レアル・マドリッド | 0−1 | バイエルン・ミュンヘン |
エウベル 55' |
ホームのレアルが攻めてバイエルンが守る展開。レアルは中盤を圧倒的に支配する。 16分のレアルの攻撃。フィーゴからのスルーパスに追いついたサルガドがゴール前に折り返すが、詰めてきたラウールはわずかに届かずチャンスを逃す。20分、今度はバイエルンがカウンターからチャンスを作る。中央のエウベルから右のサリハミジッチを経由しボールはゴール前のショルへ。しかしショルのシュートはゴール右に外れてしまった。 30分にもフィーゴのスルーパスが炸裂。ラウールが抜け出しカーンをかわすようにゴールを狙ったが、わずかに枠をそれた。
後半も同じような立ち上がり。バイエルンは48分、右サイドのショルがゴール前に早いセンタリングを上げたが、飛び込んだサリハミジッチはボールに触れる事ができなかった。52分のレアル、ゴール前でグティが短いスルー、これが見事にマクマナマンへ通る。マクマナマンはカーンの逆を衝くシュートを放つが、カーンは左手1本でこれを防いだ。 |
バイエルン・ミュンヘン | 2−1 | レアル・マドリッド |
エウベル 8' イェレミース 34' | フィーゴ 18' |
まさに開始早々、バイエルンはキックオフのボールをエウベルとショルの2人で持ち込み最後はショルがシュート、カシージャスが素晴らしい反応を見せたため、レアルはなんとか失点を免れた。しかし前半8分、バイエルンは右からのCKでゴール前混戦とし、最後はエウベルが頭で押し込み先制する。 レアルも18分に反撃。ロベルト・カルロスからの長いボールを右サイドのラウールがきっちりトラップ、そのまま中央走り込んできたフィーゴにピンポイントパスを流し込むと、フィーゴは楽々とシュートを決めて同点に追いつく。 膠着状態が続いたが、34分にバイエルンがFKのチャンス。ここでショルはゴール前よりやや後ろにいたイェレミースにパスを出すと、イェレミースはダイレクトにゴール左隅へボールを押し込み、再びリードを奪って前半を終了した。
後半は2点必要なレアルが前節同様攻めて、バイエルンが守るという展開が続く。52分には再びレアルの中盤から前線に長いボールが出ると、ラウールは今度はダイレクトにシュート。しかしボールは右へ切れていった。54分、バイエルンはカウンターからサリハミジッチがシュートまで持ち込んだが、カシージャスにキャッチされた。61分に右からのCKを得たバイエルンはファーサイドのリンケがヘッドでゴールを狙ったが、カシージャスがパンチングで防いだ。 |
レアル・マドリッド | 1−3 | バイエルン・ミュンヘン |
リーズ | 0−0 | ヴァレンシア |
リーズサポーターの歓声が轟く中、ゲームが始まった。その歓声に後押しされるように、リーズは序盤から次々とシュートを放つ。だが、最初の決定的なチャンスはヴァレンシア。11分、右サイドを上がったサンチェスがDFをかわしてセンタリング、これをカルーがオーバーヘッドに行ったが、GKマーティンが素早く反応し弾き出した。18分には再びリーズゴール前で混戦。ハイボールとなったところ、メンディエタがヘッドでゴールを狙ったが、クロスバーに弾かれてしまった。 シュートを放つものの決定的なチャンスにはつながっていなかったリーズだが、38分、キューウェルがゴール前に放り込んだボールをファーディナンドが頭で流し、フリーとなっていたスミスがヘディングシュート。だが、ゴールの枠を外してしまう。40分、リーズDFの中途半端なクリアボールをサンチェスがダイレクトシュート、GKマーティンは横っ飛びで防いだ。
後半に入って6分、リーズがCKを得る。ここでファーサイドにいたマテオがヘディングシュートを見せたが、GKカニサレスが横っ飛びでボールを掻き出しゴールを守った。70分、左サイドをアラン・スミスが突破、飛び出したカニサレスを越えるロブをゴール前に放り込んだ。浮いたボールにボウヤーが反応したものの、ヘディングシュートはクロスバーに跳ね返された。 |
ヴァレンシア | 3−0 | リーズ |
サンチェス 16' 47' メンディエタ 52' |
前節引き分けの結果を受けての第2戦、このゲームで決勝進出が決まるとあって、ホームのヴァレンシアは立ち上がりから積極的。対するリーズはボウヤーが前節のラフプレーにより出場停止だ。 ヴァレンシアの攻撃はまず前半3分、リーズゴール前の混戦からメンディエタがシュート、リーズGK・マーティンがきっちり弾き出してゴールを守った。そして16分、右のメンディエタからきれいなセンタリングがゴール前に入ると、サンチェスがトップスピードで飛び込みハンドすれすれの肩で押し込み先制点を挙げた。 リーズは前半の終盤に形を作りだす。28分、ヴァレンシアゴール前で混戦となったが、このチャンスにシュートまで持ち込めなかった。31分にはダクールのミドル、35分には左サイドでヴィドゥカがボールをキープ、中へ折り返したところにバッティが詰めるもシュートは力無くカニサレスがキャッチ。38分にはヴァレンシア・カルーのヘディングシュートが見られたが、バーを越えた。
後半、リーズが反撃しようという出鼻をヴァレンシアが挫く。わずか2分、サンチェスがドリブルからゴール正面20m強の位置でシュート、ボールはゴール右角に吸い込まれヴァレンシアが追加点を挙げる。50分のアイマールのカットからのカウンターのチャンスでは、アイマールから絶妙なパスを受けたメンディエタは最初のトラップが長すぎてキーパーに押さえられてしまったが、直後の52分、フリーのメンディエタが中盤からゴール正面に自ら持ち込み、2点目のサンチェスと同じようなシュートを決め、あっという間に3点差となった。 |
リーズ | 0−3 | ヴァレンシア |