グループA | レアル | アンデルレヒト | Lモスクワ | ローマ | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
レアル ・マドリッド |
|
○ 2-1 |
1 | 0 | 0 | 2 | 1 | 3 | ||
アンデルレヒト | △ 1-1 |
0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | |||
ロコモティフ ・モスクワ |
△ 1-1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | |||
ローマ | ● 1-2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 0 |
ローマ | 1−2 | レアル・マドリード |
トッティ 73’(P) |
フィーゴ 50’ グティ 63’ |
名門同士だが、ヨーロッパのカップ戦での顔合わせは初めて。レアルのジダンは4節まで出場停止中。 立ち上がりはローマが右サイドのカフーを中心に攻め立てるが、レアルの守備の前にシュートまで結びつかない。縦への長いパスがFWに渡らずそのまま流れるケースが目立つ。 レアルは17分、左に回ったフィーゴがゴール前にボールを入れ、ラウールがワンタッチで流しマクマナマンがシュートするも、枠を大きくはずした。このあたりからレアルもローマゴールに迫るようになる。21分、右45度25MほどでローマがFKのチャンス。アスンソンから放り込まれたボールはフリーのトッティへ。だが、彼はこのチャンスでヘディングシュートを外してしまった。 23分、ローマはモンテッラがPエリアで粘った後にバティへ折り返す。このボールをハンブルしていたバティにレアルのカランカがアタック、バティを倒してしまったがノーファール。 逆にレアルは29分、グティからのスルーにラウールが反応、GKをも振り切りボールをゴールへ流し込もうとしたが、すんでのところでザーゴがポストにぶつかりながらもシュートを防いだ。34分、ラウールがPエリアで突破を図りサムエルに倒されたが、これもファールにならず。ロスタイム直前、ローマDFのミスを尽きグティが独走、ゴール右を狙ってシュートしたが、なんとこのチャンスで外してしまう。結局ノーゴールのまま前半は終了。
後半はモンテッラを下げトッティをFWに挙げてきたカペッロ・ローマ。49分にラウールが倒され、ゴール正面25Mほどの距離でレアルはFKのチャンス。ここでフィーゴが蹴ったシュートはGKの逆をつく形で左サイドに吸い込まれ、アウェーのレアルが先制した。 |
Lモスクワ | 1−1 | アンデルレヒト |
マミノフ 18’ | ヘンドリックス 15' |
アウェーのアンデルレヒトがモスクワでの緒戦を引き分けに持ち込んだ。 アンデルレヒトはギレス・デ・ビルデの折り返しをヘンドリックスがヘッドで決め、15分に先制。しかしすぐにロコモティフも早いリスタートからからマミノフが同点弾を叩きこんだ。 33分にはロコモティフ・ピメノフがボレーを見せるがボールは枠外へ。一方その8分後にはアンデルレヒトのモルナールが近距離からのヘディングシュートを放ったが、GK正面だった。試合はそのまま追加点無く、勝ち点1を分け合った。 |
グループB | Bドルトムント | ボアヴィスタ | Dキエフ | リヴァプール | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
ボルシア ・ドルトムント |
△ 2-2 |
0 | 1 | 0 | 2 | 2 | 1 | |||
ボアヴィスタ | △ 1-1 |
0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | |||
ディナモ ・キエフ |
△ 2-2 |
0 | 1 | 0 | 2 | 2 | 1 | |||
リヴァプール | △ 1-1 |
0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 |
リヴァプール | 1−1 | ボアヴィスタ |
オーウェン 29’ | シルヴァ 3’ |
ボアヴィスタがイエローを7枚も貰いながら、リバプールから勝ち点1を奪った。わずか開始3分、シルヴァがゴール前に放り込まれたボールに反応、シュートを叩き込みアンフィールドの観衆は声を失う。 その後、ボアヴィスタの厳しいディフェンスの前にリヴァプールのサッカーができずにいたが、19分にはマカリスターからのFKをヒューピアヘッド、しかしボールは枠の外へ。マカリスターは25分にもジェラードに絶妙な浮き球を供給したが、ジェラードはうまく処理できなかった。 だが、状況を打破したのは絶好調のオーウェン。相棒・ヘスキーからのボールを受けたオーウェンは、GKを超える20M弾をゴールに右隅にきれいに沈め、イーブンに持ち込む。 しかし、ボアヴィスタはその後もリヴァプールディフェンスを脅かす。ドゥダは何度も左サイドから襲いかかった。突破が無理となると、ドゥダやサンチェスがシュートを放ち、常に得点を狙ってきた。 後半は両チームともチャンスは少なく、ゲームは引き分けで終わった。 |
