〜 第3節(Round3) 〜

グループA レアル Sモスクワ Bレバークーゼン Sリスボン 得点 失点 勝点
レアル    
  ・マドリッド
  ○ 1-0
 
 
○ 3-2
 
△ 2-2
2 1 0 6 4 7
スパルタク  
   ・モスクワ
 
● 0-1
  ○ 2-0
 
○ 3-1
 
2 0 1 5 2 6
バイヤー    
・レバークーゼン
● 2-3
 
 
● 0-2
  ○ 3-2
 
1 0 2 5 7 3
スポルティング
   ・リスボン
△ 2-2
 
 
● 1-3
 
● 2-3
  0 1 2 5 8 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


Bレバークーゼン 2−3 レアルM
シュナイダー 27'
バラック 44'
ロベルト・カルロス 32' 75'
グティ 69'

 レバークーゼンの先制点は、ゴール正面にこぼれでたボールへ素早く反応したシュナイダーのシュートだった。しかしその15分後、レアルはロベルト・カルロスの壁をこじ開ける強引なFKから同点に追いつく。前半終了間際にレバークーゼンはCKを得、レアルDFがクリアしたがバラックがそのボールを直接叩き込んで再びリードを奪う。
 後半になるとレバークーゼンの守備が乱れ、グティに同点弾を許してしまう。ついにはロベルト・カルロスのこの日2点目となる強烈なミドルシュートがゴール右角に決まり、レアルがアウェーで勝利した。


Sモスクワ 3−1 Sリスボン
ロブソン 44'
マルカオ 68' 82'
サ・ピント 24'

 先制点はSリスボン。CKをモスクワのGKが処理し損ない、サ・ピントが詰めた。だが、前半終了間際のモスクワの攻撃でシュマイケルがセーブしきれず、こぼれでたボールをロブソンが押し込んで同点で折り返した。
 後半になるとモスクワペース。68分にマルカオがヘッドを決めてリードを奪うと、その14分後にもマルカオがリスボンDF陣の裏をついてこの日2点目を挙げ、Sリスボンを下した。



グループB アーセナル ラツィオ Sプラハ Sドネツク 得点 失点 勝点
アーセナル   ○ 2-0
 
 
○ 1-0
○ 3-2
 
3 0 0 6 2 9
ラツィオ  
● 0-2
  ○ 3-0
 
 
○ 3-0
2 0 1 6 2 6
スパルタ   
   ・プラハ
● 0-1
 
 
● 0-3
  ○ 3-2
 
1 0 2 3 6 3
シャクタール
  ・ドネツク
 
● 2-3
● 0-3
 
 
● 2-3
  0 0 3 4 9 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


アーセナル 2−0 ラツィオ
リュンベルグ 43' 56'

 ラツィオのミハイロヴィッチは頬骨を骨折しながらもフェイスガードを着用しての先発。前半は主に中盤でのボール争いに終始。ホームのアーセナルはアンリが何度かチャンスを迎えるが、得点には至らなかった。だが、ラツィオが何度かファールを犯し流れを悪くしだした43分、ついにアーセナルが先制。カヌーが右サイドから上げたクロスをベルカンプが頭で丁寧にゴール前に落とすと、飛び込んできたリュンベルグが左足で押し込んだ。ラツィオDFはすっかりボールに振られてしまった。
 後半も激しい攻防が続く。そんな中56分、ベルカンプとリュンベルグが再びラツィオDF陣を切り裂いた。ボールを持ったベルカンプはゴール正面にスペースを見つけるとするすると上がり、最後に軽くスルーパス。それに追いついたリュンベルグがゴールを奪った。75分にもカヌーのバックヘッドをアンリがスルー、後ろに走り込んでいたリュンベルグがチャンスを得たが、体勢整わずシュートはGKに阻まれた。ラツィオはラバネッリなどを投入しても前線の動きは精彩を欠く。残り5分というところで得たミハイロヴィッチの20m強のFKも、強烈だったがシーマンが弾き出し万事休す。ラツィオは結局見せ場無く敗れて、アーセナルの完勝。


Sプラハ 3−2 Sドネツク
ロシック 54'
ホルナク 73'
ヤロシク 82'
ズボフ 56'
ホルナク 84'(Own)

