〜 第4節(Round4) 〜

グループA レアル Sモスクワ Bレバークーゼン Sリスボン 得点 失点 勝点
レアル    
  ・マドリッド
  ○ 1-0
 
○ 5-3
○ 3-2
 
△ 2-2
3 1 0 11 7 10
スパルタク  
   ・モスクワ
 
● 0-1
  ○ 2-0
 
○ 3-1
○ 3-0
3 0 1 8 2 9
バイヤー    
・レバークーゼン
● 2-3
● 3-5
 
● 0-2
  ○ 3-2
 
1 0 3 8 12 3
スポルティング
   ・リスボン
△ 2-2
 
● 0-3
● 1-3
 
● 2-3
  0 1 3 5 11 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


レアルM 5−3 Bレバークーゼン
グティ 4' 64'
エルゲラ 24'
ラウール 75'
フィーゴ 87'(Pen)
ブルダリッチ 20'
キルステン 55'
リンク 77'

チャンピオンホルダーであるレアルが総得点8点という得点合戦のゲームを制し、2次リーグ進出を決めた。グティの2ゴールを始め、エルゲラ、ラウール、そして最後にはフィーゴのPKを追加し5点を奪取。残り15分というところまでは、レバークーゼンも1点ビハインドの中で戦っていたが、最後にはホームチームに軍配が上 がった。


Sリスボン 0−3 Sモスクワ
ディマス 16'(Own)
ティトフ 52' 68'

モスクワはアウェーの勝利で2次リーグ進出の可能性を引き寄せ、対するスポルティングはジョアン・ピントが復帰するも力及ばず、敗戦によってリーグ突破の望みがわずかとなってしまった。この日はスポルティングのDF、ディマスにとって最悪の日。なんと3つの失点いずれにもかかわってしまった。なかでも最初の失点は彼のオウンゴール。モスクワの残りの2点はティトフが決めた。



グループB アーセナル ラツィオ Sドネツク Sプラハ 得点 失点 勝点
アーセナル   ○ 2-0
△ 1-1
○ 3-2
 
 
○ 1-0
3 1 0 7 3 10
ラツィオ △ 1-1
● 0-2
   
○ 3-0
○ 3-0
 
2 1 1 7 3 7
シャクタール
  ・ドネツク
 
● 2-3
● 0-3
 
  ○ 2-1
● 2-3
1 0 3 6 10 3
スパルタ   
   ・プラハ
● 0-1
 
 
● 0-3
○ 3-2
● 1-2
  1 0 3 4 8 3
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ラツィオ 1−1 アーセナル
ネドヴェド 24' ピレス 88'

 ラツィオのホームにアーセナルを迎えてのゲーム。前節ラツィオは負けているだけにここは譲れない。最初のチャンスはアーセナル。7分、シルビーニョの左サイドからのFKにグリマンディーがヘッドであわせる。GKは反応できなかったが、ボールはわずか左にそれた。ラツィオは左のネドヴェドが何度かボールをゴール前に放り込むが、ゴールに繋がらない。24分にはラツィオは中央突破を狙う。ここで、細かいボール回しの末、ネドヴェドがシルヴィーニョと絡んだところ、弾き出されたボールはなんとそのままアーセナルのゴール左上角に吸い込まれていった。
 アーセナルは34分にシルビーニョが個人技でゴール前に進入、しかし最後のところでGKに弾かれてしまう。41分のラツィオのチャンス。ミハイロヴィッチがFKを得たが、アーセナルGKルキッチのファインセーブに防がれた。ラツィオは良くないながらもラッキーな得点でリードし、前半を折り返した。

