グループA | グループB | グループC | グループD |
グループA | ヴァレンシア | マンチェスター | Sグラーツ | パナシナイコス | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
ヴァレンシア | △ 0-0 △ 1-1 |
○ 2-0 ○ 5-0 |
○ 2-1 △ 0-0 |
3 | 3 | 0 | 10 | 2 | 12 | |
マンチェスター ・ユナイテッド |
△ 1-1 △ 0-0 |
○ 3-0 ○ 2-0 |
○ 3-1 △ 1-1 |
3 | 3 | 0 | 10 | 3 | 12 | |
シュトルム ・グラーツ |
● 0-5 ● 0-2 |
● 0-2 ● 0-3 |
○ 2-0 ○ 2-1 |
2 | 0 | 4 | 4 | 13 | 6 | |
パナシナイコス | △ 0-0 ● 1-2 |
△ 1-1 ● 1-3 |
● 1-2 ● 0-2 |
0 | 2 | 4 | 4 | 10 | 2 |
マンチェスターUTD | 3−0 | Sグラーツ |
バット 5' シェリンガム 20' キーン 86' |
1点差以内の負け以上であればベスト8進出というマンチェは、ホームという事もあってか怪我のギッグスに加えベッカムをも温存。それでも立ち上がりからSグラーツゴールに襲いかかる。2分過ぎに得たマンチェのCKのチャンス、ボールがファーポストにいたソルスキアの目の前にこぼれ、すかさずヘッド。この絶好のチャンスは、GK・シドルシェクが片手で弾き出しゴールを守った。それもつかの間、今度はゴール前の混戦からバットが強烈なミドルシュート、これがゴール左サイドに強烈に決まって早くも先制した。 ベッカムの代わりを務める20歳のチャドウィックがはつらつとプレー、マンチェの攻撃に大いに貢献。Sグラーツはマンチェのプレッシャーの速さに手を焼いている。そして20分にはPエリアに飛び込んだソルスキアが中央のシェリンガムへ折り返し、シェリンガムはきっちりシュートを決めて、早くも2点差の安全圏とした。そのままマンチェが終始Sグラーツを圧倒、Sグラーツはシュートを放つことなく前半が終了。 後半もマンチェのチャンスから。47分、右サイドからのFKをスタムが高い打点でヘッドを放つが、GK正面だった。60分、Sグラーツはゴール前やや左から20M程のFK。これをヴァスティッチが壁の右側から巻くようにゴール左隅を狙ったが、バルテスのファインセーブに防がれてしまった。徐々にSグラーツの攻めもフィニッシュに繋がるようになってきた。だが、マンチェは終盤に止めを刺す。左サイドをチャドウィックが素晴らしい抜け出しで前線へ上がるとそのままクロス。中央に走り込んだソルスキアはそのボールをヒール気味のアウトサイドで背後のキーンへ流すと、キーンのシュートはシドルシェクの股間を破ってゴールネットを揺らした。試合はこのまま3-0で終了、マンチェは快勝でベスト8進出を決めた。 |
ヴァレンシア | 2−1 | パナシナイコス |
サンチェス 39' アングロマ 75' | バシナス 28'(P) |
グループB | デポルティボ | ガラタサライ | ACミラン | パリSG | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
デポルティボ | ○ 2-0 ● 0-1 |
● 0-1 △ 1-1 |
○ 4-3 ○ 3-1 |
3 | 1 | 2 | 10 | 7 | 10 | |
ガラタサライ | ○ 1-0 ● 0-2 |
○ 2-0 △ 2-2 |
○ 1-0 ● 0-2 |
3 | 1 | 2 | 6 | 6 | 10 | |
ACミラン | △ 1-1 ○ 1-0 |
△ 2-2 ● 0-2 |
△ 1-1 △ 1-1 |
1 | 4 | 1 | 6 | 7 | 7 | |
パリ ・サンジェルマン |
● 1-3 ● 3-4 |
○ 2-0 ● 0-1 |
△ 1-1 △ 1-1 |
1 | 2 | 3 | 8 | 10 | 5 |
ACミラン | 1−1 | デポルティボ |
ジャウミーニャ 74'(P) | シェフチェンコ 86'(P) |
引き分けでも十分のデポルティボ、勝てば決勝トーナメント進出となるミランとの戦いは、お互い守りを意識した展開で前半は終了。 しかし後半に入るとミランは長いボールを多用して攻勢に出る。61分にはデポルティボDFがミランのロングボールを空振り、そのままホセ・マリに渡ってしまったが、ホセ・マリのボレーシュートはわずかに右にそれて難を逃れた。ここからミランがボールをキープする時間が多くなる。だが74分、PKをもらったのはデポルティボだった。ダイブ気味のカプデヴィラのプレーをPKにされ、ミランが失点した。 しかしミランは諦めずに攻め続ける。シュートを何本も放つが、デポルティボの守りの前になかなかゴールを奪えない。だが、必死の攻めの姿勢は、ついにミランにPKをもたらした。これをシェフチェンコが丁寧に決め、試合を振り出しに戻した。ものすごいサポーターの声援の下、ミランはもう1点をめざしさらに攻める。だが再度チャンスが訪れる事はなく、昨年のファイナリストの前にミランはリーグ戦敗退を喫した。これでイタリア勢は全て敗退。 |
パリSG | 2−0 | ガラタサライ |
クリスチャン 3' 27' |
グループC | バイエルン | アーセナル | リヨン | Sモスクワ | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
