日時: 2000年5月17日、24日、31日 2限目
会場: 老実館4階 R401教室
担当: 出 光 直 樹 idemitsu@obirin.ac.jp
(1)ブラウザーの基礎的利用法
(2)検索ページの利用法
・ インターネットの情報の海の中から必要な情報を探し出すには、検索サービスを活用する。検索ページ、検索エンジンとも言う。
・ 検索ページは、その検索の仕組みから、大きく分けて2つのタイプに分けられます。もちろん、その両方の機能を持ったものもあります。
●デレクトリー型サービス Yahoo! http://www.yahoo.co.jp など
・ WWWページをその内容で分類している。情報は基本的に人手を経て登録されており、全文検索型に比べて登録数は少なくなるが、不必要な結果を避けやすい。利用法は、(1) 分類(カテゴリ)を辿って目的のページを探していく; (2) カテゴリの名称、WWWページの名称、200字程度の概要文を対象に、キーワード検索を行って検索する。
●全文検索型サービス goo http://www.goo.ne.jp など
(WWWロボット型とも言う)
・ WWWロボットと呼ばれるプログラムが、自動的にWWWページの内容(全文)を、データベースに記録していく。デレクトリー型に比べて登録数は桁違いになる。キーワードにより検索するが、検索するキーワードを含むあらゆるページが出てくるので、関係ないジャンルのものも検索結果に出てくる。
・ 両者の違いの例。「桜美林大学」で検索すると、Yahoo! では 数件の結果で、殆どが桜美林関係者によって作られているページですが、goo では 検索結果 千数百件となり、桜美林関係者以外の作ったページでも、「桜美林大学」の文字が含まれるページが対象になるので、例えば、予備校や高校の進学実績のページなどが結果に出てきます。
・ 沢山の結果が出てしまう場合、複数のキーワードを空白で区切って入力すると、結果を絞り込むことが出来ます。 E.g. 「桜美林大学 進学」 「桜美林大学 編入」
・ Yahoo でキーワード検索した際、Yahooのデーターに全くマッチしない場合は、自動的に goo による検索が行われ、結果が表示されます。E.g. 「出光直樹」
(3)様々なデータファイルのダウンロード
・インターネット上には、ブラウザーで表示されるページの他、専用アプリケーションで利用できる様々な形式のファイルがあります。
・ダウンロード = ブラウザー上で表示するのではなく、ファイルとして目の前のパソコン(ハードディスクかフロッピーなど)に一旦保存すること。
・マウスのポインター(矢印)をファイルへのリンク(矢印が手の指差しの形になる)にあわせ、マウスの右ボタンを押す。現れたメニューの中の、「ファイルに保存」を選択。
●Excel ファイル *.xls
代表的な表計算ソフト、エクセルのファイル。数値(文字)データのみならず、グラフも記載可能。
*Excelファイルを閲覧し印刷するだけの機能を持ったソフト、Excel Viewer は、マイクロソフト社のホームページから無料でダウンロードして利用出来る。例:総務庁統計局
●CSV ファイル *.csv
どのような表計算ソフトにも利用可能な、数値(文字)データのファイル。表計算ソフトのセルに相当する区切りが、"," comma によって区切られている。
例:総理府世論調査
●Wordファイル *.doc
代表的なワープロソフト、Word形式のファイル。
*Wordファイルを閲覧し印刷するだけの機能を持ったソフト、Word Viewer は、マイクロソフト社のホームページから無料でダウンロードして利用出来る。
●プログラムファイル *.exe プログラムのファイル。
●PDF ファイル
印刷イメージのファイル。文字でも画像でも何でも可。閲覧と印刷には、アドビ社のホームページ やパソコン雑誌の付録CD-ROMに収容されている AcrobatReader が必要。
例:本学大学院の講義内容