Dキエフ | 2−2 | ドルトムント |
メラシチェンコ 15' イダオル 45' |
コラー 56’ アモローゾ 74’ |
前半2点をリードしたDキエフだったが、後半ドルトムントに追いつかれ痛い引き分けとなった。 前半はウクライナ代表のニューワンダーキッド、メラシチェンコの活躍が目立った。15分に挙げた得点も、必然的なものだった。メラシチェンコは2人をかわし、レーマンが飛び出してくる前にゴールを奪った。 それからはDキエフがゲームを支配、前半のロスタイムにはドルトムントのPエリア内のルーズボールをイダオルrが押し込み、ラッキーな追加点を挙げた。 後半に入るとドルトムントは何とか持ち直し、56分にはヤン・コラーが強烈なシュートでディナモGK・フィリモノフの壁を破り反撃開始。そして74分、ロシツキの強烈なシュートをフィリモノフが弾いたところ、がら空きのゴールにアモローゾが押し込み同点に追いついた。ディナモはホームでの勝ち点3を狙いに行ったが、再びリードを奪うことはできなかった。 |
グループC | パナシナイコス | マジョルカ | アーセナル | シャルケ | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
パナシナイコス | 2-0 |
1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | |||
マジョルカ | ○ 1-0 |
1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | |||
アーセナル | ● 0-1 |
0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | |||
シャルケ | ● 0-2 |
0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 |
マジョルカ | 1−0 | アーセナル |
エンゴンガ 12’(P) |
マジョルカはイバガサのスルーからルケが突破、これをアーセナルDFのアシュレイ・コールが倒してしまい、レッドによりアーセナルは一人失うとともにPKで失点。結局この1点が全てだった。PKを蹴ったのはエンゴンガ。チップキックでアーセナルGK・シーマンをふわりと超えるシュートをみせた。 アーセナルも一人少ないながら反撃を試みるが、マジョルカの安定した守りの前に手が出ない。逆にエトーやルケがアーセナルゴールを脅かすシーンも。最後の最後にアーセナルは左サイドの絶妙な位置でFKを得たが、パーラーのクロスにジェファーズが合わせられず、試合は終了した。 |
シャルケ | 0−2 | パナシナイコス |
ブラオヴィッチ 75' バシナス 80' |
グループD | ナント | ガラタサライ | ラツィオ | PSV | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
ナント | ○ 4-1 |
1 | 0 | 0 | 4 | 1 | 3 | |||
ガラタサライ | ○ 1-0 |
1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | |||
ラツィオ | ● 0-1 |
0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | |||
PSV ・アイントホーフェン |
● 1-4 |
0 | 0 | 1 | 1 | 4 | 0 |
ガラタサライ | 1−0 | ラツィオ |
ウミト 79’ |
ホームのガラタサライがボールを支配する展開。16分にもじわじわラツィオゴールを攻め立て、最後はハサン・サスがミドルを放つ。シュートは枠をはずしたが、ガラタサライが形を作るようになる。ラツィオは19分、フィオーレのスルーにクレスポが反応したが、GKがいち早く飛び込みシュートを撃たせなかった。21分、ウミトがスタムに倒されてゴール正面Pエリアすぐ外でFKのチャンス。だが、ハジを失ったガラタサライはフリーキッカーが不在で、ただ壁に当てたにとどまった。37分にはスアトがゴール左上をミドルで狙ったが、惜しくもわずかに枠を外した。