 まだ勝ち星の無い両チームの戦い。試合が動いたのは後半になってから。ロシックのループが決まってまずプラハが先制する。だがその2分後、ズボフの左サイド25Mほどのシュートが見事な弧を描いてゴール右上の角にきまり、同点に追いつく。しかしプラハはCKからのヘディングシュートで2点をもぎ取り再びリード、その後オウンゴールで1点失ったものの、ホームで勝利を手にした。



グループC ヴァレンシア オリンピアコス リヨン ヘーレンフェーン 得点 失点 勝点
ヴァレンシア   ○ 2-1
 
○ 1-0
 
 
○ 1-0
3 0 0 4 1 9
オリンピアコス  
● 1-2
  ○ 2-1
 
○ 2-0
 
2 0 1 5 3 6
リヨン  
● 0-1
 
● 1-2
  ○ 3-1
 
1 0 2 4 4 3
ヘーレンフェーン ● 0-1
 
 
● 0-2
 
● 1-3
  0 0 3 1 6 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


オリンピアコス 2−0 ヘーレンフェーン
ジオバンニ 52' 69'

 オリンピアコスはジオバンニのヘッドなどによる2ゴールで勝ち点3をものにした。フェーレンヘーンは3連敗。


ヴァレンシア 1−0 リヨン
ザホヴィッチ 78'


 ヴァレンシアはホームで攻勢に出るが、メンディエタのPKを止められるなどしてなかなか得点に結びつかない。だが、ダイレクトバスでリヨンDFを突破したザホヴィッチが78分にゴールを決めて、ヴァレンシアが3連勝を決めた。



グループD レンジャーズ ガラタサライ モナコ Sグラーツ 得点 失点 勝点
グラスゴー  
・レンジャーズ
   
● 2-3
 
○ 1-0
○ 5-0
 
2 0 1 8 3 6
ガラタサライ ○ 3-2
 
  ○ 3-2
 
 
● 0-3
2 0 1 6 7 6
モナコ ● 0-1
 
 
● 2-3
  ○ 5-0
 
1 0 2 7 4 3
シュトルム  
  ・グラーツ
 
● 0-5
○ 3-0
 
 
● 0-5
  1 0 2 3 10 3
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


モナコ 5−0 Sグラーツ
シモーネ 13' 38' 41'
ファネル 77'
ノンダ 84'

 2連敗中のモナコがホームでようやく勝利。シモーネが素晴らしい切れを見せ前半の内にハットトリックを達成すると、後半にもファネル、ノンダがそれぞれ得点を挙げて圧勝、守備陣も安定していた。


ガラタサライ 3−2 レンジャーズ
ブレント 51'
ハカン・ウンサル 57'
ジャルデウ 73'
カンチェルスキス 72'
ブロンクホルスト 95'

 前半は無得点の静かな展開だったが、後半に得点ラッシュ。ハカン・ウンサルの見事なループシュートを含め3点を奪ったガラタサライが、レンジャーズの追撃を振り切りホームで勝ち星を挙げた。



グループE ユーベ デポルティボ パナシナイコス ハンブルガーSV 得点 失点 勝点
ユベントス   △ 0-0
 
○ 2-1
 
 
△ 4-4
1 2 0 6 5 5
デポルティボ  
△ 0-0
   
△ 1-1
○ 2-1
 
1 2 0 3 2 5
パナシナイコス  
● 1-2
△ 1-1
 
   
○ 1-0
1 1 1 3 3 4
ハンブルガーSV △ 4-4
 
 
● 1-2
● 0-1
 
  0 1 2 5 7 1
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ユベントス 0−0 デポルティボ

 両チーム激しく攻めたものの得点を決める事ができず、途中ユベントスはジダンをレッドで失うなどしてスコアレスドローとなった。


ハンブルガーSV 0−1 パナシナイコス
ナシオポウロス 36'

 パナシナイコスはエースのパウロ・ソーザを怪我で欠く。だが、しっかり守りカウンターを狙うアウェーサッカーが見事的中、ナシオポウロスの得点を守り切りハンブルガーを下した。



