〜 2次リーグ第1節(Round1) 〜


グループA グループB グループC グループD



グループA ボアヴィスタ マンチェスター バイエルンM ナント 得点 失点 勝点
ボアヴィスタ  
 

 
○ 0-1
 
1 0 0 1 0 3
マンチェスター
 ・ユナイテッド

 
 
△ 1-1

 
0 1 0 1 1 1
バイエルン
  ・ミュンヘン

 
△ 1-1
 
 
 
0 1 0 1 1 1
ナント
● 0-1

 

 
  0 0 1 0 1 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


バイエルンM  1−1  マンチェスターUTD
パウロ・セルジオ 87' ファン・ニステルローイ 74'

 前半から両チーム慎重な展開が続きそのままゲームは後半へ。。バイエルンは70分過前後に次々と選手を交代し打開を図る。しかし左サイドを突破したシルベストレがボールを折り返すと、ゴール正面で待っていたファン・ニステルローイへ通り、マンチェスターが先制点を挙げた。
 バイエルンもホームで負けるわけには行かないと、マンチェゴールへ攻める回数が多くなる。だが85分にはマンチェがカウンターからロイ・キーンがミドルシュート、強烈なシュートだったがGKカーンの手に当たった後クロスバーを叩き、追加点ならず。87分、今度はバイエルンにチャンスが訪れる。ヤンカーへ通そうとしたボールをヤンカーがキープしきれずそらしてしまったが、そのボールがそのまま裏を走っていたパウロ・セルジオへのスルーパスとなった。パウロ・セルジオはバルテスが守るゴールにボールを流し込み、同点に追いついた。
 バイエルンはロスタイム、逆転を狙いスフォルツァがPエリアぎりぎりのゴール正面でボールを受けて素早く反転、そのままシュートを放つ。だがバルテスが素早く反応、ゴールを守った。そして試合は終了、勝ち点1を分け合った。


ボアヴィスタ  1−0  ナント
サンチェス 24'




グループB バルサ ガラタサライ ローマ リヴァプール 得点 失点 勝点
バルセロナ  
 

 

○ 3-1
1 0 0 3 1 3
ローマ
 
 
△ 1-1

 
0 1 0 1 1 1
ガラタサライ
 
△ 1-1
 
 
 
0 1 0 1 1 1
リヴァプール ● 1-3
 

 

 
  0 0 1 1 3 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ガラタサライ  1−1  ローマ
ペレス 22' エメルソン 92'

 開始早々ガラタサライの激しいチェックに対しトッティがラフプレーで応戦し両チームがヒートアップ、荒れそうな予感が。なかなか両チームチャンスを作れなかったが、ガラタサライはショートコーナーからボールを受けたアイハンがそのままするするとエンドライン際を突破。ラストパスをゴール前に送ると、フリーとなっていたペレスが簡単にゴールを決めた。
 ローマはゴール前にボールを放り込む以外、大きなチャンスを作れない。38分のガラタサライのカウンター。ウミトがスルーパスに飛び出し、ゴールエリアを飛び出したGKアントニオーリもクリアしきれずあわやというシーンになったが、トンマージがスライディングでシュートをブロックしゴールを守った。43分、ガラタサライDFのミスを突きトンマージがクロス、バティが飛び込むも届かず。
 ローマは後半からカッサーノを投入、何度かシュートまでのチャンスを作り出すようになる。徐々に天候も悪くなり雨が大粒になる中、ガラタサライが攻め込まれる時間が多くなる。しかしローマもシュートを放つものの枠を捉えることができず、時間ばかりが過ぎていった。82分、ガラタサライは左のハカン・サスからゴール前に送られたボールをセルゲンが胸で受けてボレー。決定的なシーンだったがGKアントニオーリがどうにか触り、事なきを得た。
 ローマ1点ビハインドのまま迎えたロスタイムは4分間。ガラタサライのカードすれすれのチェックはこの時間まで続いたが、落とし穴が待っていた。ローマが長い距離のFKを得てゴール前へ放り込んだところ、1度はディフェンスの壁に弾かれたが、再び前線へ放り込まれ、その場にいたエメルソンがオーバーヘッド。GKは飛び出しており、ボールはそのままゴールネットに吸い込まれた。ローマは土壇場の得点から、アウェーで勝ち点1を手に入れた。


リヴァプール  1−3  バルセロナ
オーウェン 27' クライファート 41'
ロッシェンバック 65'
オーフェルマウス 84'

 立ち上がりからホームのリヴァプールが素早い攻撃から、何度かバルサゴールを脅かす。中盤では厳しいチェックからお互いファールも目立つ。最初の得点はリヴァプールのスピードから。中盤スミチェルが前線のオーウェンへスルー、オーウェンは絶妙なタイミングでGKボナーノをかわすシュートを流し込んで決めた。
 前半残り10分を切る頃、バルサがボールを支配するようになる。39分にはリヴァプールのカウンターにあい、左サイドからヘスキーが折り返したボールがあわやゴールというところ、何とかディフェンダーがクリア。そしてその2分後、オーフェルマルスからのボールを受けたリヴァウドのポストプレーに、オフサイドぎりぎりで飛び出したクライファートがボレーであわせ、バルサは同点に追いついて後半へ折り返した。