 後半ラツィオがCロペスをスタンコヴィッチに代えて投入する。そして早々にチャンス。Sインザーギがロングボールに抜け出しGKと1対1になったものの、シュートはゴール右へ大きく外れてしまった。その後もラツィオの攻撃が続く。途中、シメオネがゴール前でグリマンディにボディコンタクトを受け流血すると、その絡みで両チーム少しもめる。ややラツィオ攻勢のままゲームは進む。85分過ぎには連続CKなどで自陣ゴール前に釘付けにされたアーセナル、だがここで起死回生のカウンターを見事に決める。ヴィルトールが深いところから最前線にボールを送ると、ネスタがカバーし損ないピレスが抜け出す。そしてそのままペルッツィと1対1、余裕を持ったシュートをきっちりと決めたのだ。
 試合後もミハイロヴィッチがヴィルトールに食って掛かるなど、ヒートした試合だった。



Sドネツク 2−1 Sプラハ
グレベッカス 35'
ズボフ 87'(Pen)
ヤロシク 16'

 Sドネツクはプラハに先制され、ボロビーのPKのチャンスも決められずに嫌なムードとなったが、35分にCKからグレベッカスが頭で決めて同点に追いつく。そして試合終了間際に再びPKを得ると、今度はズボフがきっちりと決め、初勝利を挙げた。



グループC ヴァレンシア オリンピアコス リヨン ヘーレンフェーン 得点 失点 勝点
ヴァレンシア   ○ 2-1
 
○ 1-0
○ 2-1
 
○ 1-0
4 0 0 6 2 12
オリンピアコス  
● 1-2
  ○ 2-1
 
○ 2-0
● 0-1
2 0 2 5 4 6
リヨン ● 1-2
● 0-1
 
● 1-2
  ○ 3-1
 
1 0 3 5 6 3
ヘーレンフェーン ● 0-1
 
○ 1-0
● 0-2
 
● 1-3
  1 0 3 2 6 3
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ヘーレンフェーン 1−0 オリンピアコス
イェンセン 83'



リヨン 1−2 ヴァレンシア
マルレ 90' サンチェス 45'
バラハ 86'


 前半、ヴァレンシアはリヨンに対し積極的にゲームを進め、ハーフタイム直前にはカルーのちょこんとあわせたボールをサンチェスがゴールに流し込み、先制点を挙げる。
 後半、リヨンのフォエがイエロー2枚で退場のほか、5人がイエローを受けた。ヴァレンシアの追加点は、リヨンゴール前大混戦の中でバラハが奪う。終了間際にマルレのシュートで1点を返したリヨンだったが、勝ち点を得ることはできなかった。



グループD レンジャーズ ガラタサライ Sグラーツ モナコ 得点 失点 勝点
グラスゴー  
・レンジャーズ
  △ 0-0
● 2-3
○ 5-0
 
 
○ 1-0
2 1 1 10 3 7
ガラタサライ ○ 3-2
△ 0-0
   
● 0-3
○ 3-2
 
2 1 1 6 7 7
シュトルム  
  ・グラーツ
 
● 0-5
○ 3-0
 
  ○ 2-0
● 0-5
2 0 2 5 10 6
モナコ ● 0-1
 
 
● 2-3
○ 5-0
● 0-2
  1 0 3 7 6 3
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


Sグラーツ 2−0 モナコ
ショップ 39' 88'



レンジャーズ 0−0 ガラタサライ




グループE ユーベ デポルティボ パナシナイコス ハンブルガーSV 得点 失点 勝点
ユベントス   △ 0-0
△ 1-1
○ 2-1
 
 
△ 4-4
1 3 0 7 6 6
デポルティボ △ 1-1
△ 0-0
   
△ 1-1
○ 2-1
 
1 3 0 4 3 6
パナシナイコス  
● 1-2
△ 1-1
 
  △ 0-0
○ 1-0
1 2 1 3 3 5
ハンブルガーSV △ 4-4
 
 
● 1-2
● 0-1
△ 0-0
  0 2 2 5 7 2
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


デポルティボ 1−1 ユベントス
ヴィクトール 12' Fインザーギ 10'

