〜 2次リーグ第3節(Round3) 〜


グループA グループB グループC グループD



グループA マンチェスター バイエルンM ボアヴィスタ ナント 得点 失点 勝点
マンチェスター
 ・ユナイテッド
 
△ 1-1
○ 3-0
 

△ 1-1
1 2 0 5 2 5
バイエルン
  ・ミュンヘン
△ 1-1
 
 
△ 0-0

○ 1-0
1 2 0 2 1 5
ボアヴィスタ
● 0-3
△ 0-0
 
  ○ 0-1
 
1 1 1 1 3 4
ナント △ 1-1
 
● 0-1
 

● 0-1
  0 1 2 1 3 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ボアヴィスタ  0−0  バイエルンM

 激しい雨の中のゲーム。前半押し気味にゲームを進めたのはボアヴィスタ。しかしバイエルンGK・カーンが鉄壁の守備を見せ、ゴールを割らせない。後半になるとバイエルンもチャンスを作ったが、ボアヴィスタの守りの前にゴールを奪うことは無く、スコアレスドローで終了した。


ナント  1−1  マンチェスターUTD
モルドバン 9' ファン・ニステルローイ 94'(P)

 最下位のナントが早々に得点を決める。9分、マンチェDFを完全に崩し、モルドバンがヘッドでゴールを奪った。マンチェも猛攻を仕掛けるが、ナントGK・ランドローがファインセーブを連発。ファン・ニステルローイのシュートが左ポストを叩くなどツキにも見放され、得点できない。なんとも追加点を狙ったが、逆にマンチェGK・バルデスも好セーブを見せゴールを守った。
 このままナントの勝利で終わるかと思われた後半ロスタイム、ナントのジェペスがPエリアでハンドを犯してしまう。ファン・ニステルローイがPKをきっちり決めて、マンチェは同点とすることに成功した。



グループB バルサ ローマ ガラタサライ リヴァプール 得点 失点 勝点
バルセロナ   △ 1-1
 
△2-2
 

○ 3-1
1 2 0 6 4 5
ローマ
△ 1-1
 
△ 1-1
△0-0
 
0 3 0 2 2 3
ガラタサライ
△2-2
△ 1-1
 
 
△ 0-0
0 3 0 3 3 3
リヴァプール ● 1-3
 

△0-0
△ 0-0
 
  0 2 1 1 3 2
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


バルセロナ  1−1  ローマ
クライファート 82' パヌッチ 57'

 前半は大きなチャンスも無く終了。後半の57分、ローマは左サイドからカンデラがFKを放り込むと、ボールはゴール正面で待っていたパヌッチに渡り、ワントラップ後に体を反転させてシュート。見事ゴール右にシュートを決めた。ホームで負けられないバルサは70分にチャンスを作る。ボールをインターセプトしたプジョルがトップで待つリヴァウドへパス。リヴァウドは振り向きざま強烈なシュートを蹴りこんだが、GKの正面だった。この辺りからローマは守りの意識が強くなる。79分にはリヴァウドがPエリアで倒されたかのように見えたがノーホイッスル。
 だが、バルサの攻撃の積み重ねがついに得点を生んだ。一旦はローマがクリアしたボール、カンデラがそのまま右のコーナーポスト付近でボールをキープしようとしたところ、プジョルが執拗に追ってボールを奪うとそのままフリーのクライファートへ。クライファートのダイレクトボレーが強烈にゴールに突き刺さり、同点に追いついた。
 しかしそれ以上得点が入ることは無く、4分のロスタイムを経てゲームは引き分けで終了した。