後半開始早々ラツィオのメンディエタが決定的チャンスを2度迎える。が、ヴァレンシア時代の鋭い動きは影をひそめ、GKと1対1の状況でもシュートをGKに当ててしまった。やがてメンディエタはスタンコヴィッチと交代。61分、ラツィオは中央をスタンコヴィッチが持ち込み左のクレスポへ。クレスポはそのまま逆サイドを狙ってシュートを放ったが、惜しくもポストをかすめてゴールの外へ。74分、再びスタンコヴィッチが持ち込み右サイドを走るクレスポへスルー、今度はニアサイドを狙ってシュートしたが、再び右ポストに阻まれてしまった。 |
ナント | 4−1 | PSV |
アンドレ 5’ カン 10’(P) ダルマ 44’ ヴァイラ 75’ | デヨング 93’ |
開始10分には、ナントがこの試合を支配することになった。5分過ぎにロングパスに反応したアンドレがPSVゴールにボールをねじ込むと、5分後にはPKから早くもリードを2点とする。前半終了間際にはダルマがニキフォロフとGK・ヴァッターラウスをかわして決定的な3点目を決めた。 ナントはさらにアンドレと交代で71分に入ってきたヴァイラがわずか4分後にジアニからのクロスに合わせゴールを決め、ついに4-0とする。PSVはロスタイムにかろうじてデヨングの低いボレーシュートが決まり、1点を返すのがやっとだった。 |
グループE | セルティック | ユーベ | FCポルト | ローゼンボリ | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
セルティック | ● 2-3 |
○ 1-0 |
○ 1-0 |
2 | 0 | 1 | 4 | 3 | 6 | |
ユベントス | ○ 3-2 |
△ 0-0 |
△ 1-1 |
1 | 2 | 0 | 4 | 3 | 5 | |
FCポルト | ● 0-1 |
△ 0-0 |
○ 2-1 |
1 | 1 | 1 | 2 | 2 | 4 | |
ローゼンボリ | ● 0-1 |
△ 1-1 |
● 1-2 |
0 | 1 | 2 | 2 | 4 | 1 |
FCポルト | 0−0 | ユベントス |
ユーベはトレセゲが代表戦の怪我を考慮し欠場。ポルトのほうはジョルジュ・コスタが監督ともめておりこちらも不在。 ホームのポルトは攻勢に出て、ユーベはしのぐ展開。8分、右サイド・イバーラからのクロスを がコール前でヘッド、しかしテュラムが体を合わせてきておりシュートはそれた。12分、今度は左のマリオ・シルバからクロスが入りペナが頭で狙ったがシュートは右に外れた。17分、デコから縦に送られたパスをクレイトンが中央へ折り返し、ゴール正面に走りこんだペナがシュートしたが、GK正面だった。36分にはデコが中央からミドルシュート、ボールはゴール右隅の枠を捉えていたが、ブッフォンがすばらしい反応でこれを止めた。 ユーベのチャンスは37分、自陣からのクリアボールにサラスが反応、思わず飛び出してしまったポルトGK・オフチニコフが飛びつこうとしたが、手を使えずボールを見送りゴールは無人に。しかしDFアンドラデが戻ってくる時間稼ぎにはなり、ボールはクリアーされた。結局ユーベは1本もシュートを打てずに前半を終了。 後半まずチャンスを得たのはユベントス。1分過ぎに得たCKをデルピエロがゴール前に蹴りこむと、ボールはするすると抜けファーポストにいたパラマッティの元へ。パラマッティは厳しい体制でゴールを狙ったが、GKオフチニコフに防がれた。ポルトは期待の若手ポスティガを投入、早速71分に右サイドからファーサイドを狙ったシュートを放ったが、ブッフォンが辛うじて触りボールはわずかにそれた。 |
セルティック | 1−0 | ローゼンボリ |
トンプソン 21' |
グループF | Bレバークーゼン | バルセロナ | リヨン | フェネルバフチェ | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
バイヤー ・レバークーゼン |
○ 2-1 |
○ 1-0 |
○ 2-1 |
3 | 0 | 0 | 5 | 2 | 9 | |
バルセロナ | ● 1-2 |
○ 2-0 |
○ 3-0 |
2 | 0 | 1 | 6 | 2 | 6 | |
リヨン | ● 0-1 |
● 0-2 |
○ 1-0 |
1 | 0 | 2 | 1 | 3 | 3 | |
フェネルバフチェ | ● 1-2 |
● 0-3 |
● 0-1 |
0 | 0 | 3 | 1 | 6 | 0 |
バルセロナ | 2−0 | リヨン |
クライファート 78' リヴァウド 87'(P) |
終盤に挙げた2得点でホームのバルセロナが勝利。 リヨンはDFのバックパスから、試合開始早々ピンチを迎える。ロブで浮かされたパスが危うくオウンゴールとなるところをGKクペが何とか戻り手では届かず頭で処理、ボールはコースを変えてクロスバーにヒット。そのリバウンドをリヴァウドが頭でゴール下を狙ったが、クペが素早く反応しこれを防いだ。リヴァウドは数分後にもDFラインのこぼれ球をシュートしたが、これはサイドに外れた。バルセロナはこの後もリールゴールにプレッシャーを与え続けたが、GKクペの活躍などもあり得点ならず後半へ。 リヨンのチャンスは57分、ゴブがワンツーで抜け出したが、シュートはバルサGK・ボナーノに止められた。その後レーグルの放ったシュートも、ボナーノの前にゴールならず。 そして78分、バルサはシャビからゴール前に送られたボールをクライファートが頭であわせ、ついに先制。そしてのこり3分というところで、リヨンDF・エジミウソンがPエリア内でクライファートを倒してしまう。PKを得たバルセロナはリヴァウドがきっちりゴール、試合を決めた。 |
