〜 2次リーグ第2節(Round2) 〜


グループA グループB グループC グループD



グループA マンチェスター バイエルンM ボアヴィスタ ナント 得点 失点 勝点
マンチェスター
 ・ユナイテッド
 
△ 1-1
○ 3-0
 

 
1 1 0 4 1 4
バイエルン
  ・ミュンヘン
△ 1-1
 
 
 

○ 1-0
1 1 0 2 1 4
ボアヴィスタ
● 0-3

 
  ○ 0-1
 
1 0 1 1 3 3
ナント
 
● 0-1
 

● 0-1
  0 0 2 0 2 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


マンチェスターUTD  3−0  ボアヴィスタ
ファン・ニステルローイ 31' 62'
ブラン 55'



ナント  0−1  バイエルンM
パウロ・セルジオ 65'




グループB バルサ ローマ ガラタサライ リヴァプール 得点 失点 勝点
バルセロナ  
 
△2-2
 

○ 3-1
1 1 0 5 3 4
ローマ
 
 
△ 1-1
△0-0
 
0 2 0 1 1 2
ガラタサライ
△2-2
△ 1-1
 
 
 
0 2 0 3 3 2
リヴァプール ● 1-3
 

△0-0

 
  0 1 1 1 3 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


バルセロナ  2−2  ガラタサライ
サヴィオラ 49' 66'
ウミト 5'
フレールキン 41'

 まだ様子見といった開始5分、ガラタサライはいきなり先制する。左サイドからエルギュンがゴール前にボールを上げると、飛び出してきたGKボナーノの前でウミトが足を伸ばしボールに触り、ゴールを奪った。その後はバルサボールの時間が多くなり、20分過ぎには、まずリヴァウドがフリーでヘディングシュート。つづいてゴール正面、25MほどのFKでリヴァウドが直接ゴール左を狙い、その2分後にはサヴィオラが中央突破からシュートを放つなど、惜しいシーンを作り出すようになる。
 だが、次の得点も、数少ないチャンスをものにしたガラタサライだった。左サイドからゴール前に放り込まれたセンタリングをウミトがヘッド、これはボナーノがブロックしたが、詰めていたフレールキンがボレーを叩き込んだ。

 後半49分、ようやくバルセロナが1点を返した。右サイドのジェラルドから上がったクロスをファーサイドにいたオーフェルマルスがダイレクトに折り返し、最後はサヴィオラがダイレクトで叩き込んでゴールを奪った。
 サヴィオラは52分、右サイドからガラタサライDF2人をかわしてゴール前にボールを送るも、GK・モンドラゴンがセーブした。すっかりペースはバルサが握り、リードしているガラタサライは後手後手となっていた。さらに61分にカポネが退場。その5分後のバルサ、左サイドのオーフェルマルスがゴール前に放り込んだボールをリヴァウドがどうぞと言わんばかりに胸で落とすと、後は正面を向いたサヴィオラがきっちりとシュートを決めて、2点差を追いついた。ガラタサライは勝ち点1の獲得も危うくなってきたが、ロスタイムにハカン・ウンサルをも退場させてしまったものの、アウェーのゲームを引き分けで終えることには成功した。



ローマ  0−0  リヴァプール




グループC レアル Sプラハ ポルト パナシナイコス 得点 失点 勝点
レアル
  ・マドリッド
 
○ 3-2

 
○ 3-0
 
2 0 0 6 2 6
スパルタ
   ・プラハ
● 2-3
 
 
○ 1-0

 
1 0 1 3 3 3
ポルト
 
● 0-1
 
 
△ 0-0
0 1 1 0 1 1
パナシナイコス
● 0-3

 
△ 0-0
 
  0 1 1 0 3 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ポルト  0−1  Sプラハ
シオンコ 75'



レアル  3−0  パナシナイコス
エルゲラ 41'
ラウール 66' 72'


 レアルはホームでジダン、フィーゴ、ラウールらを擁してパナシナイコスを迎え撃つ。だがパナシナイコスは守りを固めてきたため、ジダンのクロスにあわせたラウールのヘッドや、左45度からゴール右上を狙ったフィーゴのFKなどのチャンスは有ったものの、前半はなかなか思うような試合展開ができずにいた。ようやく生まれた得点は、前半終了5分前という時間だった。ジダンが左やや後方から、右サイドに開いたエルゲラへパス。エルゲラは胸で受けた後、シュートを直接叩き込んだ。