リヴァプール  0−0  ガラタサライ

 リヴァプールはホームのゲームだが、ミスが目立ちガラタサライに流れを与えてしまう。31分に30M強の位置でFKのチャンスを得たリヴァプール。これをリーセが直接狙ったが、強烈なシュートはガラタサライGK・モンドラゴンの好セーブに阻まれた。徐々に激しいプレーが多くなっていく。リヴァプールは39分にもファールから左後方でFKのチャンスを得ると、ハマンが放り込んだボールにヒーピアがフリーで飛び込み頭で軽くコースを変えた。ボールはそのままモンドラゴンの脇を抜けたが、惜しくもポストに弾かれた。
 徐々に勢いに乗り出したリヴァプール。41分、42分とハマンが強烈なミドルシュートを見せるが、モンドラゴンがはじき出す。直後のCK、ゴール前にこぼれたボールをヘスキーが蹴りこむが、ガラタサライのヴィクトリアが体を張ってゴールを死守した。ガラタサライも45分直前、エルギュンがひやりとするミドルシュートを放つが枠の外。無得点のまま後半へ折り返す。

 62分にリヴァプールはCKのチャンス。ここでヘスキーがゴール正面フリーでヘッド、ガラタサライGK・モンドラゴンも反応できなかったが、なんとボールはクロスバーを直撃。65分にはマーフィが相手DFからボールを奪いそのまま5Mほどの距離からシュート。しかし右サイドに外れてしまった。リヴァプールが試合をコントロールする時間が続いたが、ガラタサライの必死のディフェンスになかなか1点が入らない。82分、今度はザビエルのボールをヘスキーがスルー、後を継いだオーウェンがGKと1対1の状態でシュート。だが再びモンドラゴンが好セーブで得点をさせない。
 残りの時間もガラタサライはうまく時間を使って守り、そのままスコアレスドローで終了。ホームで勝ち点1しか加えられなかったリヴァプールは、次節アウェーで再びガラタサライと戦う。




グループC レアル パナシナイコス Sプラハ ポルト 得点 失点 勝点
レアル
  ・マドリッド
  ○ 3-0
 

○ 3-2
○ 1-0
 
3 0 0 7 2 9
パナシナイコス
● 0-3
 
○ 2-0
△ 0-0
 
1 1 1 2 3 4
スパルタ
   ・プラハ
● 2-3
 
● 0-2
 
 
○ 1-0
1 0 2 3 5 3
ポルト
● 0-1

△ 0-0
● 0-1
 
  0 1 2 0 2 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


レアル  1−0  ポルト
ソラーリ 83'

 レアルに対し厳しいプレーが序盤から目立つこのゲーム。10分、レアルはマケレレのスルーにグティが反応したが、ポルトGK・バイアが素早く詰めてゴールを守った。続くプレーで今度はポルトにチャンス。縦に放り込まれたボールにレアルGK・カシージャスがPエリアぎりぎりまで飛び出したが、先に追いついたデコがかわしそのまま右サイドからシュート。ゴールは無人だったが、惜しくも右ポストに弾かれてしまった。
 15分、フィーゴが足を痛めてマクマナマンと交代。そして31分にはグティが側頭部を膝蹴りされ、そのまま脳震盪で下がってしまった。それでもゲームはホームのレアルが押し気味に進む。

 後半に入ってもその勢いは変わらず。だが、ポルトの厳しい守りの前に決定的なチャンスが作れない。逆に62分にはポルトのポスティガが抜け出したところをカランカがPKを与えかねないファールすれすれで止める場面も。さらにその3分後、左45度30メートルほどのFKでデコがゴール前に放り込み一番裏にいたリカルド・シルヴァがヘディングシュート。だが、今度はクロスバーに弾かれてしまう。
 なかなかビックチャンスが訪れないレアルだったが、ソラーリが一瞬の隙を突いたミドルシュートがゴール右ポストの内側を叩いた後ネットをゆすり、ついに均衡が崩れた。ポルトは点を取りに行ったが時既に遅し。レアルが勝ち点3を手にした。



Sプラハ  0−2  パナシナイコス
カラグニス 39'
コンスタンチノウ 71'


 ホームのSプラハは積極的に攻めたが、先制したのはパナシナイコス。39分、カラグニスのシュートがGKの体の下をすり抜けゴールを奪った。さらに後半の71分、Sプラハディフェンス陣がもたつく隙をついて、コンスタンチノウがきっちり得点、点差を2点に広げた。86分には、後半から投入されたパナシナイコス新加入のヤルニに高めに上げたDFラインを突破されそうになり、プラハDF・ヒュブスクマンが痛恨のファールで退場し万事休す。パナシナイコスの快勝に終わった。