バイエルン ・ミュンヘン |
○ 1-0 △ 2-2 |
○ 1-0 ● 0-3 |
○ 1-0 ○ 3-0 |
4 | 1 | 1 | 8 | 5 | 13 | |
アーセナル | △ 2-2 ● 0-1 |
△ 1-1 ○ 1-0 |
○ 1-0 ● 1-4 |
2 | 2 | 2 | 6 | 8 | 8 | |
リヨン | ○ 3-0 ● 0-1 |
● 0-1 △ 1-1 |
○ 3-0 △ 1-1 |
2 | 2 | 2 | 8 | 4 | 8 | |
スパルタク ・モスクワ |
● 0-3 ● 0-1 |
○ 4-1 ● 0-1 |
△ 1-1 ● 0-3 |
1 | 1 | 4 | 5 | 10 | 4 |
バイエルン | 1−0 | アーセナル |
エウベル 10' |
アーセナルはバイエルンに敗れたものの、もう一方のゲームでリヨンが引き分けに終わったため、どうにかクウォーターファイナルへ滑り込みで進出を決めた。 このゲームはまず5分、ヤンカーからのクロスをアーセナルDF・グリマンディがあわやオウンゴールというプレイを見せる。さらに5分後、今度は左サイドからリザラスが素晴らしいクロスをゴール前に放り込む。このボールをニアサイドにいたグリマンディがクリアし損ない、裏にいたエウベルにぴたりと渡ってヘディングシュートが炸裂、ホームのバイエルンが先制する。リザラスのクロスはその後も冴え、バイエルンDFをひやひやさせる。 20分を過ぎた頃になるとモスクワでリヨンがリードを奪われているというニュースが入ったのか、アーセナルの動きがようやく良くなってきた。36分にはポストでボールを受けたカヌーがアンリへスルーパス、アンリはそのまま抜け出しシュートが決まったかに見えた。しかしオフサイドだった。 ハーフタイムを折り返し、アーセナルは守りを薄くし攻勢に出る。56分には左サイドをDF・コールが上がり、ピレスにスルー、折り返しをローレンが決めたが、またもやオフサイドだった。61分にベンゲルはヴィルトールらを投入し打開を図る。しかし、逆にバイエルンゴールを脅かすシーンはなくなってしまった。試合はこのまま終了、引き分けでもよかったバイエルンは勝利でベスト8進出を決めた。負けたアーセナルも、辛うじてベスト8に残る事となった。 |
Sモスクワ | 1−1 | リヨン |
パルフィオノフ 4'(P) | アンデルソン 68'(P) |
2次リーグ突破のためには勝ち点3が必要なリヨンだが、極寒のモスクワでのアウェー戦、立ち上がりからモスクワにペースを握られる。そして4分、ティトフからのスルーを受けたブラトフをリヨンDF・エジミウソンがPエリアで倒してしまう。パルフィオノフがPKをきっちり決めて、モスクワが先制した。最初の30分、まったく危なげなかったモスクワの守備は、レグルのスルーパスでピンチを迎える。このボールに反応したアンデルソンがGKのフィリモノフと1対1に。しかしアンデルソンのシュートはフィリモノフの足に当り、チャンスを逃す。 後半リヨンは果敢に攻めるも、レグルの20M弾はわずかに右にそれるなど、なかなか点につながらない。ようやく68分、今度はフィリモノフがアンデルソンを倒しリヨンがPKをゲット、同点に追いついた。その後も必死に攻めたリヨンだが、フィリモノフの攻守もありついにタイムアウト。リヨンはベスト8を目前で逃す事となった。 |
グループD | レアル | リーズ | アンデルレヒト | ラツィオ | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
レアル ・マドリッド |
○ 3-2 ○ 2-0 |
○ 4-1 ● 0-2 |
○ 3-2 △ 2-2 |
4 | 1 | 1 | 14 | 9 | 13 | |
リーズ | ● 0-2 ● 2-3 |
○ 2-1 ○ 4-1 |
△ 3-3 ○ 1-0 |
3 | 1 | 2 | 12 | 10 | 10 | |
アンデルレヒト | ○ 2-0 ● 1-4 |
● 1-4 ● 1-2 |
○ 1-0 ● 0-3 |
2 | 0 | 4 | 6 | 13 | 6 | |
ラツィオ | △ 2-2 ● 2-3 |
● 0-1 △ 3-3 |
○ 3-0 ● 0-1 |
1 | 2 | 3 | 10 | 10 | 5 |
アンデルレヒト | 2−0 | レアル |
ディンデン 85' ゴール 93' |
リーズ | 3−3 | ラツィオ |
ボウヤー 28' ウィルコックス 43' ヴィドゥカ 62' |
ラヴァネッリ 21' ミハイロヴィッチ 29'(P) 93' |
激しい点の取り合いとなったこのゲーム、先制はラツィオ。右サイドを上がったネドベドからゴール前のラバネッリにクロスが上がり、きれいにヘディングシュートが決まった。リーズはボウヤーのGK・マルケジャーニを越す技ありボレーシュートで追いつくが、喜びもつかの間、リーズゴール前でマテオがラヴァネッリを倒してしまいミハイロヴィッチにPKを決められてしまった。しかし前半終了間際、CKからウィルコックスのボレーが炸裂、再び同点に追いつき後半へ折り返した。 リーズの攻撃は勢いを増し、ボウヤーとキューウェルを中心に試合が進む。そしてFKからヴィドゥカがヘッドを決め、リードを奪う。このままリーズの勝利かと思われたロスタイム、ミハイロヴィッチのFKが炸裂、リーズGK・ロビンソンは全く触る事すらできずにゴールが決まり、同点で終了した。ラツィオはグループ最下位となった。 |