 雨の中のゲーム。この試合、ユーベはジダンを出場停止で欠く。だが、アウェーでありながら立ち上がりから積極化間に攻めて行く。そして初めて得たCKのチャンス。ユリアーノがゴール正面からダイレクトボレー、このボールはなんとかGKが防いだものの、跳ね返ったところをインザーギが抜け目無く狙い、先制点を奪った。
 だが、間もなくデポルティボが同点に追いつく。右サイドからパブロがゴール前に放り込むと、ユーベGKファン・デル・サールがクリアし損なってそのままボールは左サイドへ。それを拾ったフローレスが再び折り返し、ヴィクトールが詰めてゴールを決めた。その後ややデポルティボペースで試合は展開するも、チャンスをもの事ができずに前半は終了。
 後半もジダン不在のユーベは攻撃の組み立てがままならず、代わりに中盤のプレッシャーを厚くして引き分けを狙う。デポルティボは思うように攻められないまま時間が過ぎ、悪天候の中のゲームはこのまま引き分けで終了した。


パナシナイコス 0−0 ハンブルガーSV




グループF バイエルンM ローゼンボリ PSG ヘルシンボリ 得点 失点 勝点
バイエルン  
 ・ミュンヘン
  ○ 3-1
 
○ 2-0
● 0-1
 
○ 3-1
3 0 1 8 3 9
ローゼンボリ  
● 1-3
  ○ 3-1
 
○ 6-1
● 0-2
2 0 2 10 7 6
パリ       
・サンジェルマン
○ 1-0
● 0-2
 
● 1-3
  ○ 4-1
 
2 0 2 6 6 6
ヘルシンボリ ● 1-3
 
○ 2-0
● 1-6
 
● 1-4
  1 0 3 5 13 3
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ヘルシンボリ 2−0 ローゼンボリ
ヤンソン 32'
Alvaro77'



バイエルンM 2−0 パリSG
サリハミジッチ 3'
パウロ・セルジオ 89'


 このところリーグ戦などで得点すら挙げれないバイエルン。対するPSGはこの時点で国内リーグ首位に返り咲いており、勢いに乗る。だが、PSGは開始早々ビハインドを背負うことになった。3分、バイエルンのヤンカーが左サイドのタルナトにボールを送ると、彼はそのままゴール前にクロス。つめていたショルのシュートは1度は GKの右手にブロックされたものの、サリハミジッチがこれを難なく押し込んだ。
 サリハミジッチは13分にも惜しいシュートを放った。PSGは、20分過ぎまでカーンのゴールを脅かすことすらできない。29分には怪我のリンケに代わりイェレミースが久しぶりに登場、バイエルンの中盤はさらに活気付く。前半はGKカーンの攻守もあり、このまま終了。
 後半になるとバイエルンはさらにパワーを上げる。イェレミースが入ったことでショルも自由に動き回り、いくつものチャンスを演出するが、なかなかゴールに結びつかない。残り時間も少なくなったところで、パウロ・セルジオがようやくではあるもののチーム2点目を挙げ、そのまま試合は終了した。




グループG マンチェ PSV アンデルレヒト Dキエフ 得点 失点 勝点
マンチェスター
 ・ユナイテッド
  ○ 3-1
● 1-3
○ 5-1
 
 
△ 0-0
2 1 1 9 5 7
PSV ○ 3-1
● 1-3
   
● 0-1
○ 2-1
 
2 0 2 6 6 6
アンデルレヒト  
● 1-5
○ 1-0
 
  ○ 4-2
● 0-4
2 0 2 6 11 6
ディナモ  
   ・キエフ
△ 0-0
 
 
● 1-2
○ 4-0
● 2-4
  1 1 2 7 6 4
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


マンチェスターUTD 3−1 PSV
シェリンガム 8'
スコールズ 82'
ヨーク 87'
ファン・ボメル 76'