 後半、パナシナイコスはカラグニスら2人を代えると、これが当たったのが果然FWのオリサデベがレアルゴールを脅かすようになる。51分にはオリサデベが強引にゴール前まで持ち込みシュート、レアルGK・カシージャスは足でクリアし難を逃れた。
 66分、レアルは再び左サイドをロペルト・カルロスがオーバーラップ。素早く放り込まれたクロスにモリエンテスは足を当てるのが精一杯だったが、そのボールにラウールがダイビングヘッドを決めて2点目。
 さらに70分過ぎ、ラウールがパナシナイコスのPエリアから1Mほど外で倒されFKを得る。ここでフィーゴが直接ゴールを狙うと、GKは弾くのが精一杯。ボールはポストに当たり辛うじて跳ね返されたが、すかさずラウールが蹴りこんで勝利を決定付けた。パナシナイコスもこの後チャンスを作ることは無く、ゲームは完勝という形で終了した。




グループD ユーベ アーセナル レバークーゼン デポルティボ 得点 失点 勝点
ユベントス  
● 1-3
○ 4-0
 

 
1 0 1 5 3 3
アーセナル ○ 3-1
 
 
 

● 0-2
1 0 1 3 3 3
バイヤー
 ・レバークーゼン

● 0-4

 
  ○ 3-0
 
1 0 1 3 4 3
デポルティボ
 ・ラ・コルーニャ

 
○ 2-0
 

● 0-3
  1 0 1 2 3 3
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


アーセナル  3−1  ユーベ
リュンベルグ 21' 87'
アンリ 28'
テイラー 49'(オウン)

 ホームで負けられないアーセナルだが、出だしはユーベが形を作る。5分、ネドヴェドからのパスを受けたデル・ピエロがPエリア内でシュート、ゴール右隅を捉えていたが、GKテイラーがファインセーブで弾き出した。さらに16分、ザンブロッタ、デル・ピエロとわたったボールがゴール前に入ると、詰めていたトレセゲがダイレクトでシュート。だが、体を張ったテイラーに当ててしまった。
 先制点はアーセナルだった。21分、右サイドからローレンがDF2人の間を突破しユーベのPエリアに切り込んでクロス。これはDFに当たったが、リバウンドを受けたヴィエラがシュート、GKブッフォンはシュートを防いだものの前にこぼしてしまい、リュンベルグがきっちりと詰めて物にした。
 その直後に得たFKのチャンスでは、ピレスから横に出されたボールをパーラーがシュート。ゴール上部をめがけて落ちるシュートだったが、これはブッフォンがティップで逃れた。28分にもアーセナルは25Mほどの距離でFKを得る。アンリが放ったシュートはゴール左上に弧を描きながら吸い込まれ、リードを2点とした。
 アーセナルの攻撃は続く。左サイドのピレスからゴール正面でボールを受けたカヌー。彼はボールをキープし溜めを作った後、右サイドに上がってきたリュンベルグへ絶妙なパスを出す。だが、リュンベルグのシュートは惜しくもブッフォンに阻まれた。

 後半早々、ユーベが得点する。中盤のダーヴィッツから右サイドのザンブロッタへオフサイドぎりぎりのボールが出ると、ザンブロッタはそのまま持ち込みシュート。GKテイラーがこれを弾くと、ボールを拾ったトレセゲが再びシュートを放つ。DFキャンベルがぎりぎりのところでクリアしたものの、このボールがテイラーに当たってしまい、跳ね返ったボールがゴールネットを揺らした。
 75分、アーセナルはゴール前に放り込まれたロングボールをベルカンプ、アンリとつなぎ、再びベルカンプへ返されたところでダイレクトシュート。しかしこれはGKブッフォンががっちりキャッチ。そして、再びアーセナルがゲームを支配するようになる。そしてロスタイムまで残り3分というところ、アーセナルはカウンターからチャンスを作る。右サイドでボールを受けたベルカンプは散々ボールをキープした後、右足のアウトサイドを使った絶妙なチップキックでボールをゴール前に放り込む。このボールに、タイミングを計っていたリュンベルグが抜け出し、飛び込んできたブッフォンより早く追いつきループシュート。ボールは無人のゴールに収まり、勝敗は決まった。



レバークーゼン  3−0  デポルティボ
ゼ・ロベルト 64'
ノイヴィル 67'
バラック 79'