたいところ。
 序盤からリールはチャンスを迎え、ステルジョフスキ、バシールと続けてシュートを放つが、この日マンチェゴールを守るキャロルが防ぎきった。逆にマンチェは6分、ベッカムの絶妙なパスにスールシャールが追いつき、難しい角度ながらゴール右上隅にボールを放り込み先制点を挙げた。
 その後両チームとも良く攻めたがゴールには至らず後半へと折り返す。

 後半も両チーム積極的なプレーが目立つ。56分にはリールが30MほどのFKを得る。これをシェイルが左足でゴール上方を直接狙い、あわやというところごGKキャロルがティップで逃れた。だが65分、ようやくリールは同点に追いつく。パスをつないだ後、ボールを受けたシェイルがドリブルで持ち込み、強烈な左足のシュートを叩き込んだ。
 



オリンピアコス 1−1 デポルティボ
アレクサンドリス 51' カプデビジャ 84'




グループH Bミュンヘン Sプラハ フェイエノールト Sモスクワ 得点 失点 勝点
バイエルン  
 ・ミュンヘン
  △ 0-0
○ 1-0
○ 3-1
△ 2-2
○ 5-1
○ 3-1
4 2 0 14 5 14
スパルタ 
 ・プラハ
● 0-1
△ 0-0
  ○ 4-0
○ 2-0
○ 2-0
△ 2-2
3 2 1 10 3 11
フェイエノールト △ 2-2
● 1-3
● 0-2
● 0-4
  ○ 2-1
△ 2-2
1 2 3 7 14 5
スパルタク 
 ・モスクワ
● 1-3
● 1-5
△ 2-2
● 0-2
△ 2-2
● 1-2
  0 2 4 7 16 2
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


フェイエノールト 2−1 Sモスクワ
トマソン 5'
エルマンダー 18'
ベスチャストニフ 14'

 グループ3位、UEFAカップ出場権をかけての未勝利チーム同士の戦い。まず5分、フェイエノールトは右サイドのエマートンからの折り返しをトマソンが押し込み早々と先制。トマソンは8分にもエマートンからの折り返しをエルマンダーがスルーしゴール正面でボールを得たが、右サイドを狙ったシュートはGKにキャッチされた。
 押され気味のSモスクワだったが、ベスチャストニフがフェイエノールトゴール前混戦の中からシュートを放つとボールはゴール左隅に吸い込まれ、同点に追いついた。だがフェイエノールトはすぐに逆転する。左サイド小野からパウーベにボールが渡るとパウーベからゴール前でで張っていたエルマンダーへ鮮やかにボールが渡り、フリーのエルマンダーはそのままボールを叩き込んだ。直後にもエルマンダーにチャンス。まず自陣でボールを奪ったルザサが小野にボールを預けるとそのまま前線へ。小野は溜めを作った後にルザサの足元へぴたりと収まる見事なスルーを供給する。この素晴らしいワンツーで左サイドを抜け出したルザサからエルマンダーへの折り返しも完璧だった。しかしエルマンダーは外すほうが難しいシュートを外してしまった。
 28分、Sモスクワはブラトフの右からのクロスにベスチャストニフがダイレクトシュート、しかしニアサイドに外れてしまった。1分後にはフェイエノールトのカウンター。中央からボールを持ち込んだエルマンダーが左を上がるトマソンへ絶妙なパス。しかしトマソンはシュートへ持ち込む前に潰されてしまった。34分、Sモスクワ・ロブソンが強烈なミドルを蹴りこむも枠の外。36分に得たCKではコフトゥンのヘッドがフェイエノールトゴールを破ったかに見えたが、直前にファールがありノーゴールの判定だった。

 後半立ち上がり、SモスクワDFのクリアミスで浮いたボールをダイレクトにミドルシュート、惜しくもゴール右へ。その直後、小野はDFパルフィオノフへの積極的なチェックからボールを奪うと、そのパルフィオノフをかわしてPエリアへ切り込みクロス、これはDFにクリアされたものの歓声を浴びる。しかし49分にはSモスクワがフェイエノールトゴール前でボールをつなぎ最後にシフミイストルクがシュート、強烈にクロスバーを叩き観衆を黙らせた。
 この後雨が降り始める中、さらに両チーム激しい攻撃を見せる。小野も59分、ゴール右上への惜しいシュートを放つ。Sモスクワは62分、ブラトフから絶妙なパスがベスチャストニフに渡りそのままシュート、しかしこれもクロスバーの下を叩いて跳ね返されてしまった。ここからはフェイエノールトが守る時間が続いたが、なんとか前半のリードを守りきりSモスクワをくだした。フェイエノールトはUEFAカップに回ることとなった。



Sプラハ 0−1 バイエルンM
ノヴォトニー 40'(P)