レバークーゼン | 2−1 | フェネルバフチェ |
ルシオ 36' バラック 59' | Revivo 6' |
グループG | マンチェ | デポルティボ | リール | オリンピアコス | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
マンチェスター ・ユナイテッド |
● 1-2 |
○ 1-0 |
○ 2-0 |
2 | 0 | 1 | 4 | 2 | 6 | |
デポルティボ ・ラ・コルーニャ |
○ 2-1 |
△ 1-1 |
△ 2-2 |
1 | 2 | 0 | 5 | 4 | 5 | |
リール | ● 0-1 |
△ 1-1 |
○ 3-1 |
1 | 1 | 1 | 4 | 3 | 4 | |
オリンピアコス | ● 0-2 |
△ 2-2 |
● 1-3 |
0 | 1 | 2 | 3 | 7 | 1 |
オリンピアコス | 0−2 | マンチェスターUTD |
ベッカム 66' コール 82' |
リール | 1−1 | デポルティボ |
オルファド 87' | ヴァレロン 49' |
ホームのリールはバカリを中心にゴールを狙ったものの、得点できずに前半を終了。そして先制したのはデポルティボだった。後半開始4分、ヴァレロンが自らドリブルで切り込むとそのままシュートをゴール隅に流し込んだ。デポルティボはこの1点で逃げ切るかと思われた終了間際、リールはバカリのポストプレーからオルファドが豪快にシュートを叩き込み同点に追いついた。 |
グループH | Sプラハ | Bミュンヘン | フェイエノールト | Sモスクワ | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
スパルタ ・プラハ |
△ 0-0 |
○ 4-0 |
○ 2-0 |
2 | 1 | 0 | 6 | 0 | 7 | |
バイエルン ・ミュンヘン |
△ 0-0 |
△ 2-2 |
○ 3-1 |
1 | 2 | 0 | 5 | 3 | 5 | |
フェイエノールト | ● 0-4 |
△ 2-2 |
△ 2-2 |
0 | 2 | 1 | 4 | 8 | 2 | |
スパルタク ・モスクワ |
● 0-2 |
● 1-3 |
△ 2-2 |
0 | 1 | 2 | 3 | 7 | 1 |
フェイエノールト | 2−2 | バイエルンM |
ファン・ホーイドンク 38' トマソン 45' | エウベル 13' 50' |
昨年の覇者・バイエルンをホームに迎えたフェイエノールト。大きな日の丸も打ち振られていたが、小野はベンチスタート。 先制点はなんともあっけないものだった。バイエルンがフェイエノールトゴール前で混戦に持ち込みエウベルがシュート、このボールはDFに当たり勢いをそがれたが、GKズーテビアーの逆をつく形となり、ころころとゴール内へ転がっていった。 直後にファン・ホーイドンクが放ったシュートは、GKカーンが飛びつき片手ではじき出すと、続くCKでもカーンが鋭い反応を見せゴールを守った。しかしフェイエノールトはファン・ホーイドンクとトマソンを中心に再三バイエルンゴールに襲い掛かる。そしてついに38分、右サイドエマートンからのクロスをファン・ホーイドンクが豪快にボレーで合わせ、同点に追いついた。 バイエルンは42分、ロングボールに反応したエウベルがDFを振り切り、飛び出してきたGKをもかわしたが、無人のゴールに放ったシュートは枠を外してしまった。前半のロスタイムにファン・ホーイドンクのポストプレーからトマソンがシュートをゴール左隅に叩き込み、フェイエノールトが勝ち越して後半へ折り返すことになった。 後半開始5分、バイエルンは速攻からピサロがエウベルにスルー、エウベルは追いつきざまに足を振りぬき強烈なシュートをニアサイドに叩き込み同点とする。この後、バイエルンがボールを支配するようになる。ミドルを中心にシュートを放っていくバイエルン。しかも中盤ではのらりくらりとフェイエノールトをかわすプレーで、フェイエノールトは前半の勢いが感じられない。流れを変えるべく74分には小野も登場。だが80分を過ぎると徐々に守りの姿勢に。小野も特に印象のあるプレーは無いまま試合が終了。両チームで勝ち点1ずつを分け合った。 |
Sプラハ | 2−0 | Sモスクワ |
キンクル 57' シオンコ 88' |