グループF ローゼンボリ バイエルンM PSG ヘルシンボリ 得点 失点 勝点
ローゼンボリ    
● 1-3
○ 3-1
 
○ 6-1
 
2 0 1 10 5 6
バイエルン  
 ・ミュンヘン
○ 3-1
 
   
● 0-1
 
○ 3-1
2 0 1 6 3 6
パリ       
・サンジェルマン
 
● 1-3
○ 1-0
 
  ○ 4-1
 
2 0 1 6 4 6
ヘルシンボリ  
● 1-6
● 1-3
 
 
● 1-4
  0 0 3 3 13 0
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


ローゼンボリ 6−1 ヘルシンボリ
ヨンセン 21' 29' 79'
ストランド 51' 52'
ヨハンセン 65'(Own)
Prica 92'

 ゲームは一方的な試合となった。ヨンセンのハットトリックやオウンゴールなどを含め、ローゼンボリが6得点。ヘルシンボリはロスタイムに1点を返すに止まり、3連敗を喫した。


パリSG 1−0 バイエルンM
ルロワ 90'


 両チーム互いに譲らないまま試合終了かと思えたロスタイム、PSGで途中出場したルロワがバイエルンDFの中央を突破、カーンの右手をかすめるシュートでPSGに勝利をもたらした。




グループG PSV マンチェ Dキエフ アンデルレヒト 得点 失点 勝点
PSV   ○ 3-1
 
○ 2-1
 
 
● 0-1
2 0 1 5 3 6
マンチェスター
 ・ユナイテッド
 
● 1-3
   
△ 0-0
○ 5-1
 
1 1 1 6 4 4
ディナモ  
   ・キエフ
 
● 1-2
△ 0-0
 
  ○ 4-0
 
1 1 1 5 2 4
アンデルレヒト ○ 1-0
 
 
● 1-5
 
● 0-4
  1 0 2 2 9 3
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


PSV 3−1 マンチェスターUTD
ブーマ 17'
ボメル 38'
ケツマン 64'
スコールズ 3'(P)

 前半早々得点したマンチェだが、DFの乱れから3失点。ファン・ニステルローイを怪我で欠くPSVに完敗した。


ディナモ・キエフ 4−0 アンデルレヒト
フシン 52'
シャツキク 82'
デメトラーゼ 89' 94'




グループH ミラン リーズ バルサ ベジクタシュ 得点 失点 勝点
ACミラン    
● 0-1
 
○ 2-0
○ 4-1
 
2 0 1 6 2 6
リーズ ○ 1-0
 
   
● 0-4
○ 6-0
 
2 0 1 7 4 6
バルセロナ ● 0-2
 
○ 4-0
 
   
● 0-3
1 0 2 4 5 3
ベジクタシュ  
● 1-4
 
● 0-6
○ 3-0
 
  1 0 2 4 10 3
勝点:勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点  上がホーム、下がアウェー


バルセロナ 0−2 ACミラン
ココ 45'
ビアホフ 71'

 ミランはDFが良く機能し、バルサは思うようにボールを展開できない。そんな中での最初の得点は、前半のロスタイムにはいったところから。ミランが左サイドで得たFK、ジュンティが蹴ったボールが弧を描いてゴール前に入ったところ、ココがDFを振り切ってヘディングを決め、バルセロナから1点もぎ取る。
 後半から流れを変えるべく、怪我で長期離脱していたルイス・エンリケを投入。だが、前半同様中盤での厳しいボール争いが続く。互いに譲らぬ攻防、しかし次にチャンスを物にしたのもミランだった。左サイドをするする上がったココがクロスを上げると、ゴール正面で素晴らしい動きを見せアベラルドをかわしたビアオフがフリー、得意のヘッドで難なくゴールを奪った。バルサはボールのキープ時間は長いものの、決定的チャンスに繋がらない。逆に80分、シェフチェンコの前線での粘りから飛び込んできたコマンディーニにパスが通り、ミランにチャンス。しかし彼のシュートは惜しくもゴール右ポストに弾かれた。終盤、バルサはロングボールを放り込むようになるが、結局得点には至らず、最後のゴール正面でのリバウドのヘッドもバーを越えて、タイムアップとなった。


リーズ 6−0 ベジクタシュ
ボウヤー 7' 94'
ビドゥカ 12
マテオ 22'
バッケ 65'
ハッカビー 90'


 リーズとトルコチームの因縁の対決。過日、ガラタサライとのいざこざがあるだけに、厳戒態勢での試合となった。ゲーム内容は、圧倒的なリーズペース。ベジクタシュのDF陣はリーズの猛攻になすすべなく、大敗。