 後半の49分、バルサは左サイドからオーフェルマルスがもちこみゴール前に走りこんだクライファートへパス。クライファートは完璧なトラップからシュートに持ち込んだが、GKが体を張ってブロックした。59分にはリヴァプールの左サイドをスミチェルが上がりセンタリング、これをGKがハンブル、すかさずオーウェンが詰めてシュートに持ち込んだが、ボールは枠を外してしまった。65分、バルサはリヴァプールゴール前でボールをつないだ後、ロッシェンバックがシュートを叩き込んで勝ち越しに成功する。
 そして84分、前掛りとなっていたリヴァプールの隙を突いてバルサは自陣からロングフィード、ボールに追いついたオーフェルマルスがGKと1対1に。オーフェルマルスはそのGKをもかわしてゴールを奪い、勝負は決定した。




グループC レアル ポルト パナシナイコス Sプラハ 得点 失点 勝点
レアル
  ・マドリッド
 
 

 

○ 3-2
1 0 0 3 2 3
ポルト
 
 
△ 0-0

 
0 1 0 0 0 1
パナシナイコス
 
△ 0-0
 
 
 
0 1 0 0 0 1
スパルタ
   ・プラハ
● 2-3
 

 

 
  0 0 1 2 3 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


パナシナイコス  0−0  ポルト



Sプラハ  2−3  レアル
ミハリク 30'
シオンコ 72'
ジダン 20'
モリエンテス 36' 74'


 レアルはジダンがゴール左上に放り込むシュートを決めて先制。だがその10分後、レアルDFのクリアミスをシオンコがゴール前に折り返したところ、ミハリクが豪快に蹴りこんでSプラハが同点とする。
 レアルは36分、右サイドをワンツーから抜け出したサルガドがセンタリング、ゴール前に走りこんでいたモリエンテスがあわせて再びリードを奪う。だが後半の72分、Sプラハはレアルゴール前でこぼれたボールをシオンコがシュート、これが決まって再び同点とした。
 決勝点はレアルだった。74分、左サイドから切り込んだロベルト・カルロスが右足でシュート、GKが足で弾いたところをモリエンテスが押し込み、アウェーで勝ち点3をものにした。



グループD ユーベ デポルティボ アーセナル レバークーゼン 得点 失点 勝点
ユベントス  
 

 
○ 4-0
 
1 0 0 4 0 3
デポルティボ
 ・ラ・コルーニャ

 
  ○ 2-0
 

 
1 0 0 2 0 3
アーセナル
 

● 0-2
 
 
0 0 1 0 2 0
バイヤー
 ・レバークーゼン

● 0-4

 

 
  0 0 1 0 4 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


デポルティボ  2−0  アーセナル
マカーイ 9'
トリスタン 25'

 アーセナルはシーマン、アダムスらを怪我で欠く布陣。デポルティボが押し気味の展開でゲームは始まったが、アーセナルは6分、右からのCKのチャンスにファーサイドにいたアップソンが頭できっちり折り返し、詰める選手がいればあわや先制点というところだった。だが、すぐにデポルティボが対抗、トリスタンのシュートは跳ね返されたが、こぼれた所をマカーイが叩き込み、あっさりと先制した。
 25分の2点目もあっさりと決まった。トリスタンが左サイドPエリア外でボールを持つと、そこからGK・ライトが届かないゴール左隅へミドルシュートを滑り込また。
 両チームとも中盤の攻防が厳しく、特にアーセナルはチームの連携もうまくいかずチャンスらしいチャンスを作れない。しかも、後半からはGK・ライトの負傷で若いテイラーが代わって入るなど、厳しい状況を打開できず。64分、デポルティボのアマビスカが左から挙げたクロスは平凡なものだったがアーセナルDF陣はクリアしきれず、パンディアーニがフリーのシュートを外したがために救われた。しかしデポルティボペースは最後まで変わらず、アーセナルに付け入る隙を与えぬままでゲームを終えた。


ユーベ  4−0  レバークーゼン
トレセゲ 8' 60'
デル・ピエロ 37'
トゥドール 44'

 濃霧による2度の延期を経て、結局日中に行われたために観客もまばらなデッレ・アルピ・スタジアム。立ち上がりからホームのユーベが攻勢だったが8分、後方ペッソットからゴール前に放り込まれたボールをデル・ピエロが頭で折り返すと、トレセゲが頭で押し込み幸先よく先制する。
 23分、ユーベのデル・ピエロは、ゴールを背にした状態からうまいとラップであっという間にDFを振り切ってシュート。だがこれは大きく浮かしてしまった。36分、レバークーゼンはCKからルシオが頭で叩きつけるようにシュート、しかしGKブッフォンがはじき出して得点ならず。その後にユーベはカウンター。ボールを奪ったネドヴェドから右に開いたテュラムへパス、テュラムはすかさずトップにいたトレセゲへ折り返すと、トレセゲはフリーに。そのままPエリアへ持ち込むと自分でシュートを撃たず、隣に上がってきたデル・ピエロへ渡しフィニッシュ。あっという間の得点だった。
 43分にはユーベのビリンデッリが右後方からゴール前に放り込んだボールへトレセゲがヘッド。だがこのシュートはGK・ブットが好セーブ。直後のCKにレバークーゼンゴール前で混戦。最後はトゥドールが叩き込み、前半を3-0と大きくユーベがリードして終えた。

 後半60分、ユベントスは更に追加点を挙げる。左サイドを突破したネドヴェドがクロス、そのボールをゴール前で待っていたトレセゲがボレーを決めて、この日2点目をGET。さらに65分にはレバークーゼンDFのバックパスがデル・ピエロへのスルーとなってしまい、デル・ピエロはPエリアまで持ち込むと中央に走りこんできたトレセゲにリターン。しかしトレセゲのシュートはタイミングのずれたものとなり、ハットトリックを逃した。
 まったくいいところの無かったレバークーゼンは78分、ノイビルがバラックのスルーに反応しシュートまで持ち込む。しかしこれはサイドネットだった。