グループD ユーベ アーセナル レバークーゼン デポルティボ 得点 失点 勝点
ユベントス  
● 1-3
○ 4-0
 
△ 0-0
 
1 1 1 5 3 4
アーセナル ○ 3-1
 
 
△ 1-1

● 0-2
1 1 1 4 4 4
バイヤー
 ・レバークーゼン

● 0-4
△ 1-1
 
  ○ 3-0
 
1 1 1 4 5 4
デポルティボ
 ・ラ・コルーニャ

△ 0-0
○ 2-0
 

● 0-3
  1 1 1 2 3 4
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


レバークーゼン  1−1  アーセナル
キルステン 90' ピレス 56'

 雨の中のゲーム。立ち上がりは両チームボールがフィニッシュまでつながる面白い展開。徐々にレバークーゼンがボールをキープする時間が多くなる。しかし時々放つミドルシュートは、枠を大きく外した。逆に17分、レバークーゼンゴール前でクリアボールを拾ったカヌーがゴール右隅を狙ってシュート。しかしGKが弾き出した。18分にはカヌーのスルーに合わせたヴィルトールが右サイドからシュート。ボールがぎりぎり枠を捉えていたが、これもGKに防がれてしまった。
 24分、レバークーゼンはバストゥルクがバラックのスルーに反応、Pエリア左サイドに突入すると、ゴール正面に走りこんだキルステンへパス。だがキルステンは蹴りこむことができず、ゴール前混戦となったがGKシーマンが戻り何とかボールをおさえた。その後ハーフタイムまではやや混戦気味のまま、ノーゴールで終了。

 後半に入り10分過ぎのアーセナル。ピレスがドリブルで上がっていき、右サイドのヴィルトールへ。ヴィルトールは素早く縦へ抜け出ると走りこんできたピレスへリターン、軽くピレスが触ったボールはそのままゴールネットを揺さぶった。
 1点ビハインドとなったレバークーゼンは点を奪いに行き、アーセナルは必死に守る時間が続く。そして67分、アーセナルは前半にイエローをもらいその後も度々危険なファールを冒していたパーラーが、ついに2枚目のイエローで退場してしまった。
 レバークーゼンの83分の攻撃。右サイドからのクロスにベルバトフがフリーでヘッド、しかし惜しくもバーを叩いた。84分にはキルステンのヘディングシュートをステパノフスがハンド気味にクリアーもホイッスル無し。畳み掛けるようなレバークーゼンの攻撃に、アーセナルは防戦一方。ついにはレバークーゼンのCKも11本となったが、残り時間も1分を切った。このままアーセナルが逃げ切るかと思われたが、右後方から放り込まれたロングボールにキルステンが走りこんで合わせ、ついに同点に追いついた。そしてゲームは終了、勝ち点1を分け合った。



ユーベ  0−0  デポルティボ

 ユベントスが立ち上がりから攻勢。8分にはダーヴィッツからオフサイド気味のトレセゲにスルーが通りGKと1対1、しかしシュートは阻まれた。デポルティボは20分、左サイドのアマビスカがユーベゴール前にクロス、DFがクリアしたボールをスカローニがシュート。このボールにブッフォンがきっちり反応しクリアした。
 後半66分、右サイドに開いたデル・ピエロがゴール前にクロス、ドンピシャでトレセゲがヘディングするが、狙いすぎたのか右ポストの根元に当ててしまう。しかしユーベがチャンスを逃すのはこれだけではなかった。73分、デル・ピエロがPエリアで倒されてPKをGET。デル・ピエロがそのまま蹴りに行き左サイドを狙ったが、GKモリーナにきっちり止められてしまった。
 終盤何度も攻撃を見せるユーベ。しかしデポルティボは最後まで守り抜き、スコアレスドローとなった。