 残り8分での2得点により、マンチェスターが勝利した。
 9分にベッカムのCKからシェリンガムのヘッドで先制したマンチェ。PSVがようやく追いついたのは、枠内に飛んだシュートとしても始めてという、76分過ぎのボメルのゴールだった。PSVは同点で良しといった感じだったが、わずか6分後にはマンチェがホームの自力を発揮。この日はベッカム、ギグスが好調でなんどもチャンスを作り出していたが、この時はシルベストルがクロスを上げヨークの折り返しから。コールがスルーしたところにスコールズがハーフボレーを決めて、再びリードを奪った。その直後に鮮やかにヨークが得点を決め、マンチェが2点差で勝利した。


アンデルレヒト 4−2 ディナモ・キエフ
ワシュチェク 10'(Own)
ラジンスキー 38' 41'
ストイカ 44'
カラーゼ 1'
ビアルケヴィッチ 87'




グループH ミラン リーズ バルサ ベジクタシュ 得点 失点 勝点
ACミラン    
● 0-1
△ 3-3
○ 2-0
○ 4-1
 
2 1 1 9 5 7
リーズ ○ 1-0
 
   
● 0-4
○ 6-0
△ 0-0
2 1 1 7 4 7
バルセロナ ● 0-2
△ 3-3
○ 4-0
 
   
● 0-3
1 1 2 7 8 4
ベジクタシュ  
● 1-4
△ 0-0
● 0-6
○ 3-0
 
  1 1 2 4 10 4
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ACミラン 3−3 バルセロナ
アルベルティーニ 26' 39'
ホセ・マリ 45'
リバウド 19' 43' 68'

 クライファート、オーフェルマルス、ジェラルドらを怪我で欠くバルサ。ミランのホーム、サン・シーロで、しかし前節負けてしまったバルサも引いてはいられない。序盤から積極的な攻防となる。最初の得点はバルサ。25M程のFKのチャンスに、キッカー・リバウドは冷静にコースを定めると、ジャンプした壁の下から強烈なシュートをゴール左隅に叩き込んだのだ。このところの不振を吹き払うようなゴール。しかしバルサは22分、プティがコクーと空中で激突し、両者ともピッチサイドへ運ばれてしまう。
 その交替劇の最中、アルベルティーニが意表を突いて35Mもあろうかというロングシュートを放ち、なんとゴールが決まってしまった。38分にはビアホフがファールを受けて、今度はゴール正面20MでアルベルティーニのFK。強烈なシュートは壁の左サイドを抜け、そのままゴール左隅に突き刺さった。
 だが、前半はこれだけでは終わらない。43分、リバウドが1本目のゴールと同じような位置でFKを得ると、今度は壁の上からゴールを狙う。ミランGK・アッビアティも反応したが、バーに当ったボールは無情にもアッビアティに跳ね返ってゴールを割った。
 同点に追いつかれたミランは、再びリードに成功する。アルベルティーニが後方からバルサゴール前に絶妙なボールを供給、混戦となったところに最後はホセ・マリが叩き込み、得点ラッシュの前半が終了した。

 後半50分、ミランは左サイド20Mの距離でFK。このボールにアンブロジーニが頭で併せたが、ボールはわずかにゴール左に外れた。徐々に両チームファールが多くなる。少し膠着状態となった時間帯、バルサがゆっくりとした組み立てから左のセルジへボールをまわす。セルジはガットゥーゾをかわすとクロスを上げ、飛び込んだリバウドが頭で押し込み、再び同点に追いついた。その20分後にもセルジのクロスにリバウドがヘディングシュートを放ったが、これはバーを越えた。終盤はやや疲れてきたものの、終始激しかったゲームはこのまま引き分けで終了した。



ベジクタシュ 0−0 リーズ


 前節大敗を喫したベジクタシュ、ホームで雪辱をはらしたいところだったが、終始優位にゲームを進めるもリーズからゴールを奪う事はできず、スコアレスドローとなってしまった。